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アンナチュラル #010(最終回)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

Unnatural Death #10 旅の終わり
中堂(井浦新)の恋人・夕希子(橋本真実)をはじめ、複数の女性を殺害した疑いのある高瀬(尾上寛之)が警察に出頭。
しかし、遺体損壊は認めたものの肝心の殺害については否定する。殺人を立証できる証拠もなく、ミコト(石原さとみ)たちは歯がゆさを感じながらも、高瀬を殺人罪で裁くため検証を続ける。

そんな中、六郎(窪田正孝)がUDIの情報を週刊誌にうっていたことがメンバーに知られ、UDIに崩壊の危機が訪れる…!赤い金魚殺人事件の全容がついに明かされる最終話!10分枠大スペシャル!

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太 / 糀谷夕希子:橋本真実

ゲスト

高瀬:尾上寛之 / 橘芹那:葉月みかん / 大崎めぐみ:黒沢恵梨
糀谷和有:国広富之

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

遂に最終回。

事件の主軸は高瀬の連続殺人事件。
高瀬は殺人に関しては否認し、死体損壊だけだと主張する。
橘や大は内見中に突然死したため、怖くなって橘はホルマリン漬けにして腐らないようにして捨てようとしたし、大崎は切断して捨てたと証言する。

橘の件は高瀬がボツリヌス菌の存在を知っていて、そこから食中毒で死んだと言い出す。ご遺体はもう火葬してしまっているため、再鑑定はできない。
現状では殺人で起訴することはできない。そのため烏田はミコトに「ちっぽけなプライドをちょっと捻じ曲げて」鑑定書からボツリヌス菌の記述を削除するように助言する。
鑑定書から削除するということは、事実を伏せること。烏田は大したことないように言うが、法医学者として、人として事実を捻じ曲げられないミコトは悩む。

そんな中、宍戸が高瀬の26人の殺人について書いた本が出る。宍戸はワイドショーに呼ばれたりもするし、週刊ジャーナルではボーナスが出されたりもする。その状態が面白くない末次。何故判明していない事件を「高瀬の妄想」ということにして書いたのか、事実は事実として書けと問い詰めるが、宍戸としては事実として書いて、結論づけてしまえば世間の興味はすぐなくなってしまう。しかし、証拠がないのだから事実と虚構を織り交ぜて曖昧にしておけば、世間の興味を惹けるし、高瀬は殺人罪では裁かれず、伝説になれると言い切る。

宍戸の本を読みながら証拠がないかを探すUDIメンバー。そんな中、神倉がUDIの情報を週刊ジャーナルに売った者が居ると告発を始める。
六郎は自分のやったことを素直に告白し、皆の力になりたかったことや中堂、東海林、神倉、ミコトに謝罪をしてUDIを辞める。

中堂は起訴できない、殺人で裁けないということばをぐるぐると考える。
そしてミコトにボツリヌス菌の記述を消した鑑定書を渡し、これを出せと言う。
中堂がその罪悪を請け負う。二人のやり取りを見ていた神倉の眉間の皺が深くなる。

翌朝出勤したミコトは一緒になった東海林に「UDI潰しちゃうかも」と謝罪する。やっぱり削除した鑑定書を提出することに抵抗がある。
部屋に着き、中堂からの鑑定書を破棄しようとデスクを開けたら鑑定書がない。焦るミコト。
一方神倉は烏田に鑑定書を提出に来ていた。
鑑定書を読んで、記述を削除していないことを指摘し「三澄先生も強情ですね」と嫌味を言う烏田に対してミコトではなく、自分の判断だと言う神倉。
助成金を持ちだして脅そうとする烏田に対し、警察からも仕事をもらっているが、成り下がったつもりはない、あくまでも対等だと言い切り、黒いものを黒にしろ、それはそちらの仕事だと啖呵を切る。
UDIに戻ってからミコトと東海林に助成金打ち切りかもと謝罪し、弱音を吐く。

宍戸の本を読んで、何かに気づく中堂。南雲に明日の「搬送と火葬」を頼む。

落ち込んでいるミコトは実家に帰る。母親に実母に巻き込まれた不条理な経験が不条理な死へ立ち向かうきっかけになって、今もなおそれが原動力だがくじけそうになっていて、弱音を吐く。受け止める夏代さん。
その光景を見ていた弟は六郎にUDIで何かあったのかと電話をかけるが、もうUDIを辞めている六郎はことばを濁す。
その帰り、週刊ジャーナルを見かけ、そこに書かれた内容(糀谷夕希子の写真と夜の仕事について書かれた記事)に腹を立てて、翌朝末次に抗議に行くが、世間が望んでいる記事を書いて何が悪い、という態度で追い返される。
敷地を出ようとしたとき、夕希子の父親に声をかけられる。

糀谷和有をUDIラボに連れていく六郎。
今回、週刊ジャーナルの夕希子の写真は八年前和有が宍戸に渡したもので、数年前まで取材でやり取りはしていたが、あるときぱたりとなくなった。その頃には高瀬に行きついていて、自分と接触するメリットはなくなったんだろうとミコト、東海林、神倉に語る。
和有はずっと中堂が犯人だと思っていて、夕希子の墓の場所も教えておらず、命日には中堂に脅迫染みた手紙を送っていた。今回会って謝罪したかった。しかし中堂は不在。中堂に電話をかけるミコトだが、中堂は自分のカバンの中に辞表が入っているから神倉に渡すように言って電話を切る。
急いで中堂のカバンを調べ、辞表を見つけるミコト。ある考えに至って、すぐに中堂を探し始める。
南雲に電話をし、中堂の居場所を聞き出そうとするが、南雲は答えず、電話を切る。

中堂は宍戸の元へ出向いていた。
証拠を得るために、テトロドトキシンを注射する。そして解毒剤だと小瓶を見せ、証拠を渡せばこの解毒剤を渡すと言う。
笑って、夕希子を殺したのはお前(中堂)だという事実は消えないと言う宍戸。
夕希子が高瀬の不動産屋に出向いたのは、当時同棲をしていた中堂の家から出るためのもので、その頃、昼間は食堂で働き、夜はクラブで働いていて、その合間にイラストを描いていた。イラストでは食べていくことができず、中堂は「こんな生活」をもう辞めるように言っていた。そのための家探しだった。
怯んだ隙に解毒剤を奪おうとする宍戸だが、中堂はそれを阻止。
観念した宍戸はゴムボールを自分が持っていると言う。

隠していたゴムボールと解毒剤を交換する二人。急いで解毒剤を飲む宍戸。そしてケースに入ったゴムボールを見ている中堂から奪い取るかのように中の液体にボールがつかるように揺する。
中の液体は硫酸。DNAは取れなくなった。
ちょうど六郎と二ケツしたミコトが到着。
何をしたのか聞き出すミコト。ふぐの毒を打たれたが解毒剤は飲んだと笑う宍戸に、フグの毒に解毒剤は存在しないと言うミコト。テトロドトキシンはそう簡単に手に入らないと中堂。
中堂は自分は麻酔を打っただけで、宍戸が自発的に飲んだほうが本命だと言う。
何の毒なのか、薬なのか問うミコトに、答えず、苦しみながらゆっくり死んでいけ、と言う中堂。一線を越えさせないために「戦うなら法医学者として戦って下さい」と必死なミコトだが、中堂はもう法医学者は辞めたと聞き入れようとしない。
ミコト:私が嫌なんです。不条理な事件で人生を手放して同じように不条理なことをしてしまったら、負けなんじゃないんですか。中堂さんが負けるのなんて見たくないんです。私を……私を絶望させないでください。
ミコトと中堂の押し問答は埒が明かないと小瓶に残ってる液体を口に含む六郎。焦るミコト。液体は甘かったと言って吐き出す六郎。
エチレングリコールなのでは? と考える六郎。(成長したよ……エチレングリコールが言えなかったのに……)
問い詰めるが、中堂は答えず、ミコトは六郎に救急車を呼ぶように指示する。
必死な二人に無言で注射器を差し出す中堂。注射器の中身はホメピゾール(Fomepizole/別名:4-メチルピラゾール)でエチレングリコール・メタノール中毒用剤。これを打って代謝を阻害すれば……と打ち始めるミコト。六郎はその間にも他に証拠を隠していないのかと問う。

あと一日居るので中堂と話がしたいと見送る神倉と東海林に話す和有。
神倉に名刺を渡す。そこにはアメリカの住所が。
夕希子も高校卒業するまではテネシーに住んで居た。日本はアメリカより安全だと思っていたのにこんなことになったと悔やむ和有。
見送ったあと東海林が「ウォーキングできないデッドの国かぁ」とぼやく。「何ができない?」と聞き返す神倉。
東海林:あぁ、土葬の国の人だなって。
神倉:最近はアメリカでも火葬が多いそうです。特に都会では。
東海林:テネシーって都会ですかね?
神倉:いや。……どちらかと言うと。
二人で顔を見合わせ、と故郷で眠りについている夕希子が土葬なことに気づき、東海林は慌てて和有を追いかける。

再鑑定できるご遺体が見つかったとミコトに連絡が入る。まだ宍戸の家を捜索中のミコト、中堂、六郎。
中堂に八年前夕希子が火葬されず、エンバーミングされて故郷のテネシーで土葬になっていることを知らせる。八年経った今の技術なら八年前見つけられなかった証拠が見つかるかもしれないとミコトも希望に満ちている。

現地の裁判所で交渉中の神倉。相手三人は英語でまくし立てて、話を聞こうとはしない。
「Be quiet! Listen to me! ただ遺体を持ち帰りたいだけなんだよ」とブチ切れるが埒があかず、烏田に電話。
烏田は電話の向こうが騒がしいのは解るが、何が起こっているのか把握しておらず。それを無視して神倉は再解剖可能なご遺体があること、それを持ち帰るためには外務省ルートからの根回しが必要なことを伝える。神倉の気迫に押されて「ハイ、ワカリマシタ」と電話を切って、惰性で動き始めてようやく事態を把握する烏田。
墓地で掘り起こしを見守る神倉と和有。空輸され、夜に到着。空港からラボまでの搬送は南雲さん。
ミコト執刀で再解剖が始まる。見守る神倉と夕希子を思い出す中堂。

週刊ジャーナルの編集部を訪問し、末次に高瀬事件の追起訴が決まったことを告げる六郎。食いついたのは門松。詳細を知り、立ち上がる末次。

追起訴が始まる。烏田が罪状認否を読み上げる。そのとき宍戸が傍聴席に入って来る。
高瀬は当然否認し、夕希子と会ったことはないと言い切り、誰一人殺してないと言う。
東海林と中堂、二人から少し離れたところに座っている六郎は傍聴席に居て見守る。ミコトは証人として証言台に立っている。口腔内の炎症について証言するが、弁護士にゴムボールの現物がないんだから立証できないと否定される。
烏田がゴムボールや高瀬が子供時代母親と映っている写真(母親の手には例のゴムボール)、また児童相談所の記録(高瀬が母親から躾と称し、ゴムボールを口に入れられていた記録)を証拠として提示する。
弁護士は虐待と事件は無関係だと主張し、被害者の口の中の炎症だけでは被告人とは結び付かないと異議を唱える。静かに「証明できます」とはっきり言うミコト。裁判官は弁護人の異議を却下する。

八年前になかった判定キッド(ID+)を使っての鑑定。PCR阻害物質の影響を受けにくく、わずかな細胞レベルからDNAを検出できる。その結果、出て来たDNAは高瀬のもの。
はっきりと言い切ると傍聴席はざわつく。宍戸が気になり、そちらを見る六郎。宍戸の表情は曇る。
DNAが検出されたのは歯の裏。ゴムボールを押し込んだ時にひっかけたものであり、被害者に自分がされた虐待と同じことをして、母親に対する復讐をした、と告げる烏田に不気味に笑い出し「テンプレですねぇ。何も解っちゃいない」と高瀬。裁判長から注意される。
高瀬を一度見てから烏田に視線を向けるミコト。
烏田:三澄先生。他に言っておくべきことがあるんでしょうか。
ミコト:はい。被害者の口の中には被告人のDNAが付着していた。これは言い逃れようのない事実です。私たち法医学者の仕事はご遺体を調べ、検査し、正確な死因を把握し、事実を鑑定書に書くことです。勿論そこには犯人の感情や気持ちなんて書かれていません。ご遺体を前にしてあるのは、ただ命を奪ったという取り返しのつかない事実だけです。犯人の気持ちなんて解りはしないし、(高瀬を見て)あなたを理解する必要なんてない。(高瀬がミコトに視線を合わせる)不幸な生い立ちなんて興味ないし、動機だってどうだっていい。ただ同情はしてしまいます。この可愛そうな被告人に。(ミコトは正面を向く、高瀬は傍聴席を見る)被告人は今もなお、死んだ母親の幻影に苦しめられています。三十歳を過ぎてもなお、子どもの頃のまんまなんです。(きょろきょろしだす高瀬)
高瀬:黙れ。
ミコト:誰も彼を救えなかった。
高瀬:黙れ。
ミコト:あなたも自分自身を救えなかった。あなたの孤独に心から同情します(高瀬に頭を下げるミコト)
高瀬:やりたくてやった。(ざわつく傍聴席)誰に言われたわけでもない(宍戸が顔を上げる)。殺したくて殺した(中堂が握っていた拳をさらに握り、目を閉じる)。母親は関係ない。(傍聴席を見て)二十六人誰も真似できない、俺はやり遂げた。二十六人だ、(表情筋が緩むのを堪える東海林)俺はやり遂げたんだ(してやったりの笑顔で頭を上げるミコト)。俺にしかできなかった。(笑顔のミコト)俺はやり遂げたんだ(感無量の中堂)。(取り押さえられる高瀬)俺はかわいそうじゃない。俺にしかできなかった。

席を立ち、出ていく宍戸。それに気づき、慌てて追いかける六郎。一定の距離を保ち、電話をかける六郎。
宍戸の前から毛利と向島が制服警官を連れてくる。
毛利:宍戸理一さん。殺人幇助で逮捕状が出ました。大めぐみさんが殺されたアパートからあなたの毛髪が出たんです。
宍戸:殺人幇助というのは殺人行為を手伝った場合のことでしょう。(末次に電話をしていて、どこか聞いている六郎)私は取材をしていただけです。ライオンに喰われるシマウマを撮影するカメラマン。あれと同じ。
毛利:向島ぁ、(向島「ハイ」)ここはサバンナだったか?
向島:東京ですよ
毛利:うん。そういうこと言ってんじゃないんだから。(向島「ハイ」)ここは野生動物の世界かどうかって訊いてんだよっ。
向島:いいえ、に、人間の世界。
毛利:そうだろうよ。人間界にはな、刑法ってもんがあるんだよ。16時34分逮捕。
その様子をスマホで撮る末次と門松。
「読者が読みたい記事No.1、高瀬事件の真実。これ売れちゃうかもねぇ〜」と笑顔を向ける末次に笑顔で頭を下げる六郎。

息子と帰宅中、連絡を受ける夏代。勝ったのかを訊くアキに、ミコトの仕事は終わったけど、まだ次があると答える夏代。
電話の向こうでミコトも「あるねぇ」と同意する。

南雲が霊柩車に棺を納めている。和有は中堂に「火葬して連れて帰るつもりです」と言っている。
中堂は遺品ですとピンクのカバが描かれたものが入っている封筒を渡す。受け取ってピンクのカバを見た和有は最期の電話で夕希子が言っていた、と中堂の家を出る話、ピンクのカバのストーリを話をする。
二匹のピンクのカバが二匹で旅をするのだと。そして夕希子は中堂の家を出ることも同じことで、中堂に甘えている自分が嫌になって、また二匹(カバに自分らのことをなぞられた)で旅をするために一旦一人で暮らすのだと。
「夕希子の旅は終わったけど、あなたは生きてください」と遺品を渡される。

1話と同じようにロッカールームで天丼弁当を食べているミコト。
ルームでは東海林と神倉が何かを言い合っていて、そこにミコトが自分と東海林の長期休暇んの件を訊く。その隅っこでは坂本が荷解きをしている。
毎日ご遺体が来るので無理と突っぱねる神倉。
東海林:うわーブラック企業。
ミコト:まぁ、7Kだいね。キツイ、汚い、危険に臭い。
東海林:給料安いに気持ち悪い。あと何だっけ? あと(ミコト「えー」)
坂本:嫌いじゃない。
ミコト&東海林:嫌いじゃないのK。
神倉:成程坂本上手い(サムズアップ)
中堂:なわけねぇだろ、クソが。
東海林:クソがのK。
ミコト:違うよ。
とじゃれ合っている光景を「いやぁ落ち着くなぁ、UDI」と笑顔の坂本。
ミコト:本当に戻ってきていいんですか?
坂本:うん。
東海林:中堂さんのこともういいの?
坂本:スナフキンだと思えば愛せる気がして。
理解できない東海林とミコト。笑っている二人そこに神倉が「えーみなさん」と声をかける。
神倉:バイト希望の学生さんが面接に来ました。
六郎:九部、六郎と言います。大学の医学部を一年近く休学していたんですが、また大学に戻って勉強中です。将来は法医学の道に進むつもりで、そのために勉強したくてUDIラボに応募しました。法医学は未来のための仕事。いずれ自分も胸を張ってそう言えるようになりたいです
神倉:どうでしょう。なかなか見どころのある新人だと思うんですけど。
東海林:……どうかなぁ〜へっぽこだし。
ミコト:意外と優秀かもよ。とりあえず今日の予定は?
六郎:今日?(ミコト、部屋を出ていく)
東海林:解剖立て込んでんの。(ファイルを六郎の胸にバーンして出ていく)
中堂:早く行くぞ(肩パン)クソが。(出ていく)
坂本:クソ頑張ろう。(出ていく)
神倉:(後ろから肩を押し)行ってらっしゃい。時給安いよ〜。
六郎:はい。

準備をして、ホワイトボードの担当に自分のマグネットを貼る東海林、坂本、ミコト。ミコトは六郎のマグネットをはがし、渡す。自分で貼る六郎。
ご遺体を解剖台に移し、始める。事故で亡くなったご遺体二体。
中堂が不自然な内出血を見つける。

ミコトの実母の事件、もっと深く描くのかと思ったらそうでもなかった。実母の事件が今のミコトの機動力になっているのはセリフの端々から伝わってきたけど、追起訴に関してのシーンで高瀬に向かって「動機なんてどうでもいい」言い切ったところに、そこまでちゃんとミコトも実母の事件と向き合わずに来ているんじゃないかと思った。
高瀬に対しては三十路を超えてもなお母親に囚われていると指摘したけど、ミコトは囚われたくなくて蓋しているように見えた。

六郎はUDIのために、中堂のために情報を得たかったが今回の事件、逆に利用されてしまった。その空回り感が解るだけに、中堂も神倉も、ミコトも辛い。
そして疑問が残ったのは、UDIラボの金の流れの記事や癒着の記事はどこからあの写真が出たのか。合成? 個人的には六郎の他にも子飼いが居たんじゃないかと思ってたんだけどなぁ。
序盤からかなりUDIに肩入れしていた六郎がUDIに不利になるような資料を持ちだすとは思えないんだけど。

中堂さんは長い間、宍戸に指摘されるまでもなく死に対して自分の所為だと思っていただろうし、彼女が家を出ていくのは自分の所為だと思っていただろう。犯人が高瀬だと解って、尚更別々に暮らすように仕向けた自分を責めたのではないか、と。八年前で時間が止まって動けなくなっていた中堂さんは、和有に最期の電話の会話を教えてもらうことで、ようやく前に進めるようになったんじゃないかなぁ。表情の微妙な変化と主題歌の重なり具合が泣けてくる。

宍戸が斜めをいく思考の持ち主で気持ち悪かった、と。
正直、末次が問い詰めたときの伝説云々とか語ってるとき、厨二病乙とか言いそうになるくらい、自己陶酔していて気持ち悪かった。
毛利が殺人幇助で逮捕しに来たとき、本気で自分は逮捕されないと思っていたような態度に虫唾が走った。

ノリが米ドラのクライムもののようにテンポよく進んでくれたので、途中で飽きることもなく、むしろ早くS2来い。くらいの勢い。
というか、来週からどうしたらいいんだろう……もう既にロスなんですが。

序盤、石原さとみさんがミコトを演じるには力量不足だ、みたいな批判記事がネットニュースに上がってたけど、個人的にミコトは石原さとみさんで大正解だと思ったし、嵌ってた。
むしろ、誰が居るんだか、あの微妙なバランスを表現できる女優さんが。
抑揚とか間合いとか一切解らず、ただの文字の羅列だけでミコトのセリフを読むと、下手な配役だとただうざいだけになる一面があった。それが「石原さとみ」だから赦される必死さだったり、食いつきだったりした部分が大きく、「石原さとみ」だから可愛く映った面がある。
この年代は確かにうまい人多いけど、やっぱり微妙な差異があって、とある人が演じると堅すぎるイメージになるし、とある人が演じると悲壮感たっぷりになりそう。

市川実日子さん、窪田正孝氏、井浦新氏は表情ひとつで惹きつける役者さんだよなぁと再認識。
市川さんは東海林がコメディ担当な部分があったのでそういう面が今回目についたけど、セリフなくても、表情が多弁。
窪田正孝氏は相変わらず全身で演技。六郎が成長し過ぎてる気がしないでもないけど、不自然じゃない「やる気度」の上げ方で終盤の面接シーンは凄い成長が感じられる挨拶の仕方だった。あの加減が上手いよなぁ、と。まぁ最終回序盤辛い表情ばかりだったから、余計に終盤のあのシーンが好きというのもあるけど、一番好きなのは末次に笑顔で頭を下げるシーンとミコトからマグネットを受け取ったときの笑顔かなぁ。やっぱりはにかみ笑顔の窪田正孝氏サイコーだよね。笑顔もいいけど、追起訴の罪状認否シーンで何気ない宍戸を気にしたり、中堂を心配したり、ミコトを心配したりというシーンの表情と目線がグッとくる。
井浦新氏は個人的にはこれまで大きな動きで魅せるタイプだと思っていた。オーバーリアクションではなく、表情のはっきりさせているというか。一つの表情だけを見せるキャラクターならその一つを全面に押し出したり、今回の中堂のような微妙な心情の変化を表情で表すときも、徐々に変えていく、その徐々がメモリひとつずつという感じで、だけど今回はひとつずつというより0.5ずつだった印象。余計に繊細だったなぁ、と。

松重さんと飯尾さんは今期、ドラマ掛け持ちだったので出演シーンが少なくて残念。
というか、松重さんに至っては大杉漣さんを看取って、死をテーマにしたドラマに出演し続けたその精神力に感服。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #208 

