East of R134 元(仮)
<< 201710||01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  >>
Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #202 

コウノドリ #202

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
ある日、診察に来た妊娠19週の妊婦・佐和子(土村芳)は、サクラ(綾野剛)に子宮頸部腺がんと診断される。
がんの進行が早く、まだ完全に佐和子のお腹の中で育っていない赤ちゃんをどの段階まで成長させるか、佐和子の治療をどこまで遅らせるのか、非常にシビアな決断が久保夫婦に迫る。

今回のがん手術で子宮が全摘出されると聞いた佐和子は、最初で最後のチャンスと知りどうしてもお腹の赤ちゃんを産みたい気持ちが高まる。
けれど、がんの進行は待ってくれない。産科医のサクラ、四宮(星野源)、下屋(松岡茉優)、新生児科の今橋(大森南朋)、白川(坂口健太郎)、それぞれの意見は対立し、緊張が走る。

果たして久保夫婦2人が出す決断とは──

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:矢島弘一 / 演出:土井裕泰

原作では検査からだったのにドラマは既に結果が出た状態から始まった。このエピは原作では倉橋先生が同席してるんだけど、ドラマは看護師は同席しているものの、サクラが淡々と説明していただけで、そこにベイビーのピアノが重なっていた。
ここって原作ではもっと説明していて、佐和子(原作ではマイ)の不安と互いに向き合っていたエピだったのに、ちょっと残念。
原作の知識があるから勝手に補完できるけど、言葉足らず、説明足らずすぎて一歩退いて考えるとサクラも四宮も時として薄情だったり、人間味がなかったりする時がある。

久保夫妻はというか久保夫は原作の市川夫よりしっかりしていて、市川では言葉足らずで結局サクラに相談して、サクラの実家に行ってサクラの母親について知って、サクラにその思いを吐露すると、それは自分じゃなく奥さんに言わないと、と背中を押されるんだけど、久保夫がしっかりし過ぎていいるから削られてる。

ワクチン接種の件を言い合うシーンは原作には四宮は参戦してなかったというか、原作は小松さん行きつけの豚足屋でのシーンだったから四宮はもともといなかったし、全体的にあそこまで険悪にはならなかった。あそこはサクラがケイコママのところに行っていて、そこでもワクチンの話をしているシーンだったわけで……。

旦那がしっかりしてるから、サクラと一緒にケイコママの家に行くエピがなかったので、28週を提示したサクラの苦悩に触れられなかったのがなぁ。このエピってサクラの苦悩もサクラママの苦悩も詰まった素敵なエピだったのになぁ。ケイコママってこのエピで重要な役割だったのに、ドラマは中途半端というかサクラの心情風景としての象徴として存在してるって感じになっていて残念だった。
自分の子どもを助けられず失ったケイコママと自分の子ども(サクラ)のために自分の命をかけた幸子(サクラママ)の対比に、二人の母親其々を大事に思うサクラ。そして養護施設の子どもたち全員の母親としてワクチン接種に関して悩む姿も、それをサクラに吐露するのも深いのに。

あと、原作ではゴローちゃんがもうフェローだから、四宮としてもサクラが間違っているとは思ってないことが四宮とゴローちゃんのやり取りで解るのに、ドラマはゴローちゃんの存在感がない。そのうちメインエピくるんだろうけど、厳しいなぁ。

四宮と倉崎がカフェで会ってるところを目撃して出歯亀る白川。ドラマ版倉崎は四宮とつながっていて、元の職場じゃなくペルソナで産むって展開なのかね。原作は井口(元旦那)の浮気を理由に、妊娠初期段階で井口に隠して離婚して、早産で出産した後ペルソナに転職して、専門医を目指すけど、ドラマ版は既に妊娠していることを旦那が解る状態での離婚。ドラマ版はそれ相応の離婚理由を用意してあるんだろうか。

今週のラストは彩加がベビーカーに子どもを乗せたまま、廊下に置き、自身は思いつめて屋上から飛び降りようとしているところ。サクラが廊下を走っているところで終わる。
サクラが止めに走ってるというよりは加瀬先生の姿もあったので、あの走りはERに向かってるのか。それともあの走りは三浦エピの過去回想か。

久保佐和子

19w・子宮頚部腺がん
⇒TRACK40(13巻)-TRACK41(14巻)市川マイ:12w〜・子宮頸がんIb
ドラマでは夫婦共々ウエディングプランナーだが、原作では同じ職場の部署違い。内容としては原作のTRACK41(14巻)部分から。
あと原作では夫婦が務める会社は理解ある会社として十分描かれていたのに、上司の理解とか、会社の理解とか踏み込んでなかったなぁ。

佐野彩加

キャリアウーマン。乳児(2w)が心室中隔欠損症
⇒ドラマオリジナル?
前回から引き続きの登場。
佐野エピは四宮が四宮らしくなくて、ちょっと……そして彩加が無理しているのがまるわかり。
1か月健診での四宮からの内容がTRACK24(8巻)のサクラと加納と被る。その後小松が助産師指導室でとろうとするアンケートの件でのやり取り(皆に書いてもらうの、私は大丈夫です)はTRACK13(4巻)とちょっと被る。

三浦芽美

サクラに手紙を送った妊婦
⇒TRACK24(8巻)名前表記なし・サクラに手紙を送った半年後子どもを殺害・産後うつ
三浦エピ絡みではサクラたちがごはんを食べているときに入った子どもに対する殺人未遂のニュースはTRACK24(8巻)の冒頭のニュース。
この三浦エピは徐々にという感じで「虐待」「子ども殺害」「産後うつ」というキーワードを徐々に出して、三浦と結び付けていく手法か。

三上いづみ

雄平ママ・雄平:26w birth・700g
⇒ドラマオリジナル?
久保夫妻がNICU見学した際、ちょうど居た母子。ドラマオリジナルかと思ったが、いづみが言っていた内容はTRACK22(7巻)の西山母子。ただ、NICUメインエピではないため、西山関連のエピは出てこないし、むしろ西山自身は捨てキャラで前作(#109)登場している。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #201 

コウノドリ #201

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
あれから時が経ち、産婦人科医としてベテランの域に入った鴻鳥サクラ(綾野剛)はかつての恩師である荻島勝秀(佐々木蔵之介)がいる離島の病院へ行く。
島の人たちと近い距離で向き合う荻島の姿を見てサクラはあることを思う。
一方、研修医だった下屋(松岡茉優)と新生児科の白川(坂口健太郎)もそれぞれ専門医となりペルソナで精力的に働いている。
離島から帰ってきたサクラは助産師の小松(吉田羊)と耳が聞こえない妊婦の早見マナを診察する。
夫の健治も付き添いで来ていたが、健治も耳が聞こえない。医療用語は手話や口唇術では伝えるのか難しいため、ホワイトボートを使い筆談で伝えることに。
一方、産婦人科医・四宮(星野源)は早く仕事に復帰したいキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加を診察する。予定通りに生まれるのか聞いてくる彩加に耳を貸さず、丹念にエコーをかける四宮。診断の結果、彩加の赤ちゃんは“心室中隔欠損”と呼ばれる心臓に小さな穴が開く疾患にかかっている事が分かる。激しく動揺する彩加に周産期センター長の今橋(大森南朋)も加わり、慎重に彩加と夫の康孝に伝える。彩加は早く仕事に復帰したい気持ちと病気の赤ちゃん。2つの不安に挟まれてしまう。
さらにマナも出産を前に、サクラにある不安を打ち明ける…。

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:坪田文 / 演出:土井裕泰

ゴローちゃん登場イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!
と思ったら、何故だかサクラ先生が離島行っていたって……離島エピゴローちゃんじゃんね。
S1ではゴローちゃん登場エピになっても登場せず、下屋がその役割を担っていて、S2になってようやくゴローちゃん登場。一応キャストには倉崎先生の名前あったので、途中で下屋が原作通りER行くんだろうけど……加瀬先生がキャストにも相関図にも名前ない。
でもってゴローちゃん役が宮沢氷魚さんかぁ……ゴローちゃんでかいな。

って、相関図見ると倉崎先生、産科医じゃなくて妊婦でしかも説明には「四宮をよく知る妊婦」になっているので嫌な予感しかしないんだけど。これ、産科医としての倉崎エミはないものとされてるのかね。
前期研修医には前期研修医の、後期研修医には後期研修医の、新米ドクターには新米ドクターの、中堅には中堅の、ベテランにはベテランの其々の立ち位置、悩み、考えがあるんだけどね。
それと同様に男性医師には男性医師の、女医には女医の、独身には独身の、既婚者には既婚者の、シングルマザーにはシングルマザーの立場、考えがあるのにね。
コウノドリにおける倉崎恵美は女医であり、専門医資格取得を目指す産科医であり、シングルマザーであり、サクラと四宮の教え子であって、ただの妊婦ならばオリキャラとしてまったく別名をつけて登場させればいい。
紹介文にある「四宮をよく知る妊婦」が原作のあのことを指しているのであれば、それは思わせぶりすぎる。

離島エピってさ、産科だけじゃなくてもっと大きく。離島の地域医療、総合診療医、プライマリ・ケアというテーマがあって、ゴローちゃんのような都会の経験が浅い後期研修医が持ってる頑なな青さと離島医療の現実の対比が見どころだったのに、専門医であるサクラが行っちゃったら、意味がないと思うんだけどね。なんか人手の足りない離島に柔軟で対応できるサクラって、夢はあるんだろうけど離島医療の現実という点では絵空事になりそう。だからって四宮が行っていたらと言われても、同じなんだよなぁ。
サクラと四宮って根本は同じだから。自分の信じる手法で臨機応変に妊婦を看る。ことばは違えど、根本は妊婦のため、だもの。

あとS1でゴローちゃん登場エピを下屋がやっちゃったから、原作で知り合い、この離島エピで再会する助産師(知り合った頃は看護学生)の存在も重要なんだけどなぁ。
下屋には白川、白川には新井とターニングポイントとなる同業者っているわけだけど、ゴローちゃんにはあの看護学生三崎ちゃんだと思うんだけどね。

そんなゴローちゃん。前期研修だった。前期研修の産科って1か月なんだけど、1クールって3か月なのに大丈夫なのかね。
あれか、ローテの順番産科を最後で、そっから8か月の選択期間を産科を選びましたって展開か。
それにしてもゴローちゃんの性格が変わりすぎていて泣きたくなった。あの可愛い、つかみどころのない流されっぱなしで親が産科医だから産科医になるんだろうなぁのゴローちゃんはどこに行った……。
変わりすぎと言えば、四宮。原作四宮は父親に「何言ってるんだ、手伝うじゃないだろ、あんたの子供だよ」言っちゃうなんて。このセリフは小松だよなぁ……サクラでも言わない。下屋は言うかもしれないけど。

あと気になったのは、原作だと出産して復帰した倉崎が専門医資格取得を考えいる役どころだったんだけど、下屋が小松に「大丈夫です。専門医ですから」みたいなこと言ってたの。あれが気になった。
前作で下屋は後期研修医1年目だった。そこから2年ということは後期研修医3年目じゃないの? というかペルソナのフェローがたとえ3年じゃなかったとしても、産科医学会の規約的にはまだとれないんじゃないの? とかそういうところが気になった。「フェロー終わりましたから」なら気にならなかった。
倉崎の専門医資格を取りたいって意識には存外重いものがあったのになぁ……産科医として、女としてという葛藤とか。その葛藤は母親になった女性ならでわのものだし、そこを描かれないのはなぁ。下屋にはまだない重さで、だけど現実にはあり得る悩みなのに。

森口尚人

18トリソミー
⇒TRACK22(7巻)森口サツキ
前シリーズで女児から男児、第2子から第1子になった森口夫妻の子ども。
今回今橋先生の冒頭シーンで診察に訪れていた。
原作の今橋先生って「嫌いなんですよ よく喋る大人と子供 だから新生児科医やってるんです」と言う人なのに、ドラマ今橋は新生児科医ではなく小児科医としての外来もやる。
あと18トリソミーの子どもって1歳を迎えられるのは1割程だった記憶が……と7巻を読み返したら確かに10%程というセリフ。そんな中で2歳って凄いわ。

離島エピ

⇒17巻
但し、離島へ行く医師は専門医であるサクラではなく、後期研修医のゴローちゃん。
で、やってくれましたよ。
ゴローちゃんだから言ったであろうセリフをサクラに言わせちまった。サクラだと同じ「手術をしましょう」でも説明するし、説得力あるのにね。
でもって地域医療の必要性にはさらっと触れられなかったこの残念さ。

荻島勝秀

離島医師(産科医)・サクラと四宮の恩師
原作は鈴木イチロー(元内科医)で、サクラと四宮の恩師でもなんでもない。
また荻島が言っていた「離島に医師が必要な一番の理由は死亡診断書を書くため」というのはイチローではなく、白井(別の離島医師)のセリフ。
ただただ佐々木蔵之介氏がかっこよくて、悶え死にそうになった。医龍で白衣姿は見慣れたけど、スクラブ姿が新鮮で……スクラブ+白衣なんてもう、色気駄々洩れすぎて。

久松ユリ

離島妊婦(HELLP症候群)
⇒TRACK49(17巻)久松ユリ(妊娠高血圧症候群・HELLP症候群)
原作では父親は舅(義父)だが、ドラマは実父。

ミズキ

離島未受診妊婦・27-8w
⇒TRACK49(17巻)ミズキ(未成年・未受診妊婦・24w5d・切迫早産)
原作では切迫になってからの来院ではなく、ゴローが健診で別の離島を訪ねているときに祖母が妊娠に気づいて連れて来た妊婦。その後、切迫になってフェリーに乗って来院。

早見マナ

耳が聞こえない妊婦
⇒TRACK53(18巻)早見(耳が聞こえない妊婦)
原作では妊婦だけ耳が聞こえない設定で、旦那は聞こえる設定だったが、ドラマはどちらも物理的に聞こえない設定。
原作は耳が聞こえない妊婦を担当するのが初めてなサクラと小松がコミュニケーションに関して失敗したり、手探りだったりする中で、小松の同期だった武田にアドバイスをもらったりして彼女にとって安心できるお産を模索していたのだが、ドラマはスマートすぎ。四宮担当の佐野との対比を狙っていたにしても、スマートすぎ。
出産シーンは原作早見は補聴器があればかろうじて聞き取れる人だったので、補聴器で聞けたり、胎児の動きを手にしたリストバンドが振動で伝えてくれるグッズだったりを小松たちが用意したりしてなんとか産声を聞かせてあげたいっていう感動があったが、ドラマは聴力ゼロなのでそういう演出はなし。だが、必要なボードを用意したり、むしろ産まれた瞬間からの視点の切り替わりでの無音の中での目まぐるしく変わる周囲の状況という演出は感動的だった。あの無音はドラマならではだと思う。

佐野彩加

キャリアウーマン。胎児が心室中隔欠損症
⇒ドラマオリジナル?
心室中隔欠損症は4巻Track14の「風疹」で少し触れられた症状だが、これをメインテーマにしたエピは原作では未だなかったので、ドラマオリジナルなんだと思う。キャリアウーマンは結構出てきてるんだけどね。
旦那は仕事人間。本人もキャリアウーマンで、出産後いつ仕事復帰できるのかというほうに意識が向いていたが、子どもが心室中隔欠損症と知り、考え方が変わる。
雰囲気的に20巻に入る予定のTRACK57の「三浦ミサ」みたいな要素「キャリア」「旦那の協力なし」「うつ」がちらほらしている。

サクラの離島行きには理由があって、その理由が一人で読み返していた「三浦」からの手紙であり、そこに付随するエピなんだろうけど、この手紙原作ではTRACK24(8巻)の名前の出てこない女性からのもの。彼女は手紙を送った半年後に子どもを殺した。
TRACK57の三浦ミサは妊娠中にうつ状態になり飲酒したり、最終的にはマンションからI can Fly! したため、緊急帝王切開での出産となる。母体はまぁ、骨折多数で入院になるわけだけど。

全体的に詰め込み過ぎていて、どうも中途半端。
離島エピは離島エピで丸々一話分でやって欲しかったし、そうすれば早見と佐野の対比ももっと際立ったのに。
物理的に子どもの声が聞こえない夫婦と、精神的に子どもの声が聞こえない夫婦。この対比で今季始まるのでも十分だったと思う。

次回サクラ担当の佐和子は原作TRACK40(13巻)-TRACK41(14巻)の市川マイ。前作で少しサクラの母親のことに触れられていたけど、原作でのこのエピがサクラの母親のエピでどうしてサクラが乳児院〜児童養護施設で育ったのかが解るエピ。
ちなみに前作最終回の頃、ちょうど原作ではこのエピが連載されていた。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #010(最終回) 

僕たちがやりました #010(最終回)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
ライブ会場に乱入し、大勢の観客の前で「僕たちがやりました!」と罪を告白するド派手な自首をぶち上げた、トビオ(窪田正孝)、伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)。
ところが、動物のマスクを被った謎のグループに襲われて気を失い、そのまま連れ去られてしまった。
トピックス | 僕たちがやりました
トビオらを拉致したのは、輪島(古田新太)の指示を受けた西塚(板尾創路)、玲夢(山田裕貴)たちだった。4人が前代未聞の自首を決行する一方、事件の真相を告白する動画を公開していたせいでネットは騒然。この騒動に激怒した輪島から、パイセンを殺せと命じられたというのだ。
「小坂秀郎はこれから殺される。あなたたちはもう関係ない。全部忘れてください」。西塚はトビオ、伊佐美、マルにそう言い放つと、絶体絶命のパイセンを残して10秒以内に消えろと迫り…。
一方、動画を見た蓮子(永野芽郁)はトビオを苦しめていた事件の全貌をようやく知り、トビオの元に駆けつけるが、すでにトビオらの姿はなく…。
同じ頃、安否もわからないトビオらの行方を追う飯室(三浦翔平)に、菜摘(水川あさみ)はある重大な事実を打ち明ける。
ささいなイタズラ心をきっかけに、大きな過ちを犯してしまったトビオたち。罪の意識にさいなまれ、過酷な逃亡生活を経験した結果、“最高の自首”を選んだ4人。認められない罪が認められ、彼らは罪を償う事ができるのか!?
原作を超える衝撃のラストが待ち受けている!