99.9-刑事専門弁護士- #208

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
選挙を目前に控えた、元文部科学大臣・藤堂正彦(佐野史郎)議員の選挙事務所で、毒物による殺害事件が起きた。事務所に送られてきた羊羹を食べた、藤堂議員と妻の京子(森口瑤子)、後援会長の金子源助、第一秘書の上杉の4人のうち、上杉が死亡し、藤堂の妻・京子は意識不明の重体になった。事件後、羊羹の送り主である、ニシカワメッキ社長・西川五郎(おかやまはじめ)は逮捕・起訴されていた。
羊羹に混入されていた毒物は鑑定の結果、依頼人の会社が保有するものと一致していた。しかも、新規事業のために西川は、藤堂議員に陳情に行き断られていたという動機まで発覚。絶対的不利な状況の中、別人のように乗り気な佐田(香川照之)。一方、深山(松本潤)はある矛盾に気付く。そこで、斑目所長(岸部一徳)の紹介で、個人で鑑定をやっている元科捜研・沢渡清志郎(白井晃)に鑑定を依頼し、重要な証拠を見つける。

そんな中、舞子(木村文乃)は、この裁判の裁判長が川上(笑福亭鶴瓶)であることを知る…。

不気味な笑顔を見せる川上。そして、川上から深山たちに予期せぬ判決が—

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 尾崎雄太:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

藤堂正彦:佐野史郎 / 藤堂京子:森口瑤子 / 氷室兼次:篠井英介
沢渡清志郎:白井 晃 / 金子源助:原金太郎 / 西川五郎:おかやまはじめ
検事:浜田信也 / 平塚:中村まこと / ゆう実:緒方かな子

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:岡本伸吾

最終回に向けて深山対川上判事の直接対決前哨戦をお送りいたします、状態。

事件としては身に覚えのない殺人容疑で逮捕起訴された依頼人。
被害者が政治家の第一秘書と政治家の妻。
依頼人が創業記念で毎年贈っている羊羹に毒物が混入されていて、それを食べた第一秘書が死亡、政治家の妻が重体となった。
深山たちは元科捜研で現在は民間鑑定所で独自の鑑定方法を確立している沢渡に鑑定を頼む。科捜研で検出される成分表よりもより厳密に判別するため、科捜研で出した結論とは違う結論に行きつく可能性も大きくある。
今回、鑑定結果は異なっていた。不純物の混ざり具合から、依頼人の会社が取り扱っている薬物と羊羹に混入されていた毒物は異なるものであり、今回使用された薬物は過去島根県で起きた事件で使われていた薬物と一致。

深山と尾崎は島根県に飛び、事件当時の事をその会社社長に訊く。当時、薬品の管理が今よりも杜撰で、それが許された時代だったために起こった事件で、現在はちゃんと管理しているし、当時使われた薬物の残りは現場にあって、それは警察が押収したと言われる。
深山は社長の机に置かれた写真が気になる。

東京へ戻った深山たちだが、社長と政治家のつながりが解らない。事件当時持ち出された薬物は小瓶に移し替えて使用されており、警察が押収したのは小瓶のほうで、残りは行方不明ということが解る。
もう一回島根に行こうとする深山と尾崎だが、深山に週刊誌記者から連絡が入り、面白い情報を得たため、尾崎のみ島根に行くこととなる。

面白い情報とは政治家には銀座に愛人が居り、それを第一秘書が週刊誌(情報元の雑誌とは違う雑誌)に告発しようとしていたというもの。
調べた結果、愛人の存在は確かにあった。
政治家としては選挙前であり、告発されて落選することを恐れ、尚且つ妻の存在が邪魔になっていたため、計画したのではないかと深山たちは読む。

妻が目を覚まし、面会に行く深山と尾崎。そこで事件の前日政治家が羊羹を持って帰宅したことを思い出す。
それを法廷で証言して欲しいと頼む深山。

公判が始まり、証言台に立つ沢渡だが、ある意味マイペース。科捜研の鑑定方法をけなす。悉くけなす。
また証言を頼んだ政治家の妻は土壇場で証言を変え、川上の誘導尋問のような「助言」によってすべての証言を撤回する。

裁判員裁判で、裁判員たちは判決基準が解らず、困惑する。それに対し、川上はとりあえず薬物の鑑定結果を置いておいて、事実を見返して判断すれば良いと助言。
その結果、依頼人は無期懲役の有罪。

控訴する深山たち。
深山は羊羹交換のトリックを指摘しても平然としていた政治家が気になる。
差し入れのケーキを選ぶとき、明石の行動を見て一つの可能性に行き当たる。

仮説を立証するために事務所をもう一度探す深山。そして検証と称して状況を再現させ、藤堂議員が犯人であり、妻が共犯者であると立証する。
妻は元から証言を翻すつもりで、証言をすることを承諾していたし、愛人が居ることも知っていた。
すべては「政治家の妻」という肩書のために共犯者となった。

二審で無罪となった依頼人。
閉廷後川上と対峙した深山は川上のしたこと(依頼人が無罪であると解っていたのに、妻の証言撤回をアシストし、有罪にしたこと)を笑顔で責める。無罪になったんだからいいじゃないかとのらりくらりとかわそうとする川上。
川上としては科捜研の鑑定と民間の鑑定の差異、それによって判決が決まってしまってはこれまでの同様の鑑定で得た判決を再鑑定し直さなければならないというリスクがあるため、それをごまかしたかった。その結果が今回の結果。


川上の冤罪を作ってでも誤魔化そうとする手段にようやく尾崎が気づいた今回。
次回最終回でどれだけ尾崎が腹を括れるかが鍵か。一歩間違えれば尾崎も川上同様になっていたわけで……重いテーマだが、深山のキャラクターによって軽く、サラッと受け流せるドラマにはなっている。
ただ、テーマがテーマだけに軽く流して良いのかどうか、迷うところではある。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #009 

アンナチュラル #009

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #9 敵の姿
空き家に置かれたスーツケースの中から若い女性の遺体が発見された。
ミコト(石原さとみ)が遺体を確認すると、中堂(井浦新)の死んだ恋人・夕希子(橋本真実)と同じ“赤い金魚”の印が口内から見つかったーー!
“赤い金魚”が口の中に残されていたご遺体は、夕希子を含め過去に3体。
UDIは“赤い金魚”のあるご遺体は、同じ犯人によって殺された可能性が高いと毛利刑事(大倉孝二)に訴えるが、正式な証拠がないと訴えを却下される。
それでもミコトたちは犯人に繋がるヒントを見つけるため、スーツケースの中から見つかった女性を解剖し死因究明を進める。
ミコトは胃の内容物が、強烈な腐敗臭を放っていることに違和感を覚える。果たして女性の死因とは何なのか…?

その一方で、神倉(松重豊)は過去に週刊ジャーナルに掲載されたUDI関連の記事を見て、ある疑念を抱く…。
さらに警察庁を訪れた神倉は、驚くべき記事を目にすることに…!

そしてミコトと中堂は、とある証拠を発見し事件は急展開を迎える!
中堂の恋人を殺した犯人はいったい誰なのか!?

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

高瀬:尾上寛之 / 橘芹那:葉月みかん
室崎匡大:大石吾朗 / バーのマスター:柳憂怜 / 大崎めぐみ:黒沢恵梨

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:竹村謙太郎

今回は中堂さんの恋人の事件と共通項のある事件。
だが、警察は口腔内の金魚の痣だけでは連続殺人事件として捜査はできないと今回の事件を単独で扱う。

今回の事件は前回起こった雑居ビル火災の隣家の空き家でスーツケースに入れられた女性の遺体が発見されたことから始まる。
臨場したミコトが口腔内に金魚の痣を見つけたことから中堂が暴走しかけるが、きちんと裁くためにもミコトの名前で検視をすることが望ましく、ミコトと神倉に止められる。

中堂の熱意を知らなかった東海林は三人でのランチ時茶化すが、ミコトと六郎は中堂の覚悟を知っているため、重い。
二人が知っていたことに驚き、知った今これからどうしたいいのか解らない東海林に対し、ミコトは知っているからこそ触れるし、気を遣わないようにするし、重くならないようにすると言い切る。また犯人を殺したいという中堂の覚悟は理解はしていても認めてはいないミコト。「ぶん殴っても止める、六郎が」と言い切る。

神倉は警察庁に連続殺人事件として取り扱うよう働きかけるが、遠まわしに断られ、逆に末次の記事を見せられる。記事は第二弾まであり、第二弾が警察庁との癒着を指摘するもの。そのため記事は差し止められる。
UDIに戻り、ミコトと中堂に力不足を詫び、またいくつかの週刊ジャーナルの記事のコピーを見せ、情報漏れがあることを話す。

金魚の痣は20年以上前に販売され、現在は製造終了している犬のおもちゃと判明。猿轡の代わりに押し込んだという推測もするが、そこは棚上げ。

UDIに現れた末次。国家権力に渾身の記事を潰されたと六郎に嘆く。
本題は宍戸から託されていたものを届けに来た。
喫茶店に場所を移動して中身を改める六郎と末次。中にはバラバラの名義で書かれた、週刊誌記事のコピー。すべて宍戸が書いたと末次は説明。センチメンタルなポエムの見出しが特徴で、入れられていたコピーは中堂の恋人の他にも中堂とミコトが連続殺人事件だと考えている事件が入っていて、赤ペンでキーワードに印がつけられている。また被害女性は成功したり、夢が叶ったりと新しい生活が待っている人たちだった。

橘の死因は検査の結果はボツリヌス菌。最初はどこでボツリヌス菌を摂取したかに論点が置かれていたが、六郎は宍戸からの情報を得た後ではボツリヌス菌は「b」でもうその死因は撲殺(Beat)達成されているから違うと、別の要因を探すが見つからない。
そんな中、夜中発見現場に忍び込んだ中堂はトランクがあったあたりで蟻の死骸を見つける。採取しようとしたところに許可を得て調べに来たミコトと鉢合わせする。
蟻の死骸の周囲にあった液体は蟻酸(Formic Acid)。蟻酸で人を殺すには大量に必要で、その量はない。

実家でミコトは蟻の種類を特定しようと頑張るがどれも同じに見える。養父が詳しく、海外に居る彼に写真を送ると即返信が来て養母がむくれる。
特定された蟻はクロナガアリで、蟻酸を出さない蟻。それならばどうして蟻酸が現場にあったのか。

UDIで中堂とホワイトボードに状況を整理するミコト。
蟻酸の化学式を書き、自然にあるもので化学変化が起こればどうなれば蟻酸になるかを考えていると二人には馴染みのある化学式が浮かびあがってくる。
急いで検査をし直すためにご遺体を冷蔵から出すミコト。東海林と六郎も来て、東海林は再鑑定は保存してある臓器では無理なのかと問う。
保存してある臓器はホルマリン漬けだからダメだときっぱりと言う。ミコトと中堂が行きついた答えは橘は希釈されたホルマリン溶液を投与されて毒殺されたのではないか、と。
そして死亡時期はホルマリンの所為で当初の見立てよりもはるか前になる。

死因がホルマリン水溶液(formalin)だったことで「f」だったと、宍戸の記事を見ながら考えていると東海林が声をかけてきて、ピンクのカバのイラストを見つけて可愛いと言い出す。
それを聞いた中堂は、どうして六郎がこれを持っているのかと問い詰める。これを持っているのは恋人と恋人から奪ったであろう犯人だけだと言う。
ある人から渡されたと打ち明ける六郎だが、自分が週刊ジャーナルの子飼いだったことは言えない。

六郎から電話がかかって来る張り込んでいた宍戸。だが電話の相手は六郎ではなく中堂。
宍戸もある人物からピンクのカバは貰っただけで、その相手は二人も知っている人物で、六郎はICUで会っているとも。
犯人は前回のビル火災で唯一の生き残り高瀬。

警察署で毛利たちに報告と説明をしているミコトと神倉。
UDIとしては空き家に遺棄したのはもしかしたら不可抗力で結果的に空き家での遺棄になったのではないかという推測も立てていた。
そんな折、毛利が死亡推定日時が前倒しになる前、鉄壁のアリバイがあって被疑者から外した人物がいると言う。その名は高瀬。

高瀬から完成したと連絡を受ける宍戸。

高瀬の元に急ぐ中堂。止めるために追いかける六郎。証拠を燃やす高瀬。
高瀬の不動産屋兼自宅に着き、家捜しをする中堂。少し遅れて着く六郎。別の場所に着き、高瀬がアルファベットのポスターを貼っていた部屋。ポスターを見て唖然とする毛利。

警察署から出て、六郎にも中堂にも連絡がつかないと言い合っているミコトと神倉。
その横を通り過ぎる高瀬。そして当番警察官に「殺されそうなので保護してください」と告げる。それを茫然と見つけるミコトと神倉。

個人的に気になったのは証拠を燃やしたところ。あれって「トロフィー」じゃないのか?
トロフィーを燃やすなんて、自己顕示欲の強い犯人がやるのはちょっと矛盾がある。
最終回への布石(自分が殺した証拠はない)なんだろうけど、犯人像の行動に統一性がない。

スポットで切り取られている部分は実は大してストーリー展開にかかわってこないと思っているので、次回最終回でミコトがUDIを潰すかもしれないという発言は、法廷に立って烏田と対峙するからではないか、と。前回(3話)の女は感情云々の件があるから、週刊誌に攻められないような発言は無理という闘う姿勢が出た発言ではないのかな、と。
あと六郎が週刊ジャーナルに居たことがバレてUDI崩壊みたいな煽りスポットだったけど、バレても崩壊にはならないだろう、と。
今回末次がもみ消された資金の不透明性や警察庁との癒着疑惑の情報源は六郎ではない思ってるんだけど、そうなると他に情報源がないと書けないわけで……まがりなりにも国家権力を相手に記事を書くのに資料を提示せず、妄想で書いても信憑性がなければそこから煙はたたず、ただの「妄想乙」になるだけだ。そのために国家権力に喧嘩を売るほど末次は愚かではないと思いたい。
また六郎がそれらの資料を末次に渡していたとしたら、あっさり辞めようという答えに行きつくかどうか……軽いし、二面性はある六郎だけど、UDIで働くようになってから考えるようになったし、UDIのことを本当に大切に思っている。そんな六郎がUDIがピンチになるような資料を残して辞めるだろうか。それ以前に貶められるような資料を渡すのか、という疑問があり、他にも子飼いが居るんじゃないかな、と。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9 -刑事専門弁護士- #207 

99.9 -刑事専門弁護士- #207

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
佐田(香川照之)が顧問弁護を務めるオガタテクノロジーの社長・緒方(ヒャダイン)が失踪した。検察庁に呼び出された佐田は検事から、緒方が1週間前に会社の資金3000万を引き出した後、姿をくらまして業務上横領の罪がかけられてることを聞かされる。
さらに、失踪当日に佐田の個人口座へ300万円の振り込みがあったことも分かり、佐田は業務上横領幇助の容疑で逮捕される!
弁護を請け負った深山(松本潤)と舞子(木村文乃)はオガタテクノロジーを訪れ、専務の大河原孝正(佐戸井けん太)と経理担当の中村麻美(田中美奈子)から話を聞く。さらに、従業員の笹野桜(比嘉愛未)立ち会いの元、緒方の自宅を見せてもらうことに。そこで深山はある矛盾に気付く——。

そんな中、佐田の担当裁判官に意味深な笑顔で近づく川上(笑福亭鶴瓶)。その川上の真意は!?

やがて、佐田の公判が始まる—
果たして、深山と舞子は佐田を救うことができるのか!?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 尾崎雄太:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト


笹野 桜:比嘉愛未 / 中村麻美:田中美奈子 / 大河原孝正:佐戸井けん太
緒方:ヒャダイン / 満里恵(緒方元妻):アンミカ / 検事:飯田基祐
小島(判事):小松利昌 / 医師:竹井亮介 / キャスター:枡田絵理奈
松本零士

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺ひさし

今回も判決ありきの攻防戦第二弾。
今回のターゲットは佐田センセー。
佐田センセーは以前から検事局に目を付けられていたところに、ワイドショーに出演して裁判官を煽ったことから判事たちからも目障り認定される。
そこに佐田センセーが顧問弁護士をしている会社社長が業務上横領をして失踪してしまう。しかも失踪前佐田センセーの口座に300万を振り込んでいることから佐田センセーが業務上横領幇助で逮捕起訴される。

今回は事件そのものよりも検察、判事、弁護士の三つ巴がいかに検察+判事対弁護士なのかというのがまるわかりな対立構造で、しかも判決ありきで進んでいくため顕著。
マイペースなのは深山で、深山だけは金の流れではなく、社長の行方そのものに注目して事件を捉えていた。

事件は業務上横領ではなく、新会社設立による損失と新規事業に対する拒絶があった古参社員による社長殺人事件。
横領事件そのものがでっちあげのため、佐田は無罪。

今回は遠藤判事ではなく、若手の判事・小島が担当になり、東京地裁所長代理の川上判事からではなく、最高裁判所・事務総局事務総長の岡田から直接判決に関する文書を手渡される。遠藤判事は何に守られているのか……。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #008 

アンナチュラル #008

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #8 遥かなる我が家
雑居ビルで火災が発生し、UDIに10体もの焼死体が運ばれてくることに。遺体は黒く焼けこげていて、全員が身元不明の状態。ミコト(石原さとみ)、中堂(井浦新)らUDIメンバーは、ヘルプとして来た坂本(飯尾和樹)の手も借りながら次々と解剖を進めていくが、身元判明は困難を極める。

一方で、神倉(松重豊)は将棋の師匠として慕っているごみ屋敷の主人(ミッキー・カーチス)の元を訪ねていた。彼の妻は1年半前に亡くなりUDIで解剖されたが、今も死を受け入れられずにお骨の引き取りを拒否しているのだった...。

解剖の結果、ミコトは9番目の遺体が焼死する前に後頭部を殴られていた可能性があると指摘。腰にはロープで縛られていたような皮下出血も見つかり、単なる火災ではなく殺人を隠すための放火だったのか...?と疑念を抱く。
また火災現場で唯一助かった男がいることも判明。その男が入院していたのは、六郎(窪田正孝)の父・俊哉(伊武雅刀)が勤める病院だった。俊哉はUDIを訪ねてきて、男の病状を伝えるとともに、息子を解雇してほしいと申し出る...!!

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

久部俊哉:伊武雅刀 / ヤシキ:ミッキー・カーチス / 町田雅次:木場勝己
高瀬:尾上寛之 / 町田修子:松熊つる松 / 町田三郎:一ノ瀬ワタル
結城:瑛蓮 / 橘芹那:葉月みかん

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

今回は事件を通して「親」「家族」がテーマかっていうくらい、対比が上手い。

所長の神倉に呼び出され、ゴミ屋敷のヤシキ宅に出向く六郎。
ヤシキは奥さんを亡くしているが、路上でくも膜下出血を起こし、倒れてそのまま帰らぬ人となり、身元不明者としてUDIで解剖、遺骨保管をしている。
ヤシキは奥さんとゴミの分別で喧嘩別れが今生の別れとなっていて、遺骨を引き取ると奥さんの死を認めることになり、引き取れず、またゴミの分別に関して揉めたことがきっかけなのでゴミを捨てられずゴミ屋敷になった。

事件は雑居ビル火災で11人の死傷者が出た。10人死亡、1人生存。全員身元不明で、検視と身元確認のため死者10名全員UDIラボに送られてくる。
当然人手不足なので外部からヘルプが来る。その中には坂本さんも。そのため中堂さんには「クソ」禁止が言い渡される。一方でご機嫌で「クソ」を連発する坂本さん。中堂さんは外部ヘルプの滑舌の悪い大御所にもてあそばれる。
10人中9人は火事による窒息死だが、一人だけ窒息死する前に鈍器で殴られた痕やロープの痕がある。生存者に嫌疑がかかる。その生存者の状態を説明に大学病院のお偉い教授が来る。
その教授は六郎の父親。法医学を下に見ている父親は三浪し、ようやく入学した医大を休学して法医学なんて逃げているだけだし、遠回りだと六郎を馘にするように所長に言うが、六郎は反発する。

次々と身元が判明する中、一人だけ状況の違う9番だけが手がかりがない。
葬儀屋の南雲、訴訟を任されたミコト母、情報のインプットアウトプットをしに来ていた毛利の三人が部屋の隅にスタンバっていた。
母親に驚くミコトだが、仕事なので気にしないように言われ、仕事に戻ろうとする。するとミコト母は南雲や毛利に独身か確かめ、ミコトの結婚相手としてどうかを見定める。
これに焦ったのはミコト。今まで放任主義だったのに、いきなりこんなことしないで欲しいと止める。母としては放任主義だったのがいけないのではないか、母親として娘の結婚を心配しなければいけないんじゃないかと思っての行動。
弟・アキに電話をしたミコト。最近ミコトが三澄の家に帰らないことを気にしていること、母が、結婚を辞めたミコトを気にしていることを知る。それは結婚は勿論、三澄の家がミコトにとって帰る家になれているのかどうか、一方で三澄の家がそれでなくとも、ミコトにとって安心できる場所があるのかどうか不安になったが故の行動。

歯科医院は個人経営のほうが多く、電子カルテ化されてない病院が多く9番の歯の治療記録からはなかなか有益な情報が得られず、腹部に手術痕があり、そこから探そうとするが、該当者はない。
歯の治療記録のデータベースはなく、アナログな電話で一々確認するので時間がかかる。以前、神倉は官僚時代に歯の治療記録のデータベース化を進めていて、それをUDIラボで担おうとしていたが、資金面から頓挫した。
データベース化の根底には東日本大震災での教訓。カルテが流されてしまって、身元確認するのにさらに困難になったため。
そんな中、ミコトは腹部の痕が手術痕ではなく、銃創ではないかという可能性を考え、中堂に確認する。
腹部の痕を手術痕ではなく、銃創で捜索すると該当者が出てくる。

町田三郎は元ヤクザの前科者で出所後は工事や建築作業現場で働いていた。
確認のため両親がUDIラボにやって来るが、殺された可能性があると聞かされ、昔気質な父親は息子の亡骸に向かって「クズ」を連呼し、罵る。
父親に幼い頃クズ扱いされていた六郎は自分の父子関係を町田父子と重ねる。

ミコトと飲みに行った六郎は中学三年生のとき、父親に医者になるのをやめると受験勉強に疲れて冗談言ったとき、それならもう自分の息子ではないと本気で返された経験から、何のために勉強するのか、何のために医者になるのか目的も持てないまま、勉強に身が入らず、今まで来たと打ち明ける。
「あの人(父親)の息子で居るために」医者になろうとして更に解らなくなった六郎。

生存者の意識が戻り、担当医が背中にロープの痕を見つける。
ミコトと東海林は二人がどういう状態だったのかを再現するため、人形を用意する。
所長の本棚に縛り方の本があるから参考にしりょうと言うミコトに、所長の趣味なのか、それとも所長室を勝手に使っている中堂の趣味なのかというところに興味津々。
東海林の口ぶりではSM的な縛りを連想しているが、当然ラボにある資料なので所謂「縛り」の専門書。職業や業界によって特徴のある縛りを解説している書籍。
その結果、消防士が意識不明の救助者を背負うときにする縛り方だと解る。

現場ビルは崩落の危険性があるので六郎は神倉に頼み、消防署から現場全体の写真を借り受け、皆で再現する。
その結果、町田は事故死だと解る。
そしてその結果を両親に伝える。
尚、事件は放火ではなく、雑居ビル内のクラブで使っていたプロジェクターが発火したため起こった火災。
雑居ビル内のどの店舗にも顔を出し、家のように過ごしていた町田にとって、そこの従業員や常連客は家族のようなもの。その彼らを救うために消防士であった父に教わった縛りで皆を助けようとしたことが解り、両親は穏やかにご遺体を引き取っていく。