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

ラストは原作とは変える、と言われていたのでどうなるのか、という楽しみはあったが、拍子抜けした。
原作はクズでもというか、クズだからこそというか、クズ故というか、とにかく人間矛盾だらけなんだよと思える作品だったのに、そういうメッセージ性が弱くなって、ただのトビオの苦悩で終わってしまった。
まぁ、ゴールデンタイムでやるにしてはクズ過ぎるからクズ度4割減だったんだろうけど。
折角の伏線も活かされず、中途半端になってたなぁ。

野外ライブをジャックして告白を始めた4人だが、被り物をした奴らに拘束され、連れ去られる。
パイセンの異母弟・玲夢がパイセンを殺すと宣言。
ここであったことを言わない、また顔を隠して去るのなら見逃すと言われ、真っ先に逃げ出すマル。部室に隠してあったパイセンのお金をすべて持ち逃げする。
ちょっと躊躇うも、今宵と生まれてくる子のことを思い、逃げ出す伊佐美。
変わりたいんじゃなかったのか、と逃げ出すことを否定するトビオ。パイセンは必死にトビオに逃げるように言うが、トビオは逃げない。これに苛立つのが玲夢。トビオをボコり、ナイフを出して顔を切りつける。
それに切れたのがパイセン。反撃に出て、結果刺し殺す。
そこに警察が到着し、パイセンは現行犯で連行されるが、トビオは「保護」される。
このとき菜摘ちゃん飯室に偽証したことと、その際受け取った金を渡して何があったかを言う。立件されたら菜摘も罪に問われることを飯室は言い、それでもいいのかと問う。
尚、表向きはパイセンに巻き込まれただけとなったトビオは決着をつけられない。

燻ぶったトビオは矢場高に仕掛けた爆弾の残りを持ち出し、学校にしかけ、屋上に上がる。
そして自分が、自分達が矢場高を爆破したと起爆させて、告白し始める。最初は仕返しだったこと、威力がないから10人死んだと言われてもピンとこず、だが一方で怖かったこと等々を語る。その光景はパイセンのことで集まっていたマスコミによって放送される。
その光景を今宵ちゃん宅で見ている伊佐美。ホテルで見ているマル。
トビオは取り押さえに来た警察によって連行。その際、蓮子はどんなことがあっても好きだからと言ってキスをする。

伊佐美とマルは出頭し、菜摘ちゃんは辞表を出して偽証罪を受け入れる。
輪島には手を出せないが、菜摘ちゃんの件で弁護士は逮捕される。
一方でトビオ、伊佐美、マルは矢場高に爆弾を仕掛けはしたが、真中がプロパンガスにそれを仕掛け直したことになっており、殺人罪には問われない。


10年後、トビオはアルバイト先で矢場高爆破事件の件が理由で暗に自主退社を勧められ、辞める。
帰宅し、一人暮らしのアパートで次のバイト先を探していると非通知で電話がかかってくる。
電話の相手は仮出所したパイセンで、久々に4人で集まる。

マルは必死に働いて資金を貯めてキャバクラを出して今は2店舗のオーナーになっているが、トビオと伊佐美はそれが持ち逃げしたパイセンの金だと解っている。
伊佐美は今宵と結婚して二児の父になっていて、ちゃんと働いている。
パイセンはこれから芸人になると言い出す。
自分ひとり立ち止まっていると気づくトビオ。蓮子のことは、蓮子の家が引っ越して自然消滅になったと言う。

マルは開店前の準備があるからと抜け、伊佐美も今宵一人で大変だからと帰る。
二人っきりになり、人を殺したのに何故前向きになれるんだと怒るトビオに、生きているからだと返すパイセン。
また、トビオに苦しいかと問い、それも生きているからだと言うパイセン。

帰宅した伊佐美は今宵ちゃんにどうだったかと問われ、皆元気だったけど、もう会うこともないだろうなぁ、と実感する。
開店準備をしているマルの元に一人のキャバ嬢が、普通のサラリーマンなのに派手な金使いをする客について相談に来る。マルとしては本人がそれでいいならそうさせるべきで、その分しっかりサービスするように指示する。

パイセンと別れて帰宅していたトビオは蓮子と再会。
蓮子は一度少年院に収容されているトビオに面会に行っていて、そのときトビオは正直蓮子のことを意識したのは事件があったからで、本当に好きなのかどうなのか解らなかったし、今(面会当時)となっては好きだけど事件のことと結びついて、その結びつきを離すことはできないと正直に打ち明けていた。
10年ぶりにあった蓮子は結婚しており、妊娠2か月。生きていてよかったと微笑む蓮子。

蓮子と別れ、苦しさを感じるトビオ。トビオの目の前に市橋の幻が現れ、もういいよ、とナイフを差し出す。
それを受け取って、咽喉を刺すトビオ。幻は消え去り、生きようと前を向く。

原作は輪島に揉み消されたまま、10年が経つわけだけど、ドラマはトビオの告白により、逮捕され少年院に収容される。
10年後に原作と相違が少ないのは伊佐美。
マルは流石にゴールデンでマルチでぼろもうけはアカンかったのか、キャバクラオーナー。
トビオは原作では奥さんが居て、子どもももうすぐ生まれるという状態だが、罪悪感と飯室の呪いによって苦悩している状態だったのに、ドラマは過去の罪によって職を失い、奥さんはおろか恋人もいない状態で、幸せを感じることもなく、ただただ苦しんでいる状態。

この作品って下種くて、登場人物がクズで、読んでいてしんどくなるけど「人間って矛盾だらけだよなぁ」っていう作品で、全ての事象が因果応報になるわけじゃないんだ、と妙にリアルなところがある作品だと思っていた。
だからこんな風に全てが「因果応報」的な展開はどうよ。せっかくの飯室の呪いは台無しになっているし、人間って矛盾だらけ、が殆ど生きていない。

結局テレビということを考えたらこれが限界だったのか。
トビオの「死にたくなったら死ねばいいか。それまで生きていよう」というノリのオチじゃなかったのがなんとも。
また成功者である水前寺の存在が出てこなかったのもなんとも残念でならない。
4人の中では成功者と言えるマル。でもそのマルと比べるとはるかに成功している水前寺の存在は重要だと思うんだけどなぁ。
ただ、一番幸せになっているのは伊佐美。空虚もなく、ただただ全力で日々を生きているという感じがしていた。ドラマ版は全力感はないけど、今宵ちゃんとしみじみ幸せなんだろうなぁ……って雰囲気があった。

とりあえず、屋上での告白シーンの窪田正孝氏の熱演は見る価値はあったが。
次クルーに窪田正孝氏がレギュラー出演するドラマはないのが残念。次は2018年1-3月期のTBS系金曜22:00-のドラマ「アンナチュラル」で法医学が題材。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #009 

僕たちがやりました #009

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
市橋(新田真剣佑)が自ら命を絶ち、がく然とするトビオ(窪田正孝)。飯室(三浦翔平)は、爆破事件で人生が一変し、生きることに不自由を覚えるようになった市橋が、自由を求めて自殺を選んだのではないかと指摘。結局、事件の真相を市橋に隠し通したままのトビオに「こんなこと言ってもわからないか。君は今“自由”だもんね」と追い打ちをかける。
トピックス | 僕たちがやりました
市橋への罪悪感があふれ出したトビオは「俺が殺した」と錯乱状態に。その姿に蓮子(永野芽郁)は、トビオがただならぬ秘密を抱えていることを察する。
同じ頃、父・輪島(古田新太)に愛されていないことを思い知らされたパイセン(今野浩喜)は、輪島への復しゅうに失敗した菜摘(水川あさみ)に「後は俺に任せて」とある決意を告げ…。
一方、飯室の言葉が頭から離れないトビオは、本当の“自由”を手に入れるための道は自首しかないと考え、決意を固める。
翌日、学校に集まった伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセンも時を同じくして、それぞれの思いから自首する覚悟を決めていた。しかし警察に出頭しても、また輪島にもみ消されてしまうと考えた4人は、パイセンの全財産を注ぎ込み“世の中がひっくり返る最高の自首”をしようと計画。
それぞれの逃亡生活を送ってきた4人が、再び心を一つにする。そこでトビオが思いついた作戦とは…。
トピックス | 僕たちがやりました
決行の日を前に、蓮子をデートに誘うトビオ。すべてを打ち明けようとするも言い出せず、言葉少ないトビオに蓮子は胸騒ぎを覚えるが…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

自首イベ開催に向けての回。

市橋の自死の件で警察が来る。
そこで飯室は初対面を装ってトビオに近づき、追い打ちをかける。
「自由に生きてきた人間ほど不自由に弱いんだってさ。自殺にはいろんなケースがあるけどそれを選んでしまう人達は生きていることが不自由だと感じるらしいよ」
この背景というかBGMというかが、市橋からトビオへのビデオ通話。なので余計に怖い。
正直、飯室役を三浦翔平氏が演るって知ったとき、彼の今までの役柄の印象からあの飯室の粘着質というか、背筋が凍るような不気味さが出るだろうかと疑問視していたのだが、とんだ杞憂で。もう、あのトーンでやられると怖い。

市橋の自死により飯室から更なる呪いをかけられたトビオは蓮子のことを考えられなくなる。トビオの様子から、トビオが爆弾を抱えていることに気付くも、知らないふりをして今まで通りに振る舞おうとする蓮子。しかしトビオは飯室の呪詛から自由になる為に自首を考える。また3人に本当の理由すべては話せない。特に市橋の件は。
父親に愛されていないことだけではなく、その存在までも否定さえたパイセンは父親を見返すために、迷惑をかけて自分に向かせるために自首を考える。
今宵のことを好き過ぎて、今宵に釣り合うように、また子供のためにまっさらになりたい伊佐美は自首を考える。
自分が好きだった時間は「友達」と居る時間。自首をすればその時間を取り戻せると考えるマル。
各々の事情で「自首」を考えた4人だが、普通に自首してもパイセンの父親である輪島に揉み消されるのがオチ。自分達らしい方法で自首をしようと、自主イベントを考える。

原作ではフリーセックスのイベントジャックだったが、流石にドラマでフリーセックスのイベントはヤバいということで、主題歌を歌ってるDISH//の野外ライブをジャック。
そのために紙幣偽造したり、チラシを作ったり、それを配布するドローンを改造したりと大忙し。
そして決行前日。4人で士気を高めようとするが、トビオと伊佐美は行くところがあると先に作業をしていた部室を出る。
「家族との時間が大切やもんな」とパイセン。

トビオは未だに言えていない蓮子のところへ。
やっぱり言えず、遠回しに自分は蓮子には不釣り合いなんだ、とか友達としてはいいけど恋人としては(自分は)ダメと言うが、何かがあると解っている蓮子は中々受け入れようとはしない。
結果、トビオがはっきりと関係を終わらせる。

伊佐美は今宵ちゃんに会いに。これが最後だから子ども(が居る腹)を触らせて触らせてほしいと頼み込み、触れる。
そして子どもの名前は「明日男とかいてトゥモロウな」と勝手に決める。
伊佐美が帰ってから、女の子だったらどうするつもりなんだ、と今宵。

童貞のまま死ぬのもな、ということで残ったマルと風俗で脱童貞したパイセン。
もう一軒行こうというマルに行くところがあることを思い出したと、マルに金を渡して離脱するパイセン。
パイセンは菜摘ちゃんの元へ。けじめをつけるから何も心配しなくていい、と言いに。

一方軍資金を手に入れたマルは別の店はどこがいいかと考えていると声をかけられ、東京進出したうららと再会。
喜び、うららの務める店に行き、パイセンからの軍資金でピンドンを入れるマル。
マルの羽振りの良さに捕まえておけばNo.1もすぐにとれそうと計算するうららは「これからもっと会えるね」とマルを乗せようとするが、マルは乗らず。
笑顔で今日が最後と言い切るマル。

葉山氏がマルを演じることによって、可愛らしい雰囲気に仕上がってるけど、やっぱりえげつない。
パイセンはマルにお金渡しちゃダメなのに、渡しちゃうしさ……
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 NCIS S14E24 Rendezvous(無法地帯) 

NCIS S14E24 Rendezvous(無法地帯)

JUGEMテーマ:FOX
※S14E24のネタバレは勿論、S15E01以降のスポイラーにも触れていますので完全ネタバレです。スポイラーなので実際の放送とは異なる部分も多々あるとは思いますが、安定のネタバレです。

シーズンフィナーレ。安定のクリフハンガー。
クインは降板だが、降板エピはS15(の予定)なので今回は特にさよならクインの雰囲気はなし。
むしろ前回からの流れでマクギーと姿はないもののデライラが空気を持ってっちゃってる雰囲気。
一応クインは「きちんと降板エピを用意する」と公表されているものの、S15のシーズンプレミアはクリフハンガーから。まぁ、後半降板エピにならないとも限らないけど。
新メンバーのMaria Bello(ERのアンナ・デルアミコ)はEp.04から加入予定なので、それまでに降板エピがあるはず。
尚、Mariaの役どころはクインの後任捜査官なのか? とりあえず、アフガニスタンに二度派兵されているので、同じチームならばギブス以来チーム2人目の元軍人。
というか去年の同時期と比べると驚くくらいスポイラーが出ていない。


Navy SEALsはエリート集団だ。どこぞの大学生集団とは大違い。当たり前だけど。
海軍の中でも1%しかなれず、SEALsとしては30歳の誕生日迄と決まっている。
つまり、若いエリート集団だ。
だが、選考段階で未熟な者は落とされる。恐ろしいほどに精神的にも肉体的にもタフな人間しかなれない。
はずなのに、感情的になった挙句浅はかで、ザルな計画を立てている時点でもう……。
人間臭くていいんだけど、SEALsとしてはあかんだろ、と。

マクギーの選択がことごとく、トニーと逆。
教会に踏み込むときはニックに、子どもが生まれるんだから自分が先に行くと言われたが、拒否し、翌朝の救出作戦決行は任務じゃないから強制しないと言ったギブスに対し、拒否した。
そして作戦決行時、ヘリでの脱出の際、マクギーはニックに託し、元から残るつもりだったギブスと共に残った。
身も蓋もない言い方をしてしまえば、マクギー役のSean Murrayは来季(S15)の契約を更新しているので、存命なのは解るけど、このクリフハンガー的な終わり方は心臓に悪い。
これ、契約更新されなかったら死亡フラグなわけで……残されたデライラどうするのさ。まぁ、どう考えてもそうなったらギブスが背負うんだろうけど。

トニーは自分の子どもを優先した。それは母親であるジヴァが居ないから。
マクギーは捜査官であることを優先する。それはまだ生まれていないということと、母親であるデライラが居るから。
子どもには両親揃っているほうがいいとか、両親が必要とか、両親が居なければ、という思想の持主ではないし、両親が居るから幸せとは限らないわけだが、それと親が子どもに対する責任を放棄することは別だし、パートナーに対しての責任を放棄することも別だ。
前回ひょんなことからデライラの妊娠が発覚して、結婚式すっ飛ばして、子どものことを考えなければいけない状態になったマクギーはエピ冒頭のアビーたち女性陣が計画しているベビーシャワーを知ったときも焦っていて、子どものこと嬉しいけど考えられない状態になっていて、その結果仕事に逃げちゃってる感が否めない。
これもまたマクギーなんだけど、マクギーってパーマー君タイプだと思ったんだけどなぁ……家族第一で危険は犯さないみたいな。

S15E01のスポイラーでギブスとマクギーが捕虜になっている画像が出ていたのだが、今の時点で画像出てるということはあまり重要なシーンじゃないということかな。

そういえば、S14で1話分はコルトの件があるとかS13が終わった段階では情報を見かけたのに微塵もなかったなぁ。
忘れた頃にやってくるのかね。
トニーことMichael Weatherlyのドラマも順調続行契約がされてるのでしばらくゲスト出演も無理だし。かと言ってジヴァ関連エピでトニーが居ないのは、シッパーが黙ってないだろうし、意味ないし。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #008 

僕たちがやりました #008

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
ついに蓮子(永野芽郁)とつき合うことになったトビオ(窪田正孝)。飯室(三浦翔平)の「一生苦しめ」という言葉を思い出しても以前のような苦しみには襲われなくなり、幸せの絶頂に浸るが、気がかりなのは蓮子に思いを寄せる市橋(新田真剣佑)のこと。2人の仲を打ち明けようと病院を訪ねるが、市橋の唯一の身内だった祖母が亡くなったと知り、言いそびれてしまう。
一方、伊佐美(間宮祥太朗)は事件の被害者たちへの弔いを終え、意気揚々と今宵(川栄李奈)のアパートへ。ところが、伊佐美の子を妊娠したと告白する今宵に、なぜか別れを切り出されあ然としてしまう。
マル(葉山奨之)は自分を襲った覆面の男の正体を察し、報復に息巻いていた。
トピックス | 僕たちがやりました
パイセン(今野浩喜)は飯室から教えられた情報をもとに、ようやく輪島(古田新太)の居所を突き止める。そこに向かうとパイセンの異母弟・原野玲夢(山田裕貴)が輪島の指示を受け、無防備な男を暴力で痛めつけていた。勇気を振り絞って輪島の前に飛び出し、息子だと名乗るパイセン。だが、輪島から告げられた残酷な事実にがく然とする。
トピックス | 僕たちがやりました
同じ頃、トビオは、市橋が足の完治は絶望的だと医者に宣告されたことを知る。そもそも、全ての原因は自分にあると思い悩みながらも、市橋を支えたいと思い、仲を深めるトビオ。少しの希望を見出すが、蓮子との仲を打ち明けられず、複雑な思いを抱えていた。もんもんとするその様子に気づいた市橋は「言いたいことあんじゃねえのか?」とトビオに声をかけた…。
自分たちの起こした事件に、それぞれの決着をつけようとするトビオたち4人。
そんな彼らを待ち受けているのは、希望か、それとも…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:瑠東東一郎 / 脚本:徳永友一

辛い回。もう、ただただ辛い回。
解っていた展開ではあるものの、ひたすら市橋が「生」に対して、諦めていく様子が辛い。
トビオは蓮子とのことがあって、市橋にうしろめたさを感じているのか、蓮子のことがなければ完全に気づいたであろう市橋の微妙な変化に気づけない、というか気づいているけどそこには自分と蓮子のことがフィルターとしてかかっていて、どういう意味の引っかかりかに気づけない。
気づいたときには時すでに遅し。

今回トビオが起点というよりかは市橋起点で伊佐美(と今宵)、マル、パイセン(と菜摘)の対比だった。
市橋が「生きること」を諦めていく段階を追って、伊佐美(と今宵)の苦悩と葛藤、マルと水前寺の決闘、パイセン(と菜摘)の輪島との対峙が対比されていて、本当に重苦しい。

伊佐美と今宵ちゃんは、今宵ちゃんが妊娠発覚をきっかけに伊佐美に別れを切り出す。
伊佐美のことは好きだが、子どものためには犯罪者の父親は要らないとまで言う。
別れに対して納得できない伊佐美は扉越しに今宵ちゃんにどれだけ惚れてるかと語るんだけど、その姿が痛々しいし、それを扉越しに聞いてる今宵ちゃんも痛々しい。
個人的には「お父さんがおじいちゃんで、翔君がお父さんになるの」は非常に的確な説明だったと思います。

水前寺に襲撃されて怪我をしたマルは復讐を企てるが、どちらも喧嘩なれしていないのでグダグダに。
「それ(水前寺の手の甲にう○このタトゥ)いれたのは、俺じゃない」と水前寺の逆恨みを指摘するが、水前寺にはもうそんなことどうでもいい。ただマルに恥をかかされたから恥をかかせたいという感じ。
そして似た者同士なのかもと考えて歩み寄ろうとしたマル。
"May I spit on you, my friend?"と水前寺に言われ、笑顔で「イエス」と言っちゃうマル。
どう考えても"my friend"って言われて友達になったと思っています。ありがとうございます。
このシーンってバカって本当罪だな、と実感させられるシーン。
その後 「『ツバを吐いていいですか?』って言ったんだよ。バーカ。誰がオマエみたいなクズと友達になるかよバーカ。でか、いねーだろ友達。その時点で人生負けなんだよ。ゴミキノコ」と捨て台詞を吐いて駆けていく水前寺。
その後、パイセンにかけても、伊佐美にかけても、トビオにかけても電話は繋がらない。
この一連のシーンはマルが「友達」というものを軽んじている、いたのが解るシーンばっか。
簡単に友達になれると思っている+バカだからmy friend?と呼びかけられて、もう友達だよ〜みたいな雰囲気で「オウ、フレンド」みたいな軽いノリでいく。
罵倒されて、友達居るしっという感じでパイセン、伊佐美、トビオに電話かけるけど、(各々が大変だから)一切通じない。
ここで、パイセンに対して今欲しいのは金じゃないんだとか言ってるけど、それってパイセンのことを都合のいい相手としか見ていないから出てくる台詞。
それにしても、伊佐美やましてやトビオによく電話かけられたよな。本当図太い。
そういえば、原作では水前寺に、背中にタトゥを彫られるんだけど、ドラマではさすがに内容的に無理だったのか……。


父親と対面したパイセンだが、拒絶され、否定され、殺されかけてと散々。
菜摘ちゃんが輪島を刺すが、1本(100万円)に助けられる輪島。
ここは二人辛い。菜摘ちゃんはドラマオリジナルキャラということで、彼女の行動がストーリーの根底に影響したりしてはいけないわけで、そうなるとやっぱり輪島はここでは死なないわけで。
小馬鹿にしたような態度をとった輪島が、二人のみじめさをさらに際立たせている。
終盤、パイセンと菜摘ちゃんが一緒に居るのに二人で視線合わせず、ただただそれぞれが何かを見つめているシーンが、台詞はないけど痛々しさが出ている。

どうやって市橋に蓮子と付き合い始めたか伝えるかに困るトビオ。
だが、自分の口から言わなきゃいけないとはちゃんと思っている。
意を決して言おうとしたら、先に市橋の祖母が亡くなったことを打ち明けられたり、ボウリングに誘われたり。
市橋は市橋で、繋ぎとめる祖母の存在は亡くなり、元に戻らない脚の現実を見るためにボウリングやったりと痛い。
トビオはきっかけのためにビデオ通話をするが、それを見終わった市橋が「居るんだろ」と声をかけて、そこにはしっかり扉の陰に隠れたトビオが居るシーンがいい。
何より、そこから先、自分の口で蓮子と付き合っていることを言い、殴られる覚悟で身構えるトビオに覚悟が見られる。今後も市橋と友達でいるために、責任を果たそうとしたトビオ。最低なところもあるけど、責任を果たそうとするところがマルと違う。

けどトビオの告白は市橋にとっては枷を軽くしただけ。蓮子のことを好意とは別に襲われた件で心配していたであろう市橋。けど支えるトビオの存在があれば……と思っても不思議ではない。
だからこその市橋からトビオへのビデオ通話での台詞だったんじゃないだろうか。

だから余計にあのビデオ通話中にタイミングよく飛び降りた市橋のシーンが辛い。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #007 

僕たちがやりました #007

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
爆破事件の真犯人は、やはりトビオ(窪田正孝)たちだった――。
飯室(三浦翔平)に真相を突きつけられ、逃れられない罪の意識に苦しむトビオは、校舎の屋上から衝動的に飛び降りるが、骨折だけで奇跡的に命をとりとめる。
トピックス | 僕たちがやりました
トビオが運ばれたのは、偶然にも市橋(新田真剣佑)が入院している病院だった。やけに明るいトビオの振る舞いに戸惑う市橋。実はトビオには、ある決意があった。
「死んだら、それで償おう。でももし生きたら、新しい俺を始めよう―」事件後、どん底を味わった自分は「幸せになってトントン」と言い聞かせ、罪の意識から逃れるように、今までとは違うトビオになっていく。
トピックス | 僕たちがやりました
そんなある日、市橋から蓮子(永野芽郁)への思いを打ち明けられたトビオは、2人の恋を応援すると市橋の背中を押す。一方、心情の変化や入院の事を知らせず、ぷっつりと連絡が途絶えていたトビオに、蓮子は気をもんでいた…。
トピックス | 僕たちがやりました
同じ頃、伊佐美(間宮祥太朗)は飯室が言い放った「一生苦しめ」という言葉に罪悪感をあおられ、事件の被害者たちの家を一軒一軒訪ねては遺影に手を合わせる日々を送っていた。マル(葉山奨之)は事件のことなど忘れたかのように、クラスメートとのんきにカラオケに出かける日常を取り戻していた。パイセン(今野浩喜)は、飯室から「お前は父親に愛されていない」と告げられたことで、「愛」を知らない空虚な自分に絶望。父・輪島宗十郎(古田新太)に会って愛情を確かめようと決意。
一度も会った記憶のない輪島のことが知りたいと、菜摘(水川あさみ)のもとを訪ねるが…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

演出:中西正茂 / 脚本:徳永友一

前回屋上からI can fly! したトビオ。
I can fly! は飛び降りて生存している、までがI can fly! たる所以です。
ってこれ解る人どれだけ居るんだか……。

今回は平和な回。もしくはニュー・トビオお披露目の回。あとは楽しいときは永遠とは続かない回。

死んで償う。生きていたら、開き直る。という賭け染みたI can fly! をしたトビオ。
植え込みに突っ込んだので奇跡的に足の骨折と擦過傷だけで済んだ。
入院した先は市橋が入院している病院。
生きていたので、開き直ってキャラチェンかと思えるようなくらい、もしくは目を疑いたくなるようなくらい底抜けに明るく、おバカなトビオ。妹相手にブラックジョークをかましたりする。
だが一人になると吹っ切れていないトビオが顔を出す。

市橋と再会したときは、更にまるで別人のようにハイテンション。
チャラくて、調子に乗ったマルや伊佐美のようであり、またリハビリ担当の理学療法士・ミナミ相手にはどう見ても伊佐美。抜け出すときの警備員に対する対応がパイセンのようなノリだったり。
市橋と友達になり、蓮子のことが好きなのに、自分と一緒だと幸せになれないと蓮子を市橋に託そうと仕向けるわざとらしさ。
と同時に市橋の後押しをするためのようなミナミへの口説き。そして楽しいと無理矢理楽しいと思い込もうとして失敗。

病院を抜け出して、市橋とのカラオケシーンはよかった。尾崎豊しばりのカラオケ。
凄い表面上和やかな分、次回が急転直下。

トビオの見舞いに行かないのか? と今宵ちゃんに訊かれる伊佐美。
考え込んでいて適当にあしらったかと思えば、バイトに行こうとする今宵ちゃんを押し倒す。だがリトル伊佐美はおっきせず。
そこからどうしてそういう思考になったのか? と疑いたくなるような、爆破事件で亡くなった被害者10人宅を訪ね、線香をあげるという行脚を始める伊佐美。
行った先でありもしない思い出話と遺族を慰める嘘ばかり吐き、家を出てから路肩で吐く、を繰り返す。
すべては罪悪感からおっきしなくなったリトル伊佐美のため。この行脚が終わればリトル伊佐美がおっきするかどうかも不明なのに。
絵面的には一番後悔していて、一番シリアスに見える不思議。

マルは学校でクラスメートにトビオのことを訊かれるが、落ちたと知ったときだけ暗い表情になるものの、声をかけられれば苦笑しつつ何も知らないと答える。
パイセンと河原で語らうマル。パイセンは父親である輪島に会ってみようと考えているとマルに話す。まずは父親に会わないことには始まらないパイセンは過失とは言え10人の命を奪ったことに対して罪悪感を抱けないと言う。
一方でマルは罪悪感なんてない、と言う。元はと言えば、矢場高生が自分を拉致してガチンコファイトさせたり、リンチして段ボール箱に詰めたことが始まりなんだから、可哀想かもしれないけど罪悪感はないと笑顔で言い切る。
否、マルがターゲットにされたのは、マルの自業自得なわけで、元をただせばマルが「死ねばいいのに」とか言っちゃうから目をつけられたわけじゃん。
そりゃ、自分達が退屈だからって、大人しい生徒を拉致ってきて暴行加えるってことを始めた矢場高の生徒が元凶だけど、それは全体的なことであって、マルの件はマルの口は禍の元の結果なわけで……自分が暴行と辱めを受けたから、相手は死んでもいいっていうのとはちょっと違う。その理論でいけば、マルは水前寺に殺されても文句は言えない。

そして、自分も伊豆に心残りがあるが、先立つものがない、とパイセンに強請る。そこで40万渡すパイセンもパイセンだが。
マルはよくパイセンのことを「パイセン、愛してる」と言っているが、どう受け取っても「パイセン(の金を)、愛してる」なんだよなぁ。金の切れ目が縁の切れ目。

軍資金を得て、予約もして伊豆へと向かおうと浮足立っているマル。
高架下でゴリラのマスクをかぶった何者か(水前寺)に襲われる。
以前は竹刀だったが、今回は金属バット。因みに以前の件は警察沙汰になって、原作では前科がついたため、更に恨みが募って襲ったわけだけど。それでもってマルの背中が大変なことになるだけど、ドラマでは背中の件はどうするつもりなのかね。

パイセンは菜摘に父親のことを訊きに行くが、そこで知らされた事実は会ったことのない父親像を打ち砕くには十分なものだった。
菜摘の父親は町工場を経営していて、銀行からも借りられなくなったところを輪島が貸してくれたが、輪島は最初から焦げ付いて自死するであろうと想定し、保険金目当てで貸しつけたと話す菜摘。
そして両親の葬儀のとき、幼い頃のパイセンと会ったことも明かし、だからこそパイセンに近づけば輪島に会えると思っていた。
パイセンは菜摘に会った記憶も、父親と会った記憶もない。
そして父親が経営しているとされるクラブに出向く。
菜摘はトビオがI can fly! したことで飯室が4人に何かを言ったのではないか、と偶然会った飯室に詰め寄ったが、自分のことは棚上げですか。
菜摘がやった偽証って、結果的に自分も輪島や飯室のように目的のために人の命を二の次にした行為なんだけどね。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #006 

僕たちがやりました #006

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
爆破事件の真犯人を名乗る真中幹男(山本浩司)が犯行を自供し、パイセン(今野浩喜)は釈放に。大爆発は真中の仕業で、自分たちに責任はないとパイセンから告げられたトビオ(窪田正孝)は、ようやく罪の意識から解放される。
まもなく、伊佐美(間宮祥太朗)とマル(葉山奨之)も戻り、再会した4人。マルがトビオから奪った金を使い果たし、伊佐美の金まで横取りしようとしたと知ったトビオはあきれるが、事件の前の“そこそこ”に楽しい日常が戻った喜びが、マルへの怒りを忘れさせてしまう。
同じ頃、菜摘(水川あさみ)が不審な動きを見せていた。弁護士の西塚(板尾創路)から「“協力”の礼に」と金を受け取った菜摘は、その夜、帰宅したパイセンの前に現れて…。
一方、事件の結末に納得がいかない飯室(三浦翔平)は、闇社会のドン・輪島(古田新太)が事件に何らかの関わりがあるのではないかと疑い、輪島に会いに行く。
トピックス | 僕たちがやりました
ある日、蓮子(永野芽郁)がトビオの元を訪ねてきた。トビオへの容疑が晴れたことを喜ぶ蓮子。市橋(新田真剣佑)と蓮子の仲を疑っていたトビオだが、誤解とわかり、2人はいいムードに。
翌日、トビオたちはパイセンの自慢げな告白に驚く。なんと菜摘からデートに誘われたというのだ。1人では心細いのか、無線マイクと隠しカメラを用意していたパイセンは、菜摘との会話をこっそりモニターするようトビオたちに頼むと、いそいそとデートに出かけていくが、菜摘には全く別の思惑が隠されていた…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:瑠東東一郎 / 脚本:徳永友一

真犯人(仮)が出頭し、パイセンが釈放されて、また4人で集まるエピ。
もしくは、日常に戻るがパイセンの爆弾投下と飯室の呪詛により、バラバラになるエピ。

パイセンはマルがやったことを知らないので、待ち合わせ場所に現れた伊佐美とマルと素直に再会を喜ぶ。
複雑なのはトビオ。悪びれもせず、笑顔なマルにやるせなさを感じながらも戻ってきた「そこそこの日常」に考えることを止めて、再会を喜ぶ。
その後のカラオケボックスではやはりマルの能天気さに怒りが再発。伊佐美と二人で締めようとするが、もうないもんは仕方なくね? 状態のマル。
あれだ、よく「子どものしたことだから〜」と言う加害者の親みたいな感じで、加害者であるお前が言うな、というセリフのオンパレード。被害者側が言うからそこで終わりなのであって、加害者側が物事を強制終了させるための魔法のことばではないんだけどなぁ……。

まぁ、カラオケ行って、バカやって。いつもの日常が戻ってきた4人。
蓮子にカラオケボックスで無理矢理迫ったことに対して謝罪したトビオは、市橋とのことは勘違いだったと知る。そしてまた一緒にカラオケに行く約束をする。
伊佐美は今宵ちゃんのところへ。一人にしたことを詫びる。そこで男物の洗濯物にちょっとひっかかるが、そこは伊佐美。自分が戻ってくると解って準備してくれていたのかと感動。
パイセンは菜摘にデートに誘われたと浮かれている。実際はデートではなく、パイセンの父親に会わせろというもので、金を受け取ったのは欺くため。会わせなければ、偽証を撤回すると脅す。
パイセンは弁護士に泣きつき、菜摘は呼び出される。そこには輪島ではなく、弁護士と異母弟玲夢が居て、逆に脅迫される。

逃亡中の爆弾発言をすることになる4人。
トビオがトップバッターになり、ヤングに犯されそうになった話をする。これ以上の暴露話はないとそこで終わりそうになるが、次はパイセンが暴露をすることになる。
パイセンはやはり爆破犯は自分達で、真犯人として出頭した人物は父親(正確にはその弁護士)が用意した身代わりで、そのために手配書に似せて整形もしている。尚、身代わりの人物はホームレスで、自分が犯人になることに対して、納得しているし、その見返りとして家族に十分な金が残せる。
その事実にショックを受けるマルと伊佐美。トビオは目を瞑っていた現実から目を背けられなくなる。
パイセン、伊佐美、マルは自分達が真実を黙っていれば真相は闇の中だと言い聞かせるように「闇の中〜♪」と何回も、何十回も口にする。トビオはこの段階で既に罪悪感に苛まれていて、3人に比べて「闇の中」と言う声が小さい。爆破で10人を殺し、その真犯人として出頭させた身代わりは死刑が確実だろうから11人殺したことになる。その事実にトビオは耐えかねる。

そんな4人の元に飯室が来て、自分は真相を知っているが、それを主張しても自分が消されることくらい解っているから口を閉じると言う。
だが「

人の心は忘れようとすればする程思い出す いつか人を愛した時 結婚する時 子供が生まれた時 人生の節々で幸せを感じるたびに人の命を奪ったことを思い出すんだ

」と爆破で亡くなった10人の写真を並べて、4人に言う。

飯室のことばは「呪い」「呪詛」であり、「言霊」だ。
だが、これが効くのはそこそこの人生がモットーのトビオだけ。
トビオは人生の節目で幸せを感じられるタイプ。なぜなら「そこそこの人生」と言っているくらい、幸せの基準値が低く、些細なことで幸せをちゃんと感じられる、普通のタイプで、普通に罪悪感を抱いているから。だから飯室の「呪詛」は成立する。

一方で一度罪悪感で自死を選んだ結果、生き延びて考えることを止めてしまっている伊佐美と、親から「愛されている」と信じたいパイセンは物事の表面上しか見ない、見られないため本当の意味で幸せを感じない、感じられないタイプ。罪悪感は多少なりとも持っているが、そもそも表面上しか見ないため、喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプ。だから飯室の「呪詛」が成立しない。

最後に別次元のマル。彼はそもそも自分は悪くないと思っているタイプなので、喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプの上をいく、喉元過ぎれば逆ギレタイプ。飯室の「呪詛」を跳ね返すというかぶん投げて、自分は悪くないで済ませる。それはあらゆることに対してで、何事も責任転嫁させて、過ごしていくタイプ。但し、幸せはそこにあって「当然」と思っている。寧ろ幸せじゃないと周囲の奴らが悪いと呪うタイプ。

4人で相乗りしたタクシーで帰宅し、途中の十字路でそれぞれの方向に別れる4人。
また、と言いつつ全員もう集まらないことを確信していた。
帰宅したトビオは帰宅が遅かったことに対し、妹が心配するから早く帰れと説教。母親は大変だったんだから、忘れて楽しまないとと遅い帰宅を咎めない。罪悪感に苛まれているトビオは母親のことばにも追い詰められ、夕食を吐く。

日常に戻ったが、同じクラスのトビオとマルは一緒に居ることはない。トビオは一人、蓮子からのカラオケの誘いも既読無視で考えこみ、マルは逃亡中のことを面白おかしくクラスメートに語っていて、周囲に人が居る状態を保とうとする。
廊下で前方から来る伊佐美とその友人を見つけたトビオ。多分、伊佐美なら何事もなかったかのように振る舞う、つまりは無視をするだろうと立ち止まっているとその通り、そこにトビオなんて居ないかのように避けて通る伊佐美。
屋上の部室でソファに一人寝っ転がって雑誌を読むトビオ。そこにパイセンは来ない。帰宅を促す放送が入り、トビオは部室を出て、屋上からI can fly!(このネタっつーか話題解る人何人くらいいるんだろ……)をする。

マルは寂しがりやなので、周囲に人が居ないと無理なタイプ。なので、トビオが無理なら他のクラスメート。ってことで逃亡してる話を面白おかしく盛って話せば周囲には人。ってことで「日常」と保とうとするわけだ。
そういえば、公式サイトのあらすじでマルが罪悪感を感じてるって表記がよくあるけど、本編見ると一切感じてないように見受けられるのは気のせいですかね?


結局菜摘先生は何だったんだろう。わざわざオリジナルキャラとして登場させた意味はあったのだろうか。輪島に会いたいというところから、パイセンと異母姉弟(兄妹)かとも思ったが、輪島に親の命を金にされたのか。それにしてもこれからまだ見せ場はあるのだろうか。とりあえず、次回父親のことを知りたいパイセンが菜摘ちゃんを訪ねるようだけど。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #005 

僕たちがやりました #005

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
罪の意識に苛まれながら逃亡を続けるトビオ(窪田正孝)は、ひょんなことから出会ったホームレスの男・ヤング(桐山漣)に関係を迫られ、絶体絶命のピンチに!だが、このことをきっかけに蓮子(永野芽郁)への思いに改めて気づく。
蓮子もまたトビオへの思いを募らせ、市橋(新田真剣佑)とともに毎日トビオの行方を追っていたが…。
そんななか、あることにショックを受けてぼう然と街をさまよっていたトビオは、偶然、今宵(川栄李奈)に出くわす。そのまま今宵のアパートに転がり込んだトビオは、かいがいしく世話を焼く今宵のやさしさに甘え、2人きりの生活に溺れていく。
警察では、突然出頭してきた真中幹男(山本浩司)に署内が騒然となっていた。パイセン(今野浩喜)にそっくりのその男は、爆破事件の真犯人だと名乗り、犯行を自供。飯室(三浦翔平)は、背後で糸を引くある人物の存在を疑い、「誰に指示された?」と問いただすが、男は「自分がやった」と繰り返すばかり。
一方、ようやく自力で車椅子を動かせるようになった市橋は久しぶりに登校するが、不良のリーダーとして恐れられていたかつての姿は見る影もなく、矢波高生たちの態度はひょう変。仲間にまで裏切られ絶望する市橋は、蓮子の変わらない態度に励まされる。そんな折、市橋に子分扱いされていた下級生の有原正樹(吉村界人)がリーダーの座を奪おうとたくらみ、市橋と蓮子に襲いかかって…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

トビオ、グダグダの回。もしくは大半イチャラブの回。別名色気だた漏れの回。
まぁ、トビオは基本「そこそこの人生」が目標なのでグダってるんだけど、これまでが友達のために立ち上がってたから、余計にグダり具合が目立つ。
まぁ、その友達()は次元を超えたクズなわけだけれども。

さて、前回親切にしてくれたホームレス()・ヤングが実はゲイでケツ貸せと迫られていたトビオ。今回は蓮子にヤらせてと迫って拒まれたことを思い出し、自分本位だったことを詫びたい、やっぱり蓮子が好き! となって、まぁ、啼くじゃなかった、泣く。ぐずってるトビオにいいことを言った風なヤングだが、実際は全然いいことじゃないわけで、もっともなことを言ってトビオにダメだったら戻ってくればいい、そしてヤらせろってことだもの。
まぁ、トビオは「嫌です」と言って逃げる。

逃げた先で蓮子を見つけるが、市橋と一緒のところで、二人の雰囲気が良く、結局裏切られたと思い込んで何も伝えないまま逃げ出す。
そして今宵ちゃんに拾われる、と。
今宵ちゃんはトビオ達が犯人でも怖くはない、と。ただ一人で居るのは寂しい。だから捕まるまで一緒に居ればよくない? という考えでトビオを拾う。
傷心のトビオは伊佐美の彼女だと解っていても、押し倒しちゃう。今宵ちゃんは今宵ちゃんで、自分は伊佐美の彼女というよりもセフレみたいな扱いと思い込んでる節があるので、一旦は思いとどまろうとしたトビオにGoをさせちゃう。そこからは爛れた関係。
今宵ちゃんは今宵ちゃんで、学校に行くのを邪魔されるのは厭だけど、トビオとヤるのは厭ではないし、むしろ蓮子たちがトビオの行方を尋ねに来たときは「すぐに出て行っちゃった」と隠すくらい。寂しいのは厭だから。
その一方で、トビオには蓮子が行方を尋ねてきたこと、戻るなら戻ってもいいとも言う。