ゴミ屋敷のヤシキさんは気持ちの整理をして、本当はもう奥さんの遺骨を受け入れる気では居るが、神倉が将棋で勝たないと受け取らないと言ったため、その時を待っているが、神倉が弱いために受け取っていないことを六郎に打ち明ける。
それならば、と神倉が消防署に話をつけるための電話で席を外している隙に、オンライン対戦で結構強いと言う六郎が神倉の続きを指し、神倉が戻って来る頃には戦形が逆転する。
結果、神倉が勝ち、ヤシキは奥さんの遺骨を受け取る。

六郎は父親に向き合おうとする。そして自分は法医学を続ける宣言をする。向き合うかに見えた父親だったが「ならばもう息子ではない」と縁を切られる。
UDIに戻った六郎はミコト、東海林、神倉に「おかえり(なさい)」と言われ、中堂からは頼んでいた仕事が出来上がってないと文句を言われた日常に嬉しくて泣き笑いをする。

ミコトは打ち上げ中、母親に電話をかけ、打ち上げをしていること、楽しいこと、居場所はちゃんとあるから心配しないで欲しいことを伝える。

六郎は末次に仕事を辞めると伝える。引き止めない末次。
六郎が帰った後、門松にUDIラボの金の流れが不透明である記事を見せる末次。そして門松が宍戸から六郎宛にあずかっている資料も勝手に見る末次。
その資料は中堂の恋人、糀谷夕希子の幻の原稿でその存在を知っているのは中堂曰く担当者と、原稿の現物は見たことがないが、第2作が決まっていると知っていた自分だけだというもの。
末次はその原稿や資料には興味を示さない。

空きビルに入る毛利と向島。それを向いのビルから撮影している宍戸。
スーツケースがあり、その中から女性の遺体が出てくる。
検視したミコトは口腔内に赤い金魚のあざを見つける。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #206 

99.9-刑事専門弁護士- #206

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
舞子(木村文乃)の元に、大酉寿司店主・新井英之(竜雷太)が弁護依頼にやってきた。不動産屋・平田(三又又三)の殺害容疑で警察から事情聴取を受けているという。
事件当日、新井が事件現場に出入りしていたことが、容疑をかけられた理由だったが、新井は否認。さっそく事件現場にやってきた深山(松本潤)と舞子は、煙草屋店主・飯田(ダンカン)から、事件当日、現場に出入りしていた人間が、新井以外にもう一人いたという話を聞く。

深山たちが事務所に戻ると、平田殺害の容疑者逮捕のニュースが…。テレビに映された尾崎雄太(佐藤勝利)は、なんと舞子の弟だった。さらに、雄太は2年前に窃盗事件で有罪判決を受けていたことが判明する。 舞子は雄太と接見して弁護を請け負おうとするが、雄太は頑なに拒否。舞子と雄太の間には、あることがきっかけで大きな溝ができていたのだ。結局、深山が一人で弁護を担当することになるが、そこで雄太は、改めて「自分は今回の事件も、2年前の事件もやっていない」と否認するのだった。

この事件を受け、斑目所長(岸部一徳)は、雄太が本当に犯人であれば顧客からの信用に関わるため、舞子には辞めてもらうと佐田(香川照之)に言い放つ。

殺人容疑と2年前に雄太が有罪判決を受けた窃盗事件が深く絡まり合った難事件。果たして深山たちは事実を見つけ出し、雄太と舞子を救うことができるのか!?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 尾崎雄太:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

新井英之:竜雷太 / 糸村信彦:横田栄司 / 飯田誠一:ダンカン
坂本卓:古舘佑太郎 / 大西達也:金子大地 / パクチー屋店主:IZAM
柴田(糸村の会社事務員):渡辺早織 / 平田(不動産会社社長):三又又三

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺ひさし

平昌五輪放送のため、一週お休みだった99.9。今回は尾崎姉弟の和解編。
もしくは北風は誰だ? 編。

事件は不動産会社社長が殺され、発見者である寿司屋の大将・新井が警察によく呼び出されることから警察に疑われているんじゃないかと尾崎に相談を持ち掛ける。新井は尾崎の弟・雄太が修行をしている寿司屋の大将で、二年前雄太が窃盗事件を起こしたことを知っていて雇っているため、尾崎としては頭が上がらない相手。
弟の件があるため、一人で担当しようとした尾崎だが、今回民事に専念したい佐田センセーというストッパーがない深山がすぐに嗅ぎ付ける。

新井の証言をもとに資料映像を作る。
袋小路になっているため不動産屋に行くにはセンサー感知範囲の広いタバコ屋の前を通らなけば行けない。その広い感知範囲に死角はなく、どんな通り方をしても来客を告げるチャイムが鳴る。
怪しいのは大将以外に唯一通った若い男で、その男が逮捕されたと報道されるのだが、その男は尾崎の弟・雄太だった。
報道によって弟のことを知られた尾崎。接見に行くが、雄太は深山は受け入れるが姉を拒否する。

警察の見立てでは、現場に二年前の窃盗事件で見つからなかった100万の時計を被害者が握っていたことから、強請られていたのではないか、それに耐えきれなくなって殺したのでは、というもの。
雄太は身に覚えがなく、犯行を否認する。生い立ちから訊いていた深山に二年前の窃盗事件も否認するが、詳細は語らず、途中で退席する雄太。
二年前の事件は当時裁判官だった姉が接見に来た際、罪を素直に認めれば軽く済むし、示談の方向で動いていると知り、すべてを諦め、投げやりになった。

根底には二年前の窃盗事件があり、真相を暴かないことには今回の事件の真相も見えてこない。
佐田センセーのことを「北風」と何度も言っていた深山だが、尾崎に厳しいのは深山。
はっきりと二年前の件で尾崎を批難する。深山は雄太の言動を信じていて、二年前も今回も雄太はやっていないと仮定して、ならば誰なら犯行は可能か、を考える。だから尾崎が二年前、検証せずに警察、検察の言い分を信じて自分で調べないで片付けたことを責めるするし、今までも今回も揃えられた材料だけで判断することを批難する。
まぁ、なかなか癖は抜けないから仕方ない。弁護士畑でずーっとやってきた深山はまず自分で調べるが身についているけど、検察から上がってきたもので判断する裁判官だった尾崎には自分で調べるよりもまず資料からの先入観がひどく根付いている。検察上がりの佐田センセーはまたちょっと独特で、要は効率主義。その労力が依頼人と自分の利益として上回るならやるって感じ。

調べていくと、雄太と一緒に上京してきた悪仲間・坂本が、上京後雄太は心を入れ替えたと証言。
二年前の事件で雄太に不利な証言をした人物は、坂本の状況後の悪仲間・大西で、雄太は坂本にいつまでもこんな生活はしていられない、心を入れ替えるようにと忠告していた矢先、坂本が犯罪を犯し、逮捕される。
大西は坂本の事件の判事が尾崎だと知り、雄太に口利きを頼むが、雄太が断ったことに腹を立てて、二年前不利な証言をした。

二年前の窃盗事件で現場が荒らされていたのは、現場を荒らすことが目的だった。それまで散々雄太を詰っていた社長・糸村が粉飾決算を隠すためにやったことで、大西と利害が一致したため、雄太を犯人に仕立て上げた。
そして今回、最初は新井のことを知らないと言っていた糸村だが、糸村は新井の弟子で、二年前の事件は自作自演だとばれていて、時計を貸すように脅されていたことを告白。

残りは煙草屋さんの広範囲センサーの件だが、これも深山が謎を解く。センサーのスイッチが入る煙草屋が開店する前に不動産屋に出向き、本当は戻ってきたのをさも今来たかのように振舞った。それを証明したのが、弁当屋。
尾崎はどうして最初に自分に弁護を頼もうとしたのかと新井に訊くと、弟と仲が悪く、弟が信頼していないからうってつけだったと言い残して連行される。

警察に雄太を迎えに行った佐田センセー、深山、尾崎。
雄太は佐田センセーと深山はちゃんと見て頭を下げる。佐田センセーは雄太に自分が懇意にしている寿司屋に事情を話して、許可も貰っているから修行に行けばいいと、次の勤務先を紹介する。
尾崎を残して深山を連れ帰る佐田センセー。尾崎は雄太に深々と謝罪する。
雄太が寿司職人を目指したのは、遊びに来たとき尾崎に連れてってもらった寿司屋の思い出があるから。それを知った尾崎は寿司屋に行こうと誘うが断る雄太。
自分が一人前になったら、世界一美味しい寿司を食べさせるから、と和解する。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #007 

アンナチュラル #007

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #7 殺人遊戯
ある日、ミコト(石原さとみ)の携帯に「これを見たら電話をください」と謎のリンクアドレスが貼られたメールが届く。差出人は、予備校で働く弟・秋彦(小笠原海)から紹介された法医学に興味を持つ高校1年の男子生徒だ。
ミコトがアドレスをクリックすると、「殺人者S」と名乗る学生が、自分が殺したというYの遺体を「殺人実況生中継」としてライブ配信していた!!
殺人者Sはミコトに対し、「Yくんの死因はなんでしょう?」と挑戦状を叩きつける。
もし答えを間違えたら、人質になっているXも殺すという…!
中堂(井浦新)は挑発に乗るなと止めるが、ミコトはSの勝負に乗ることに。
しかし、ライブ配信で映し出される映像しか死因を特定するヒントはない。果たしてミコトは、遠隔診断でYの死因にたどり着けるのか!?

法医学者VS殺人者Sの勝負の結末は?
衝撃の事件には隠された秘密があった…。

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

白井一馬:望月歩 / 横山伸也:神尾楓珠 / 斎藤(校長):ふせえり / 宮前(少年課刑事):螢雪次朗
小池颯太(いじめメンバー)小野寺晃良 / 苑乃(クラスメイト):森高愛 / 澤田(いじめメンバー):大地伸永 / 松本(いじめメンバー):押田岳

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:村尾嘉昭

今回は中堂さんいじられ回? というくらい脚本家におもちゃにされていた印象。

冒頭、解剖終了後一人一袋配られたかりんとうに文句を言う東海林。しかしそれは東海林が所長に解剖終了後は糖分が欲しいと言った結果のもので箱買いしてある。
東海林の文句もそこそこに所長はミコトに資料を配るように言う。遠隔診断に関する資料で、所長はその資料を基に説明をする。
遠隔診断で死因が本当に解るのか、と問う六郎に、解るわけがない、とばっさりと切り捨てる中堂。
所長に窘められるも中堂は冊子をゴミ箱に乱暴に叩き捨てる。

事件はミコトの義弟(従弟)アキが講師をしている予備校に通う高校1年生が法医学に興味を持っていて、ミコトを紹介して欲しいというので、ミコトを予備校に呼び出したアキ。
しかし白川は現れず、ミコトは白川君に連絡先を教えてと言い残して帰る。

翌日、白川から連絡が来るが、そこにはLIVE配信のURLがあった。
アクセスするとパプリカのデコで顔を隠した少年が、自分の奥で横たわってる男の死因を当てるように挑んでくる。
中堂は拒否するように言うが、視聴が10万人に達するまでにミコトが死因を当てられなかったらもう一人死ぬことになると言われ、ミコトは勝負を受ける。

Sが白川だと解っているミコトたちは白川が在籍している学校へ向かい、白川と欠席している生徒の情報を得る。
警察にはミコトが通報済み。

視聴が一定数に達するとヒントを出すと言うS(こと白川)。
一つ目のヒントはミコトが望んだ背部の刺創。服を切らないと刺創を見せられないことからも死後硬直が進んでいることが伺え、また腹部にもヒントがある。

二つ目のヒントはこの場で死んだわけではない、ということ。
東海林が用意した海外製のルミノール溶液(日本で一般的に使われているものの5倍の精度)で校内を調べると用具倉庫に行きつき、そこで丸められたマットに大量の血痕を見つける。
用具室で何が起こったのか調べるためにミコトは自分は動けないので中堂にあるものを受け取りに行って欲しいと頼む。最初は嫌がっていた中堂だが、所長が出勤してきて中堂に絡みだし、天秤にかけた中堂はミコトに言われたものをとりに大学病院へ。そこには坂本が。

三つ目のヒントは凶器のナイフ。
そのナイフは虐めの主犯格の持ち物。クラス内では主犯格に対し、糾弾が始まる。
マットの血痕と被害者横山DNAが一致したことから主犯格は少年課の刑事から取り調べを受けるが、中々喋らない。だが、やがて彼らのグループは死亡推定時刻に万引きをして、10万でもみ消していたことが解る。

四つ目のヒントはヒントとして出される前に気づいたSが朗読している小説。
アーサー・コナン・ドイルのシャーロックホームズシリーズの短編「ソア橋」
「ソア橋」のトリックはナイフではなく、ピストル。尚、実在の事件を元にしたトリックで、他殺に見せかけた自殺のトリックを使う作品はこの作品が世界初とみなされている。
ここでこの自殺を他殺に見せかけたトリックを最初に使った作品を持ってくるとは粋だ。古典作品なだけあって、穴のあるトリックなんだけどなぁ。だからこそ際立つ、相手への復讐心。
そこからトリックに使ったおもしなどの道具を探し出したミコト。

Sに死因は法医学見解としては自殺と言うと怒りだすS。
個人的には虐めによる自殺は虐めによって殺されたものだと思うと続ける。
視聴者が10万を達成し、自分を殺そうとする白川に「君が死んでも何も思わない加害者は転校し、名前を変え、生きていく」と説得にかかる。

その間に中堂と六郎、東海林が白川を探していて、遂に見つける。
場所は解体が決まっている団地。六郎と東海林は玄関から、中堂は外から入ろうとするが当然鍵がかけられていて、中堂は窓を割って侵入。
驚いた白川は手にしていて、一旦は首筋から離したナイフをまた自分の首に当てる。
中堂がミコトの同僚だと知り、泣きながら、生きていていいのかなと言う白川に「許されるように生きろ」と説得する。
中堂が玄関を開けて入ってきた六郎と東海林。東海林は自分の白衣を遺体にかける。

ミコトに貸しばっかり増えるので協力しろ、と中堂がある写真を見せる。
最初ミコトは口内炎かと視るが、金魚の形をした痕だと気づき、それは中堂の恋人の事件に関する情報だと知る。
そのころ、大学病院では坂本が助手を務めていた解剖が自殺という結論で終わり、口内の痕を口内炎で片付ける。

ミコトの「加害者は名前を変え、何食わぬ顔で生きていく」みたいなセリフに大津の事件を思い出して鬱。
結局加害者は悪いと思ってない、思わないから虐めってなくならないんだよねぇ。
簡単に「いじめ」ってことばで片付けてしまうのもまずい。だってやってることは「脅迫」だったり「暴行」なのに。

ミコトが中堂を気にかけている様子に嫉妬する六郎。今回六郎の闇が結構暗いことが表面に出てて、ちょっと怖かった。
宍戸から中堂の恋人の事件を知らされ、一度は中堂は人殺しではないと否定するも「人間には表も裏もある、お前だってそうだろ」と言われ、疑心暗鬼になったり、中堂に関してミコトに訊いたとき、どこで知ったのかと問われ、父からとサラッと嘘を吐いた六郎を見てるとやっぱり闇が深いなぁ、と。
殆ど初対面に近く、相手の事を何も知らない宍戸のことば「人間には表も裏もある」を受け入れたのは、宍戸に説得力があったわけじゃなくて「お前だってそうだろ」と言われると、思い当たることしかないから引き下がったわけで、そのひとことを信頼していない相手から言われてあっさり受け入れられる程六郎自身は表と裏が激しいわけだ。
サラッと綺麗な表情で、どもることなく嘘が吐ける六郎。本当に彼は何者なんだろうか。

次週そんな六郎のパパ登場。
パパが伊武雅刀氏なんて怖い以外のナニモノでもない。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #006 

アンナチュラル #006

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #6 友達じゃない
高級ジム主催の合コンパーティーに参加した東海林(市川実日子)は、翌朝見覚えのないホテルのベッドで目を覚ます。
隣を見ると、昨夜のパーティーに参加していた権田原(岩永洋昭)が死んでいた…!!
混乱した東海林は、ミコト(石原さとみ)をホテルに呼び出す。ミコトが詳しい状況を聞こうとするも、東海林は店を出た後の記憶がまったくないという。
そんな中、ミコトは権田原の遺体を見てあることに気づく…。

一方UDIでは、中堂(井浦新)と六郎(窪田正孝)が道端で突然死した男性の解剖を行っていた。
偶然にも、その男性と権田原の意外なつながりが判明。
警察は連続殺人事件とみて捜査を始めるが、容疑者として疑われているのは東海林だった…。
中堂は『警察の任意同行に応じると殺人犯にされる』と東海林に逃げるよう促す。

ミコトらUDIメンバーは、東海林の容疑を晴らすべく死因究明に奔走する。

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

岩永充:竹財輝之助 / 立花圭吾:鈴木裕樹 / 権田原登:岩永洋昭 / 細川隆文:三宅克幸
小早川(二課刑事):中野剛

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:竹村謙太郎

前回の件で所長からの叱咤で始まるミコトと中堂。事件性がある場合は逐一警察に連絡することと通達される。

今回は東海林が会員になっているジムの人たちとの異性関交流会(ただ単に合コン)で一緒になった男・権田原と一夜を共にした翌朝、その男が亡くなったという事件。
但し、東海林に記憶はなく、また相手は好みではない。東海林が狙っていたのは被害者ではなく、被害者の友人・細川。
東海林に呼び出されたミコトは検視をする。なじみの刑事たちが来て、遺体を引き渡す際、解剖をするように言うミコトだが、毛利はどこの大学病院も解剖待ちでいっぱいで、UDIも稼働率が落ちているからと面倒くさいことは抜きにしたい気持ちが前面に。
念押しをしようとしたミコトだが、ラボから呼び出しの電話。前日路上で突然死した男性の調査法解剖。

UDIに戻るとご遺体は到着していて、中堂がすでに初見を終えている。
ミコトが加わり本格的に調査法解剖を開始しようとしたところで東海林が声を上げる。
被害者は昨日来る予定だったのに合コンに来なかった、東海林が狙っていた相手・細川。

被害者の権田原、細川の二人を含む四人(岩永、立花)は大学時代からの友人で、悪いことをしてきた仲。それは卒業後も変わらず、権田原が睡眠薬を飲ませてホテルに連れ込み、訴えられたら細川が合意だったと証言して逃れていたし、四人は暗号通貨詐欺の件で警視庁捜査二課にマークされていた。
そのため権田原の件は本庁マターになり、明邦大学病院で解剖が行われる。

明邦大は坂本が転職した先。守秘義務があると頑なに拒否した坂本をスノークのお嬢さん(フローレン)のぬいぐるみで買収して情報を得る。
教授はのんびりとした人だが、いちいち宇宙と対話するので解剖に時間がかかるところに坂本は不満があるよう。UDIラボ復帰も近いんじゃないかなぁ……。
このとき坂本から二課は自分と同業の女性が容疑者で、毒殺を疑われているという情報も得る。
この日二課が東海林に事情聴取のアポをとっていた。大急ぎでミコトはラボに連絡をする。

中堂は東海林に逃げるように指示。所長と東海林は戸惑うが、強靭な精神を持っていなければ、このまま任意で連れていかれて、密室でプレッシャーをかけ続けられ、やっていないことを認めることになると経験者ならではの説得をする。
精神的に強くはないからと逃げることを選択した東海林。所長は動揺するが、東海林が逮捕されたらラボの助成金よりも存続そのものが危ぶまれるのだから、うまいことごまかすようにと中堂に言われ、頑張ってごまかす。

耳たぶと腕にあった痕が気になるミコト。それはジムで渡されるバイタルセンサーをつける位置で、それは岩永が開発し、提供したもの。
ミコトと東海林は岩永に話を聞きに行き、六郎は週刊ジャーナルに情報求め、またネタ提供に出向くと宍戸が話していたという情報を得て末次には止められるが宍戸に会いに行く。
ミコトと東海林が得たバイタル情報により、ある仮説が立つが立証する術がない。しかしそこに毛利が計測器であるイヤーカフとリストバンドを本庁に内緒で拝借してくる。中堂は東海林のそれと証拠品をX線写真の撮影する。
また六郎が得た情報から、大学時代から女性をレイプしていたが、起訴はされていないこと、だからと言って被害女性またはその関係者が彼らを殺したわけではない。また最近四人が詐欺をしていたこと、岩永の会社は経営が危ないことを得る。しかし面会した際、岩永は景気の良いことを言っていた。

二課は詐欺で得た金を独占するため彼女である東海林を使って殺していると考えていた。
実際は独り占めするため岩永がバイタルセンサーに細工をして電流を流し、ショックを与えて麻痺させて窒息死させていた。

残るは立花のみ。だが立花は連絡が取れない。東海林は悪人なんだからと投げ出そうとするが、立花はパイロット。誰かを乗せているときに殺されたら関係ない人も巻き添えを喰うとミコトに言われて、思い直す。
しかし飛行場までは遠い。そこにちょうど南雲が現れ、UDIラボまで送って行こうかと声をかけられるが、すぐさま飛行場へ。また六郎に連絡をして六郎も飛行場へ。
小型セスナは離陸しようとしていて、そのときショック状態になるが、同乗していた父親がブレーキを踏んで止め、ミコトの心臓マッサージと六郎の人工呼吸で一命をとりとめる。

事件は片付き、ミコトは東海林と飲みに行き、中堂はラボで所長と飲む。その際、所長の口からミコトの行動力と、中堂がやっていることを知っていると知らされている。尾行されたことに気づかないなんてまだまだだね、と言われるも別のことが気になっている様子の中堂。
一方、六郎は宍戸にお礼をしにバーに出向くが、お礼どころじゃなく、脅迫される。
その際、ラボに脅迫文を貼ったのは宍戸が指示した門松だったことを知る。


宍戸はミコトを暴きたいのか? ただ単に一家無理心中の生き残りだからか、それともミコトの実母が起こした無理心中には裏と言うか、根底にミコトの知らない、養母も知らなない何かがあって、フリーライターとしてではなく、宍戸理一として関係しているから知りたいのか。そこまでフリーライターとして執念があるようには見えないので、個人的に関係しているのかと思ったけど、ただ単純にフリーライターとしてかもしれないが。
中堂に対する脅迫文を仕掛けたりした点から考えると、中堂の恋人の事件にも関係していそうで。ここにきて動き出すキーマンと言った感じか。
宍戸に脅迫された六郎だったけれども、六郎自身もバックグラウンドを考えると単純にタブロイド系の子飼いになったわけじゃなさそうで。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9 -刑事専門弁護士- #205 