しかしそこは勘違いしてるトビオ。中々連絡できないし、スマホを開いたら蓮子に連絡するのではなく、母親からのボイスメッセージがかなりあることに気付き、それを聞いて心を動かされる。
その結果、ボーリング場で無銭プレイをして警察に突き出されるように仕向ける。

今回結構動いてたのは蓮子。殆どが空回りだったわけだけど。トビオには勘違いさせるし、市橋はトップ陥落。蓮子って疫病神か何かか?
市橋を励ましたり、助けたりしていた蓮子だが、市橋を疎ましく思い始めた仲間が蓮子を輪姦(まわ)そうとする。
市橋は確かにクズだけど、女をどうこうというのはなかったのにね。そういうところが小者感が漂うんだよ、有原。
そんな有原たちから蓮子を守るために、有原が持っていたナイフを、その持っている手ごと握り、自分を刺す市橋。
市橋の行動にドン引いて逃げ出す有原たちに蓮子は危機一髪。
また病院に戻った市橋は、蓮子に告白。

相変わらず伊豆に居るマル。
そこで修学旅行か何かで来ていた水前寺と再会。最初誰だか解っていなかったマルだが、矢場高の連中にファイトさせられた相手だと気づく。
水前寺はあのときの出来事が原因で自分の学校でも虐めに遭っていて、マルを恨んでいる。そして木刀で殴りかかる。
周囲が止めに入り、通報しようとしたところで逃げ出すマル。そして待ち合わせ先へ。

待ち合わせ場所に現れたのは伊佐美。
前回伊佐美が電話で話していた相手はマルだった。
マル曰く、トビオは勘違いしていて、300万円は盗ったのではなく、逃亡生活の資金で、ここ伊豆ではバブル期別荘として建てられたが、空き家になっていて安く売りだしている物件があるからそこを買って潜伏すればいい。そしてトビオはもう来ていると言い出す。
そして伊佐美に下剤入りのかに飯を勧める。
伊佐美がトイレに行っている間に伊佐美の300万を奪おうとするが、そこで観光客の女性に声をかけられ、道を教えたお礼に睡眠薬入りのお茶を貰い、300万を奪われる。
伊佐美に起こされたマルは咄嗟に「俺の金」と言ってしまい、伊佐美に事実を知られる。
伊佐美はただのバカなのか。とも思ったが、伊佐美はバカというよりも、深く考えたくない、考えることを放棄している状態。
今宵ちゃんとの付き合い方からして、そう。とにかく「責任」というものを負いたくない。けど、楽しいことをしたい。気持ちいいことをしたい。相手がどう思おうと、どう感じようと関係ない。自分が良ければ良い。そこに深く考える必要はない。という、まぁよく居るお子様DK。まぁ、DK2だから仕方ないと言えば仕方ないけど、逃亡犯になったからには普通は考えることを現実逃避して考えていない状態。
これがDK3だったら、もしくはDK2の3学期あたりだったら将来のことも考える機会が増えているからその癖でもっと深く考えるようになっていたかもね。


伊佐美に「お前が矢場高の前で不用意なことを言ったからだろ」と言われ「誰も(爆破してくれなんて)頼んでいない」と逆ギレをかますマル。
マルとしては、自分は正義を押しつけられた被害者。トビオたちが勝手に爆破計画をして、勝手に設置した結果、逃亡生活になったんだから、トビオの300万も伊佐美の300万もその慰謝料。あくまで自分は悪くないという考え。
本当、マルがクズたる所以だよなぁ……と。マルって本当の意味で友達は作れないタイプだわ。
友達が困ってたらなんとかしたいっていうのが、普通の感覚だと思う。助けたい、仕返ししたいって。けど、マルはその根底を否定した。
だから私は序盤のマルのトビオたちが居ないと何もできないと泣くマルが本心から言ってはいないと思っていたし、所謂駒だと思っているとも考えていた。そしてそういうタイプは学校という小さな社会から本当の社会に出たとき、友達というものが居なくなるタイプ。
だって本当の意味で友達を必要としていないんだもん。だから小さな枠組みから外れた途端に離れていく。でも本人は自分が捨てられたと感じる。実際はそうなる前に自分が手を離したり、そもそも手を取ってなかったりするんだけどね。


そんな中、ワイドショーで爆破の真犯人が出頭したというニュースが流れる。

無銭ボーリングをしていて、真犯人が出頭したというニュースを知らないトビオは店長の親を呼ぶというのを拒絶し、警察を呼べと暴れる。そこにパイセン登場。店長に「これで足りまっしゃるじゃろか」と言って諭きっちゃんを胸ポケットにねじ込む。
パイセン登場に泣きそうになるトビオ。
とりあえず、トビオは前回見た監視映像で、パイセンが爆破装置をプロパンのガスボンベのほうに蹴り飛ばした事実を、返ってくる「そこそこの日常」を前に記憶の彼方に追いやった、と。


流れは原作通りだが、ドラマオリジナルの菜摘が今回偽証をし、弁護士から謝礼を受け取った点がこれからどう化学変化を起こしていくのか。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 リバース #010(最終回/20170616) 

リバース #010(最終回/20170616)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
ようやく見た最終回。
「リバース」と銘打ってますが、当然語るはあの人のことですよ。たった数分だった、あの人のことですよ。
スタッフの大半が「夜行観覧車」「Nのために」と湊かなえ×TBSタッグのスタッフなので、丁寧だし、映像化には映像化としての良さを作ってくれる安心がある。

そんな中、最終回、窪田正孝氏の登場。越智さんが働くベーカリーの客。
商品が入った紙袋には「成瀬」と書かれていて、喋り方も讃岐弁(と言っていいのかどうか)なので「Nのために」の成瀬君なわけで……果たしてその隣には希美ちゃんが今でも居るのだろうか。
ただ、そうなると越智さんが働くベーカリーがある場所はどこ設定になるのだろうか。大阪駅出て来たけど。
時間軸的にまだ2015年(3月9日)が来ていないのか。否、2015年3月9日はオープンの日であって、それ以前から島に戻って準備をしていたのだから、少なくとも2014年夏頃までのどこかということか。
否、注文書には「Auberge NOTRE」なので、やはり2015年3月9日以降というか2017年6月の出来事なんだろう。
そうなると希美ちゃんの余命的には奇跡が起こらない限り、成瀬の隣には居ないということになり……。
というか、わざわざ大阪まで買い付けに行ってるのか……頼んでいる物的に朝食か、軽食で少量出すっぽい雰囲気。

コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 HiGH & LOW-THE RED RAIN- 

HiGH & LOW-THE RED RAIN-

JUGEMテーマ:邦画
あらすじ
いつも無邪気に弟を笑わせる兄・雨宮雅貴(TAKAHIRO)、感情を顔に出すことのない弟・雨宮広斗(登坂広臣)。
対照的なふたりだが、目に見えぬ絆で結ばれていた。彼らには心の底から尊敬する長兄・雨宮尊龍(斎藤工)がいる。
幼い頃に両親を亡くした三兄弟の絆は固く、尊龍は弟たちに「拳は、大事なもんを守るために使え」と言い聞かせていた。
しかし一年前、尊龍はふたりの前から突如姿を消してしまう。それから弟たちは兄の行方を探し続けていた。
ふたたび巡ってきた両親の命日。尊龍が現れることを期待し、雅貴と広斗は家族の墓を訪れる。
だが、そこに現れたのは兄の行方の手がかりを持つ謎の少女・成瀬愛華(吉本実憂)だった。
なぜ尊龍は、雅貴と広斗を残して姿を消したのか?
尊龍の行方を追って次々と真実が紐解かれるとき、雨宮兄弟の過去に隠された秘密が明らかとなる。
そして三兄弟のたどる運命とは——。

キャスト

TAKAHIRO / 登坂広臣 / 斎藤工

スタッフ

監督:山口雄大 / アクション監督:匠馬敏郎
脚本:松田裕子、牧野圭祐、平沼紀久、渡辺啓

TV版S1の前日譚。というか雨宮兄弟のお話。全てのスタートの物語。
正直、時間軸が飛び飛びな挙句、相変わらずのMVみたいな状態で、肝心なところはナレーションで駆け足という相変わらずな構成。
アクションシーンはいいけど、シリアスシーンで視線で意味あり気な会話をしているとかはよっぽど上手い役者さんじゃないと、ナレーションベースにしちゃうと感情移入し辛い。
そんな中光ってたのは子供時代の三兄弟。登場シーンは少なかったけど、強烈。長男役の濱田龍臣君は流石としか言いようがない。
あと雰囲気があって、印象に残ったのはハッカー古野役の中井ノエミさん。彼女の視線だけの演技は雰囲気がありすぎてちょっと怖い。

今回基本は長男を追いかける次男・三男。そこに両親の死の真相と、SWORD地区の開発、九龍グループが関わってくる。
まぁ、LDH社員がリーダーじゃない、鬼邪高校、RUDE BOYS、達磨一家は影も映りませんわな。前日譚だし。でも、どのグループも前日譚はあると思うんだよなぁ。というかRUDE BOYSなんて住むところ荒されて、親殺されて……なんだから、かなり九龍グループが関わってるというのに。

時系列としては 「THE RED RAIN」→「TVシリーズS2」(※)→「TVシリーズS1」(※)→「TVシリーズS2」(※)→「THE MOVIE」→「END OF SKY」→「FINAL MISSION」 となるのかな?
一応窪田正孝氏の名前、今後公開の2本にあったけど、スモーキーの状態を考えるとあまり出ないんだろうなぁ。
アクションシーンは、RUDE BOYSはパニクルーがベースなので他のグループと違うリズムなので目を引く。なので沢山見たいんだけど、ストーリー的にRUDE BOYSって全体的にあまり出番なさそうなんだよなぁ。あらすじというか、新キャラの説明を読む限りは結構出るんだけど、多分カットされる。でhuluで未公開映像と共に公開される、と。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #004 

僕たちがやりました #004

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
今宵(川栄李奈)のアパートに伊佐美(間宮祥太朗)と身を隠すも、市橋(新田真剣佑)と仲間たちに捕まってしまったトビオ(窪田正孝)。爆破事件で負った大ケガがもとで体の自由を奪われた市橋は、その恨みを晴らすため、仲間にトビオを襲わせようとするが、トビオは隙を突いて逃げ出す。

そんな中、蓮子(永野芽郁)からの『今から会えない?』というメッセージに気付くトビオ。菜摘(水川あさみ)の話をヒントにつかんだ、「矢波高の教師・熊野(森田甘路)こそが爆破の真犯人だ」という疑惑を蓮子に全て話そうと、指定された待ち合わせ場所に向かうが、そこには刑事の飯室(三浦翔平)と話す蓮子の姿が…。

同じ頃、トビオの金を奪って姿を消したマル(葉山奨之)は熱海に逃れていた。大金を手にしたのをいいことに夜の街で豪遊するマルは、店で知り合った女性に入れあげ、湯水のように金を使っていた…。

また事件の直後から行方をくらましているトビオ、伊佐美、マルを刑事の飯室は共犯者だと確信、パイセン(今野浩喜)への追及を強めていた。そんななか、弁護士の西塚智広(板尾創路)がパイセンのもとに現れて…。

一方、はぐれていた伊佐美と再会したトビオは、熊野への疑惑を話す。自分たちの無実を証明するためには、熊野の犯行の証拠をつかむしかない!と息巻く2人は、留守を狙って熊野の家に侵入。そこで、とんでもないものを見つけて…!?

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:瑠東東一郎 / 脚本:徳永友一

今回はトビオと伊佐美の逃走中、ヘンタイ教師が真犯人である証拠を掴め。
が、メイン。だが、タイトルからしてヘンタイ教師が真犯人ということは有り得ないわけで……ただ、どうも原作のようなトビオたちの心情メインではなく、あくまで「青春逃走劇」として爽やかに、笑えるように作られているからか、重くなりそうになると途端に個々人の心理描写というか内心の吐露が減る。

で、まぁ、出てきますよね。弁護士。相変わらず胡散臭すぎる。板尾創路氏だとちょっと堅いかなと思ってたけど、対面シーンは胡散臭さが勝っていた。にも拘わらず、疑わないのがパイセン。流石パイセン。パイセンはいつまでもこのままで居て欲しいわ。
弁護士に絶対認めるなと言われたパイセンは今日もあの手この手でのらりくらり。だが、後々ないと言っていた証拠を出されてあたふた。

さて、トビオと伊佐美は各々市橋たちからの襲撃を逃れ、合流し、そこでトビオが菜摘から聞いたヘンタイ教師の話をして、二人で証拠を掴みに行くことに。
結果、爆弾を仕掛け直した証拠よりもヤバい、隠し撮りが出てくる。虐めの様子を始め数々の盗撮。またヤバ高生たちの暴力の証拠でもある。この盗撮があるからヘンタイ教師は挙動不審だったわけで、そこにはパイセンが逃走するとき、爆弾をプロパンガスのほうに蹴ってしまった映像も。
トビオと伊佐美にしてみれば、クモの糸を掴んでやっと天国に行けると思ったら切られた状態だよねぇ。

トビオは蓮子にも裏切られたと思っているし、結局ホームレスになるわけだが、親切にしてくれたホームレスは実はゲイで、感謝でなんでもすると言ったトビオに襲い掛かる。
なんとか防衛しているところで、今週のトビオは終わり。

伊佐美が一人で居るところに電話がかかってくるが相手は不明。順番的にトビオからのヘルプコールかに見えるが、その次話してるのはマル。

今回伊豆で豪遊していたマル。まぁ、見事にキャバ嬢に入れあげて、巻き上げられてた。そして金の切れ目が縁の切れ目で、捨てられるわけだが、そこでなければまた盗めばいいとニヤリ。
最後誰かに電話をかけて、上機嫌。

交番には手配書を持った男が自分がやりましたと現れ、ニュースでは真犯人が出頭したと流れている。

蓮子が友人(の彼氏)に騙されて、市橋と会ったあのシーンは残酷。
無邪気に市橋に、私はトビオに告白するため、そっちは殺すために協力しようと持ち掛けてるわけだけど、市橋はガチで蓮子のことが好きな設定のはずなんだけど……残酷。
まぁ、市橋には微塵も同情できないのですがね。
車いすから転げ落ちたとき「なんで俺なんだよ。他にもクソみたいな奴いっぱいいるだろ」「俺には夢があって、でももう叶わない」と蓮子に訴えかけるように言うわけだけど、元は自分達が傍若無人にボケ高校生を狩ってた結果、恨まれてこうなってるわけだからただの因果応報とか自業自得であって、そこに同情心は芽生えない。

そういう意味でもマルにきっちり因果応報が来てほしいんだけど、原作のままいくとマルは痛い目見ない。
ひたすらおいしい目というか、天秤にかけたときしでかした事より軽い。ローリスクハイリターンな感じ。
まぁ、ドラマ版がどう決着付けるのか。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #003 

僕たちがやりました #003

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
罪の発覚を恐れてパイセンとマルと共に海外逃亡を図ろうとするも、目の前でパイセン(今野浩喜)が警察に逮捕され、空港から逃げ出したトビオ(窪田正孝)。だが、自分も捕まるのではないかとおびえ、学校にも行けず家にも帰れない。
まもなく、空港に現れなかったマル(葉山奨之)からトビオに電話が入る。最初から2人との約束をすっぽかすつもりだったと、許しを請うマルを呼び出したトビオは、一緒に逃げようと提案。さらに、どうせ捕まるのなら、“死ぬまでにやりたいこと”をすべて書き出し、パイセンにもらった金で実現しようと持ちかける。
同じ頃、パイセンは警察で飯室(三浦翔平)の取り調べを受けていた。飯室は矢波(やば)高の教師・熊野(森田甘路)の証言などから、共犯者がいると確信。パイセンを厳しく問い詰めるが…。病院では、爆発で重傷を負った市橋(新田真剣佑)がリハビリに励んでいた。犯人とにらむトビオらへの復讐(ふくしゅう)を誓う市橋は「あいつらを、早く見つけてこい」と仲間に命じて…。

一方、「やりたいこと」の一つ目を実行するため、夜の歓楽街に繰り出すトビオとマル。2人は、初めての世界に大興奮!しかし翌朝、トビオをがく然とさせるまさかの事態が起こり…。
ストーリー | 僕たちがやりました
その夜、トビオはある目的で凡下高に忍び込むが、担任の菜摘(水川あさみ)に見つかってしまう。蓮子(永野芽郁)がトビオのことを心配している、と聞かされて動揺するトビオ。そんななか、菜摘が「爆破事件と関係しているのかも…」と、事件前夜の熊野の不審な行動を話し始める。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:瑠東東一郎 / 脚本:徳永友一


マルの屑っぷりが露呈開始。
私がマルが一番クズだと思うのは、自分は弱いから遠回しに守ってアピールが凄く、口では自分は弱いから友達が居ないとダメだから離れないでね、と言っておいて、自分が裏切るという。人として最低。
しかも原作通りにいくと、そんなマルが一番の成功者になるわけで……世の中、不条理だよね。まぁ、現実は不条理だけど。
怖くなって一人でやっていかなきゃ、とスマホを新しくして、非通知でトビオにかけるくらい頭は回っているんだよなぁ。
というか、マルは一人でやっていけるよ。ただマルは仲間ではなくて、生き残るために裏切る前提の駒が欲しいだけ。
トビオの200(-1)万+100(-1)万を持ち逃げし、しかも残した金は「ごめんね」と書いてあるから使えないという。あれ、使ったら捕まる。

爆破の件もマルにしてみれば、自分がやったんじゃなくて、パイセンやトビオ、伊佐美がやろうと言ったからやったと考えてそうだし、空港に行かなかったのも、二人が消えればいいと思ってそうだし、パイセンが捕まった件も、トビオも捕まってくれたらよかったのにとさえ思っていそうなくらい。
よく居る「自分は悪くない。悪いのは周囲」という思考の持ち主だと思う。

今回の見どころはマルの屑っぷりは勿論だけど、それ以上に窪田正孝氏の肉体美。
あの引き締まった大臀筋。
上腕二頭筋も上腕三頭筋もしっかりしているし、腹筋も美しいのに、胸筋だけは乏しいという。あの上腕二頭筋や背筋からいくともう少し胸筋あってもいい気はするんだけど、鍛えてるわけじゃないからそこまで求めちゃいけないのか。
というか、ジム通いしてるわけじゃないのにあの筋肉美は素晴らしい。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #002 

僕たちがやりました #002

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
トビオ(窪田正孝)、伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)がイタズラ半分で矢波(やば)高に仕掛けた爆弾が思わぬ大爆発を起こし、10名の死者が出る惨事に。
不良たちのリーダー・市橋(新田真剣佑)も死亡したと、蓮子(永野芽郁)から聞かされたトビオは動揺。
逮捕されるとおびえるが、パイセンは仕掛けた爆弾にはあれほどの大爆発を起こすほどの威力はないため、別の何者かの仕業に違いないと言い出す。
警察はテロの可能性も含めた爆破事件として捜査を開始。そんななか、矢波高の教師・熊野直矢(森田甘路)が犯人を見たと名乗り出て…。
翌日、矢波高生とマルのトラブルを知った刑事の飯室(三浦翔平)らが凡下(ぼけ)高に現れ、担任の菜摘(水川あさみ)に事情を聞く。
菜摘は凡下高生の関与を否定するが、事件の前夜に矢波高から出てくるトビオらを見ていただけに、疑念が拭えない。

一方、捜査の手が自分たちに及ぶことに不安を募らせるトビオは「俺らが仕掛けた爆弾とあの大爆発が、無関係のはずがない」とパイセンに説明。
ようやく深刻な状況を悟ったパイセンは、トビオ、伊佐美、マルに集合をかけ、それぞれに300万円を渡し、事件について一切口をつぐむよう言い含める。
真相を知るのは4人だけで、何も無かったことにすればこれまでの日常が取り戻せる――。
パイセンの提案をのんで金を受け取り、「何も無かったぁ!!!」と盛り上がるトビオらだったが、そのとき、とんでもないニュースが舞い込んで…?

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

今回は主に出頭するか、逃亡するか、がテーマみたいなもの。
パイセンは自分が用意した爆弾に人を殺傷する威力はないと言い、爆発は別の誰かだと現実逃避。
そこに便乗するのがマル。正直、マルの本性を知らなかったら、この便乗はただの馬鹿にしか見えない。このちょっとおバカだけど無垢っぷりを全面に押し出して、ちょっと幼いけど愛されるキャラを表現してるマル役の葉山さんの演技あってこそ。
最終回まで見終えて、もう一度最初から見直すとマルというキャラクターの怖さと葉山さんの演技力が際立つと思う。
1話も、2話も所々片鱗は見えているけれど、本当に怖いのは、無邪気に「パイセンとトビオが居ないと〜」と言っている言動とか、本性を知った上で見直すとヤバい、怖い。

個人的にクズ度は マル>(越えられない壁)>トビオ≒伊佐美≠パイセン だと思っている。
トビオは最終回、原作通りに描いてくれたらどんでん返しというか「え?」ってなる。
何が、そこそこの人生だ、と言いたくなる。
トビオは解りづらいクズで、その真逆なのが伊佐美。
伊佐美は自分でいっぱいいっぱいで、ちょっと最低なこともしちゃうんだけど、そこはDK。仕方ないよ。背負えないよ、というね。
等身大なのはトビオのようで、実は伊佐美なのかもしれない。
パイセンは別の意味でクズだから……人間性という意味ではそこまでクズではない。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 ぼくらの勇気-未満都市-2017 

ぼくらの勇気-未満都市-2017

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
1997年、幕原市はT幕原型ウィルスによって大人が死に絶え、ヤマト(堂本光一)、タケル(堂本剛)ら20歳未満の子供たちだけが生き残った。生きるために力を合わせ、国の陰謀に立ち向かった彼らは「20年後、またこの場所で会おう」と約束して別れた。
そして、2017年。ヤマトはさえない中学教師に、タケルは風変わりな弁護士になっていた。幕原地区は再開発事業が進み、復興のシンボルとして記念図書館が建設中だった。しかし、その建設現場で古いガス管による爆発事故が起き、死者が出てしまう。

約束の日である2017年12月24日、ヤマトとタケルは20年ぶりに再会。
20年前の思い出の地を歩いていた2人は、アキラ(相葉雅紀)を見つける。一級建築士になったアキラは、例の図書館の建設に携わっていた。と喜んだのも束の間、2人はアキラから、お金を貸してほしいと頼まれる。
その後連絡が取れなくなったアキラが他の幕原の仲間たちからもお金を借りていることが分かり、タケルは、レストラン経営者となったモリ(松本潤)を訪ねる。アキラはモリにもお金を借りに来たが、モリはその頼みを拒絶していた。モリはなぜか幕原の仲間と距離を置きたいらしく、タケルに「もう連絡しないで」と冷たく言い放つ。

一方ヤマトは20年前の恋人・スズコ(矢田亜希子)に電話をする。スズコは、シングルマザーになっていた。スズコの夫は、図書館の爆発事故に巻き込まれて命を落としていたのだ。アキラはスズコの元にも訪れていて、爆発事故で夫を亡くした話を聞いて顔色を変え去って行ったという。

ヤマトは、アキラが勤める設計事務所を訪ねるが、アキラはすでに辞めていた。アキラの後輩・風間(千葉雄大)から、爆発事故の後にアキラが図書館の建設中止を主張して会社と衝突していたことを聞かされるヤマト。
ヤマトとタケルは、あの大人を死に至らしめるT幕原型ウィルスが再び蘇ったのではと推測する。2人は図書館の建設現場に侵入し、そこで思いがけない物を発見し……。

キャスト

ヤマト:堂本 光一 / タケル:堂本 剛
アキラ:相葉 雅紀 / モ リ:松本 潤
スズコ:矢田亜希子 / キイチ:小原裕貴
高 木:道枝駿佑(関西ジャニーズJr.)
優 奈:早見あかり / 風 間:千葉雄大
鳥 居:久世 星佳 / 右 巻:飯田基祐
長 沼:山口馬木也 / 真 壁:山内圭哉
左 山:向 井 理

スタッフ

演出:堤幸彦 / 脚本:二木結希 小原信治

ツッコミどころ満載の懐かしさ。決して作りが粗いわけではない。というか粗いからツッコむんじゃなくて、ネタ満載でツッコむ。そういう邦ドラ、20年前は当たり前だったのに、今は減った。
1990年代後半から2000年代前半は多かった。けど、今でものそのノリで書いてくれる脚本家さんが少くなった。

もうね、小原裕貴氏の凄さ。
一般人になったはずなのに、何あの美貌。
演技も久々なはずなのに、違和感なく……一般人になってしまったことを寂しく感じた。まぁ、続けるも辞めるも、別の道に行くも本人次第だから今更あれこれ言っても仕方ないんだけど。

あと個人的にはやっぱりリュウの出演がなかったのが残念。
そして小原くん同様、芸能界を引退した宝生舞さん。ユーリの過去シーンは使ってたけど、個人的にはあのとき実は……みたいな感じで撮り下ろしが欲しかったなぁ。2時間しかないのに多くを望み過ぎてる自覚はあるけど、モリとユーリの絆を考えると、モリが自分に向けられたユーリのことばを思い出す、みたいな感じで撮り下ろし欲しかった。
否、宝生さんはもう引退なさってるから無理なのは重々承知なんだけど。

ストーリーとしては1997年当時衛星が墜落した場所=グラウンド・ゼロに復興のシンボルとして図書館を建てようとしていて、その建築にアキラが関わっている。
約束した再会の5年前、当時司法浪人生でコンビニでバイトしているタケル。コンビニの前で暴行を受けた被害者の忘れ物を拾うと、そこには大金が。その金で高級すし店に行くタケル。そこでアキラと再会。
今(2012)の自分がみじめで約束を忘れたふりをし、逃げ出すタケルを追いかけて「今」を訊き出すアキラ。そして使った3万を渡し、警察へ行くように促す。
交番に届けたタケルは素直に使った3万のことを話す。
一方、アキラには図書館建設現場で事故が起きたと電話が入る。そこでは15人がガス管爆発により死亡したというものだが、現場と遺体を見たアキラは別の可能性に気付く。

それから5年。ヤマトは18歳の頃なりたくないと思っていたきれいごとを言う教師になっていた。タケルは最後のチャンスをものにして弁護士になっていた。再会した二人は幕原の街を歩き、当時と変わってしまった街並みを見る。ユーリの墓はなくなり、舗装され、電話ボックスが設置されていた。
モリもキイチも他の人たちもおらず、最後に合流したのは財布を落としたというアキラ。
アキラのお蔭で弁護士になれたタケルは感謝しながら、あの時の3万円を返し、ヤマトは弁護士先生と違い、安月給の平教師だからと1万を渡す。

アキラと連絡がとれなくなる2人。勤めていた建築事務所を訪ねると、上司にアキラは辞めたと言われる。だが、アキラの後輩からは辞めたのではなく、辞めさせられたと教えられ、またこの後輩がアキラに金を貸していることを知る。
他に連絡をとると、キイチは5千円(小遣い1万)を貸し、また約束の日は行きたかったけど、仕事で行けなかったと言われる。
タケルは一人、モリと会う。モリは飲食を経営していて、もうあの頃のことは忘れたいし、関わりたくないから約束の日には行かなかった、もう会いたくないと言われてしまう。尚、アキラから金を貸してほしいと言われたが、借金で首が回らない奴の常套句だったから断ったとのこと。
スズコに中々連絡できない、ヤマト。やっとかけたかと思えばぎこちない。途中からとりあげたタケルは何事もなかったかのように情報を訊き出す。スズコの旦那は5年前の15人のうちの一人で、シンママ。だからアキラにはお金を貸していない。

忍び込んで地下にT幕原型の証拠を見つけるタケルとヤマト。
なんとかして図書館建設を中止させようと奮闘するわけだが、そのやり取りの一部で大人になってしまったなぁ、と感じる。
20年前ならもっと上手く立ち回れたし、案も浮かんだだろうが。ただそれは教師という立場がそうさせるのであって、同じ大人なはずのタケルは自由奔放で柔軟。
だがヤマトはタケルを危険な目に遭わせたくなくて、諦めさせようとするが、タケルはそんなヤマトのことをお見通しで、タケルだってヤマトに危険な目に遭って欲しくない。ので言い合いをしたが、とにかくまた忍び込んで、証拠である水を確保することになる。

幕原の現状をモリに話しに行った際、ヤマトはモリがその後の人生でも幕原だからという理由で苛められていたんじゃないかと気づく。そしてそれはその通りで、飲食をやっている以上、風評被害は避けたいため、関わりたくない姿勢だった。そして今回もそれは同じで大切なのは仕事だと答えるとヤマトは引き下がる。納得いかないのがタケル。
多分、タケルは幕原に居たことがあったことを出た直後言っていないんじゃないかな。だから幕原から来たっていうだけで何かを言われたモリやヤマトの気持ちが根底のところで理解できない。
ヤマトはヤマトで風評被害にスズコを巻き込みたくなくて、彼女と別れた、と。
二人が帰ったあと、バックヤードに引っ込み、未満都市の幕を引っ張り出すモリ。モリだって忘れていなかったし、大切に思っていた。

スズコには状況の詳細は伝えなかったが、ガス爆発ではないことと、早く幕原から引っ越したほうがいいとだけ言うヤマト。だがそんな余裕はないと言い出す。子供の相手をしていたタケルが見舞金としてもらった2億があるじゃないかと言うが、それには意地でも手を付けたくないと言い、自分が生きてる間は使わないとまで言い出す。
正直、このシーンはスズコは現実的なのか、非現実的なのかよくつかめなかった。お金を貰ったって、旦那が帰ってくるわけじゃないとか、お金を遣ったら旦那の死を認めることになるとか複雑な心境だというのは解るけど、身の安全を考えて、そこに金があるならそれを使うべきなんじゃないかと思うのだが。これで子供がいないなら、好きにすればいいと思う。だが、そこには責任を負わなければいけない「我が子」の存在があるというのに。

また一方でヤマトの気がかりは去年の受け持ちの子である高木。3年になって不登校の彼に、現実はここじゃない、ゲームの中が現実だと言われ、諭すことができなかった。
その彼にゲームの中で近づくことには成功する。そしてあるURLを送る。それは自分の授業のLIVE配信だった。
そこでヤマトは自分が20年前幕原に居たこと、そこでの日々、また生徒たちには最短でいい選択をと言いながら、幕原に友達(キイチ)を助けに行ったため浪人したこと。でも後悔していないことなどを語り、本当は「今」を楽しめ、後悔するなと熱く語る。
それを別々の場所で見ていたタケル、アキラ、モリ。アキラ、モリはある決意をする。

大人なのでバスか何かで行こうとするヤマト、タケル。そこでキイチを呼び出してバスジャック。
事情を訊いて、自分も協力したいと言い出したキイチに、嫁と3人の子供が居るんだから、気持ちだけで充分だと言う二人。そこにアキラとモリが来る。
モリ、そのボーダーのシャツとオーバーオールはアウトだと思うんだ。
アキラとモリに持っていた目出し帽を渡し、変装をしないで乗り込んでいく二人。一度監視カメラに収められているからって、無防備。と、監視カメラの映像がハッキングされて対策本部はパニック。
侵入時、ウィルス入りの水を入れるための瓶を割ってしまったヤマト。このままでは感染する。
責任は自分にあるから、自分が汲みに行くと言い張るヤマトに、自分がというタケル。二人とももういい年したおっさんなので感染、アウトなわけだ。
そこに睫擇MMORPG仲間たちが「ハゲてねーじゃん」と言って登場。
「腐女子と小学生とニートです」「高木です」と言って、皆子供。
というか、腐女子は職業じゃないし、高木だって職業じゃなく、苗字だからね。
大人になっちゃって、教師なヤマトは止めるが、そこは柔軟なタケルが許可をしたというか、暗黙の了解というか、視線でヤマトを制した。
現実問題、ヤマトとタケルは大人だから感染する。子供たちは感染しても発病しない。そうなれば選択肢はおのずと決まるのではないか。

さて、地下ダンジョンの攻略に出向いた、MMORPGの御一行。サバゲーのライフルなのか、武器装備もチラホラ。そんな中、実用的装備だったのが腐女子。おたまと漏斗。地下水汲むのに必要な装備だわ。

外では特殊部隊+警察機動隊になったが、モリが変な関西弁で脅しをかけている。そこに地下水を入手した一行が戻り、子供たちを先にバスに乗せ、モリの脅迫もそろそろ限界になり、逃走。というかモリの「爆弾持っとんねんぞ」と水筒を爆弾に見せかけての脅しは本当、よくもったよ。
で、逃走は当然カーチェイスになるわけですが、ジャックされた運転手がノリノリなんですが。あくまでバスジャックされてるんだから、ノっちゃあいけないと思うんですがね。
そのカーチェイスも当然時間稼ぎにしかならず。大人たちはそれを解っていた。あとのことをアキラとモリに頼み、ヤマトとタケルは投降。
バスのほうは子供たちが人質だった体で事なきを得たが、それにしても警察は目出し帽被った二人を服装が違うのに手配書と同じ顔だからとよく調べもしないで確保するのは如何なものか。

その後はアキラが交渉人。爆弾と言い張った水筒に地下水を移し替えての交渉。ここら辺から放送時間を考えてあまり押し問答は長くなかったのがちょっと緊迫感が欠けたか。
そして図書館建設中止は口約されたが、問題は留置場のヤマトとタケル。いろいろやらかしてる。
それをなかったことにさせたのがモリ。モリは政府が20年経っても未だに欲しがっているであろう物を交渉材料に使う。それは5人で分けた衛星の破片。但し、4つ。それによりアキラとモリも328人の一人だと政府に認識される。
ここで5つではなく、4つなのはキイチがまだ328人のうちの一人とばれていないからだろう。家庭のあるキイチはあくまで「被害者」でなくては、4人の気が済まないのだろう。キイチがすんなり受け入れたとは思えないけど。
ここで今まで過剰にヤマトとタケルをつぶそうとしていた左山が幕原出身で、実はあの日幕原を出て居たため、隔離されなかったと判明。左山の「我々の負け」宣言で収束する。
正直、左山(向井理)の幕原出身、隔離当時は丁度不在だった設定はとってつけた感が否めなくて、残念だった。まぁ、役者が20年前は一般人だったのだから仕方ないか。
できることなら、若作りして、過去回想入れて欲しかったわ。ただ言葉だけで、その過去のシーンなくして感情移入は無理。しかも左山が淡々としている役だから、感情を慮れない。


釈放されたヤマトとタケルを迎えに行ったアキラとモリ。タケルはモリに色々任せてたっぽい。
まぁ、20年前同様落としどころで手を打った感満載。とは言え、対政府、対国相手に個人が勝てるわけないんだよ、これでも十分勝利だよというところは連ドラの頃から変わっていない。

その後、図書館建設は無期延期が発表され、慰霊碑が建てられることとなった。
ここら辺はスズコのナレーションだからか、15人の犠牲者の慰霊碑云々になっていたが、そこはやはり生きて出ることができなかった20年前の被害者に対しても、だと思う。
寧ろ図書館を建てるより、先に慰霊碑建てろよ、と言いたいが、結局「国」のやることってどこかずれてるんだよね。
これでようやくユーリの墓ができるんだから、彼らは○年後とか言わずに、もっと会えばいいよ。ちゃんとユーリを参ってさ。

キイチはバスの運転手の日常に戻り、アキラは元居た建築事務所(フラワー建築)に戻り、モリは飲食店オーナーの日常に戻り、サービスかテラス席の客が連れた犬をわしゃわしゃ。
タケルは序盤で弁護した不倫夫をまた弁護。序盤では奥さんに対し、証拠がないと丸め込んだが流石の奥さんも次はちゃんと車の中でキスをしようとしているところを写真に抑えてきていました。前回は芸術と切り抜けたけど、今回はどう切り抜けるのかと思ったら……「謎はすべて解けました。若くて美しい女性と奥さんを間違えたんです」とか言い出して「牧師だった祖父が言っていました。嫉妬は最高の〜」とか祖父は勝手に牧師にされていてノリが米ドラの法廷モノ。最後に関係修復を提案して「じっちゃんの名にかけて」とか言ってる始末。(※金田一ネタ)
ヤマトは実験で蛍光灯に電流を流すやつをやって「俺に不可能はない(キリッ)」とか。(※銀狼ネタ)

最後の最後まで遊び心満載な構成だった。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #001 

僕たちがやりました #001

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
凡下(ぼけ)高校2年生の増渕トビオ(窪田正孝)は、大それた夢は持たず“そこそこで生きられればいい”と考えるイマドキの高校生。
新しい彼女・新里今宵(川栄李奈)ができて浮かれている同級生の伊佐美翔(間宮祥太朗)や、“マル”こと丸山友貴(葉山奨之)、“パイセン”こと凡下高OBの小坂秀郎(今野浩喜)と、ボウリングやカラオケに興じる、そこそこ楽しい日々を送っていた。

そんななか、ヤンキーの巣窟として知られる矢波(やば)高の市橋哲人(新田真剣佑)が仲間に指示し、凡下高の生徒を暴行する事件が頻発。
警察も傷害事件として捜査に乗り出し、刑事の飯室成男(三浦翔平)らが動き出す深刻な事態に。トビオたちの担任教師・立花菜摘(水川あさみ)は気をもんでいた。
ある日、トビオとマルは、矢波高のヤンキーたちが暴力を振るう現場に遭遇。
マルが小声で「矢波高全員死ねー!!」と毒づいたのを市橋に聞かれてしまって怒りを買い、目をつけられてしまう。

一方トビオは、幼なじみの蒼川蓮子(永野芽郁)が、市橋と一緒に朝帰りする姿を目撃し、2人の仲が気になり…。

そしてある日、事件が起こった。マルが市橋のグループに捕まり、ボコボコにされてしまったのだ。
血まみれの痛々しいマルにうろたえるトビオ、伊佐美、パイセンの3人。これをあざ笑う市橋たちに怒りがこみ上げたトビオは、「アイツら殺そう、俺たちで」と復讐を誓う。
翌日、トビオ達はイタズラ半分で矢波高への復讐計画を思いつき…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

正直、原作は途中で挫折した。とにかくクズばっかの集まりで、窪田正孝氏が出演していなければ見なかった程である。
今回の放送にあたり、最終巻まで一気読みしたけど、最後の最後でトビオ、お前もかとなった。果たしてそこまでドラマが再現するかどうか。

賛否両論あると事前から言われていただけある。
監督が、深夜放送だと勘違いしていただけある。
ゴールデンでの放送ギリギリと言われていただけある。

監督が勘違いしたのは、原作が原作だから仕方ない。
そして本当、ギリギリに挑戦したと思う。
マルのバトルシーンは特に。
多分、苦情があるとしたらこのシーンが一番多いんじゃないかな、と思いつつこのシーンに苦情あったら、もう本当に邦ドラに期待はできなくなるとも思った。
このシーンをただ暴力的だと批難するのではなく、また子供に有害だと声高々に叫ぶのではなく、日本には「反面教師」といういいことばがある。
大人が面倒くさがらず、このシーンから逆に子供たちに「考え」させればいいのだ。考えさせて、それが間違っていたらそこを大人が正せばいい。
それが元来の「家族で見られるドラマ」ではないだろうか。

ドラマは万人が万人に受けて、全員が同じ感想を抱かなければならないわけではない。
十人十色、千差万別の感想、考えがあってもいいのではないだろうか。
マルのバトルシーンは、個人的にはケンカ慣れしてない子供の加減が解らない暴力という感想だった。それはバトル相手のウンコ(加藤諒)も同様で、互いに暴力慣れしていないケンカシーンだった。
ケンカ慣れしていないから加減ができない。その危険性を親は説けばいいと思うよ。

冒頭で挫折した、とにかくクズの集団と書いたけど、特にマル。
マルのクズっぷりを解っていると、このトビオがブチ切れて矢場校に復讐する流れに、そこまでする価値はないよ、と思ってしまう。
まぁ、1話でもそのクズっぷりの片鱗はあったわけだけどね。
小声で矢場校生に「死ね」と言ってみたり、それがあのバトルからのリンチに繋がるのだから、自業自得ではあるが。
あと、友人の彼女に「おっぱい揉ませて」もなかなか最低。DK的なノリを超えてるだろ。友達の彼女相手に。まぁ、この段階では伊佐美も本気で付き合ってる相手ではないから、気にしてないっぽいけど。伊佐美は伊佐美で最低。

逃走が始まる2話以降、マルのクズっぷりが全開になるはずで、それはそれで気分がいいものではない。
こんな奴のために爆発事件起こしたのかと、物語の根底から覆したくなる気持ちになる。
多分、序盤は勿論終盤にかけてトビオの後悔とか罪悪感に感情移入させるように作るだろうから、もしかしたらマルと伊佐美(別の意味で最低)のクズっぷりの描写は薄いかもしれないけど、あのクズっぷりがこの物語の根底だから描かれなければ意味がない。
青春逃走劇と銘打ってるけど、そんなに爽やかなものでもないし、胸アツ的な展開になるわけでもない。
中盤あたりで窪田君演じるトビオもちょっとクズっぷり見せるし。
ドラマも途中で録画に切り替えて、窪田君の演技だけ見る、に切り替えるかも。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 検証捜査 

検証捜査

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
神奈川県警で起こった冤罪事件…!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」とし、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出した!しかし、そこに集まったのは、脛に傷を持つワケアリの刑事たちだった…。

警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)に、出頭命令が来る。特命班として招集されたのだ。メンバーは警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1カ月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。

神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、揉みあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったという。神奈川県警の管理官・重原功(市村正親)などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取調べを行なった東京・大森の事件で、容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴り左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。しかし検証が進むにつれ県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。

真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷が最後にたどり着いた驚がくの真実とは!