99.9 -刑事専門弁護士- #205

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
大怪我をした志賀(藤本隆宏)と奈津子(渡辺真起子)が相談にやってきた。志賀が怪我して動けないので、請け負った刑事裁判の弁護を協力してほしいという。
その刑事事件とは、女子高生・工藤久美子(清原果耶)に対する強制わいせつ事件。17歳の山崎大輝(市川理矩)とその友人・大江徳弘(福山翔大)が、久美子の証言により、容疑者として起訴されていた。さらに調書によると、山崎は一度自白をしてしまっていた。
さっそく山崎の元へ接見にいった深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、警察に脅されて自白したということを知る。
さらに山崎は、事件当日は、焼肉屋にいたと証言する。
しかし焼肉屋の店員(アキラ100%)はお客を一人一人覚えていなくてアリバイが取れない。しかし、深山は山崎から聞き出したある情報をもとに刑事事件ルームの面々と再び焼肉屋に向かった。
公判では、裁判官の遠藤(甲本雅裕)は弁護側に一貫して頑なな姿勢で弁護側の主張を採用しようとしない。
この事件、裁判所と検察のある思惑が一致して、両者が半ば結託するような形で進められていたのだ。さらにある奇策により、深山たちが見つけたアリバイさえも跳ね除けられる。

絶体絶命な状況の中で、すべてを覆す事実を見つけることはできるのか!?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 謎の男:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

工藤久美子:清原果耶 / 山崎大輝:市川理矩 / 大江徳弘:福山翔大 / 工藤純恵:吉沢梨絵
焼肉屋店員:アキラ100% / ダンサー:大原優乃 / 喜多方修造:矢柴俊博 / 岡田孝範:榎木孝明

スタッフ


脚本:宇田 学 / 演出:岡本伸吾

こうして冤罪は作られていく……。
もしくは見せしめのための冤罪。
あるいは親が怖いからって嘘を吐くと大事になる。

志賀から持ち込まれた案件のため、佐田センセーは乗り気ではない。寧ろ断る気満々。だが深山の食指は動き、珍しく尾崎も動く。

案件はJKが痴漢に遭ったと訴え、その被告として起訴されたうちの一人が未成年・山崎。山崎は警察に脅されて自白したことも訴える。
確かに不良グループと付き合いはあったが、今は運送業者で働いていて、もう付き合いもないし、その日時には運送業者の仲間と焼き肉店でご飯を食べていたとアリバイを思い出す。

深山は目撃証言と検証のため駅から犯行現場まで被害者JKの証言どおりに再現していく。
駅前では人が居るにも関わらず、絡まれている女性(JK役中塚さん)を見て見ぬふり、どころか完全無視。犯行現場とされる公園の東屋では女性が本当に絡まれていると、公園でダンスの練習をしている若者が助けに入る。
彼らは月・水・金曜に公園内の定位置で練習していて、その際動画を撮っているのだが、犯行があった12月12日は火曜のため動画はない。

当初尾崎が事情を訊きに行くと山崎のことを覚えていないと言っていた焼き肉店の店主だが、深山が山崎の勤め先のジャケットを借り、当時を再現すると思い出した店主は証言台に立つ。
しかし、少年法の厳罰化に向けて検察と裁判官の思惑が一致している案件のため、裁判官が執拗に見間違いではないか、責任が取れるのかと迫り、焼き肉店店長は証言を取り下げる。

深山はJKが母親に電話をかけたという通話記録が不自然に塗りつぶされていることが気になり、検察側に開示を求める。渋ったものの、本件とは関係ない(からいいや)と開示される。
その中で、犯行時間中、推定では駅から公園に移動中にかけたであろう電話があった。母親でもないそれに深山は躊躇いもなく電話をかける。
相手はサラリーマンで、JKとは初対面。出会い系で知り合い、会う約束をしていて、事件当日に会っていた。母親に「電車が止まってるから遅れる」という電話は彼と会い、過ごすための電話で、サラリーマンも落ち合ってから彼女が電話をかけたことを証言できる。

しかしこれらの証言は無駄になる。サラリーマンが証言したが、検察側から訴因変更がなされる。
犯行は12月12日ではなく、その前の週12月6日であったと。
そこで今まで容疑を否認していたもう一人の被疑者・大江が一転でして容疑を認める。
山に6日のアリバイはない。これは検察側が山崎のアリバイがない日を選んだため。
接見した大江は、本当の犯行日時がばれたから観念したと言い、雨が土砂降りだったため、目撃者は居ないだろうという。
しかし6日は水曜日。犯行現場である公園でダンスチームが練習している曜日。深山は早速その日の録画を入手し、犯行時刻前後20:00-21:00の録画を見るが、東屋には人っ子一人映らず、また雨も降ってはいなかった。

深山はジョニー茅ケ崎の件で佐田に作った貸を返してくれ、と佐田の人脈頼りで12月6日の天気情報を手に入れる。
12月6日、痴漢現場とは違う駅周辺では集中的に降ったことが解り、そこで大江の目撃情報を探すが、3か月前ということと他人には無関心、かつ大雨だったことで情報はない。
そんな中、深山は商店街であるひったくり犯の情報を求める立て看板を見つける。
12月6日にあったとされる痴漢裁判。深山は大江の証言の矛盾を次々と暴いていき、やがてひったくりに話が及ぶ。
大江はひったくり犯で、痴漢と強盗致傷ならば痴漢の方が罪が軽いと痴漢冤罪を認めたわけだったが、深山によって論破され、山崎は無罪となった。

尚、班目法律事務所に話を持ってきた志賀さんは、怪我をしたからお願い、という体だったが、実際は骨折しておらず、佐田センセーに素直に頭を下げたくなかったからの偽装。
これも深山に見破られた、と。
子どもしか居ないのか、このドラマの弁護士は。

正直、怖いわぁ、と思った裁判。権力持ってるやつが、利益のために権力を使うと碌なことにならない典型的な脚本。
教育評論家の母親に怒られたくないからと援助交際(未だに援交ってあるのかね)を隠すために痴漢事件をでっちあげたJK。彼女の嘘で冤罪が出来上がりかけたのに、彼女に罰が下ってないのが納得いかない。裁判中謝罪しただけ。偽証とかで罪に問われろ、と思った。
でもって、少年法の厳罰化のために痴漢事件で未成年を有罪にしたいがために訴因変更した検察と裁判官だが、検察がすべての罪を被った形で、裁判官は傷一つ負わず。闇が深い。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #005 

アンナチュラル #005

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #5 死の報復
坂本(飯尾和樹)が辞めたことで、人材不足となったUDI。そのため、しばらくの間、中堂(井浦新)はミコト(石原さとみ)が率いる三澄班のサポートをすることに。
そんなある日、鈴木巧(泉澤祐希)という人物が、UDIに溺死した妻の解剖を依頼しにやって来る。海に飛び込むところを目撃した人がいたため警察は自殺と判断したが、妻が自殺などするはずないという鈴木は、青森からはるばるUDIを訪ねてきたという。

早速、解剖に取り掛かるミコトたちだったが、葬儀社の木林(竜星涼)が血相を変えてUDIへやって来る。
なんと、鈴木が持ち込んだのは葬儀場から盗んだ遺体だったのだ。
つまり執刀医のミコトは、死体損壊罪という大罪を犯していたことに…。
遺体を盗んでまでUDIに解剖を依頼した鈴木の目的とは一体何なのか?

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

鈴木巧:泉澤祐希

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

三澄の母は真摯な人だなぁ、と。ミコトが雨宮の事件を語り始めたとき、養母と弟はちょっと固まったけど、ミコトが事件を話せるようになっているのは、偏に三澄母がミコトと向き合って育てて来たから、事件を納得はできないけど、整理できていて、語れるわけだ。

今回ミコトは恋人を解剖した中堂を理解しようとしたけれども、結局できず、UDIラボのためにならないから辞めてくれとまで言った。勿論、それで直に従う中堂ではない。
中堂はただのツン要素の多いツンデレ属性なのかと思っていたが、今回のことでただ壊れているだけだと解った。

今回のカレシのような感情は誰しも持っているもので、ただ三澄母にミコトが「倫理と感情の狭間で悩んでる」と愚痴ったように、人は理性と感情の狭間に悩み、大半が理性が勝って感情からくる衝動を抑えているわけだが、中堂は誰もが止めるべきと判断するところを無視したわけだ。
ミコトの言う「何故止めなかったんですか」ということばは理性が働いている一般的な人ならではのことばであり、誰もが求められることなのだが、恋人を失っている中堂にはその一般的な「理性」が欠落している。

それまでの展開が比較的コミカルだったため、どんでん返し的なシリアスにガツンとやられた。
物語後半、倫理、理性の欠落してる人が目白押しで、末次の望む記事を書いた六郎もそうなのかと思ったが、完全にはそちら側に落ちてないことが、臨時ボーナスを置き去ったシーンに象徴されている。

恋人を殺した犯人が怖い。いけしゃあしゃあと葬儀に顔を出して嘘八百並べ立てて、平然と遺族と会う。怖い以外の何者でもない。
勝手に自分より下に見て、自分より幸せだからむかつくと殺した。婚約の贈り物を奪い、命を奪い、それでも平然と自分は悪くないと遺族の前で言える神経はサイコパス染みていて、怖い。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #204 

99.9-刑事専門弁護士- #204

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
斑目法律事務所に岩村梢(有森也実)が刑事事件の弁護で相談にやってきた。被疑者は、梢の夫で工場の社長・岩村直樹。直樹が、取引先のタナハシ機械製作所専務・棚橋幸次郎を殺害後、自殺したのだ。
その後、事件は被疑者死亡のまま書類送検されて、不起訴処分になっていた。さらに、梢は幸次郎の兄でタナハシ機械製作所の社長・政一郎(迫田孝也)から3億円の損害賠償請求をされていた。
しかし梢はその日に届いたメールから直樹は絶対に殺人を犯してないと確信していて、何としても無実を立証してほしいと依頼してきた。

佐田(香川照之)は、被疑者死亡の場合、裁判が開かれないからこれ以上の弁護は無理だと説明して、依頼を断る。しかし、深山(松本潤)は、すでに事件現場に向かっていた。

舞子(木村文乃)は連れ戻すよう佐田に指示されたが、結局深山のペースに巻き込まれる。しかし、細かく調べていく中で、警察と検察の刑事記録に矛盾があることが判明する…。

一方、佐田は直樹がエンジンに関する特許を個人で持っていて、莫大な価値があったことに気付く。政一郎は、梢に相続を放棄させることで莫大な価値があるこの特許を手に入れようとしていたのだ。
佐田は、梢の依頼を正式に引き受けて、さっそく政一郎の弁護士・森本貴(近藤芳正)に会いに行く。森本は、民事でやり手の弁護士で、佐田とは面識はないが、お互い名前を知っている、ライバル関係だった。
深山たちは状況証拠を揃えて、検察に再調査を依頼するが、跳ね除けられる。
すると佐田がある奇策を思いつく。
斑目法律事務所のメンバーは、この絶体絶命の状況をひっくり返し、無実を証明することはできるのか!?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 謎の男:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

森本 貴:近藤芳正 / 足立靖男:塚地武雅 / 岩村 梢:有森也実
棚橋政一郎:迫田孝也 / 田中裁判長:小須田康人 / 岩村直樹:ユリオカ超特Q

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺︎ひさし

主人公は深山のはずなのに、尾崎の成長がメインになっていると思えてならない。
まぁ、検察が上げて来たものがすべてだった判事から弁護士になったのだから、そこら辺の意識を変えなきゃいけないという意味で尾崎の成長メインにならざるを得ないというのも解るんだけど、S1の頃のような深山が動き回るシーン減ってるように感じて仕方ない。エピとしては動き回ってるけど、動き回ってるシーンが少ない。

今回は佐田センセーが子どもだった、の一言に尽きる回だが、現実の裁判であからさまな偽証は証人も逮捕されるよなぁ……いくら脅迫されていたとしても、と乾いた笑いとともに見ていた。

あと、民間鑑定に勝手に凶器のスパナを鑑定に出して、明石さんに借金させて支払う深山はマジ深山。
いくら一流の法律事務所勤めのパラリーガルと言えども50万の借金は大金だ。
その大金を明細を見ながら、文句を言いつつもキャッシュで払える佐田センセー、マジ佐田センセー。
借金を返さないといけないので自分の金じゃないのに現ナマを渡されて挙動不審になる明石さん、マジ明石さん。

コメディとして見るにはいいが、S1のようなシリアスとシリアルのメリハリ、ヒリヒリ感はS2からは感じられない。正確には深山父の冤罪事件の真相が明かされてからは、感じられない。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #004 

アンナチュラル #004

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #4 誰がために働く
ある日、ミコト(石原さとみ)の母であり、弁護士の夏代(薬師丸ひろ子)がUDIに解剖の依頼にやってきた。バイク事故によって、若くして亡くなった佐野(坪倉由幸)の死因を究明してほしいという。
佐野には妻と子供が2人いたが、バイクの任意保険が切れていた上に生命保険にも加入していなかった。子供2人を抱えて途方に暮れる妻・可奈子(戸田菜穂)を助けるべく、夏代がUDIに連れてきたのだ。

佐野が事故を起こした原因として考えられるのは3つ。
〆缶遒勤めていた工場の長時間労働による過労
⊂茲辰討い織丱ぅの修理ミス
かかりつけ医師による病気の見落とし
死因次第で責任の所在が変わるため、死因究明は遺された家族にとっては重要な問題となる。また、疑いをかけられた勤め先の工場長、バイク屋の店長、病院の弁護士がUDIにやってきて、醜い責任の押し付け合いをし始める。
中立公正な立場にあるミコトたちは解剖に取り掛かるが、佐野の意外な死因を発見してしまうことに…。果たして、UDIは遺された家族を救うことができるのか?!

その一方、UDIに『お前のしたことは消えない、裁きを受けろ』と書かれた脅迫状が届く。中堂(井浦新)は自分に宛てられたものだと言うが…。
葬儀屋の木林(竜星涼)を使って怪しい動きをしている中堂の秘密がついに明らかになる…!?

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト


佐野可奈子:戸田菜穂 / 佐野祐斗:坪倉由幸 / 松永(工場長):春海四方 / 佐野祐:藤村真優
田中(病院側代理人弁護士):菊田大輔 / 木村(バイク屋店長):阿部亮平 / 社長:渋江譲二
課長:大塚ヒロタ / 佐野百合奈:野田あかり

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

ミコト母が持ち込んだ案件。
今回のテーマはサブタイトル通り「労働」

大人が子供の前でみっともないくらい責任の押し付け合いをしていて、それに気が咎めるミコトと六郎。
妻は過労が原因ではないか、と勤務状況を訴え、訴えられた勤務先の工場では残業の事実はなく、クリーンだと主張。バイクの不調を訴えていたから、バイク屋はブレーキの修理はきちんとした、持病があったんじゃないかと病院に責任転嫁。病院は簡易検査では重大な病気は見つからなかったが、精密検査を勧めたものの、仕事を休めないと断られた(から過労が原因じゃないか)。

ご遺体を解剖し、簡易結果からは責任の所在がはっきりせず、詳細な結果は組織をホルマリン固定させるのに時間が3日ほどかかるので結論は出せず。
その後、詳細な結果が出たものの、今回の事故が原因ではなく、以前に起こした事故が原因で今回の死亡事故が起こったという結論が出て、会社もバイク屋も病院も訴えられない。
妻も納得をするが、ミコトはラボとしては報告書を作成しないといけないので、その日付を訊く。
花火大会があった日で、調べていくとその日社長が自宅でパーティをしていて、自社製品を女の子たちに振舞いたいために届けさせる。それを届けたのが被害者だと解るが、肝心の社長の家を知っていたのは被害者のみ。そこでバイクに残った痕跡から現場を探し、防犯カメラを探し、被害者の足跡を辿ることとなる。

遣る瀬無い展開だったなぁ……社長がもうクズすぎて。会社側の話し合いに出てきていたのは社長ではなく、工場長で、その工場長は社長に圧力をかけられていて、それでも従業員を守るために自分が一番残業をしていたという辛い立場。
バイク屋はちゃんと修理していたし、何気に事故現場のマンホールを探す手助けもしてくれた。病院はあれ以上何もできないよなぁ……本人が無理と言っている以上、強制的に入院させて検査する権利はないのだから。

今回の六郎は、ちゃんと医学生だったことが判明。ただまた休学を考えていて、友人たちにはもう(学校を)辞めれば? と言われている。
実家が病院で医者以外は人間じゃないという価値観で育てられてきたため、医学生を辞められない六郎。それがおかしいことも気づいている。
現在バイトは2つ(UDIラボとタブロイド系雑誌)で、金が必要。それが曖昧だが、自身がやっていたブログが原因っぽい。
短時間で一からではないがアプリを作ったり、記録員としての仕事も卒なくこなしている六郎は家が家だから自己評価が低いが、実際はかなり優秀な子。
なんたってあの中堂さんが文句を言わない。むしろ「久部ならいい」とまで言っている。ミコトはミコトで手放す気はないが。
多分、中堂さんが文句言っても六郎はスルーする。完全にスルーする。クソが、と言われても中堂をちらりとも見ずに、写真撮って、記録を記入している画が容易に浮かぶ。たまに反応しても「そうですか」でスルーする。案外というか空気読むの上手い子だから、うまくやっていくと思う。

でもって、そんな六郎は東海林の格好のおもちゃ。
表情がくるくる変わるから、揶揄い甲斐があるんだろうねぇ。楽しそうに、揶揄ってる。遊ばれるのに東海林に相談しちゃう六郎がかわええわ。

中堂さんは前の職場である大学病院は馘になった。その原因が人を殺して逮捕されたからという噂。但し、その後釈放されている。
前の職場に運び込まれた女性の遺体が中堂の恋人だった女性で、中堂はそのことを黙ったまま解剖を行った。それが原因か。
そして現在も犯人は逮捕されておらず、中堂は葬儀屋の南雲に金を渡して、同じ死因の御遺体を遺族の承諾を得ず、検案している。検案していることは所長は知っている。

今回のテーマは六郎の問い「何のために働くか解らないんですよね」のミコトの回答に尽きる。
「夢なんてなくても、給料が入ったら服買おうとか、今日頑張ったからおいしいもの食べようとか……」
結局そうなんだよなぁ、と。
パリピな、おんにゃのこに囲まれてる社長、プライドはないのか、愛情はないのかと工員に言っていたにも関わらず、床にぐちゃぐちゃに落ちている商品(ロールケーキ)と、帰宅中事故って路上で転がって花火を見上げる被害者のオーバーラップが切なかった。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #203 

99.9-刑事専門弁護士- #203

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
人気ロック歌手・ジョーカー茅ヶ崎(宇崎竜童)がジャーナリスト・安田(伊藤高史)の殺人容疑、及び、その事件の目撃者・石川(安達祐実)の殺人未遂容疑で逮捕された。
茅ヶ崎の顧問弁護士を務める佐田(香川照之)は、焦った様子で何かを隠している模様。
接見に向かおうとする深山(松本潤)を必死で止めて、新たに斑目法律事務所の一員となった舞子(木村文乃)を担当に任命。
事件を追う中で、茅ヶ崎の賭博行為のネタを掴んだ安田から、茅ヶ崎が揺すられていたこと、そして佐田の指示でその事実を警察に言わず内緒にしていたことが判明する。
最終的にその事実が警察にバレてしまい、茅ヶ崎には安田を殺害する動機があったため故意に隠蔽していたとされてしまったのだ。
"依頼人の利益"を守ろうと策を講じた佐田のせいで、依頼人がピンチに立たされてしまったことを佐田に指摘し、攻め立てる深山たち。

しかも、殺人事件では目撃証言、殺人未遂事件では、凶器に茅ヶ崎の指紋があるという絶体絶命の状況!
そして、担当する裁判官は舞子の先輩だった山内(松尾諭)。舞子の立場が変わり、今までの態度から豹変する山内に、舞子は裁判官と弁護士の間にある分厚い壁を感じる。
舞子の元上司で、山内の上長である東京地裁・所長代行の川上(笑福亭鶴瓶)は『お互いの立場で、対等にガンガンやり合えばいい』と激励するが…
崖っぷちに立たされた中で、深山と舞子は茅ヶ崎の無実を見つけ、佐田の窮地を救うことが出来るのか?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 謎の男:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

山内徹:松尾 諭 / 石川敦子:安達祐実 / ジョーカー茅ヶ崎:宇崎竜童
村野正義:永岡卓也 / 元木:保坂知寿 / 安田:伊藤高史

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺︎ひさし

まず、安達祐実さんの役40歳はないわー。ない。
ひと昔前に流行った「美魔女」って設定つけても、ないわー。
佐田センセーの奥さんより年上設定の役って無理がある。いや、本人アラフォーですよって言われても、ないわー。
(個人的にアラ〇〇はx8〜x2くらいだと思ってて、その間(x3〜x7)は〇十代だと思ってるんだけど)
可愛すぎるだろ。美しすぎるだろ。20代でもOKだろ。と思いながら見ていた。

さて、事件は佐田センセーが顧問弁護士をしている芸能事務所所属アーティストのジョーカー茅ケ崎が殺人と殺人未遂容疑をかけられる。
佐田センセーのタイミングの悪さがさらに窮地に追い込まれる結果となったジョーカー茅ケ崎。佐田センセー自身も誹謗中傷の嵐。
深山に付け込まれたくない佐田センセーは尾崎を主任弁護士に指名するが、結局佐田センセーが自爆して、深山がサポートに着く。

尾崎は詰めが甘い。上がってきたものを丸のみしていただけなのがまるわかりなほど、注意力もない。
まぁ、深山は元々弁護士だし、辞め検と言っても弁護士としての履歴のほうがもう長いであろう佐田センセーが比べる相手だから仕方ないのかもしれないが。
ただ、パラリーガル三人衆よりも注意力がないかもしれない、とも思っている。明石さん、弁護士は無理だけど、パラリーガルとしてはかなり優秀。あの深山と長い間二人っきりでやってこれる人間性を持ち合わせている時点で、かなり優秀。

自分でも言っていたが、検察が上げたものしか見ていなかったし、検察が敷いたレールを逸脱することなく、効率よくさばいていたんだなぁ、と。裁判官の中では重宝される優秀さだろう、効率がいいのだから。
だが前回の佐田センセーの「検察は最後に裁くのは裁判官だという、裁判官は検察の上げてきたものは絶対だという、弁護士は時に依頼人に打算的になる。裁判って誰のためにあるんでしょうね」っていう公平性の責任を押し付けを表現したあのセリフが浮かび、そりゃ検察の思い通りに進めば有罪率99.9%にもなるわ、と呆れる。

事件そのものは真犯人がジョーカー茅ケ崎に罪を着せようとして、結構爪の甘さが目立ったので0.1%を探して深山たちが四苦八苦というほどの苦しい展開ではなかったが、メインが尾崎ということを考えるとこの程度の甘さがないと無理なのかとも。

深山父の事件は今回もシーズンフィナーレに持ってくるかと思っていたが、まさかの序盤だったわけで、そこで最高潮になったのを今回から仕切り直してどう盛り上げていくのか興味深かったわけだが、深山が解く、ではなく、あくまで弁護士としては新人である尾崎が主任となり、弁護士としてのキャリアをスタートさせたという構成だった今回。
盛り上がったかどうかは不明だが、このままいくと尾崎が主人公で深山が添え物的になりそうで、そこら辺を中盤に差し掛かる次回以降どうなるのか楽しみでもある。

個人的には、表向きは「栄転」で、自分の意思に反する者を飛ばす川上が怖い。
尾崎のことを可愛がっていたのは、彼女が傀儡として便利で、裁判官として効率が良く、マイノリティである女性だから利用できると思ったからだというのが、ひしひしと伝わってきた。
世間受けをよく見せるパフォーマンス重視で、人情家に見せかけて、実は自分にしか興味がない、野心家なんだろうなぁ……ああ、怖い。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #003 

アンナチュラル #003

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #3 予定外の証人
ミコト(石原さとみ)は半年前に発生した“主婦ブロガー殺人事件”の裁判に、代理証人として出廷することになる。被告は被害者の夫の要一(温水洋一)。殺害の動機は、妻からの精神的DVによるものだと罪を認めていた。しかし裁判で証拠として提出された包丁が本当の凶器ではないことに気づいたミコトは、凶器の矛盾を指摘。それを聞いた被告の要一も、一転して無実を主張する。

裁判は大混乱になり、検事の烏田(吹越満)はミコトに激怒。検察を敵に回すと警察庁からUDIへの補助金にも影響があるのではと所長の神倉(松重豊)が心配する中、ミコトは事件の真実を明らかにするため再び法廷に立つことを決意する。白いものをも黒くするという異名をとる有罪率99.9%のやり手検事とミコトの法廷バトルが始まる!