キャスト

神谷悟郎:仲村トオル
保井 凛:栗山千明
天野 大:和田正人 / 皆川慶一郎:平岡祐太
桜内省吾:深水元基 / 謎の男山田:高橋光臣
酒田 誠:野間口徹 / 柳原 真治:忍成修吾
谷  本:中村靖日 / 中田 誠司:堀部圭亮
松次弘:金田明夫 / 石井 一樹:六角精児
永井高志:滝藤賢一 / 島村  丈:角野卓造

スタッフ

監督:内片輝 / 脚本:櫻井武晴 // 原作:堂場瞬一

堂場作品テレ東放送2作目。
相変わらず何かをやらかすテレ東。
第1作は鳴沢了シリーズだったわけだけど、主役の鳴沢了役は渡瀬恒彦氏だったんだよね……うん。やらかしたよね、テレ東。
鳴沢了って20代なわけですよ。しかも第2作の『破弾』。第1作の『雪虫』は最後新潟県警を辞めて、第2作の冒頭にかけて東京都の採用試験を受けて警視庁にという流れがあるのに、一切無視した渡瀬恒彦氏。
当然、アクションないよね、という。というか代々警察官の家柄+20代の青さを無視してたよね、と。
その後フジテレビ系列で、坂口憲二氏主演で2作品(『讐雨』『雪虫』)が放送された。20代後半から30代の青さと熱さがよく出ていた。

と、まぁ、やらかしたテレ東。今回は年齢操作はなく、キャストも豪華で……主演仲村トオル氏?
え? 仲村トオル氏?
仲村トオル氏ってテレ朝系列で放送された「アナザーフェイス」シリーズの大友鉄ですよね? てかテレ朝もそういう意味ではやらかしてるんだけど。『棘の街』で主役の上條元を仲村トオル氏を演じた半年後くらいに「アナザーフェイス」放送というね。

堂場作品って版元を超えたクロスオーバーが昨今多くなっているので、キャスト被りするとその後のメディアミックス化に……と思ってしまう。
そういったところを除いては特に気になるところもなく……嘘です。保井に栗山千明嬢は美人すぎると最初思いました。
が、クライマックスの逮捕劇の迫力に、美人でよかったと思いました。美人の狂気って美しいし、怖いし、恐ろしい。とにかく気迫が違う。あの狂気に満ちた美しいお顔を、和田正人氏は間近で見られたのか、羨ましいと思ったが、和田正人氏の視線は栗山千明嬢を捉えていなかった。
本人は本人でイっちゃってる演技を怪演なさっていた。

着実に和田正人氏+警察官=犯人という図式を印象付けようとしているような配役であり、ぶっ飛びっぷりだった。
まぁ、原作読んでいたので犯人が誰かは知っていたので、余計にそう思っただけかもしれませんが。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 4号警備 

4号警備

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
1話30分×全7話ととても短いドラマだった。
その中で朝比奈(窪田正孝)のトラウマ、石丸(北村一輝)の背負っているものを視聴者に明らかにし、解決させなければならなかったわけだが、全体的にシリアスにもシリアルにもなりきれなかった。

まず、朝比奈のトラウマは警官時代恋人をストーカーに目の前で殺されたことによる、自分は誰も守れないという無力感。そのストーカー小林(賀来賢人)は服役中。その無力感を乗り越え、4号警備(身辺警護)に意味を見いだせるか、過去と向き合えるかが朝比奈の課題。
石丸は警備会社に就職する前はコンサルティング会社を経営し、家庭も社員も顧みないワンマン状態だった故に、会社が倒産した際、妻子から愛想尽かされた、と。自分は無力ゆえに努力をしないし、4号警備(身辺警護)には向かないと考えている石丸が4号警備(身辺警護)に前向きになれるか、家族と向き合えるかというのが石丸の課題。

この二人の他に、先代社長である父が、4号警備中に社員を失い、ずっと気に病んでいたことを知っている現社長(木村多江)が4号警備に対し前向きになれるかどうか。
また先代社長と現社長と身近に接し、尚且つ元警察官で朝比奈のトラウマを知っている池山(片岡鶴太郎)が4号警備に拘る理由。
と、見どころはあったのだが、最後の最後まで池山が4号警備に拘る理由は描かれなかった。

1話

4号警備に対し、朝比奈と石丸のスタンスが解るエピなので、必要。まぁ、ジャブ。

2話

朝比奈のトラウマをはっきり視聴者に見せつけ、植え付けた。また上野登場。上野のストーカー小川(スピードワゴン小沢)のイきっぷりが絶品。

3話

石丸の過去と何が石丸をあそこまで頑なにさせているのかが解るエピ。

4話

果たしてこの回は必要だったのか? 窪田正孝氏のアクションが素晴らしかった、ということくらいか。

5話

朝比奈と石丸のスタンスの違いからの仲たがい。朝比奈の怒りはもっともで、警護対象者を裏切る行為をした石丸をそう簡単に許せないのも解るし、次話まで険悪なムードを引っ張るのも解る。

6話

4号警備とは何か、何故4号警備が2人一組なのかを考えさせる一話。尚、ストーカー小林仮釈放。

7話(最終回)

6話で依頼された危険な4号警備とストーカー小林との対峙。

正直、上野のレギュラー入りって必要だったの? と思ってしまった。回数が進むとウザさが増してくるだけで、死にたがりに見える朝比奈の重石にも、生きることを放棄している石丸の楔にもなっていないのに、絡む、絡む。
朝比奈と甘い雰囲気でもあるならまだしも、彼女や妻でもないのに束縛しようとしているようにしか映らず、ウザ過ぎた。彼女だったら、束縛タイプのウザい彼女()ってだけで、まぁ、そこは彼女だから仕方ないかと思えるが、元警護対象者で、現在はただの同僚ってだけなのに彼女のように振る舞う。
朝比奈の口から過去の詳細を話してくれないからってむくれるし、かと思えば周囲から聞き出したりするし。それやられたら100年の恋も冷めるだろうよ。

特に最悪だったのは最終回の終盤、小林が石丸の娘を朝比奈の恋人と勘違いし、拉致監禁+爆弾したとき、石丸がすべてを捨てて土下座+自分を代わりにと懇願しているところに、彼女は私よ〜だから私を〜みたいな空気嫁よ、と言いたくなるような飛び出し方。あれは石丸の感動的なシーンを台無しにした一因だろう。
まぁ、あの情けないくらいになりふり構わず懇願するシーンを台無しにしたもう一つの原因はダチョウ倶楽部化の自分が自分がなんだけど。

4話なくして、7話を前後編にしてもっと小林を掘り下げて欲しかった、というのが本音。
小林の意図が全然見えない話だったし、小林が薄っぺらかった。
何故朝比奈の彼女にストーカーをし、殺したのかという理由自体解らないままだったし、何があそこまで朝比奈に執着させているのかも不明だった。
警察に捕まったことに対する逆恨みで楓ちゃんを傷つけたのは小林がただの浅慮なおバカさんでしかないってだけなんだけど。
まぁ、最後自死ではなく、警察に捕まった時点で大した信念もなく、考えなしの馬鹿だったんだな、とは思ったけど。そんな小林に傷つけられた朝比奈が哀れ。

楓ちゃんは父親との関係に対してやきもきしていただけじゃなく、結局カナダにも行きたくなくて、でも素直になれなくてというツンデレなお嬢さんだった。
上野と違って、楓ちゃんには石丸と関わる理由も権利もあるんだけど。
最終回はやはり30分だけじゃ足りなくて、ぺらい脚本だったな、と。色んな部分が中途半端すぎて消化不良というか、物足りなさすぎ。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 NCIS S13E24 "Family First"(トニーの決断) 

NCIS S13E24 "Family First"(トニーの決断)

JUGEMテーマ:FOX

※S13E24のネタバレは勿論、S14E01以降のスポイラーにも触れていますので、完全ネタバレです。


S13シーズンフィナーレにして、トニーことMichael Weatherlyの降板エピ。
事前情報では、なんとかジヴァ役のCote de Pabloに出演してもらいたく、交渉を粘っているようだったが、やはり彼女は首を縦に振らなかったようで、その苦肉の策とも言えるべき、ストーリー仕立てだった。
ジヴァとの思い出を過去回想という形で出し、現在の時間軸では彼女を還らぬ人とし、トニーに一歩先を進ませるために「二人の娘」を登場させた。
'very' special Agent Tonyとしての生き方に終止符を打ち、父親としてのTonyという新しい生き方をするためNCISを去るという展開。多分、シニアの父親としての一面、前半の「ジヴァは俺のことを解っていない」を受けての終盤のギブスに言った「ジヴァは俺のことをよく理解していた」がなければ「安易な」と評した降板エピだった。

しかし、実際の印象は逆だった。絶妙に、綿密に計算された構成だった。

ジヴァを亡くし、敵を取ろうと出勤したトニーに対し、ギブスは「帰れ」と言う。それでも退かないトニーに「帰る」か「辞めるか」を突きつける。
あまりな選択肢に二の句が継げないトニー。家に連れ戻しに来ていたシニアに促されて帰ることになるが、シニアがちゃんと父親だった。S2E22で肺ペストになって死にかけたとき、シニアは父親であることを放棄していた。まぁ、それ以前から父親であることを放棄していて、だからこそ成人しても尚、わだかまりがあった。
トニーにとって長い間NCISのメンバーは「家族」。それは最初の妻と娘を失ってからのギブスにとっても同じで、部下は自分の子どもという面があったギブス。父親に拒絶されていたトニーにとってギブスは長い間「父親」だった。それはS10でシニアと和解したあとも、上司というよりもやっぱりもう一人の父親という立ち位置にトニーの中では置かれていた。
そのギブスから「帰る」か「辞めるか」と選択肢を突きつけられたことはトニーの中ではショックだったのではないか。トニーの中のギブスだと「帰れ」でも「辞めろ」でもなく「(捜査を)やろう」というだろうと予想していた。だが実際は仕事人間という面ではなく、人として、親だったとしての「帰れ」であり、上司としての「辞めろ」だった。
ギブスが心配したのは、怒りでコルトを射殺してしまうことではなく、怒りでトニー自身が危険を冒して命を落とすことだっただろう。だから冷静になるために、時間をとらせたかった。そこを最終的にトニーが理解したかどうかは解らない。だが、実父であるシニアと父親と思っているギブスの意見が一致したことにより、ようやくトニーの中でシニアに対する本当の和解が成立したとも言えるのではないだろうか。

シッパーが発狂するんじゃないか、というような展開。さようなら、ジヴァ。こんにちはタリ。とでも言おうか。ジヴァの娘、タリの登場。
Cote de Pabloが出演に首を縦に振らなかったため、ジヴァを殺すしかなかった脚本家陣。ジヴァの元へ、現在のジヴァを映さずにトニーを行かせ、降板させる展開はあまりにも説得力がなく、陳腐になりそうだったから辞めたんだろうな、と。
ジヴァの娘タリの存在が明らかになり、父親が自分の可能性があり、トニー自身父親だと確信していたが、言わなかったということは言えない可能性があったのではとトニーが疑った場面で、ジヴァの父親であるイーライの愛人であり、モサド現局長のエルバスに「ジヴァは強い女性だった。自立した女性で誰の手も必要としなかった」とトニーに打ち明けず、一人で産んで育てたことに対して説明がなされ、そこで「あなた(トニー)を困らせたくない」とも言われた際、トニーは「ジヴァは俺のことを解ってない」と言った。
これはジヴァがトニーに対して父親に向かない、子どもを喜んでくれないと思っているとトニーは受け取った発言だった。
だが、このジヴァのトニーを困らせたくない、は本当にトニーをよく理解していた台詞で、トニー自身気づいていなかった部分までジヴァは考えていたが、それをトニーが気づくには事件が解決した後だった。

そこに至るまでも丁寧に描かれていて、タリの面倒をみるのにてんてこ舞いなトニーを訪ねるパーマー君。父親としては先輩なパーマー君が自分は危険度の低い職だけど、それでも不安があると言い、トニーが当然転職するものとして喋っているが、トニーが仕事を辞めないという選択肢に驚いたとき、初めてトニーは自分ひとりじゃない、子どもを抱えるということに対して、考えるようになる。
次に、シニアと二人で面倒を見ているシーンで、トニーのことを「パパ」と呼んでいるが、トニーはこの段階ではまだジヴァの発言を勘違いしていたので、ジヴァが父親のことを教えているかどうかも解らないので「やめろ」と言うが、シニアがタリの荷物の中から写真を見つけ、それを出していたのをトニーが見つける。その写真は、パリでスクーターに二人乗りしたときのもので、その写真を見たタリは「エム(ママ)」とジヴァのことを言い、トニーのことを「アヴ(パパ)」と呼ぶ。そこでようやく、ジヴァはトニーを父親としてタリに教えていたと知り、ジヴァのことばの意味を考え始める。
そして、翌日マクギーとコルトに関して話している時に口では気にしているし、撃ち殺したいとは言っているが、タリを見て考え込んだり、少し反応の鈍いトニー。
実際、コルトと対面して、最初の一発をトニーが撃ち、それを皮切りにギブス、マクギー、ビショップ、テス(FBI捜査官・フォーネルの相棒)、リーブス(MI6)が何発も撃つが、トニーはもう一発の計二発しか撃たない。
その夜、ギブスの自宅を訪ねたトニーはギブスに辞めることを伝えるわけだが、そのときにようやくジヴァがどうして「自分を困らせたくない」と言ったのか、その意味に気づいて「ジヴァは俺のことをよく理解している」と言う。ジヴァは、トニーが父親に向かないからではなく、トニーがNCISの仕事を、職場を愛し、ギブスを尊敬しているから、そこから離れられないのを解っているし、一方で父親となったら家族を大事にするであろうことも容易に想像ができ、家族のために大事な仕事を辞めるという決断をするだろうことも解っている。そして決断を下したあとで名残惜しく思うのではないかという不安もジヴァには解っていたからこその「困らせたくない」だったわけだ。

母親を亡くし、頼れるのは父親である自分しか居ない状況になったことでトニーは自ら辞める決心をした。これにはギブスが驚かされていたが。ただギブスも、視聴者もフォーネルと娘を見せられているだけに、納得してしまう辞め方ではあった。
しかしフォーネルのエミリは母親に似ているって、どれだけダイアンは強烈だったのか……たった数回出ただけで、殺されちゃったから忘れがちだけど、あの娘の強烈さは凄かった。途中で役者が変わったのかと思っていたが、子役の頃からJuliette Angeloだ ったようで、彼女の演技凄いなぁ、と。まぁ、もう残された家族は父親であるフォーネルしか居ない状況だと、ああなるか。
フォーネルは要リハビリだけど、死ななくて本当に良かったわ。息子のように思っているトニーを失って、更に親友であるフォーネルを失ったら……ギブスが更に殻に閉じこもりそうで……S14が怖くなるところだった。

さて、そのS14。6月の段階では、フォーネルの相棒であるテスとMI6のリーブスがレギュラー入りか? という報道があったが、テス役のSarah Clarkeが"The Maestro"のプロジェクトに参加していて、忙しくレギュラー入りはしないし、S14の契約書にはサインしていないと発表された。彼女の代わりにJennifer Espositoがレギュラー入りし、既にS14E01にクレジットされている。
また、MI6のリーブス役のDuane HenryはS14に出演は確定しているものの、レギュラーではないようで。Wilmer Valderramaがレギュラー入りすると見られているが、Twitter上でNCISの撮影に参加したことを、S14E01の脚本(タイトル"Rogue")と共にアップしているだけで、ゲストで複数話出演という可能性も無きにしも非ず。

Jennifer Espositoが演じるアレックス・クインがどういう役どころか詳細は発表されていないが、ひとつの可能性としてプロビー(新人)だという。ということは今まで現場は男3:女1だったチームが男2:女2もしくは、男3:女2の5人態勢になる可能性があるということ。
Wilmer Valderramaが演じる役どころは役名さえも出ていないので、NCIS捜査官かどうかも不明。
MI6のリーブス役Duane Henryは少なくとも1エピは登場予定。少なくともというのは複数話の可能性もあるため。
また、スポイラーでギブスがジヴァの生死に関して捜査をするというエピがスポイルされているのだが、生死にかかわらずジヴァ役のCote de Pabloは勿論、トニー役のMichael Weatherlyも出演はしないとのこと。

今更ジヴァの生死はなぁ……シッパーにとっては重要なのかもしれないけど。個人的には亡くなった、で終わるのもいいんじゃないかなぁ。Cote de Pabloに出演する気がないんだから、これ以上ひっぱってもという気がしてしまう。というか、元モサドのジヴァがそう簡単に殺されるわけないという気持ちと、子どもを残して身を隠すという可能性はないだろうという気持ちがあって、重症だからエルバスに託したとも考えられるけど、それでもジヴァ程強い女性が、一度決めたことを生きている間に曲げるのかという気持ちもある。とりあえず生死を持たせてはっきりさせないのは複雑。
そしてコルトの生死。というか真偽。NCIS最後の登場S8E24でコルトは左目がなく、隻眼だったのに、S13E23で登場したときは左目があったということで、ギブスたちも疑問を持っていた。ということでS13E24で射殺したのは偽コルトだったという展開も無きにしも非ず。

はてさて、いろんな意味でS14E01はどうなることやら。
トニーが向いの席を見て、ケイトやジヴァに思いを馳せたように、マクギーが隣を、ギブスが斜向かいの席を見てトニーを思い出すシーンは出てくるのだろうか。