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト


烏田守:吹越満 / 桜小路要一:温水洋一 / 亀岡文行:大谷亮介 / 草野:斉藤洋介 / 桜小路しずく:音月桂
門松:今井隆文 / 正木:ひかる一平 / 刈谷:清水優 / 筒井:氏家恵 / 北:蒲公仁

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:竹村謙太郎

昔、多分海外ミステリだかの翻訳で「女は感情的になるとヒステリックと呼ばれ、男は感情的になると情熱的と言われる」ってニュアンスの一文があったんだけど、結局どんだけ頑張っても、男尊女卑はなくならないんだよ。日本だけじゃなくね。
今だって女が育児するのは母親だから当たり前、男が女と同じことをすれば「父親」ではなく「イクメン」と呼ばれて褒め称えられる世の中。今は共働きをしなきゃ、子供一人も満足に大学を出せない時代。けど、どこまで行っても女は不利な状態。

そんな中、どんでん返し的にミコト大勝利で終わるわけではなく、今の世の中でできる最高の終わり方。戦略で勝ったミコト。けど、それも結局は感情的でヒステリックと揶揄った男から見れば「尻尾を巻いて逃げた」になるわけだが。だって「男の主観」なんだから女を称えるわけないよね。特に自分たちが「偉い」って思いこんでるタイプの男だもん、宍戸って。
そして、今回被害者であるしずくも自分が「偉い」って思いこんでるタイプの女性。
結局、性差じゃなく人間性の問題なんだけど。
でもって、本当に偉い人は偉そうにしないし、偉ぶらなくても人徳があったり、偉く見えるものというのが当方の持論なんだが、まさしくそれだった。被害者のしずくも、担当検事も虚勢を張っていただけ。ただ、虚勢を張ってる人って周囲を不快にさせるよね。

今回の対比は表面的には男と女と見せかけて、本当は性格、人間性と言った部分の対比だったが、中堂さんの裁判後の「クソ」がすべてを一蹴したように思える。否、その前の「皮を剥げば中身は同じ」からすべてを一蹴してるんだけど。

その「クソ」発言で坂本さんにパワハラで訴えられた中堂。クソは口癖すぎて自覚なし。
坂本さんは中堂さんが「クソ」と発言する度に記録をつけていて、それをもとに訴えたわけだけど、そのシーンが回想シーンとして挟まれるんだけど、自分に向けられたものではないもの、また部屋には中堂のみで坂本が廊下でたまたま聞いたものもカウントしていて、それはちょっとどうなの? というカウントもあったようで。
気になりだしたら気になることばではあるが、自分に向けられたもの以外もカウントするのはどうかと思う。でもってカウントする前に、ICレコーダーで録音と、診断書取ったほうが手っ取り早い。

まず中堂の辞職を求めた訴えを起こした坂本だが、法医学者と検査技師だと法医学者のほうをとるのは当然だから一年契約の検査技師のほうが辞めるしかない。だが、年齢を考えると再就職も難しいからお金が欲しいと訴えを取り下げない姿勢を六郎に示す坂本。
そして六郎に「君もそっち側(金持ち側、金に困らない側)でしょ。何浪かしたとか言っても医学部通えるんだから」と金持ちだと決めつけて去る。
六郎は言い返さなかったが、個人的には未だに六郎が医学生というのを疑っているし、タブロイド系雑誌にタレコミしている点も相まって、金持ちとは思えないというか、微妙な感じがある。
結局六郎のバックグラウンドは謎が深まるばかり。

そんな坂本さんはミコトの紹介で穏やかな性格の教授の元に再就職できることとなったが、訴えを取り下げるかどうかはその教授がムーミン好きかどうかにかかっているとか。
ここでムーミンってセンターを意識して?
まぁ、ここで坂本さんアウトはキャラ的にもったいないなぁ……十分坂本さん個性的なのに。まぁ、飯尾さんが演じるから個性的なんだけど。

個人的に気持ち悪くてスッキリしなかったのは、判事と検察側の態度。
冤罪をものともしない、あの態度。
さっさと終わらせて、次の事件と加害者を人間とは思っていない態度。
気持ち悪いなんてもんじゃない。
結局冤罪になりかけたことを謝罪するシーンもなく、むしろ余計な事しやがってとミコトを目の敵にして、中堂を睨んだり。
冤罪をかけられた要一に謝罪することなく、また冤罪にしないでよかったというシーンもなく。かと言って誰かが責任をとるシーンもなく。
一番気持ち悪かったのはミコトが検察側の証人としてした証言を撤回したあとの検事と裁判官の打ち合わせし直さなきゃいけないというシーンで、検事が「流れを無視してすみません」という謝罪の仕方だったことが、気持ち悪かった。

同局の99.9だとこの辺りのやりとりにもっと(今回のこのシーンと比べると)時間を割いているので、その後のどんでん返しでスッキリさせるんだけど、アンナチュラルはそういうことなく、ただただ現実でこれだったら冤罪かけられた人は冤罪とは言え、人生終わったなってなるなぁ、と絶望味を与える事件の終わり方。
会話劇だから仕方ないのかなぁ……その辺に時間を割くのは。司法や法医学をメインにというより法医学を用いて人間性を描いてると言ったほうがいいようなドラマ。事件そのものよりもメインキャストのドラマ性といったところか。


で、これだけ気持ち悪いと言いつつも、冒頭の窪田正孝氏のフルフルが可愛かったというか、可愛すぎて、気持ち悪さなんてどうでも良いって気持ちになったわけで。
なんだろ、天使かな? 天使だよね。窪田正孝氏と石原さとみ嬢のフルフル。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #202 

99.9-刑事専門弁護士- #202

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
深山(松本潤)は、美由紀(野々すみ花)から連絡を受けて、故郷の金沢を訪れていた。美由紀は、26年前に、深山の父親・大介(首藤康之)が逮捕された殺人事件の被害者・美里の妹だった。美由紀が深山に渡したのは見覚えのない水晶の遺留品。
当時、事件現場に落ちていて、美里の遺留品として警察から母親に返されていた。しかし、それは美里のものでもなく、大介のものでもなかった。そうだとすると、現場に第三者がいたという新たな証拠なのか…。

その遺留品をもとに、深山はもう一度26年前の事件に隠された0.1%の事実を追い求める。そして、それは大介の事件の担当検事だった宿敵・大友検事正(奥田瑛二)との対決も意味していた。

そんな中、金沢地方検察庁には、以前、深山が担当した事件の検察官だった丸川貴久(青木崇高)が人事異動で赴任していた。深山は丸川に調査の協力を仰ぐのだが…。

一方、舞子(木村文乃)は、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)から打診を受け、事件の調査に加わることになり金沢へ向かう。

そして、家族で休暇中だった佐田(香川照之)も、斑目の策略で金沢に向かうことになる。

果たして、26年前の父親の無実は証明できるのか!26年目に解き明かされる驚愕の事実とは!?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 謎の男:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

鏑木美里:織田梨沙 / 鏑木美由紀:野々すみ花 /三宅宏之:小倉一郎
藤原:不破万作 / 内田:奥田達士 / 小倉:薬丸 翔
深山大翔(幼少期):森田愛蓮

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺︎ひさし

中塚さんにはアメリカ留学中のプロレスファンの友人がいる、と。それは立花か? ただ立花だと1話目の立花が明石さんに頼むのではなく、中塚さんに頼むよなぁ。刑事事件ルームじゃなくても班目法律事務所に勤めていたことになってるんだから。

久々に丸川さん登場。検察官なので異動して金沢に。良かったねぇ……資料漁れる、協力者が居て。
前季、丸川さんは長いものに巻かれていたけど、上司の「正義」じゃなく、自分の「正義」を思い出して、深山を煙たがりながらも、真実だけを追求する姿勢は認めていて、自分も長いものに巻かれるのではなく、真実によって導き出される「正義」を大事にするようになったから、今回も文句を言いつつも協力するわけだ。
ラストのやり取りがまたいい。

佐田センセーの奥様はやっぱり最強。でもその奥様を乗せるのはうまい班目所長。そしてお嬢さんは相変わらずだった。この女性陣は事務所の女性陣とは違ったベクトルで強い。加奈子もこの母娘と同じベクトルの強さだよなぁ……。ただ加奈子は母娘と違って自分の好きな人に対して弱いけど。

現地に行って確かめなきゃと言う深山に振り回される、明石さん、尾崎、佐田センセー。今回は登山。
佐田センセーは陸上部だからと自信を見せていたが、走り幅跳び専門。
一番元気なのは明石さん。深山はマイペース。
この登山は現地に行った意味があって、現場に残されていた遺留品はやっぱり山頂の神社で売られていたもので、その確認よりも入山名簿の存在を知れた、という点で現地に行って正解だったわけだ。
ただ佐田センセー、縁結び神社で娘とその彼氏が別れますようにっていう縁切りの願掛けは無理があると思うんだ……縁切り神社行けよ……。

大友検事正は事なかれ主義で、責任転嫁が上手いなぁ。そして運がいい。
けど、深山は父親の名誉よりも、自分の名誉よりも事実が大事で、だからこそ権力に屈しない。
権力を振りかざす者にとって、権力に屈しない者は恐ろしい。

佐田センセーが大友検事正に言った「検察は最後に裁くのは裁判官だという、裁判官は検察の上げてきたものは絶対だという、弁護士は時に依頼人に打算的になる。裁判って誰のためにあるんでしょうね」ってセリフが表すようにようやくS2のメインテーマである法のトライアングルがこれからさらに展開されていくのか。
そういう意味ではここで大友検事正がアウトするのはちょっとなぁ……。対立構造として判事は尾崎の元上司である川上裁判官が居るわけだけど、公式の相関図を見る限り、対立する位置に検察がないんだよなぁ……。

最終話まで引っ張るかと思った父親の事件だけど、シーズン序盤に結論に行きつくとは。
事件の担当検事だった大友検事正は必死に隠したが、結局辞任して幕引き。冤罪が表立って出ることはなく、あれだけ権力を持っていた大友検事正でも口をつむるしかない「組織」という権力。
事件そのものはスッキリする終わり方ではなかったけど、深山にとっては「事実」が知れて、なんとか一区切りか。表には見せないけど、それでも遣る瀬無い気持ちがあるのかもしれないが。そういう意味では班目さんのほうが、納得いかないって素直だなぁ、と。
岸部一徳氏が演じるから裏があるんじゃないかと穿ってしまう班目さんだけど、こと深山に対しては親友の忘れ形見だからか味方だし、守るし、そのために戦う姿勢も見せるし。当時の後悔がかなり強いことが伺える。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #002 

アンナチュラル #002

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #2 死にたがりの手紙
ミコト(石原さとみ)らUDIメンバーは警察の依頼により、集団練炭自殺の現場に出向く。
そこには4人の遺体があり、刑事の毛利(大倉孝二)は事件性がないと主張するが、ミコトは解剖することを決める。
解剖の結果、3人は一酸化炭素中毒で自殺と断定された。ところが、ひとりの少女の死因は“凍死”であることが判明。さらにその少女の胃の中から、解読不可能なダイイングメッセージが発見される。間違いなく事件であると確信したミコト、六郎(窪田正孝)らUDIメンバーは、所長の神倉(松重豊)に止められながらも、身元不明の少女が残したメッセージの意味を必死で解読しようとする。そんな中、ある理由から突然ミコトは六郎を温泉に誘う。温泉地へと向かったミコトと六郎は、驚くべき事実を突き止める。

だが、そんな2人を絶対絶命のピンチが襲う!!
集団自殺に見せかけた事件の真相とは一体?

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

松倉 花:松村沙友理(乃木坂46) / ミケ:菅野莉央 / 大沼 悟:栄信

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

今回はテレ朝推しに持ってかれた。
序盤「臨場の内野さん」に「沢口靖子は忙しいの」はぶっ込みすぎ。
役名じゃなく、役者名だから無問題だとか、セーフだとかという話でもないような気がしないでもないが、とにかく「沢口靖子は忙しいの」には持ってかれた。まぁ、忙しいよなぁ……マリコさん演って、ルヴァンパーティやって忙しいよなぁ。

今回の事件は一家心中に見せかけて、集団自殺を隠蔽に使った他殺。
キーワードは練炭自殺(一酸化炭素中毒)と冷凍による凍死。
そして雨宮家一家無理心中事件。

「『無理心中』なんてことばを使うのは日本だけで"murder-suicide"殺人とそれに伴う犯人の自殺」とちょっと早口で言うミコトが、自身の過去を押し込めようとしているように見えて痛々しかったが。
まぁ、無理心中とか一家心中とか巻きこまれた側は殺人の被害者でたまったもんじゃないもんなぁ。このセリフには自身の母親(not薬師丸ひろ子)に対する怒りだろう。
自分の事件を論文にすることは一種の消化行為なんだろうが、ストレスによる記憶の捏造が行われている可能性も無きにしも非ず。とは言え、六郎が論文から導き出したストーリーは美談すぎて現実味がないが。

そんな六郎。実はタブロイド系の子飼い。初回友人として登場した末次が飼い主だが、末次もその同僚宍戸も下種い。
果たして本当に六郎は三浪の上三流医大に入った医学生なのかどうか。第1話からの知識でいけば三浪の上三流医大に入った医学生というには無理があるが、いくら創設2年に満たないUDIラボとは言え、尚且つ応募者が六郎しか居なかったとは言っても医学生という条件で募集しているのだから、そこは確認しているだろう。ということはやっぱり医学生なのか。もしくはそこまで大物には見えないが末次は身分証を偽造したりするほうにも頑張っちゃってる人なのか。
今回の事件終了後の末次との電話のやり取りからは末次としては自分が飼っているつもりだが、六郎は六郎でナニカを抱えていて、UDIラボにバイトとして入り、六郎にとって末次は情報屋であり、自分の目的のために相手から情報を引き出しつつ、末次に情報や記事を渡すのはついでの小遣い稼ぎという感覚なのかもしれない。
果たして六郎は何を抱えているのだろう。

前回比で活躍だったのは中堂さん。ただ中堂さんの抱えているナニカに対して進展はなかったが。
前回はちょっとヒントを出すポジションで、解剖の仕事シーンはなかったが、今回は縫合シーン有。でもってしっかり警察と喧嘩をしたり。あとはなんだかんだ言いつつ、ミコト(と六郎)の命を助けたり。
まぁ、相変わらず一匹狼ポジを貫いてはいるが。
ただ、六郎に対してはそこまで邪見にはしていないのは本能か嗅覚かで、六郎がナニカを抱えていると気づいているからかもしれない。

物語は呼び出されたUDIラボメンバーのミコト、東海林、六郎が徒歩移動中。東海林がミコトにスマホに変えたら、地図ナビもあるし、トークアプリもあるし、便利だよと言っているが、ミコトは頻繁に連絡を取り合う相手も居ないし、ガラケーでも地図のメモで現場にたどり着けたからスマホは必要ないと言っているところから始まる。

刑事の毛利は面倒くさいから最初は一家心中で片付けたかったが、発見された身分証を持った部下の向島によって赤の他人の集まりだと告げられ、そこから無理心中を押す。そして自殺サイトで知り合ったメンバーによる集団自殺で片付けようとする。
しかし、その中の一人名無しのナナコ(こういう時米ドラだとJane Doeがあって便利なんだけど、日本は名無しの権兵衛はあっても女性を表す表現はないんだよなぁ)は練炭による一酸化中毒死ではなく、凍死だと判明。
また胃の中には消化物の他に自分で書いた「ユキオトコイ タスケテ花」というメモを飲み込んでおり、それが見つかる。
当初、ナナコが花かと思われたが、花は失踪届が出されており、身元確認に来た両親によって、ナナコは花ではないと解る。
取り乱した母親が花を心配を通り越し、所有からくる勘違い発言をし、父親と揉め始める。そこ巻き込まれるのが止めに入った所長。ミコトは子どもを所有物扱いする母親を嫌悪する発言をする。

主犯とみられる家主がナナコを凍死させて連れ帰り、三人で練炭自殺をしたという方向で調べるが、無理がある。調べていくと部屋の容量に対して警察が踏み込んだときの一酸化炭素濃度が低く、且つその濃度では死ぬことは不可能だし、死んだことから部屋の容量いっぱいに一酸化炭素は充満していたことは明確で、そうなるとナナコの死亡時刻と三人の死亡時刻、また死ぬために部屋いっぱいに一酸化炭素が充満する時間に矛盾が生じる。
そこで死亡時と警察が踏み込んだ時間の間に目張りされた部屋が一回開けられたのではないか。その時に凍死したナナコが運び込まれ、偽装されたのではないかと考えたミコト、東海林、六郎。
第三者の存在が浮上。その第三者は一酸化炭素中毒死で肌がサーモンピンクになること、凍死でも肌がサーモンピンクになること両方の知識を持ち合わせている。
これらを毛利に報告書として提出するが、所長から事件は家主の山田を被疑者死亡で書類送検して終わると告げられる。

生きているとき助けられないで、死んでからも助けられないなんて、と憤るミコトだが、所長にあたっても仕方ないと自分でもわかっている。
六郎がバイクで来ていると知ると温泉に行こうと誘う。動揺する六郎をよそに計画を進めるミコト。
着いた先は足湯。動揺は期待の表れなのでがっかり感半端ない六郎。しかし、ミコトはただ癒されに足湯に来たわけではなく、胃の内容物等から足湯近辺の名産が最後の晩餐だったのではないかと推測し、確認するためだった。
道の駅を回って探す二人。見つけたが、胃の内容量からしてみつけた売り物は多すぎる。そこで次に冷凍車両を持つ運送業者を当たり始めるが、道の駅でみかけたカレンダーの業者ははずれ。
その業者に行くまでに見かけた冷凍車両が気になったミコトは六郎にそこに戻るように頼む。

冷凍車両を家探しよろしく捜索していた二人だったが、犯人が気づき、格闘の末閉じ込められてしまう。
ナナコことミケのメモはこの冷凍車両の中で寒さの中かじかんだ手で書いたものであり、そのため飲み込んだメモに収まりきらず、本来は「ユキ オトコ イエ タスケテ 花 イル」というものだった。また警察が自殺サイトを運営していた男を急に閉鎖したことから怪しんで捜査していて、突き止めた際、閉鎖したのは集団自殺を知ったのと、ユキというネカマが出て荒らされていたから。

冷凍車両が移動し、ミコトのケータイがつながるようになる。六郎のスマホはバイクに置いたまま。
この日は東海林は早めに退社し、所長も自由な東海林に文句を言いつつも退社。残っているのは住んでいる中堂だけだが、オフィスはもぬけの殻でなかなか電話に出てもらえず。
出た中堂は早々に切ろうとするが「切ったら恨みます」と止める。そしてスマホの位置情報で探そうとする中堂に手元にあるのはガラケーと大まかな場所だけ。バカだと周囲を馬鹿にできるくらい偉いなら見つけ出してくださいと挑発するが、犯人は冷凍車両を貯水池に沈めようとしているため時間がない。
水の成分と、六郎が犯人の名前を見つけ、その名前は中堂に伝わるが花がその家に居るという情報は伝わらないまま電波が途切れる。

ミコトと六郎は無事助け出され、犯人は逮捕され、花も救出される。

次回はミコトが裁判の証言台に立つ。
99.9%有罪の刑事事件。だがここでも0.1%側。果たして99.9とのコラボはあるのだろうか。直接はなくてもネタでは出そうだなぁ……「フカヤマ」とかさ。
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Index[Diary]ドラマ・映画 99.9-刑事専門弁護士- #201 

99.9-刑事専門弁護士- #201

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
深山大翔(松本潤)は、99.9%有罪とみなされた案件でも、残された0.1%の事実を自らが納得するまでとことん追及する刑事専門弁護士。そんな超型破りな弁護士・深山に振り回されて、刑事事件専門ルームの室長はなかなか定着せず、所長・斑目春彦(岸部一徳)は頭を抱えていた。
そこで、斑目から白羽の矢が立ったのは、民事の仕事に戻っていた敏腕弁護士・佐田篤弘(香川照之)。
所長の打診に全身全霊で抵抗する佐田だったが、刑事事件専門ルームの後任を探すまでの兼務ということと、後任が見つかったら、マネージングパートナーを譲るということを条件に渋々承諾。
こうして、再び深山と佐田の名コンビが復活する。
そんな中、とある殺人事件の弁護依頼が舞い込む。依頼人は、加害者・鈴木二郎の娘・加代。
鈴木が借金をしていた沢村ファイナンスの社長が殺害され、鈴木は、その事件の容疑者として逮捕・起訴されていた。そして、依頼人・加代の親友で、付き添いとしてやってきたのは、元裁判官・尾崎舞子(木村文乃)だった。舞子はエリート裁判官として、順調にそのキャリアを重ねていたが、ある事件がきっかけで裁判官を退官。司法の世界から距離を置いていた矢先に、加代に相談されて、やって来たのだ。
しかし、舞子が、深山たちに求めたのは、加代の父親の無実を証明することではなく、情状酌量だった。舞子は裁判官時代の経験から、調書を見る限り加代の父親の犯行であることは明らかだと考えていた。
そのため、状況証拠から有罪は免れない事件でも0.1%の事実を追求する深山と、真っ向から対立する。一方、舞子の優秀な経歴を知った佐田は、あることを画策する――。
調書だけを見れば、有罪は確実。裁判で覆すことは困難に見えるこの殺人事件…果たして深山たちは事実を明らかにすることができるのか?