Michael Weatherlyはゲスト出演に関しては前向きだが、NCIS捜査官を辞めたトニーの役どころの幅は狭まるのは必至で、登場しても活動に制限がある。そこはまぁ、脚本家陣の腕の見せ所だろうけど。
降板に踏み切った一因であった、ローカル局制作のスタッフ(エグゼクティブプロデューサー)としても参加予定だったドラマは結局2016-17年期には実現しないようで、というか延期ではなく、キャンセルだったようで。その代わりなのか、CBSで主演の"Bull"が決まっているが……こけないことを願うばかり。まぁ、こけてトニーが戻ってくるのもいいけど。

最後に余談。娘タリ役はEmelia GolfieriLayla Golfieriの双子。NCISがデビューではなく、John Stamosの"Grandfathered"のEdie役。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #110(最終回) 

99.9-刑事専門弁護士- #110(最終回)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
米ドラ(フル)を見ていると、1クール3か月が物足りなくなる。
早いもので、最終回。1クールって、本当短い。

最終回あらすじ
深山 (松本潤) は、連続殺人事件の容疑者として逮捕された石川の弁護を担当することになる。
石川は、殺害現場に毛髪と血痕が残されていたことで逮捕され、取り調べで犯行事実を認めていた。

だが、検察の 丸川 (青木崇高) から毎日、深夜まで取り調べられ、意識が朦朧としている中で調書にサインをしてしまったと明かす。
そんな状況の中、深山は 佐田 (香川照之) や 彩乃 (榮倉奈々) らと捜査を始めるが、週刊誌のある記事を目にして、再び、皆の前から消えてしまい…。
深山と検察の最終決戦が今、始まる!
そして、ついに天敵・大友検事正 (奥田瑛二) と対峙する!
全ての謎が明らかになる !!
最終回というこで、深山父の事件と被る事件。なので、なのか。だから、なのか。深山は何も言わず、一人で動く。
取り調べで追い詰められて、やってもいないのにやったと調書にサインをしてしまった石川。
佐田は石川の利益のために、アリバイを得ることが必要だと考えるが、深山は何が起こったのか、事実を突き止めようとするため対立する前半。
そのため静岡で今回の件と同様の殺害方法(心臓を一突き)の未解決事件があると、週刊誌でみつけた深山はその件を調べ始める。
そして中盤、今回の件に関係のない事件を調べるのは無駄だ、石川のアリバイが成立すると言う佐田に対し、アリバイが証明されても物的証拠が崩せなければ、検察の思い描いたとおりに事実を捻じ曲げられる、大事なのは事実でこのままだとひっくり返される、何度も繰り返されてきたんだと返す。冤罪をかけられた父を持つ深山だからこそ、重みのある台詞で、その事実にようやく気付くヤメ検佐田。
佐田は2件のうちアリバイ証明ができそうな1件を確実にしたい考えで、深山は事件そのものを3件の連続殺人事件と立証できたら、3件目は石川は拘留中なので1件目、2件目共に犯人ではないと根底を覆す考え。

一方の検察側は公判前整理手続で2件目の事件に於いて石川にアリバイがあると解り、丸川は焦るが刑事部長の稲葉は訴因変更して犯行時刻を21:00-22:00ではなく、21:00-24:00まで広げればいい、言い出す。
その考えに乗れない丸川だが、大友検事正には検察官は処罰を請求するだけだ、裁くのはお前じゃない。裁判官が間違いだと思えばちゃんと判断してくれる、と有無を言わせない。
一度は石川が犯人ではいのではと言いかけたが丸川は結局訴因変更して、それが認められ、佐田や立花に詰め寄られても平然としている。その後、立花が入院患者名簿を正規のルートで手に入れようと、丸川の元に請求手続きに行くが、跳ねつける程にあとには引けなくなる。
結局、丸川の「正義」は事実の元にあるのではなく、検察という権力の体面のためにある都合のイイことばだったわけだ。請求を拒否された立花のことばに揺り動かされ、結局はあとから入手して匿名で届けるという矛盾を見せたので、大友検事正や稲葉程は染まってないのがうかがえたけど。

法廷のシーン最終弁論で、深山の熱弁に見えない静かな熱弁は深山の背負っているものからくる重さがあった。感情は表に出していないのに。
一転して、裁判終了後大友検事正と対峙したときの深山は抑え切れない感情がことばの端々、視線ひとつにも表れていた。
冤罪の謝罪記者会見は稲葉。大友検事正の昇進は見送られた、と。結局深山父の冤罪事件はそのままで、真犯人が出てくることも、名誉挽回することもなく終わったけど、現実はそういうものなんだろうね。名誉挽回は時間がかかる。だからこそ冤罪を生み出さないことが大事なんだけど。

明石さんは最後まで安定の明石さんで、明石さんのうつぶせ寝という名の土下座は有効で、藤野さんが同じことやっても寝ているように見られる(注:当たり前)この不思議。そして最後まで深山に振り回されっぱなし。でも深山のパラリーガルが、明石さんの天職だと思う。最後、刺繍をしているシーンも、明石さんらしくてよかったわ。
今回は佐田センセーだけじゃなく、週刊誌の記者清水やアパートの管理人サイトウユキまで虜にしてしまう深山とか、誰得なんでしょうね。振り回されて、それでも離れられないのは明石さんだけで十分です。というか、明石さん以上のキャラは居ない。

そして佐田センセーは加奈子の歌、気に入っていたのね。CD買い占めたり、泣いたと打ち明けたりと、相変わらずツボが謎な人。最後の最後まで妻と娘に弱かった。深山にも手玉に取られていたし。安定の佐田センセーでした、と。

岸部一徳氏が演じるということで、身構えていたけど、確かに食わせ物だったけど、主人公に対しての食わせ物じゃなかった斑目さん。多分深山が真剣に向き合えば深山父のことも話してくれるんだろうけど、深山はそれを解っていても敢えて訊かないし、班目自身もそれを解っているから敢えて話さないんだろうなぁ。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #109 

99.9-刑事専門弁護士- #109

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
今回の小ネタで挑戦的だったなぁ、と思ったのは「謎はすべて解けた」「真犯人はこの中に居ます(注:金田一だと「居る」だけど)」に尽きるなぁ……局違うのに。
あと、若かりし頃の班目さんは御子息の岸部大輔氏がよかったなぁ……医龍みたいに。

今回15分拡大ということで、いつもの54分と同じテンポで事件そのものの解決は終わるが、そこから更に一歩踏み込んだどんでん返しがあって、楽しかった。

第9話あらすじ
深山 (松本潤) は 佐田 (香川照之) から指示を受け、彩乃 (榮倉奈々) らとともに山城鉄道の会長の自宅を訪ねる。
するとそこには殺害された会長の遺体と、それを取り囲む家族らが。
状況を聞くと、三男の嫁である 皐月 (国仲涼子) が犯行を自供。
脳梗塞を患った義父を懸命に介護したが、満足してもらえないまま罵倒される日々が重なり、耐えられなくなっての犯行だという。
さらに事件当時、自宅で一緒に暮らしていた家族たちも全員、皐月の犯行を認める供述をし、すぐに解決するかに見えた事件であった。

しかし深山はある違和感を嗅ぎ取る。 皆の証言を深く掘り下げてゆくと、それはまるで “無理につじつまを合わせたかのように一致” しており…。


娘に振り回される佐田センセーに振り回される藤野さん。そして佐田センセーは相変わらず深山に遊ばれる、と。立花にも遊ばれてるけどね。
でもって佐田センセーの奥様は最強。

班目さんの胡散臭さが、不気味。大友検事と対峙したときの、恐ろしさ。多分、大友は過去班目を出しぬいたと思っているし、現在では自分の方が上だと思っていて、権力があるからいざとなれば何とでもできると考えているのではないだろうか。
実際は班目さんのほうが上手だし、挑む側としてこれでもかというくらい準備をしているだろう。その準備の最終段階が深山を自分の事務所に所属させることであり、自分の事務所に所属した深山が冤罪を防ぐ状態だったのではないか、と。
そして最終回深山父の事件と密接している事件担当、と。

深山がようやく班目さんが父親と関わりがあったことに気づいた。
自分を引き抜いた理由が弁護士としてが半分と言われ、残念そうなセリフだが、残りの半分に思い当たる節があるためか全然残念そうに聞こえない。

そして丸川は何を見つけたのかと思ったら、大友検事が深山父の冤罪事件の担当検事だった、と。
それは一話で深山と裁判所ですれ違った時の雰囲気から解り切ってたことなので驚きもなにもない。
果たして、最終回丸川は長いものに巻かれるのか、それとも正義を追い始めるのか。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #108 

99.9-刑事専門弁護士- #108

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
前回、逮捕された深山。衣装で遊ばれた第8話。
個人的には班目さんの「僕の服」がよかったなぁ……普通すぎて。

第8話あらすじ
突然、斑目法律事務所に刑事たちがやってきて、深山 (松本潤) は殺人の容疑で逮捕されてしまう。佐田 (香川照之) や 彩乃 (榮倉奈々) は驚きを隠せないまま、すぐさま留置所に足を運び、深山と接見を行うが、深山はまともに話をしようともしない。

警察の調べによると、深山は 鈴木 (林泰文) という男とレストランで会っていた。鈴木は、深山が作った調味料を料理にかけて口にしたとたん、苦しみ倒れ、病院搬送後まもなく死亡。深山の自宅から押収したパソコンからは、毒物の購入履歴が見つかったという。

動かしようのない証拠を突きつけられた深山は、留置所の中から “事実” を突き止めようとするが……。
逮捕されてもマイペースな深山。真相を知りたいがために、なかなか出ようとしない。班目さんも使われてるしねぇ……。
趣向としては面白かったけど、異質すぎてただのコメディにしか思えなかった。

一方で、ようやく深山父の事件も物語に関わってきた。と思えたけど、思えただけで大した関わりがなかった。とは言え、やっぱり班目さんは深山父と繋がりがあったのか。じゃないと、物語にならないものねぇ……わざわざ刑事弁護部門作ったり、招いたり。
次回よりもすべてが明かされるであろう最終回が楽しみで仕方ない。班目さんは何を企んでいるのか。

それにしても検察は何がなんでも深山を父親の事件の真実にたどり着かせないために潰そうとしているようにしか見えなかった。のは穿ちすぎだっただろうか。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #107 

99.9-刑事専門弁護士- #107

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
前回佐田センセーはモナコに行けませんでしたが、当方はモナコを堪能しますた。

それにしても、ゲストキャストが豪華だよなぁ……。桂センセーだよ、桂センセー。被り物(アフロを被り物と言うな)で、最初解らなかったけど。
小ネタがただの小ネタではなく、伏線にもなっているし、作り込んである。その作り込みようをトリックや偽装にもっと向けたらいいのに。
0.1%がテーマなだけに、最初に挙げられる被告は無罪が大前提のドラマではあるが、大前提だからこそ、真犯人が逃れた偽装をもっと巧妙にしないと、0.1%なのにそんなにあっさりと暴かれていいの? とか、その程度のことかとなるほうが問題かと。

第7話あらすじ
大手玩具メーカーの社長が、副社長である息子の 河村英樹 (高嶋政伸) に殺害されてしまう。
しかし逮捕されたのは、同社専務取締役・西岡 (嶋田久作) だった。

深山 (松本潤) 、佐田 (香川照之)、志賀 (藤本隆宏) は容疑者である西岡の弁護人となり、当時の状況を聞くが、西岡は 「まったく見に覚えがない」 と語る。
また 彩乃 (榮倉奈々) も西岡の娘に話を聞くが、西岡は当時一緒に家に居り、アリバイがあると主張する。

しかし、決定的な証拠である “凶器の花瓶から検出された西岡の指紋” が、西岡を有罪へと追い詰めてゆき…。


相変わらず、班目所長は胡散臭い。彼の正義が何なのか。
「今手にしているものはなくなっても、未来だけは残るんだよ」
という、志賀センセーに言ったことばは意味深。

でもって佐田センセーは事務所でも壊れてきたよねぇ。明石さんに意図せずとも遊ばれてしまったり。

明石さんと言えば、相変わらず自作のスマホケース使ってるけど、あれ使いづらくないのかなぁ……鞄の中でもかなりスペースとるだろうし。実際、明石さんの中の人の作品なわけだけど。片桐さんのモチーフチョイスってツボ。どう考えても使いづらそうなのに、アレが欲しくなるというマジック。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #106 

99.9-刑事専門弁護士- #106

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
後編。過去2件と今回の事件がどう片付くのか、佐田センセーの立ち位置というか、今後どういう扱いになるのかが興味深い第6話。
このまま自分は間違っていないと虚勢を張り続けるのか、それとも「正義」を求める弁護士になるのか。
個人的には後者になっていただかなくては、今後ある深山父のエピで佐田センセーの活躍がなくなるのではないかと、杞憂してしまう。

第6話あらすじ
深山 (松本潤) は、18年前に自殺した 谷繁 (千葉雄大) の父親が、実は自殺ではなく、三枝 (平田満) に殺害された可能性が高いと考える。
彩乃 (榮倉奈々) ら刑事事件ルームのメンバーと共に調査を積み重ねた結果、ある事実にたどり着き、確証を持って三枝を追及する深山。
しかし三枝は、18年前の同じ日時に起きた 「杉並区資産家令嬢殺人事件」 で 「犯人を目撃した」 と証言していた。
そして、その三枝の目撃証言が重要な決め手となって、犯人が逮捕され、有罪が確定していたのだ。
つまり三枝には、谷繁の父が殺害された時刻には、もうひとつの事件が起きた付近におり、谷繁の父を殺害するのは不可能である、というアリバイがあったのだ。
深山は三枝がアリバイ作りのために “嘘の目撃証言” をした可能性もあると考え、その目撃証言の調書を作った検察官であった 佐田 (香川照之) を厳しく追及する。
佐田だけが知る “18年前の事実” とは一体 ——。

さらに深山と彩乃は、18年前に三枝が 「犯人を目撃した」 と証言した現場に足を運ぶ。
すると18年が経ち手がかりなど何も残っていないと思われた現場から、思いもよらない事件解決の糸口が見え始め…。
明石さんと藤野さんのコンビもいい形になってきた。

「自分にとっては小さなことでも人によっては大きなことになる。刑事事件って難しいな」っていう班目さん。意味深すぎて、今回に限らず、その後大きな何かが出てくるんじゃないかと穿ってしまう。
班目さん、本当いいキャラというか、おいしいところもってくというか……。
最後の、大友検事と班目さんが同期とういうのには予想外過ぎて、これからが怖い。

佐田センセーは結局、上司に都合のいいように扱われたんだなぁ。
それにしても変わり身が早い。もっと葛藤で引きずるのかと思ったら。これまで18年間葛藤していたということか。まぁ、前後編だから仕方ない。
今までは虚勢を張って、かっこつけてたけど、最後説得する姿は格好良かった。

でもってまた一人若い検事が葛藤を抱えるようになる、と。
メインは班目法律事務所だから仕方ないけど、丸川の葛藤と権力に歯向かおうとする姿勢をもう少し見られたらよかったような気がしないでもない。

あと、現在の事件があっさり終わって、谷繁くんの存在が寂しいものとなった。でもまぁ、彼が三枝氏に詰め寄らなければ、18年前の事件は相変わらず再審棄却だったわけで。そう考えると登場シーン少なくとも、存在意義は大きかったのか。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #105 

99.9-刑事専門弁護士- #105

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
今回は前後編の前編。F1があったので録画したのだが、前後編って続きが気になるので結局すぐすっきりできるように見たのは日曜。どんなに気になっても数時間で解決になるように、と。
というか、内容も重そうだったので、そんな状態で1週間はキツイもの。

まぁ、軽い内容の刑事事件なんてドラマにはならないけど。
ただ、過去が絡んでくると気分的に「時間の積み重ね」が更に重くのしかかる。

前回、今回深山の父親の一件かと読んだのだが別件だった、と。

第5話あらすじ
深山 (松本潤) は、三枝 (平田満) を暴行したとして逮捕された 谷繁 (千葉雄大) の弁護を担当することになる。事件当時のことを聞くため、彩乃 (榮倉奈々) と共に接見するが、その最中に谷繁は 「あいつが殺したんだ…」 と呟きながら倒れ、意識不明の重体となってしまう。

被疑者から話を聞けなくなってしまった深山と彩乃は、目撃者から 「『お前が殺したんだ!』 と叫びながら殴っていた」 と聞く。だが、被害者の三枝は、谷繁と面識もないのに襲われたと主張。納得の出来る証言を聞けない中、深山と彩乃は谷繁の妹に会いに行く。

一方、不起訴の決裁が増えている検察官の 丸川 (青木崇高) は、検事正・大友 (奥田瑛二) から忠告をうける。さらに、過去の案件で再審請求を出されているから資料に目を通しておけと指示される。その資料には、ある名前が記載されていて……。
明石さんの司法試験の結果から始まる。
合格発表を見に行くのを付き合ってくれて、あまつさえ見てくれるなんて優しいなぁ、深山。
本編は全然優しくないけど。
というか、明石さんって完璧深山のおもちゃ状態だよね……。
そして今回は使い物にならず。話を訊いてあげてるというか、面倒を見てあげてる藤野さんが可愛かった。ああいう感じで子供たちの面倒も見ているのね。

佐田センセーは奥さんだけじゃなく、娘にも弱かったか……。
佐田センセーって奥さんや娘に弱いけど、仕事面では強い人だと思っていたけど、虚勢張ってたんだなぁ、と。結局長いものに巻かれた結果が、18年前の事件の件に繋がる。
まぁ、今までの虚勢は18年前の不正というか捏造を悟られないように、精一杯強がっていた姿なんだと思うと、佐田センセーも可哀想っちゃ可哀想だけど、それによって今回の加害者が生み出されたことを考えると、同情はできない。


班目所長ってやっぱり、すべてお見通しなんじゃないかな、と。深山の父親の一件も、佐田の過去も。
ラグビーを見ていた深山。そこに孫のラグビーを見に来ていた班目。深山は父親との思い出としてラグビーがあるが、もしかして班目は深山父と面識があったのか、それ以上に関わりがあったのか。
一番曲者だわ。やっぱり岸部一徳氏が演じる役だもんなぁ。

事件そのものも重いが、過去の事件からつながっていて、その過去の事件も重い。
それぞれの立場としがらみ、思惑があって、自分のことしか考えていない。結果、被害者やその家族のことなんて考えていない。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #104 

99.9-刑事専門弁護士- #104

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
元検事でヤメベンな佐田さんの弁護士としての分野というか、元々の事務所の分野が企業弁護だからだろうか、企業利害が絡んでくる。
まぁ、現実社会に於いても企業利害が絡まないことはなないのでこうなるのも仕方ないかな。
ただ、そんな中でひとひねりがあって、面白い。

第4話あらすじ
深山 (松本潤) の所属する斑目法律事務所・刑事事件専門ルームに、新たな依頼が舞い込んでくる。
太陽光発電に関する世界的発明者である 菊池 (板尾創路) が、仕事の元同僚である 井原宏子 (ハマカワフミエ) への強制わいせつの罪で告訴され、弁護を依頼してきたのだ。
菊池は強く無罪を主張するが、この手の事件は当事者の証言以外に証拠が乏しいため、潔白を証明するのは難しい。

そんな中、菊池の勤めるウドウ光学研究所の社長・鵜堂 (升毅) が、会社で示談金を準備させて欲しいと提案する。
現在、菊池が研究を進めている特許技術が完成間近なのに、裁判のために開発が遅延してしまっては、あまりに不憫だという。
喜ぶ菊池は研究チームにこれ以上迷惑をかけないためにも、示談を成立させるが…。

汚れきった私は会社が、社長が仕組んだ事件だと予告のときから思っていますた。まぁ、誰もが読める展開というか黒幕。
しかしそこは簡単な物語にはしなかった。元女性社員とその彼氏が実行犯で、引っ張る引っ張る。刑事事件なのに、法廷は出てこず。バリバリ刑事事件という印象ではなかった。

今回は佐田センセーが上手だったけど、その佐田センセーを手玉にとっている深山。但し、佐田センセーは手のひらで転がされてもただでは起きないわけで。
まぁ、一番上手なのは佐田センセーの奥様だけど。

赤石さんは酒、弱いのね。相変わらず、土下座というかひれ伏すというか俯せ寝は特技。藤野さんも特技土下座だったことが判明。というか、藤野さんのほうが「ザ・土下座」って感じだけど。対照的に戸川さんは「誰がひれ伏すものですかっ」って雰囲気バリバリの女王様っぽくて素敵。とは言え完全無欠ではないので、志賀さんに協力を依頼するときの嫌そうな表情と言ったら……サイコーです。

そして衝撃的事実。アフロ(下宿先の店主・坂東)とは従兄弟。
これには立花、赤石、藤野そして加奈子は素直に驚く。DNAの神秘という点で。視聴者的には従兄弟にしては他人行儀すぎな点に驚いたのではないだろうか。
深山のバックグラウンドはまだまだこれから明かされていくんだろうなぁ。
次回がその第一歩になるような……。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #103 

99.9-刑事専門弁護士- #103

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
今回は立花主導弁護のお話なのだが、米ドラと違って邦ドラは主役は一人か二人で、主役以外がエピの主軸でも主役の動向に重きを置くので、結局深山のアレコレが多い。

前回よりは初回に近い笑いの要素の入れ方でよかった、としか言いようがない。

第3話あらすじ
刑事事件専門ルームでは、深山 (松本潤) が 藤野 (マギー) の弁当にマイ調味料で味付けをして食事を楽しむ中、新たな案件が舞い込んでくる。その案件とは、川口建設の金庫に常備していた非常用資金1,000万円が盗まれた事件。経理を担当していた 果歩 (山下リオ) が逮捕され、娘を助けて欲しいと母・冴子 (麻生祐未) から依頼があったのだ。

被告人が女性であることもあり、自分の実力を見せたい 彩乃 (榮倉奈々) が担当したいと申し出て、佐田 (香川照之) に了承される。
 金庫の暗証番号は、社長と専務、経理の果歩しか知らず、犯行日に、社長と専務はそれぞれ出張に出掛けていたという。さらに、家宅捜索では、果歩のカバンの中から金庫に入れていた現金の封筒が見つかり、自宅の押入れから現金1,500万円が見つかる。そんな状況でも、果歩は無罪を主張。彩乃は果歩に話を聞こうと、深山と共に拘置所を訪ねるが、冴子からの依頼で弁護を担当することになった旨を伝えると、果歩が顔色を変え 「私には母はいません。お断りします」 と拒まれてしまい……。
事件そのものは深山が事務所を訪ねて、金庫を開けてもらった時点で犯人までも解ってしまったが、物語の主軸は悲しい家族の愛だったように思える。
最後の深山の過去回想からようやく深山の家族に関する過去とそこに抱えるストーリーが次回から小出しにされるのかな? と期待。

今週の明石さんは司法試験間近。誰もが次も落ちると思っている。
そして戸川さんの準備のよさっぷりに感服。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。すべてフルボトルで用意していた。
別の意味で準備が良いのは佐田さんの奥様。彼女の上手をいくのはちょっとしんどいなぁ。いけるとしたら深山くらいか。あの手のタイプは班目所長でも無理かと。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #102 

99.9-刑事専門弁護士- #102

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
シリアスな社会派ドラマなはずなのに2話目にして、コメディになった気がしてならないのですが。1話目はコメディ要素はあるものの、シリアス要素のほうが多く、メリハリがついていたのに、今回はコメディ要素がスパイスではなく、主成分になっていて、残念。そういう路線ではないと思っていたんだけどなぁ。
チームで脚本を書いているのかと思ってチェックしたら、一人だった。なんだろう、この1話と2話の差。

第2話あらすじ
深山 (松本潤) は、口論となった男を、もみ合いの末にナイフで殺害してしまった 山下 (風間俊介) の弁護を担当することになる。
山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で大騒ぎをする 木内 (岡山天音) という男を注意すると、外に連れ出される。そこで、逆上してナイフを出してきた木内を、もみ合った末に奪ったナイフで殺害してしまったのだ。当然、山下は正当防衛を主張している。

だが、深山は山下の証言に違和感を覚え、彼ならではの捜査を始める。
そんな彼の捜査方法に振り回される 佐田 (香川照之) や 彩乃 (榮倉奈々) ら刑事事件専門ルームのメンバーは……。
事件は単純なように見えて裏があった。ただ、創作としてみると容易に読める展開ではあるが。
そして、風間俊介氏は静かな演技させると、本当に上手い人だなぁ。思いっきり感情を露わにするよりも、こうして静かに秘めるほうが「伝える」というのは難しいのに、ちゃんと伝わってくる。

明石さんは、弁護士目指すよりパラリーガルのほうがその能力を高く発揮できるのではないだろうか。癖字(※綺麗な文字も書ける)を難なく読めて、清書は速いし、必要な書類を接見から戻ってくると完璧に揃えているし。特技は土下座だし。土下座っていうか、もう俯せだよね……。平伏して、懇願。
深山の癖字は話を訊く相手を見て、ノートを見ていないからであって、事件整理の資料等ボードに書く文字が綺麗なのは、ちゃんと見ているからだろうね。そういうのもひっくるめて明石さんはすべて解っているんだろう。
目を開けて寝ている姿は怖いけど。

もっと対立するかに見えた佐田だったけど、案外順応している。それ以上に嫁の順応能力のほうが高いけど。
今のところ班目さんが深山をどういうカードとして持っているのか、素直に受け取れないので、彼とのやり取りによって深山の立ち位置がどう転ぶのか見ものだし、果たして最終話、企業法務部がどういう立場になっているのか……色々とどんでん返しがあるんだろうなぁ。

とりあえず、次週はF1があるので録画を忘れないようにしないと。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #101 

99.9-刑事専門弁護士- #101

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
今期フジテレビ系がこの枠にドラマを復活させて、脚本家、W主演と話題をぶっ込んできたにも関わらず、3倍近いだか3倍以上だかの視聴率を獲って圧勝。現代に於いて視聴率にどれほどの意味があるかは知りませんが。
とりあえず、1話目を見た限り日曜劇場が視聴率をかっさらっていく王道パターンの勧善懲悪っぽい感じで、且つ恋愛ドラマではなく、社会派ドラマ。

正直、この時期この枠の連ドラは観ないようにしてるんですがね。21:00-ってF1とかぶるから。地上波放送あった頃はF1深夜だったので気にならなかったけど、地上派放送をやらなくなってから、ウチでは何の因果かBSの映りが悪いため、CS組になったわけですよ。そしたら大抵のレースは日本時間21:00-決勝なので、土日のこの枠はシーズン開幕と共に見なくなっていたわけですが……1話を見た限り、面白い。久々に、原作付でないドラマにワクワクさせられた。
F1ある日は録画します。

第1話あらすじ
深山大翔 (松本潤) は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日、何度も無罪を勝ち取っている実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦 (岸部一徳) からヘッドハンティングされる。
社会貢献の名目で新設された斑目法律事務所の刑事事件専門チームにパラリーガルの 明石達也 (片桐仁) とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘 (香川照之) は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目から1年後のマネージングパートナー昇格を条件に出され、渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味がない様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である 立花彩乃 (榮倉奈々) も、斑目の命により、これまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。

そんなチームのもとへ殺人事件の弁護依頼が舞い込む。依頼人の赤木義男は運送業の経営者で、流通業界の風雲児としてメディアを賑わせたネットショップ社長が殺害された事件の殺人容疑として逮捕されたが、本人は酒に酔っていて事件当日の記憶がなく、事件の関与を否定。無実を訴えている。しかし、検察庁の調べによると、指紋のついた凶器や防犯カメラの映像などの物的証拠に加え、容疑者の赤木は被害者から仕事の契約を一方的に打ち切られており動機も充分。まさに赤木が犯人である条件が揃っていた。
検察は有罪確実な案件しか起訴しないから日本の刑事事件は起訴されると 99.9% 有罪になる。検事出身の佐田は、容疑者に罪を認めさせ反省を示した上で情状酌量を探る道を探すのが弁護士の仕事だと深山に促す。だが、深山は 「肝心なのは調書より事実。99.9% 有罪が確定していても、0.1% に事実が隠されているかもしれない」 と諦めない。そして、事件の状況を丁寧に検証する深山の頭には、ある可能性が浮かんでくる。その可能性を探るためには、佐田の力が必要になるが…。
果たして、深山たちは事件の真相を明らかにすることができるのか?

事件そのものは、これで有罪決まったら、目覚め悪いなというザル。現実でもこんな風に、この証拠だけで有罪決まったら泣くわ。ってぐらい、ザル。
まぁ、起訴された段階でストーリーが出来上がってるから、ここまで検証しているんだろうかって疑いたくなるくらい、検証しないとひっくり返せないんだろうけどね、現実でも。

所長の班目さんが岸部一徳氏が演じているので、小野田(相棒)しかり、神原(ドクターX)しかり、非常に胡散臭い。いきなり儲からない刑事事件も扱うなんて、これからの時代アピールしないとねってことでも非常に胡散臭い。額面通りCSR(企業の社会的責任)と受け取っていいのかどうかどうか、本当に怪しい。
企業弁護士集団で稼いでるとは言え、そんな中、刑事専門の深山を雇おうとすること自体、胡散臭い。誰でもいいわけじゃなく、深山だから雇いたいという時点で弁護士会会長以外にも政治的何等かの目的があるのだろう。

そして、最初は断ったものの、それでも班目法律事務所に入ることにした深山自身胡散臭い。
公式サイトの説明によると「父親が飲食店を営んでいた」ことと相関図で検事の丸川と互いに「ライバル視」とついていたが、1話目を見た限り、丸川とよりもその上の検事正・大友と何かがあるのではないか、と。
刑事専門なのは、父親か家族、身内が冤罪でどうかなったこと、そこに大友がかかわっているのではないかということ。またこの大友に対して班目が何かあるのではないか。故に大友と師弟関係にある佐田を一年後のパートナー昇格を餌に刑事事件担当に異動させた、と。深読みしすぎですかね。
オリジナルドラマの良いところは、放送されるまで好き勝手深読みできることだなぁ。

個人的にはパラリーガルの明石さんは、弁護士を目指しているけど、パラリーガルのままのほうが存分に能力を発揮できるのではないだろうか。あれだけやることを言いつけられて、的確にツッコミを入れて、文句を言いながらも十分とは言えない時間で言われたことをきちんとやり遂げているので能力は高い。一番高いのは佐田さん付の戸川さんだろうけど。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
Index[Diary]ドラマ・映画 臨床犯罪学者 火村英生の推理 #010(最終回) 

臨床犯罪学者 火村英生の推理 #010(最終回)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
サブタイトル「ロジカル・デスゲーム」
原作:作家アリスシリーズ19『長い廊下がある家』(光文社)「ロジカル・デスゲーム」
火村英生……斎藤工/有栖川有栖……窪田正孝
小野希……優香/貴島朱美……山本美月/八十田宗則……マキタスポーツ
坂下恵一……清水一希/松野貴子……堀口ひかる/渋谷千尋……松永渚/謎の少年……小野寺晃良
諸星沙奈江……長谷川京子
難波洋……松澤一之/鍋島久志……生瀬勝久/篠宮時絵……夏木マリ
ロジカル・デスゲームの原理というか元ネタは≪モンティ・ホール問題≫の確率論から。

最終回、原作はS19『長い廊下がある家』(光文社)「ロジカル・デスゲーム」だが、原作はシャングリア十字軍とは一切関係のない物語なので、それは先週の段階から、使われるとしたらゲーム(ロジカル・デスゲーム)だけが使われるのではないか、と理解していた。ただ予告ではダムでの対峙がアピールされていて、崖で対峙するシーンがある原作って何だっけ? と真剣に悩んだりもした。

蓋を開けてみれば非常に訳が解らないというか、理解しがたい展開で終わったな、と。
個人的にはこの「ロジカル・デスゲーム」の緊迫した雰囲気が好きだったので、映像化して欲しいとは思っていたが、それはあくまでも原作のような緊迫であったわけで、ゾクゾクするような仕上がりではなかった。

原作の犯人は、火村の講義を授業料を払わず、もぐりこんで勝手に聴講し、図々しくも火村に声をかけて存在をまずアピールした後、過去に起こったこととして架空の犯罪をでっちあげて、火村を誘い、自宅に強引に連れ込む。そこで現在進行形の犯罪である、自殺に見せかけた殺しの犯人が、目の前の犯人であると気づき、彼のゲームに火村は飲みこまれていく。というか、銃で脅されて強制参加させられると言ったほうが正しいのか。

ドラマは諸星がそのゲームを仕掛ける犯人の役割を担っているのだが、原作犯人とは動機が違うため、火村をゲームに参加させる手段も違う。
ドラマでの火村は強制参加ではなく、ある意味自主的に参加している。そこには諸星が人を意のままに操れるカリスマ性と、心理戦があってこそなのだが、心理戦も一辺倒で、カリスマ性はないし、かと言って身震いするような狂気もない。
心理戦に関しては、脚本が薄っぺらかったとしか言いようがない。カリスマ性に関しては、台詞がない頃の諸星にはミステリアスな雰囲気があったが、何か喋るとその内容が俗っぽく下品で、どうもカリスマ性があるように見えない。何より、長谷川京子さんが綺麗だから、印象付けるために真っ赤な口紅なんだろうけど、それもただ彼女の美貌を際立たせているだけで、そこに狂気が宿らなかったのが、敗因かと。かと言ってあの年代で誰が身震いをするような狂気を出せるかと言ったら思い当たらないんだけど……あ、コニタンが居た。小西真奈美さん。ただ彼女は美人というより可愛い系なんだよなぁ。でも狂気ある演技が凄いんだよねぇ。

いや、それ以前の段階で、女キライ(但しゲイではない)の火村にとって身近な女性が大家のトキエさん、教え子の朱美、刑事の小野というミスリードをさせておいて、実は自分ですと諸星に主張させている時点で説得力がない。
ドラマ版は女キライの部分を意図的に出さなかったのだろうと思うが、この女キライの部分は火村が抱える「人を殺してみたいと思ったことがある」過去から、故に現在臨床犯罪学者になり、准教授になった今にもつながる部分なのに、出さなかったからそこでずれが生じて、距離感がグダグダになった感が否めない。
話を戻すが、火村にとって大家であるトキエさんは別として、朱美と小野は身近な女性として成立しないし、脅迫の材料としてはトキエさんも含めて説得力がない。
火村を自分の思い通りに操るために諸星のようなタイプは人も使うが、自分の頭脳を存分に使うタイプではないのだろうか。そうでなければ、設定としてカリスマ性があり、新宗教だか、ただの政治的思想のヤバい奴らの指導者だか、とにかく公安からマークされる組織の指導者として人を惹きつけることは無理ではないか。だが、見せられた諸星は下準備もない、行き当たりばったり感がとても強い展開だった。
実際諸星が自分の頭脳を存分に使ったならば、下調べした段階で火村英生という男にとって女性陣は動かせる材料ではないと気づくだろう。今までのドラマの描写に於いて、確かに女キライを公言してはいなかった。むしろ朱美を近づけすぎていたくらいだが、だからと言って取引材料に使える程親しくもない。

火村が一人で向かうことに説得力を持たせるために、前回の鍋のあとの飲みのシーンを入れて、そこでシャーロック・ホームズとワトソンの話をさせたのだろうけど、今までかろうじて上澄みだけでも原作成分を取り入れていたのに、今回はゲーム以外は作家アリスシリーズというより、シャーロック・ホームズシリーズへのオマージュだった。最後の最後で、あんたら誰? 状態になってしまった。
そして、アリスのモノローグに、裏切られた。作家アリスが作家アリスを書いているわけではないのに、それまでも幾度となく、体験を物語にはしないと言わせておいて、幸せな結末を望む、とあたかも現実とは違う展開で作家アリスが作家アリスを書いているかのようなモノローグに幻滅。作家アリスが書いているのは学生アリスシリーズであり、学生アリスが書いているのが作家アリスシリーズというパラレルは譲れない。

原作に於いて、火村の闇に決着がついていない以上、ドラマではドラマなりの解釈で決着をつけなければいけないと思ったのだろう。それ故に火村に変な「この犯罪は美しくない」という決め台詞まで毎回毎回吐かせ、その意図として人を殺したいと思ったことがあり、やがて自分なら気づかれない美しい犯罪として成立させられるのではないかと思い上がり、突き詰めた結果美しい犯罪なんて存在しないと気づいた。だからどんな犯罪も美しくはないという意味で「この犯罪は美しくない」と言い続けてきたわけだ。
ならば、そこで人を殺したいと思ったことがあるという火村の過去は一応決着がついているのに、今回諸星に「人を殺させてあげる」と挑発され、それに乗った火村の真意がよく解らない。
シャーロック・ホームズに重ねたのだろうが、ホームズと火村の動機が違う時点で説得力がない。アリスが諸星をモリアーティ教授に重ねていたが、ただ一度面会しただけで、説得力があるような対立構図もない。

また、制作陣が違うにも関わらず、前日の「怪盗山猫」と同じ終わり方という、手抜き感をどうしてくれようか。


なんとか最終回まで見続けることができたが、「怪盗山猫」程オリジナル展開に持って行ってぶっ飛ばし感がない、中途半端で改悪が目立ち、がっかりもした。
どうして、中短編の原作を選び、一話ないし二話完結で構成していかなかったのだろう。敢えて、長編(『ダリの繭』『緋色の研究』)を無理やりやったのだろう。どうして、原作では逃亡という形であえて決着をつけていないシャングリア十字軍を出したのだろう。なんで原作では決着をつけていない火村の闇を結論付けたのだろう。

Nのために」のときにも書いたが、原作ミステリの場合「物語の本筋である、事件や犯人を変更することはタブー」だと考えている。それ故に「それ以外の部分で視聴者を引き付けなければならないわけで、かと言って本筋とは別のところに力を入れてもそれはそれで成り立たなくなって、いわゆる「原作凌辱」とか「キャラ崩壊」と言われる状態になってしまう」とまで考えている。この考えはもうずっと変わっていない。

正直窪田正孝氏が出演していなければ、最後まで見ていなかった。
そして緊急告知と煽るだけ煽って、結果huluで3話分配信するよ、という力が抜ける告知だった。
第一弾は原作S21『菩提樹荘の殺人』(文藝春秋)「探偵、青の時代」
第二弾は原作S9(国名S5)『ペルシャ猫の謎』(講談社)「切り裂きジャックを待ちながら」。こちらは前後編。
デコ出し窪田正孝氏が見たいので第一弾は観るけど、第二弾はどうだろう……窪田正孝氏不足で見てしまうかもしれない。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
Check
このエントリーをはてなブックマークに追加
About
元が腐っているのでナチュラに腐ったことをほざいてるかもしれないブログ。
原作厨というか原作至上主義。ネタバレデフォ。単行本派やネタバレ嫌な人は回れ右のブラウザバックかタブ閉じてこのブログの存在を記憶から抹殺。
米ドラは本国放送した時点(寧ろスポイラー出た時点)でネタ解禁だと思っているし、連載漫画は本誌が発売された時点でネタ解禁だと思っているので日本放送だったり単行本派の人には優しくないブログ。

過去のはこちらから
Twitter
Pick Up Entries

New Entries
Entries
Comments
Trackbacks
Category
Archives
Links
Blog People
BL×B.L. People
BL×B.L. People
BL NOVELS TB
BL COMICS TB
Ranking


Others

  • RSS feed meter for http://koda.jugem.cc/
  • あわせて読みたい
  • SEO対策My Zimbio

adadadadadad

▲Page Top

アクセスランキング