キャスト

深山大翔:松本 潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 尾崎舞子:木村文乃

丸川貴久:青木崇高 / 明石達也:片桐 仁 / 藤野宏樹:マギー
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場 徹 / 佐田由紀子:映美くらら
坂東健太:池田貴史 / 加奈子:岸井ゆきの / 戸川奈津子:渡辺真起子
志賀 誠:藤本隆宏 / 深山大介:首藤康之 / 謎の男:佐藤勝利

大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳

ゲスト

阿部充:長塚圭史 / 鈴木加代:谷村美月 / 鈴木二郎:半海一晃 / 伊藤亜紀:新妻聖子

スタッフ

脚本:宇田 学 / 演出:木村☺︎ひさし

戸川さんまでoutしているとは思わなかった。志賀さんと結婚して寿退社って……共働きでいいじゃん。

新たなパラリーガル・中塚さんは趣味が立花で、深山の速記解読能力が明石さんというスーパーウーマン。ノリも良く、明石さん、藤野さんと共に検証ではノリノリ。てか初日に既に明石さん、藤野さんと共に深山の常識(は他人の非常識)をすんなり受け入れている超人。むしろそこに乗っかってる。

てか志賀さん独立してたのね。ということは旧姓戸川さんはレッツなんとかっていう志賀さんの法律事務所で夫婦二人三脚なのかね。旧姓戸川さんのキャラ好きだったんだけどなぁ。

それにしても佐田センセーは深山はもとより、班目所長にも振り回され、自分で雇った尾崎にも振り回され……振り回されてこそ佐田センセーだよね。
佐田センセーは雑に扱われてこそ佐田センセー。今回は奥さん出てこなかったのが残念。

そして今季も深山父の事件をちょっとずつ出すのね。
まぁ、S1のアレで終わりなのは中途半端というか、中途半端ではないか、あれはあれで一応の区切りはつけたんだろうけど、スッキリしない、後味の悪い終わり方だったわけで……そう考えると出てこないほうが不自然で。
班目所長もかなり気にしていて、金沢から深山がかけた電話で新展開があることに期待している声色だった。
岸部一徳氏が演じるというだけで胡散臭くなるのだけれども、深山の父親の事件に関しては深山の絶対的な味方かな? 班目所長が真犯人でない限り。流石にこの説はないと思いたいけど。


事件としては依頼人は父親の無罪を信じていて、信じるその理由が殺人を犯したとされる夜、帰宅後風呂上りに寒いオヤジギャグを飛ばしていたから。人を殺めたあと平然とオヤジギャグなんて言えるものだろうかと訴える。これに同意するのが佐田センセー。相変わらず笑いの沸点が低い。

依頼人を連れて来た友人尾崎は元裁判官だが、現在は辞めている。
尾崎は裁判資料から有罪だと思っていて、無罪を勝ち取るのではなく、このままでは無期懲役になるのを有期刑にしたい考え。だが、その考えを友人である加代には言っていない。
頃合いを見て自分から打ち明けるとも言う。

正直、この段階の尾崎は傲慢で不信に値する。自分では弁護できないのに、自分の思い通りである有期刑への説得に方向を勝手に決めるし、また自分の思い通りにならないと知るや、依頼をなかったことにしようとするし。
ヤメケン弁護士より元裁判官の弁護士のほうが更に面倒くさそうというか、決めつけ率高そうでこれから深山だけじゃなく、佐田も苦労しそうなポジションではある。

結局事件は社員たちの証言が偽証だったことを深山が証明して、無罪になる。


尾崎は抱えている過去があって、深山の信念や次回の自分の父親の事件を未だ調べていることとにすべてがその過去を暴かれるんじゃないかという恐怖があるんじゃないかなぁ。
尾崎自身の過ちか、誰かに巧みに誘導された結果犯した過ちか、誰かに濡れ衣を着せられたのか。
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Index[Diary]ドラマ・映画 アンナチュラル #001 

アンナチュラル #001

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
Unnatural Death #1 名前のない毒
法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働く不自然死究明研究所(unnatural death Investigation laboratory)=通称UDIラボでは、東京都23区外、西武蔵野市を中心に、全国津々浦々で発見された異状死体や犯罪死体を引き受けている。警察や自治体から依頼されて運ばれてくる遺体は年間約400体。その遺体を解剖し、死因を究明するのが、ミコトたちUDIラボの仕事だ。
UDIラボには、三澄班と中堂班の2チームが存在する。三澄班は執刀医のミコト、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、記録員の久部六郎(窪田正孝)。中堂班は法医解剖医の中堂系(井浦新)、臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)。そして、それらの個性的なメンバーを束ねるのが所長の神倉保夫(松重豊)だ。

 そんなある日、中年夫婦がUDIを訪ねてきた。一人暮らしで突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかないという。警察医の見立ては「虚血性心疾患」(心不全)。しかし息子は、まだまだ若く、山登りが趣味だというぐらい身体も丈夫で元気だった。心不全という死因は、素人目にも、あまりにも不自然だ。なにか、ほかの原因があるのではないか。夫婦はもっときちんと死因を調べてくれるようにと警察に頼んだが、事件性も不審な点もないと、剣もほろろに断られてしまった、という。

 ミコトたちは、さっそく、解剖に取り掛かった。すると心臓にはなんの異状もなく、代わりに、急性腎不全の症状が見つかる。
ミコトたちは、薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけるが、死因となった毒物が何かがどうしても特定できない。
そんな折、高野島と一緒に仕事をしていた若い女性同僚が、高野島が亡くなった翌日に、原因不明の突然死を遂げていたことが判明する。

 死因を究明すべく高野島のアパートでミコト、六郎、東海林が調査をしていると、高野島の遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子が現れる。
馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発。
馬場が、もしまだ誰も知らない未知の毒物、すなわち「名前のない毒」を開発していたとしたら……。既存の毒物と比較検出するだけの、現在の毒物鑑定システムでは、「名前のない毒」を検出できない。すなわち、完全犯罪が成立する。
「高野島が死んだときの私のアリバイ?いいえ。一人で自宅にいたのでアリバイはありません」
悠然と微笑む馬場路子に、ミコトたちはどう立ち向かうのか?

キャスト

三澄ミコト:石原さとみ
中堂系:井浦新 / 久部六郎:窪田正孝
東海林夕子:市川実日子 / 神倉保夫:松重豊
三澄夏代:薬師丸ひろ子
末次康介:池田鉄洋 / 三澄秋彦:小笠原海 / 坂本誠:飯尾和樹
木林南雲:竜星涼 / 関谷聡史:福士誠治 / 宍戸理一:北村有起哉
毛利忠治:大倉孝二 / 向島進:吉田ウーロン太

ゲスト

馬場路子:山口紗弥加 / 高野島健一:野添義弘 / 高野島響子:長野里美 / 高野島渡:村野修一
駕籠武:村井國夫 / 敷島直美:いしのようこ / 敷島由果:田中こなつ

スタッフ

脚本:野木亜紀子 / 演出:塚原あゆ子

9年前は医学生で法医学教室に所属していた石原さとみ嬢が法医学者になったという、なんか感慨深い。
他局だし、全然つながりないけど。

会話劇というだけあって、会話のテンポが良い。しかも無駄がない。
法医学に明るくない者でも楽しめるように、理解できるように説明を詰め込んでいるにも関わらず、自然なので詰め込んでる感がないし、急に視聴者に対しての説明が始まるわけでもない。
そこにバイトの記録員である医学生・六郎が加わったことによって生じる法医学現場初心者の存在が説明を違和感なくさせているのだが、当の六郎は医学生であることに対しての疑問というか、疑惑が早々に浮上。

物語としては、一人の男性の不審死があり、男性・高野島の両親は警察から説明された死因に納得ができず、UDIラボに調査を依頼。
まず外傷のない他殺方法として毒殺を疑う。発見した婚約者・馬場の態度が婚約者を亡くしたテンプレとは違うことから疑惑を持たれるし、彼女が研究員として薬物を取り扱える立場にあったことからも犯人としての疑念に拍車がかけられる。また、高野島死亡の翌日に外部スタッフの女性が亡くなっていることや、その女性と高野島の仲を疑っていた同僚たちの証言からも馬場が犯人説へのミスリードが大きい。

中々毒物の答えは出ず、やがて高野島は亡くなる少し前、中東から帰国したと判明する。
そこで次にミコトが目を付けたのがMERSコロナウイルス。これが該当し、高野島の死因はMERSコロナウイルスに感染したための、病死となる。

死因が判明し、マスコミや世間から批難される高野島の両親。葬儀にまでマスコミが押しかけてくる始末。その葬儀で死因を解明したことにより両親の立場を不安定なものにしたことを詫びるミコト。そこに馬場がもうすぐ式が始まると両親に声をかける。
また馬場は高野島が帰国してから健康診断を受けていたこと、その結果に異常が見られなかったことを見つけた結果の書類とともにミコトに渡し、だから高野原は悪くないと言うが、ミコトは健康診断の項目にMERSコロナウイルスはないことから異常なしと診断されても不思議ではないと答える。

高野島が健康診断を受けた病院ではMERSコロナウイルスに感染し、亡くなった人が18人、また現在も隔離されている人がいると報道される。
高野島が日本における0号患者という体で話が進んでいくが、それでは何故帰国した当日に会い、ミコト曰く「濃厚」な夜を過ごした馬場が発症していないのか、発症していないどころかキャリアではないのかという疑問が浮上する。
ミコトは高野島→病院ではなく、病院→高野島を確信するが、立証する術がない。
そんな中、中堂が葬儀社から聞いた噂をもとにデータを作るが、それは証明できる証拠とはならない。しかし中堂はそんなために資料を作ったのではなく、資料は前提で、裏に19人目の存在の情報を書いていた。
急いで火葬を中止にしてもらうため、六郎のバイクに乗せてもらい、火葬場に向かうミコト。なんとか寸前のところで間に合い、遺族に説明をして遺体を解剖することに。
その結果、病院→高野島を立証できる証拠を得る。

どんでん返しが鮮やかで、米ドラのクライムドラマを見ているようなテンポの良さ。
雑談もただの雑談じゃなく、伏線であり、フラグであり、布石であり、ああここにつながるのねという仕込みの上手さ。またストレートに表現しない面白さもあった。
だからと言ってシリアスになるわけでもなく、職業病というか仕事疲れしてるよねというブラックジョークがここかしこに散らばっている。

そんな中、現代日本を揶揄してるなぁと思ったのが「息子には風邪くらいでは休むな」と躾けた両親の話。これはぞっとした。
「風邪くらい」って。本当は風邪で休めないことのほうが異常だといい加減日本は気づいたほうがいい。
未だに風邪薬のCMで「風邪で休めない方へ」というキャッチフレーズがあるんだから怖い。
風邪は万病のもととも言うのに。それでなくとも、風邪をまき散らしながら仕事されるほうが迷惑なんですがね。

次にぞっとしたのはミコトの彼氏・関谷の思考。
最初はいい雰囲気で、ミコトに結婚話が出てくるいい状態で、ストーリー的に結婚に対して祝福ムードがあって、だけどミコトは関谷に対して秘密があって……という葛藤があったが、そんな葛藤をも吹っ飛ばす関谷の思考。
ストーリー的には自分をさらけ出せず、このまま付き合ってていいのかな? って展開だったんだろうけど、関谷が両親に紹介する日まで仕事で遅れてもう君のことが解らない、今日ばかりは仕事じゃなく自分を優先して欲しかったという姿は、ミコトにそんな男止めとけと言うには十分だった。
一見したらミコトのほうが酷いことしているようにもとれるよ。付き合ってる相手の両親に会うのに、仕事で大遅刻したわけだから。
けどさ、それ以前に関谷がしなきゃいけなかったことは両親を先に帰らせることじゃなく、ミコトの仕事を両親に理解させることだったんじゃないかな。この部分はミコトに限らず、ドラマに限らず、自分の両親に相手の仕事をはじめ相手の抱えているものを理解させるのは、息子だったり娘の仕事であり、そこからようやく会いましょうってしないと、結婚後がきついよ。
関谷は優しい雰囲気はある人に映ったが、その優しさが真綿で首を締めるような優しさでジワジワ苦しめるようなタイプに映った。
関谷みたいな善人に見えて実際はそうでもないタイプは一番苦労するから辞めといたほうがいいと思う。周囲には「善人」に映るからね。相手が悪くてもこっちが悪いって空気が簡単に出来上がっちゃって苦しむ。
まだ、癖のあるバツイチ中谷のほうが良いんでない? 流石にMERSを火星とかエチレングリコールを言えない三浪して三流医大に入学した医大生はないわーだけど。

というか、三浪して三流医大に入ったとしても医大生がMERSを火星(MARS)と言ったりエチレングリコールを言えなかったりはないわー。
やっぱり医学生じゃなくて、潜入捜査官なのは……?w
エチレングリコール…溶媒、不凍液、合成原料などとして用いられる2価アルコールの一種。甘味を持ち、生体内で代謝を受けると有毒化する。代謝物のシュウ酸による低カルシウム血症、シュウ酸カルシウムの析出による腎障害を引き起こす。誤飲した場合や自殺目的で飲用した場合は、代謝を拮抗するためにエタノールを投与し、エチレングリコールが代謝されずに尿から排泄されるのを待つ。

MERSコロナウイルス…中東呼吸器症候群(=Middle East Respiratory Syndrome=MERS)の病原体かつSARSコロナウイルスに似ているコロナウイルス。2012年英国ロンドンにて確認される。自然宿主が動物であることはほぼ間違いないが、中間宿主や感染方法はまったく不明。潜伏期間は2.5日〜14日間とされている。日本では2015年より二類感染症となっているため、特定感染症指定医療機関、第一種感染症指定医療機関及び第二種感染症指定医療機関でのみ受け入れ可能となっている。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #207 

コウノドリ #207

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
突然、倒れた小松(吉田羊)。
心配するサクラ(綾野剛)と四宮(星野源)に、心配かけまいと努めて明るく「子宮筋腫があることはわかっていたけど、忙しくて検査に行けないでいた」と言う。
しかし、詳しい検査を行うと、子宮腺筋症と卵巣チョコレート嚢胞だということが判明。すでに症状が悪く、ガンになる可能性もあるため、子宮の全摘を薦めるのが本人の為だとサクラたちは考え、本人に伝える。
小松自身も全摘した方が良いとは分かっているが、踏み切れずにいた─。

そんな小松を支えるペルソナの仲間たち。
仲間が見守る中で、小松が出した結論は─

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:矢島弘一 / 演出:山本剛義

今回は小松さんがメインの患者。
原作の小松さんは子宮筋腫があって、それを取るかどうか悩んでいるエピではあった。一旦子宮にメスを入れると場合によっては初期流産しやすくなるため、未婚小梨の小松は悩む。自虐的に「(妊娠出産の)予定はないから、いっそのこと(子宮ごと)取っちゃうか」という発言をする。まだそこまでじゃないと優しく接するのがサクラで、もう取っちゃえばいいと小松の天邪鬼な性格を見通して突き放す四宮。
ただこの掛け合いをドラマでやったら、多分非難轟々になる。ドラマはどのエピも圧倒的に「絆」を印象付けるエピが足りなさすぎるから、唐突に映るだろう。まぁ、サクラと四宮の「絆」はこれからラストに向けてドラマ独自のエピが色々描かれてはいるけど。

サクラと四宮は自分たちが小松に出した診断が、正しいとわかっていても、割り切れず、互いに確認しようとしたり、無言で昼食をとりながら、好物を交換したり。
このジャムパンとカップ焼きそばの交換の流れは術後の小松への差し入れへのフラグか。

今回きつかったのは、小松さんはもちろん、向井さん。友人だと思ってたのに、子宮全摘の相談をされなかった向井は、今橋によって手術のためしばらく小松が休むことを知らされて……という展開で、辛そうな表情。
小松が何かを抱えていると気づきながらも踏み込めなかったことも後悔していたのか、あの表情だけの演技は秀逸。

今回の倉崎はただの意地っ張りで、その意地っ張りの原動力となるエピがなく、また勤務シーンがないのでただのわがままに見えて、仕事を頑張りたい理由が解らないし、感情移入ができない。
原作の倉崎はシンママとして甘やかされたくないという、シンママを理由に特別扱いされたくないという思いだけが出ていて、原作ではシンママとしてやっていくためにも早く専門医資格をとりたいから仕事を特別扱いしてほしくないという原動力だったにもかかわらず、そこがないのでただのわがままに映る。
この専門医資格ドラマでは下屋がもうとっているが、原作下屋は専門医資格をとる条件(勤務年数)を満たす前に転科しているので、取得していない。病院の規模によって必要勤務年数が違うし、症例が必要。

医学生時代の採血練習エピは、ドラマでは本人同士の話だったが、原作では倉崎不在で、看護師が倉崎の採血をほめていると、サクラと四宮が倉崎の採血が上手くなきゃ四宮が怒るって話題にしていて、それはそれは心温まる描かれ方。

今回の白川は上げて落とすの、上げての回。
学会に出て、褒められて、関心を持たれて、向上心がさらに膨らんで……という状態。今橋は調子の良さを心配(自分に絶対的な自信を持ったが故にミスを犯す)するが、聞く耳を持たず。

今回サクラと四宮のセットが多かったが、ラスト、ベイビーのライブに観客として来ていて、ライブ後相談があると四宮が切り出したところで終わり。
原作では四宮の実家はN県(長野)で、そこ地震が起こり、人手が足りなくて要請があって四宮が派遣された展開だが、ドラマは次回あらすじから察するに、父親が末期がんで倒れて実家の石川県能登に戻るように妹が来るという展開。
原作は四宮自身思うところはあるものの、現段階(2017年52号)ではペルソナに戻ろうと考えている状態。でもドラマはこの展開は四宮も居なくなるのかなぁ……。白川が来週でさようならになるし。
これ、ドラマS3は考えていないのかね。それとも症例だけ使って、オリジナルとして続けるのか? 「医龍」並みにオリジナル化しないと、今のような中途半端な他のキャラの役割を担わせて……っていうのはやめて欲しい。
まぁ、続ける気なくて、バラバラにしてでも心は繋がってる的展開で終わるのかね。

次回は原作「NICU part2(TRACK54/19巻)」がベースかな。

小松留美子:子宮筋腫,子宮腺筋症,チョコレート嚢胞
⇒小松ルミ子:子宮筋腫
原作の小松は子宮筋腫のみでチョコレート嚢胞(卵巣嚢腫の一種)にはなっていない。
チョコレート嚢胞のエピは原作ではTRACK60(21巻)「子宮内膜症」

武田京子:高齢出産
⇒TRACK55(19巻)他;川崎(武田)陽子:高齢出産,子宮筋腫手術後自然妊娠のため帝王切開,羊水塞栓症
何のために出て来たのかわからない武田。
原作では同期のうち助産師として現在も働いているのは小松と武田の二人だけで、他は結婚や出産を機に助産師を辞めてしまっていて、同期会での話題は常に子供のこと。だから結婚はしているけど小梨の武田と、未婚の小松は二人で抜け出して語らったわけだけど、そこで子宮筋腫の話題になり、武田は子どもをあきらめたわけじゃないけど、年齢が年齢だけに子どもがいない人生も考え、自分の体を考えて筋腫切除の手術をした話をする。
その後、自然妊娠するわけだけど。
そういう流れが一切なくて、小松が全摘に悩んでいる一方で同期の武田は妊娠したという今回のテーマとも言うべき「子供を産む人生、子供を産まない人生」の象徴だけはあったが。
その流れで小松の「私が武田の子どもをとりあげる」発言があったが、この発言は原作では看護学校時代の発言で、だからこそ重みがあったが、ドラマにはその重みがない。

看護学校時代、小松は母親が助産院を辞める出来事(妊婦死亡、小松母に非はないが、そういう事故があると続けられないため閉めた)があり、自信をなくしていた小松に、自分の子どもは小松に取り上げてもらいたいんだから、と励ました武田。という流れがあるから重みがある。
この看護学校時代エピは武田が看護師ではなく、助産師になることになるエピでもある。小松が「じゃあ私の子は武田がとりあげてよ」と返すと、「私は(助産師には)ならない」と笑う武田。「バカだからなれないのか?」と煽って、結果武田もなっちゃったという流れ。小松は武田が居たから助産師になれたというし、武田は小松が居たから助産師になったという二人の「絆」のエピ。
そういうのが一切なくて、いきななりの「子どもをとりあげる」発言には重さがない。いくら小松が子供を産まない人生を選択しなければならない状況だと言っても。

交通事故少年
⇒TRACK37(12巻);タケル:交通事故少年
原作はこの処置のあと、点滴ラインを取れなかった下屋を厳しいながらも励ます(1年でものになるようにしなきゃいけないからしごくよ等)加瀬というエピがあって、心温まるエピなのに、そこがカットされていて、ERで厄介者という印象しかないエピになっているのが残念。

新生児無呼吸発作
⇒TRACK44(15巻);森本:34w,帝王切開,新生児無呼吸発作
原作での一連のセリフは白川ではなく、この回から登場した工藤のもの。
工藤は航空宇宙工学を専攻していたが、学生結婚をし、その際産まれた娘がカサバッハ・メリット症候群で、当時今橋が務めていたNICUに入ったことがきっかけで医学部に入り直した経歴の持ち主。本人曰く神経質だが、それは自分がNICUに入った子どもを持つ親として、同じ立場の両親を慮ってのこと。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #206 

コウノドリ #206

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
下屋(松岡茉優)は、ピンチヒッターとして行ったこはる産婦人科で、切迫早産で入院している神谷カエと出会う。
この病院で唯一の入院患者のカエは、不安が募っていた。
下屋はカエの不安を少しでも取り去ってあげるため積極的に相談に乗っていた。名前も年齢も同じ2人は意気投合し、次第に仲良くなっていく。
患者に首をつっこみすぎじゃないかと言う白川(坂口健太郎)に下屋は、自分で判断する力をつけることも大事、サクラ(綾野剛)や四宮(星野源)に頼ってばかりじゃ、一人前になれないと反論するのだった。

そんな中、下屋はカエの様子に違和感を感じ、こはる産婦人科の院長に告げるが、「週明けに検査する」とだけ返されて帰路につく。
ペルソナに戻った下屋のもとに、こはる産婦人科からの緊急搬送が。
なんと、心肺停止で運ばれて来た妊婦はカエだった──。

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:坪田文 / 演出:加藤尚樹

子どもは生きていた。シングルファーザーになったわけだが、その展開からの小松の腹痛(子宮筋腫?)、次回助産師の同窓会シーンがあったので、武田が出てくるわけで、今回の終盤あの神谷旦那の姿が羊水塞栓症のエピ(TRACK55/19巻)のシングルファーザーと重なる。そうなると武田が帝王切開中に羊水塞栓症ではなく甲状腺クリーゼだったからアレストになるのか?
それはないか。
小松と同期の武田は結婚はしているが、小梨状態で自然に任せるとしつつも、子宮筋腫を取らないといけない決断をし、そこから子どもを半ば諦めたが、自然妊娠で子どもを宿す。子どもを小松に取り上げてもらいたかったが、子宮筋腫で手術をしているので、出産は帝王切開となるのでサクラと四宮にオペをしてもらいたいという流れ。そこで万に一つくらいの確率の羊水塞栓症が起こるも帝王切開で麻酔科医が居たため、助かるという展開。
これを、万に一つくらいの確率の羊水塞栓症ではなく、甲状腺クリーゼでやるのか?
武田は小松と同期で、35歳以上。つまりは高齢出産で、それに伴い色々と検査をするわけじゃん。いくら担当が下屋ではないと言っても以前あったとなったらスクリーニング検査しなくても要観察はするじゃん? そんな中で出産まで甲状腺クリーゼ解りませんでしたってことがあるか? という疑問が。
まぁ、脚本家次第か。

今回ERの部長が登場したわけだけれども、脚本家はやっちまったなぁ……。
確かにちょっと嫌味っぽい物言いをする部長で、それを加瀬が窘めるというエピはあったが、基本いい人なんだよ、ER部長。ただ人を試すのが好きなだけで。
だからあんな風にERに妊婦の知識は必要ない、みたいな物言いはしない。寧ろ、妊婦となると判断が鈍る(ただ救命の優先事項は命を救うことだから妊婦の細かい状態まで勉強が行き届かないのが現状)とまで言っちゃうのに。そして後々には下屋のことをERで必要で、彼女が産科に戻ると言っても手放せなくなるとまで言うのに。
S1から通して、坪田氏ってこういう原作の意図の汲み取り違いはなかった人だったはずなのに、残念でならない。

あと気になったのは、下屋が転科のため加瀬に相談するシーンで、原作では最初加瀬は本気とはとらなかったが、本気と知るとサクラに言ったのか、先に相談するのが筋だというエピがあるのだが、ドラマはそのやり取りはなく、むしろサクラに相談報告する前に今橋に報告している状態。
まぁ、ドラマでは今橋が産科も含めた周産期医療の責任者だから仕方ないんだけど、直属の上司であるサクラとの関係をないがしろにしている脚本にがっかり。

小ネタとして小松の満月にはお産が〜発言は原作のTRACK15(5巻)から。

神谷カエ

切迫早産,肺水腫,心肺停止,甲状腺クリーゼ
⇒TRACK37(12巻)神谷カエ;切迫早産,肺水腫,心肺停止,甲状腺クリーゼ
こはる産婦人科→原作では「ふじ産婦人科」
原作では下屋が当直を代わるのは1回だが、ドラマは最低2回。
原作では母子ともに死亡(子どもは死亡宣告されず、有耶無耶だったが、あれで存命だったほうが不思議)だったが、ドラマでは子どもは蘇生。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #205 

コウノドリ #205

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
サクラ(綾野剛)の元に診察に訪れた妊娠27週の妊婦、西山瑞希。
診断の結果、切迫早産の可能性があり急遽入院することに。同じく切迫早産で入院している妊婦、七村ひかるの病室に小松(吉田羊)が瑞希を連れてくる。同じ境遇の2人はすぐに意気投合し仲良くなるが、そんな中、瑞希の赤ちゃんに予測できなかった事態が…

白川(坂口健太郎)が見ているベビーは下屋(松岡茉優)が3日前に緊急帝王切開した超低出生体重児の翔太くん。翔太くんは早期に手術の必要があるが、両親は帝王切開になった経緯に納得出来ず、今橋(大森南朋)に手術をしないと告げる。

赤ちゃんと一緒に生活していく家族のため、下屋はある行動を起こす─

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:吉田康弘 / 演出:土井裕泰

TRACK31(10巻)-TRACK32(11巻)の「長期入院(前後編)」がメインのように思っていたが、実際は「長期入院(前後編)」の西山メイン+α。
S1は基本一話完結で、だが全体を通してサクラの持っている謎(ピアニスト、家族)を緩やかに描いていたが、S2はすっきりと一話完結にはせず、中途半端につなげようとしている印象があって気持ち悪い。S1のサクラの謎のように小出しにするならすればいいのに、中途半端に出して、片付けて、また謎を仄めかしてというのの繰り返しで、メインエピが中途半端になっている気がしてならない。
今回のことで言えば、七村。原作では七村がメインで、七村の家庭が抱える社会的問題も重要なテーマだったのに、それらは一切描かれず、西山視点で明るいひかると子だくさんの幸せな家族が描かれていただけだ。

原作では、ヒカルの突然の入院により、それを理解できない長女と長男に振り回され、融通がきかない会社に勤めている旦那がそれでも奮闘する。嵐のような一か月が過ぎ、初めてファミサポの存在を知って、なんとか立て直す。こういう情報って、大切なんだけどなぁ。誰もがファミサポの存在を知っているかと問われれば、否なんだし。

原作は、男性作者が青年誌で描いている。同性が同性に向けて描いている。その意味を脚本家は本当に考えているのだろうか。
今回のエピを見て、切迫早産の何が危険か、男性は気づくのだろうか。
ドラマ冒頭の西山とサクラのやり取りは原作では七村とサクラのやり取りで、七村は自分の状況がどれだけ危険な状態か認識しておらず、「安静」と言われたにも関わらず「

上の子は6歳の女の子なので下の4歳の男の子の面倒はそれなりに見ますし……家事もそこそこにしとけば大丈夫です 外出も保育園の送り迎えくらいにしておきますね

」と言っちゃくくらいには楽観視している。それに対し、サクラは「

無理です 七村さんは今日から入院してもらいますから

」と返すわけで。
この七村の内容でさえダメなのが切迫早産と解りやすいエピ。まぁ、このエピはアリサ・ローク(ドラマ未登場、ベイビーと共演経験有の歌手、来日時妊娠しており、早産。ベイビー=サクラと知っている)が来ていて、彼女とのやり取りで、実際切迫早産で入院中の妊婦さんの生活について語るので、そこも解りやすいかな。

この切迫早産は次回にも関わるテーマ。とは言っても、切迫早産がメインというわけではない。
また次回へのフラグはこれだけじゃなく、終盤でサクラ、下屋と居るところで小松が「いつまでこのメンバーで居られるかな」と言ったセリフも布石。
ドラマとしては、下屋の決断エピは最終回かその一話前に持ってきたほうが盛り上がるとは思うんだけど、来週もってくるということはS1同様最終回は原作が今描いているエピを持ってくる可能性があるということ。
現在原作は長期エピで、災害医療。ドラマは来週ようやく登場の加瀬先生が、DMATに登録されているので、現地で奮闘している状態。しかも被災地は四宮の父親が副院長を務める病院がある地域で、今週号(50号)まで父親の生死は不明な状態だった。
そしてその病院で産科医が足りないということで、四宮が行くことになったというところで今週号終わり。このまま四宮が実家へ帰るフラグもわずかながら立った。まさしく、小松の「いつまでこのメンバーで居られるかな」状態。四宮は、まぁ、四宮が帰るって言えば父親が突っぱね、父親が帰ってこいと言えば帰らないって言う展開もあるからまだしばらくは居るかなぁ、居て欲しいなぁ。そこは願望。

小ネタとしては今回落ち込んでいる下屋に、四宮がとっておいたプリンを譲るがそれが賞味期限切れだった、というのは原作で別エピで好物のジャムパン(賞味期限切れ)を譲る。
これ、あの四宮が、あの好物のジャムパンを……という衝撃があった小ネタ。

西山瑞希

切迫早産,IUFD(子宮内胎児死亡)
⇒TRACK31(10巻)-TRACK32(11巻):西山:30w,切迫早産,IUFD(子宮内胎児死亡)
重いテーマを背負った妊婦さんだったが、演者が上手い。

七村ひかる

切迫早産
⇒TRACK31(10巻)-TRACK32(11巻):七村ヒカル:35歳,25w5d,切迫早産
原作は七村が入院を告げられるところから始まり、同じ切迫早産だが、西山と対照的な立場でメインで描かれているのに対し、ドラマは西山がメインで七村は添え物程度。七村は七村なりに悩み、問題があったのにそれらは一切描かれず。

大松美代子

翔太(動脈管開存症)の母
⇒オリジナル
下屋エピの布石の一つだったんだろうが、殆ど登場せず。旦那の陰に隠れていて、最後の最後しか見せ場はない。
今までだとこういうのってカンファレンスで名前だけ挙がって、医師たちがあーだこーだ言っていて、実際の両親や乳児は医師の会話に上がるだけのレベルだったのに、ここに来て登場させるのは疑問。もっとこの親子エピに時間割いてもよかったのでは?

次回はTRACK37(12巻)「転科」がメインか?
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #204 

コウノドリ #204

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
ある日トーラック(帝王切開後の自然分娩)を希望する妊婦の蓮(安めぐみ)がサクラ(綾野剛)の元へ訪れる。
我が子を愛せていないのではないか不安になる蓮は、その理由の一つが帝王切開で生んだことにあると考え、次の出産はどうしても産道を通して産みたい気持ちを高めていく。 蓮の希望を優先してあげたいサクラと、ただでさえ人員不足なのに子宮破裂の危険があり、緊急事態を巻き起こしかねないトーラックはリスクが高すぎると考える四宮(星野源)は激しく意見が対立する。

一方、産科医にはなりたくないと言っていた研修医の吾郎(宮沢氷魚)はそんな蓮の出産に向き合うことにより、自分の中で何かが変わるのを感じていく。

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:矢島弘一 / 演出:山本剛義

今橋が人材確保に奔走しているわけだけど、原作だと医院長の土下座でなんとかなっているという。
愛人クミたんが居たり、お調子者なところもあるけど、政治的な人で、今橋先生より人材確保は向いてるキャラクターなんだけどなぁ。もっと医院長出してもいいのに。
あと、麻酔科って舟越先生が居たんじゃなかったっけ? いつの間にか舟越先生居なくなってて、女医さんが代表としてカンファレンスきてるし。
下屋がERに行ってないから仕方ないのかもしれないけど、加瀬先生は全然出番がない。前回過去回想シーンで映ったくらい。原作は現在連載中の災害医療にDMATメンバーとして派遣されててメイン張ってるというのに。

そんな中のゴローちゃん。
澤田さんエピは原作でもゴローちゃん登場の初期研修で、エピもあんな感じだけど、そこから先の初前立や、産科の次のローテがNICUというドラマご都合主義状態。
原作の初前立エピは救急搬送されてきた妊婦が臍帯脱出で緊急帝王切開になり、下屋が下に潜り込んでいてゴローちゃんしか居なかったからローテ早々に勢いのまま前立やるわけだけど、お坊ちゃまというか、初々しいというか、ちゃんと準備しようとしてそんな時間はないと小松たちに言われてるコミカルさがあったのに、今回は準備する時間があったので、きちんと消毒とかもできて、準備した格好。
そしてゴローちゃんは次回からNICUへ。
ドラマのゴローちゃんは父親にはっきりと、親が産科医だからって自分は産科医になりたいわけじゃないと言っちゃうタイプで、そんなゴローちゃんが初前立を終えて父親に連絡したときは選択肢の一つに入った感じでうやむやになったけど、原作ではサクラが親が産科医だから産科医になるんだろうなぁ、というゴローに親が産科医だからって産科医になるかって言ってた奴がいたって話すエピが好きだったんだけどなぁ。四宮のことだけど。
そして初期研修のローテが終わったときに、(四宮は)親と自分は関係ないと思えたから産科医になったと話すんだけど、そこがドラマでなかったのが残念。

さて、倉崎先生ちゃんと登場。
白川は相変わらずの勘違い&暴走っぷりだったけど、サクラと小松登場でコミカルになったけど。
今後倉崎先生は産科医としてペルソナに勤務するのか……下屋が居るからそれはないのか。

秋野蓮

30w/第2子トーラック(帝王切開後の自然分娩)
⇒TRACK46(16巻)秋野:第2子VBAC(帝王切開後経腟分娩)希望
原作では非協力的な旦那と第一子が居ること、その第一子のときのように実母に助けて貰うことができないことからVBACを希望していたが、ドラマは体の辛さや非協力的な旦那のことには触れず、自然分娩崇拝ともとれる発言が多々。痛い思いをして産まないといい母親にはなれないとか、愛情云々とか。この部分は前回の無痛分娩からの流れか。前回の展開というか、旦那とサクラが素晴らしかっただけに、今回の展開は残念。
母体や胎児の安全よりも過剰な自然分娩崇拝で、その「過度な自然分娩崇拝が危険だよ、無事産まれたなら経腟分娩だろうが、帝王切開だろうが同じだよ」というのを描きたかったのだろうが、自然分娩崇拝を過剰に出し過ぎて、娘のミナの良いセリフや泣きの演技が生きて来ず、バランスが悪い。
また原作は父親がドラマ以上に人としてクズっぷりで、俺様の勘違い野郎で、ダメ夫だからこその孤軍奮闘する母親で、VBACが必要な人という印象があったのに、ドラマの父親はクズというよりただのヘタレで、どこにでもいるダメ夫な程度で原作ほどクズでも俺様でも勘違い野郎でもなかったので、彼女がVBACにこだわる理由が自分の思想というか思い込みで無理をしようとしているだけの嫌悪感しかなかった。

多分、というか絶対私は矢島弘一氏の脚本が合わないんだと思う。第2話も不満ばかりが募ったし。なんていうか、バランスが悪い。原作付きの意味を考えているのだろうか、と。もっと言えば、男性作者が「青年誌」でこれを描いている意味と解っているのかなぁ、と。
今回は根底が違う。帝王切開って楽じゃないんだよ。てか、楽なお産なんてない。
帝王切開になるってことは胎児もしくは母体、またはともに危険な状態であって、命のために開腹手術で出産するわけだから。いくら癒着を防ぐために手術翌日からもう歩かされると言っても、激痛との闘いだしね。退院は確実に経腟分娩よりもかかる。

「妊娠は病気ではない」が独り歩きしているから、帝王切開での出産が大したことないように思ってる人が多いんじゃないかなぁ。実際は開腹手術なんだけどね。手術して、体が大丈夫なわけないじゃん。そんな中、第一子を抱えてワンオペ育児をしなければいけないから、原作の秋野はVBACを希望していたんだけどね。ドラマは自然分娩崇拝にすり替えられていた。

あと、「妊娠は病気じゃない。だから何かあっても医者が確実に助けられるわけじゃない」なんだけどね。

※トーラック(TOLAC)はVBAC(ブイバック)に挑戦すること(=帝王切開後経腟分娩試行)。尚、トーラックの()内説明は公式サイトのあらすじから。


青木朋子

一博がNICU入院中
⇒ドラマオリジナル(?)
登場される意味があったのか、不明。
このエピ自体必要だったのか疑問。今後かかわってくるのか?
倉崎先生エピがNICUだったために入れたってだけで、軽い。


澤田

高血圧
⇒TRACK26(8巻)澤田: 切迫早産→妊娠高血圧症候群・帝王切開
前回最後にちらっと出た妊婦。ゴローちゃんが内科基準で物事(血圧)を考えていたため、四宮をはじめ、下屋も怒らせた。
原作のエピとしてはゴローちゃん登場間もなくで、前期研修の段階。
原作では帝王切開になったが、ドラマでは帝王切開にならず。ただドクター間の会話にその名前が登場するのみで、実体なし。
このエピって結構重要だと思ってたんだけど、サラッと扱われすぎ。


次回はTRACK31(10巻)-TRACK32(11巻)の前後編エピになっていた「長期入院」
これ結構しんどい。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #203 

コウノドリ #203

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
サクラ(綾野剛)の健診を受ける妊娠39週の妊婦・山崎麗子(川栄李奈)。
素直な性格の麗子は、親や友人に言われた迷信をすぐに聞き入れてしまい、いつもサクラを困らせていた。この日、心臓病を抱える麗子に心臓への負担を考え、サクラは無痛分娩を提案するが、それに対しても麗子は周りの意見に左右されてしまい…

一方、無事に出産を終えたキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加(高橋メアリージュン)は、生後2ヶ月半を迎える赤ちゃん・みなみの心室中隔欠損の診察の為、新生児科を訪れていた。診察している間も、みなみの顔を見ずに自分の仕事復帰の話をする彩加を見て白川(坂口健太郎)は違和感を感じていた。
さらに、サクラと小松(吉田羊)は偶然、診察のあとの彩加と出くわす。そこでも泣いているみなみをあやす事なく歩く彩加。その姿に、サクラはある妊婦の姿を重ね合わせていた。
そんな中、みなみを預ける保育園が見つからず、思いつめた彩加は、赤ちゃんを病院の受付に残したまま姿を消す───。

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:坪田文 / 演出:山本剛義

全体的に医者メインのためか、妊婦一人一人のバックグラウンドがあくまで本人から語られる診察室でのやり取りと、医者の回想によるものであって、原作のように妊婦一人一人を描写するという手法でないために、どうしてもそこでフィルターが一枚以上かかった状態になるので、そのキャラクターの印象がぼやけるし、感情移入がし辛い。
そんな中、佐野は四宮、サクラ、小松、白井、向井を通しただけではなく、佐野自身の状況もたっぷりと描かれていた。

サクラの中で佐野と三浦がダブる。今回は佐野と三浦エピというか、サクラが佐野に三浦をダブらせているために、否が応でも対比になっている。
また産後うつに対しての見解が過去がある故の相違。
四宮は「産後うつ」という名前から産科マターだと思われているが、れっきとした精神科マターだから、素人の自分たちが手を出すべきではない、一線はきっちりとひくべきだと考えている。ただ、原作の四宮は一線をひくべきではなく、各々が連携をとっていくという考え方。
サクラは四宮の考えに一定の理解を示しているものの、三浦のことがあったため、話を聞くことはできるという考え。
産科医と違い、もっと近しい立場である助産師として小松はもっと何かができると考えて今回は病院の規則を破ってしまう。

原作ではこの産後うつに対して何ができるだろうと考えるのはTRACK24(8巻)「マタニティブルー」ではなく、TRACK57(20巻)「妊婦の自殺」。
もちろん、TRACK24でのそれぞれの考え方も今回ドラマで描かれていたが、サクラと四宮の医局での語らいはTRACK57のバーでのシーン。
あのシーンは仕事後のプライベートに二人で飲みに行って仕事のことに関して話す、という信頼感もいいので、ドラマのように医局での語らいはちょっと残念。
その分が「もっと勇気があれば救えたんじゃないか」と自責の念にかられるサクラに対して「いい加減前を向け」「お前が大丈夫じゃない」という四宮の励ましと、赤ん坊を残して行方不明になった(自殺しようとした)佐野を最初に四宮が見つけて、説得して成功する一連を見守っているサクラというシーンなんだろうなぁ。
佐野だけじゃなく、サクラも精神的に救われたエピだったけど、離島行きまでやるくらい追い詰められたことを考えると、ここで終幕とはならず、要所要所では出てくるのではないだろうか、と思っているのだが。

佐野エピはここでひと段落なんだろうけど。病院内でサクラのピアノを聴きながら「俺、イクメンじゃなく父親になるよ」と旦那が言ったシーンで、家族としてようやく一歩踏み出したなぁ、という印象。
なんで、女性が子供の面倒見たら「母親」で男性が面倒見たら「イクメン」と褒め称えられるんでしょうかね。やってること同じなのに、そこは「父親」じゃないんですかねぇ。と長年思っていたので、このセリフを描いた脚本家GJと思った。
あと山崎の旦那も、ノリは軽いけど、重要なこと言ってたよなぁ。「(産む)痛みが親にするなら、男はどうやって父親になったらいい」って。こう考えられる人って父親になる覚悟も心づもりもできてる。本心からこう思える人が増えるともっと妊婦さんが精神的に楽になれる世の中になるんじゃないかなぁ。

山崎麗子

36w/心臓病/無痛分娩
⇒TRACK30(10巻)山崎レイコ:肺動脈弁狭窄症/無痛分娩
原作はちょっと気の弱い人って感じだったが、ドラマはアホの子。その分、旦那がしっかりしている。但し、ノリは超軽い。だがいいこと言っていて、ちゃんと嫁と子どものこと考えている素敵な旦那さん。
火事を見た、厚着+白湯のエピはTRACK33(11巻)の四宮が担当の白鳥のエピ。
無痛分娩って硬膜外麻酔だと思ったんだけど、でもってその硬膜外に打つのが痛いってあるあるだと思ってたんだけど、点滴に麻酔薬注入で終わった……。

佐野彩加

キャリアウーマン。乳児(2m)が心室中隔欠損症/産後うつ
⇒ドラマオリジナル?
実母の追い詰め方はTRACK57(20巻)の三浦ミサ。
サクラが佐野に「赤ちゃんが0歳児なら、お母さんもお父さんも0歳」と言ったセリフは小松がTRACK24(8巻)で母乳を飲んでくれないと泣いていた水谷(3d)に言ったセリフがベースか。
また四宮が他科の予約を入れて、サクラに説明させるのはTRAK20(6巻)であった方法。

三浦芽美

サクラに手紙を送った妊婦
⇒TRACK24(8巻)名前表記なし・サクラに手紙を送った半年後子どもを殺害・産後うつ
ドラマは子どもを殺害したではなく、自死。
だからなのか、原作では自分の中にため込み微塵も見せないサクラだが、ドラマでは救えなかったと四宮にその後悔を悟られるくらい、一人の患者をある意味特別視している。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #202 

コウノドリ #202

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
ある日、診察に来た妊娠19週の妊婦・佐和子(土村芳)は、サクラ(綾野剛)に子宮頸部腺がんと診断される。
がんの進行が早く、まだ完全に佐和子のお腹の中で育っていない赤ちゃんをどの段階まで成長させるか、佐和子の治療をどこまで遅らせるのか、非常にシビアな決断が久保夫婦に迫る。

今回のがん手術で子宮が全摘出されると聞いた佐和子は、最初で最後のチャンスと知りどうしてもお腹の赤ちゃんを産みたい気持ちが高まる。
けれど、がんの進行は待ってくれない。産科医のサクラ、四宮(星野源)、下屋(松岡茉優)、新生児科の今橋(大森南朋)、白川(坂口健太郎)、それぞれの意見は対立し、緊張が走る。

果たして久保夫婦2人が出す決断とは──

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:矢島弘一 / 演出:土井裕泰

原作では検査からだったのにドラマは既に結果が出た状態から始まった。このエピは原作では倉橋先生が同席してるんだけど、ドラマは看護師は同席しているものの、サクラが淡々と説明していただけで、そこにベイビーのピアノが重なっていた。
ここって原作ではもっと説明していて、佐和子(原作ではマイ)の不安と互いに向き合っていたエピだったのに、ちょっと残念。
原作の知識があるから勝手に補完できるけど、言葉足らず、説明足らずすぎて一歩退いて考えるとサクラも四宮も時として薄情だったり、人間味がなかったりする時がある。

久保夫妻はというか久保夫は原作の市川夫よりしっかりしていて、市川では言葉足らずで結局サクラに相談して、サクラの実家に行ってサクラの母親について知って、サクラにその思いを吐露すると、それは自分じゃなく奥さんに言わないと、と背中を押されるんだけど、久保夫がしっかりし過ぎていいるから削られてる。

ワクチン接種の件を言い合うシーンは原作には四宮は参戦してなかったというか、原作は小松さん行きつけの豚足屋でのシーンだったから四宮はもともといなかったし、全体的にあそこまで険悪にはならなかった。あそこはサクラがケイコママのところに行っていて、そこでもワクチンの話をしているシーンだったわけで……。

旦那がしっかりしてるから、サクラと一緒にケイコママの家に行くエピがなかったので、28週を提示したサクラの苦悩に触れられなかったのがなぁ。このエピってサクラの苦悩もサクラママの苦悩も詰まった素敵なエピだったのになぁ。ケイコママってこのエピで重要な役割だったのに、ドラマは中途半端というかサクラの心情風景としての象徴として存在してるって感じになっていて残念だった。
自分の子どもを助けられず失ったケイコママと自分の子ども(サクラ)のために自分の命をかけた幸子(サクラママ)の対比に、二人の母親其々を大事に思うサクラ。そして養護施設の子どもたち全員の母親としてワクチン接種に関して悩む姿も、それをサクラに吐露するのも深いのに。

あと、原作ではゴローちゃんがもうフェローだから、四宮としてもサクラが間違っているとは思ってないことが四宮とゴローちゃんのやり取りで解るのに、ドラマはゴローちゃんの存在感がない。そのうちメインエピくるんだろうけど、厳しいなぁ。

四宮と倉崎がカフェで会ってるところを目撃して出歯亀る白川。ドラマ版倉崎は四宮とつながっていて、元の職場じゃなくペルソナで産むって展開なのかね。原作は井口(元旦那)の浮気を理由に、妊娠初期段階で井口に隠して離婚して、早産で出産した後ペルソナに転職して、専門医を目指すけど、ドラマ版は既に妊娠していることを旦那が解る状態での離婚。ドラマ版はそれ相応の離婚理由を用意してあるんだろうか。

今週のラストは彩加がベビーカーに子どもを乗せたまま、廊下に置き、自身は思いつめて屋上から飛び降りようとしているところ。サクラが廊下を走っているところで終わる。
サクラが止めに走ってるというよりは加瀬先生の姿もあったので、あの走りはERに向かってるのか。それともあの走りは三浦エピの過去回想か。

久保佐和子

19w・子宮頚部腺がん
⇒TRACK40(13巻)-TRACK41(14巻)市川マイ:12w〜・子宮頸がんIb
ドラマでは夫婦共々ウエディングプランナーだが、原作では同じ職場の部署違い。内容としては原作のTRACK41(14巻)部分から。
あと原作では夫婦が務める会社は理解ある会社として十分描かれていたのに、上司の理解とか、会社の理解とか踏み込んでなかったなぁ。

佐野彩加

キャリアウーマン。乳児(2w)が心室中隔欠損症
⇒ドラマオリジナル?
前回から引き続きの登場。
佐野エピは四宮が四宮らしくなくて、ちょっと……そして彩加が無理しているのがまるわかり。
1か月健診での四宮からの内容がTRACK24(8巻)のサクラと加納と被る。その後小松が助産師指導室でとろうとするアンケートの件でのやり取り(皆に書いてもらうの、私は大丈夫です)はTRACK13(4巻)とちょっと被る。アンケートそのものはTRACK57(20巻)でやってるという会話があり、背景にアンケートの質問が書かれているが、特定の母親に勧めているシーンはなし。

三浦芽美

サクラに手紙を送った妊婦
⇒TRACK24(8巻)名前表記なし・サクラに手紙を送った半年後子どもを殺害・産後うつ
三浦エピ絡みではサクラたちがごはんを食べているときに入った子どもに対する殺人未遂のニュースはTRACK24(8巻)の冒頭のニュース。
この三浦エピは徐々にという感じで「虐待」「子ども殺害」「産後うつ」というキーワードを徐々に出して、三浦と結び付けていく手法か。

三上いづみ

雄平ママ・雄平:26w birth・700g
⇒ドラマオリジナル?
久保夫妻がNICU見学した際、ちょうど居た母子。ドラマオリジナルかと思ったが、いづみが言っていた内容はTRACK22(7巻)の西山母子。ただ、NICUメインエピではないため、西山関連のエピは出てこないし、むしろ西山自身は捨てキャラで前作(#109)登場している。
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Index[Diary]ドラマ・映画 コウノドリ #201 

コウノドリ #201

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
あれから時が経ち、産婦人科医としてベテランの域に入った鴻鳥サクラ(綾野剛)はかつての恩師である荻島勝秀(佐々木蔵之介)がいる離島の病院へ行く。
島の人たちと近い距離で向き合う荻島の姿を見てサクラはあることを思う。
一方、研修医だった下屋(松岡茉優)と新生児科の白川(坂口健太郎)もそれぞれ専門医となりペルソナで精力的に働いている。
離島から帰ってきたサクラは助産師の小松(吉田羊)と耳が聞こえない妊婦の早見マナを診察する。
夫の健治も付き添いで来ていたが、健治も耳が聞こえない。医療用語は手話や口唇術では伝えるのか難しいため、ホワイトボートを使い筆談で伝えることに。
一方、産婦人科医・四宮(星野源)は早く仕事に復帰したいキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加を診察する。予定通りに生まれるのか聞いてくる彩加に耳を貸さず、丹念にエコーをかける四宮。診断の結果、彩加の赤ちゃんは“心室中隔欠損”と呼ばれる心臓に小さな穴が開く疾患にかかっている事が分かる。激しく動揺する彩加に周産期センター長の今橋(大森南朋)も加わり、慎重に彩加と夫の康孝に伝える。彩加は早く仕事に復帰したい気持ちと病気の赤ちゃん。2つの不安に挟まれてしまう。
さらにマナも出産を前に、サクラにある不安を打ち明ける…。

キャスト

綾野 剛
松岡茉優 / 吉田 羊 / 坂口健太郎
浅野和之 / 江口のりこ / 宮沢氷魚 / 松本若菜
星野 源 / 大森南朋

スタッフ

脚本:坪田文 / 演出:土井裕泰

ゴローちゃん登場イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!
と思ったら、何故だかサクラ先生が離島行っていたって……離島エピゴローちゃんじゃんね。
S1ではゴローちゃん登場エピになっても登場せず、下屋がその役割を担っていて、S2になってようやくゴローちゃん登場。一応キャストには倉崎先生の名前あったので、途中で下屋が原作通りER行くんだろうけど……加瀬先生がキャストにも相関図にも名前ない。
でもってゴローちゃん役が宮沢氷魚さんかぁ……ゴローちゃんでかいな。

って、相関図見ると倉崎先生、産科医じゃなくて妊婦でしかも説明には「四宮をよく知る妊婦」になっているので嫌な予感しかしないんだけど。これ、産科医としての倉崎エミはないものとされてるのかね。
前期研修医には前期研修医の、後期研修医には後期研修医の、新米ドクターには新米ドクターの、中堅には中堅の、ベテランにはベテランの其々の立ち位置、悩み、考えがあるんだけどね。
それと同様に男性医師には男性医師の、女医には女医の、独身には独身の、既婚者には既婚者の、シングルマザーにはシングルマザーの立場、考えがあるのにね。
コウノドリにおける倉崎恵美は女医であり、専門医資格取得を目指す産科医であり、シングルマザーであり、サクラと四宮の教え子であって、ただの妊婦ならばオリキャラとしてまったく別名をつけて登場させればいい。
紹介文にある「四宮をよく知る妊婦」が原作のあのことを指しているのであれば、それは思わせぶりすぎる。

離島エピってさ、産科だけじゃなくてもっと大きく。離島の地域医療、総合診療医、プライマリ・ケアというテーマがあって、ゴローちゃんのような都会の経験が浅い後期研修医が持ってる頑なな青さと離島医療の現実の対比が見どころだったのに、専門医であるサクラが行っちゃったら、意味がないと思うんだけどね。なんか人手の足りない離島に柔軟で対応できるサクラって、夢はあるんだろうけど離島医療の現実という点では絵空事になりそう。だからって四宮が行っていたらと言われても、同じなんだよなぁ。
サクラと四宮って根本は同じだから。自分の信じる手法で臨機応変に妊婦を看る。ことばは違えど、根本は妊婦のため、だもの。

あとS1でゴローちゃん登場エピを下屋がやっちゃったから、原作で知り合い、この離島エピで再会する助産師(知り合った頃は看護学生)の存在も重要なんだけどなぁ。
下屋には白川、白川には新井とターニングポイントとなる同業者っているわけだけど、ゴローちゃんにはあの看護学生三崎ちゃんだと思うんだけどね。

そんなゴローちゃん。前期研修だった。前期研修の産科って1か月なんだけど、1クールって3か月なのに大丈夫なのかね。
あれか、ローテの順番産科を最後で、そっから8か月の選択期間を産科を選びましたって展開か。
それにしてもゴローちゃんの性格が変わりすぎていて泣きたくなった。あの可愛い、つかみどころのない流されっぱなしで親が産科医だから産科医になるんだろうなぁのゴローちゃんはどこに行った……。
変わりすぎと言えば、四宮。原作四宮は父親に「何言ってるんだ、手伝うじゃないだろ、あんたの子供だよ」言っちゃうなんて。このセリフは小松だよなぁ……サクラでも言わない。下屋は言うかもしれないけど。

あと気になったのは、原作だと出産して復帰した倉崎が専門医資格取得を考えいる役どころだったんだけど、下屋が小松に「大丈夫です。専門医ですから」みたいなこと言ってたの。あれが気になった。
前作で下屋は後期研修医1年目だった。そこから2年ということは後期研修医3年目じゃないの? というかペルソナのフェローがたとえ3年じゃなかったとしても、産科医学会の規約的にはまだとれないんじゃないの? とかそういうところが気になった。「フェロー終わりましたから」なら気にならなかった。
倉崎の専門医資格を取りたいって意識には存外重いものがあったのになぁ……産科医として、女としてという葛藤とか。その葛藤は母親になった女性ならでわのものだし、そこを描かれないのはなぁ。下屋にはまだない重さで、だけど現実にはあり得る悩みなのに。

森口尚人

18トリソミー
⇒TRACK22(7巻)森口サツキ
前シリーズで女児から男児、第2子から第1子になった森口夫妻の子ども。
今回今橋先生の冒頭シーンで診察に訪れていた。
原作の今橋先生って「嫌いなんですよ よく喋る大人と子供 だから新生児科医やってるんです」と言う人なのに、ドラマ今橋は新生児科医ではなく小児科医としての外来もやる。
あと18トリソミーの子どもって1歳を迎えられるのは1割程だった記憶が……と7巻を読み返したら確かに10%程というセリフ。そんな中で2歳って凄いわ。

離島エピ

⇒17巻
但し、離島へ行く医師は専門医であるサクラではなく、後期研修医のゴローちゃん。
で、やってくれましたよ。
ゴローちゃんだから言ったであろうセリフをサクラに言わせちまった。サクラだと同じ「手術をしましょう」でも説明するし、説得力あるのにね。
でもって地域医療の必要性にはさらっと触れられなかったこの残念さ。

荻島勝秀

離島医師(産科医)・サクラと四宮の恩師
原作は鈴木イチロー(元内科医)で、サクラと四宮の恩師でもなんでもない。
また荻島が言っていた「離島に医師が必要な一番の理由は死亡診断書を書くため」というのはイチローではなく、白井(別の離島医師)のセリフ。
ただただ佐々木蔵之介氏がかっこよくて、悶え死にそうになった。医龍で白衣姿は見慣れたけど、スクラブ姿が新鮮で……スクラブ+白衣なんてもう、色気駄々洩れすぎて。

久松ユリ

離島妊婦(HELLP症候群)
⇒TRACK49(17巻)久松ユリ(妊娠高血圧症候群・HELLP症候群)
原作では父親は舅(義父)だが、ドラマは実父。

ミズキ

離島未受診妊婦・27-8w
⇒TRACK49(17巻)ミズキ(未成年・未受診妊婦・24w5d・切迫早産)
原作では切迫になってからの来院ではなく、ゴローが健診で別の離島を訪ねているときに祖母が妊娠に気づいて連れて来た妊婦。その後、切迫になってフェリーに乗って来院。

早見マナ

耳が聞こえない妊婦
⇒TRACK53(18巻)早見(耳が聞こえない妊婦)
原作では妊婦だけ耳が聞こえない設定で、旦那は聞こえる設定だったが、ドラマはどちらも物理的に聞こえない設定。
原作は耳が聞こえない妊婦を担当するのが初めてなサクラと小松がコミュニケーションに関して失敗したり、手探りだったりする中で、小松の同期だった武田にアドバイスをもらったりして彼女にとって安心できるお産を模索していたのだが、ドラマはスマートすぎ。四宮担当の佐野との対比を狙っていたにしても、スマートすぎ。
出産シーンは原作早見は補聴器があればかろうじて聞き取れる人だったので、補聴器で聞けたり、胎児の動きを手にしたリストバンドが振動で伝えてくれるグッズだったりを小松たちが用意したりしてなんとか産声を聞かせてあげたいっていう感動があったが、ドラマは聴力ゼロなのでそういう演出はなし。だが、必要なボードを用意したり、むしろ産まれた瞬間からの視点の切り替わりでの無音の中での目まぐるしく変わる周囲の状況という演出は感動的だった。あの無音はドラマならではだと思う。

佐野彩加

キャリアウーマン。胎児が心室中隔欠損症
⇒ドラマオリジナル?
心室中隔欠損症は4巻Track14の「風疹」で少し触れられた症状だが、これをメインテーマにしたエピは原作では未だなかったので、ドラマオリジナルなんだと思う。キャリアウーマンは結構出てきてるんだけどね。
旦那は仕事人間。本人もキャリアウーマンで、出産後いつ仕事復帰できるのかというほうに意識が向いていたが、子どもが心室中隔欠損症と知り、考え方が変わる。
雰囲気的に20巻に入る予定のTRACK57の「三浦ミサ」みたいな要素「キャリア」「旦那の協力なし」「うつ」がちらほらしている。

サクラの離島行きには理由があって、その理由が一人で読み返していた「三浦」からの手紙であり、そこに付随するエピなんだろうけど、この手紙原作ではTRACK24(8巻)の名前の出てこない女性からのもの。彼女は手紙を送った半年後に子どもを殺した。
TRACK57の三浦ミサは妊娠中にうつ状態になり飲酒したり、最終的にはマンションからI can Fly! したため、緊急帝王切開での出産となる。母体はまぁ、骨折多数で入院になるわけだけど。

全体的に詰め込み過ぎていて、どうも中途半端。
離島エピは離島エピで丸々一話分でやって欲しかったし、そうすれば早見と佐野の対比ももっと際立ったのに。
物理的に子どもの声が聞こえない夫婦と、精神的に子どもの声が聞こえない夫婦。この対比で今季始まるのでも十分だったと思う。

次回サクラ担当の佐和子は原作TRACK40(13巻)-TRACK41(14巻)の市川マイ。前作で少しサクラの母親のことに触れられていたけど、原作でのこのエピがサクラの母親のエピでどうしてサクラが乳児院〜児童養護施設で育ったのかが解るエピ。
ちなみに前作最終回の頃、ちょうど原作ではこのエピが連載されていた。
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Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #010(最終回) 

僕たちがやりました #010(最終回)

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
ライブ会場に乱入し、大勢の観客の前で「僕たちがやりました!」と罪を告白するド派手な自首をぶち上げた、トビオ(窪田正孝)、伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)。
ところが、動物のマスクを被った謎のグループに襲われて気を失い、そのまま連れ去られてしまった。
トピックス | 僕たちがやりました
トビオらを拉致したのは、輪島(古田新太)の指示を受けた西塚(板尾創路)、玲夢(山田裕貴)たちだった。4人が前代未聞の自首を決行する一方、事件の真相を告白する動画を公開していたせいでネットは騒然。この騒動に激怒した輪島から、パイセンを殺せと命じられたというのだ。
「小坂秀郎はこれから殺される。あなたたちはもう関係ない。全部忘れてください」。西塚はトビオ、伊佐美、マルにそう言い放つと、絶体絶命のパイセンを残して10秒以内に消えろと迫り…。
一方、動画を見た蓮子(永野芽郁)はトビオを苦しめていた事件の全貌をようやく知り、トビオの元に駆けつけるが、すでにトビオらの姿はなく…。
同じ頃、安否もわからないトビオらの行方を追う飯室(三浦翔平)に、菜摘(水川あさみ)はある重大な事実を打ち明ける。
ささいなイタズラ心をきっかけに、大きな過ちを犯してしまったトビオたち。罪の意識にさいなまれ、過酷な逃亡生活を経験した結果、“最高の自首”を選んだ4人。認められない罪が認められ、彼らは罪を償う事ができるのか!?
原作を超える衝撃のラストが待ち受けている!

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

ラストは原作とは変える、と言われていたのでどうなるのか、という楽しみはあったが、拍子抜けした。
原作はクズでもというか、クズだからこそというか、クズ故というか、とにかく人間矛盾だらけなんだよと思える作品だったのに、そういうメッセージ性が弱くなって、ただのトビオの苦悩で終わってしまった。
まぁ、ゴールデンタイムでやるにしてはクズ過ぎるからクズ度4割減だったんだろうけど。
折角の伏線も活かされず、中途半端になってたなぁ。

野外ライブをジャックして告白を始めた4人だが、被り物をした奴らに拘束され、連れ去られる。
パイセンの異母弟・玲夢がパイセンを殺すと宣言。
ここであったことを言わない、また顔を隠して去るのなら見逃すと言われ、真っ先に逃げ出すマル。部室に隠してあったパイセンのお金をすべて持ち逃げする。
ちょっと躊躇うも、今宵と生まれてくる子のことを思い、逃げ出す伊佐美。
変わりたいんじゃなかったのか、と逃げ出すことを否定するトビオ。パイセンは必死にトビオに逃げるように言うが、トビオは逃げない。これに苛立つのが玲夢。トビオをボコり、ナイフを出して顔を切りつける。
それに切れたのがパイセン。反撃に出て、結果刺し殺す。
そこに警察が到着し、パイセンは現行犯で連行されるが、トビオは「保護」される。
このとき菜摘ちゃん飯室に偽証したことと、その際受け取った金を渡して何があったかを言う。立件されたら菜摘も罪に問われることを飯室は言い、それでもいいのかと問う。
尚、表向きはパイセンに巻き込まれただけとなったトビオは決着をつけられない。

燻ぶったトビオは矢場高に仕掛けた爆弾の残りを持ち出し、学校にしかけ、屋上に上がる。
そして自分が、自分達が矢場高を爆破したと起爆させて、告白し始める。最初は仕返しだったこと、威力がないから10人死んだと言われてもピンとこず、だが一方で怖かったこと等々を語る。その光景はパイセンのことで集まっていたマスコミによって放送される。
その光景を今宵ちゃん宅で見ている伊佐美。ホテルで見ているマル。
トビオは取り押さえに来た警察によって連行。その際、蓮子はどんなことがあっても好きだからと言ってキスをする。

伊佐美とマルは出頭し、菜摘ちゃんは辞表を出して偽証罪を受け入れる。
輪島には手を出せないが、菜摘ちゃんの件で弁護士は逮捕される。
一方でトビオ、伊佐美、マルは矢場高に爆弾を仕掛けはしたが、真中がプロパンガスにそれを仕掛け直したことになっており、殺人罪には問われない。


10年後、トビオはアルバイト先で矢場高爆破事件の件が理由で暗に自主退社を勧められ、辞める。
帰宅し、一人暮らしのアパートで次のバイト先を探していると非通知で電話がかかってくる。
電話の相手は仮出所したパイセンで、久々に4人で集まる。

マルは必死に働いて資金を貯めてキャバクラを出して今は2店舗のオーナーになっているが、トビオと伊佐美はそれが持ち逃げしたパイセンの金だと解っている。
伊佐美は今宵と結婚して二児の父になっていて、ちゃんと働いている。
パイセンはこれから芸人になると言い出す。
自分ひとり立ち止まっていると気づくトビオ。蓮子のことは、蓮子の家が引っ越して自然消滅になったと言う。

マルは開店前の準備があるからと抜け、伊佐美も今宵一人で大変だからと帰る。
二人っきりになり、人を殺したのに何故前向きになれるんだと怒るトビオに、生きているからだと返すパイセン。
また、トビオに苦しいかと問い、それも生きているからだと言うパイセン。

帰宅した伊佐美は今宵ちゃんにどうだったかと問われ、皆元気だったけど、もう会うこともないだろうなぁ、と実感する。
開店準備をしているマルの元に一人のキャバ嬢が、普通のサラリーマンなのに派手な金使いをする客について相談に来る。マルとしては本人がそれでいいならそうさせるべきで、その分しっかりサービスするように指示する。

パイセンと別れて帰宅していたトビオは蓮子と再会。
蓮子は一度少年院に収容されているトビオに面会に行っていて、そのときトビオは正直蓮子のことを意識したのは事件があったからで、本当に好きなのかどうなのか解らなかったし、今(面会当時)となっては好きだけど事件のことと結びついて、その結びつきを離すことはできないと正直に打ち明けていた。
10年ぶりにあった蓮子は結婚しており、妊娠2か月。生きていてよかったと微笑む蓮子。

蓮子と別れ、苦しさを感じるトビオ。トビオの目の前に市橋の幻が現れ、もういいよ、とナイフを差し出す。
それを受け取って、咽喉を刺すトビオ。幻は消え去り、生きようと前を向く。

原作は輪島に揉み消されたまま、10年が経つわけだけど、ドラマはトビオの告白により、逮捕され少年院に収容される。
10年後に原作と相違が少ないのは伊佐美。
マルは流石にゴールデンでマルチでぼろもうけはアカンかったのか、キャバクラオーナー。
トビオは原作では奥さんが居て、子どもももうすぐ生まれるという状態だが、罪悪感と飯室の呪いによって苦悩している状態だったのに、ドラマは過去の罪によって職を失い、奥さんはおろか恋人もいない状態で、幸せを感じることもなく、ただただ苦しんでいる状態。

この作品って下種くて、登場人物がクズで、読んでいてしんどくなるけど「人間って矛盾だらけだよなぁ」っていう作品で、全ての事象が因果応報になるわけじゃないんだ、と妙にリアルなところがある作品だと思っていた。
だからこんな風に全てが「因果応報」的な展開はどうよ。せっかくの飯室の呪いは台無しになっているし、人間って矛盾だらけ、が殆ど生きていない。

結局テレビということを考えたらこれが限界だったのか。
トビオの「死にたくなったら死ねばいいか。それまで生きていよう」というノリのオチじゃなかったのがなんとも。
また成功者である水前寺の存在が出てこなかったのもなんとも残念でならない。
4人の中では成功者と言えるマル。でもそのマルと比べるとはるかに成功している水前寺の存在は重要だと思うんだけどなぁ。
ただ、一番幸せになっているのは伊佐美。空虚もなく、ただただ全力で日々を生きているという感じがしていた。ドラマ版は全力感はないけど、今宵ちゃんとしみじみ幸せなんだろうなぁ……って雰囲気があった。

とりあえず、屋上での告白シーンの窪田正孝氏の熱演は見る価値はあったが。
次クルーに窪田正孝氏がレギュラー出演するドラマはないのが残念。次は2018年1-3月期のTBS系金曜22:00-のドラマ「アンナチュラル」で法医学が題材。
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Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #009 

僕たちがやりました #009

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
市橋(新田真剣佑)が自ら命を絶ち、がく然とするトビオ(窪田正孝)。飯室(三浦翔平)は、爆破事件で人生が一変し、生きることに不自由を覚えるようになった市橋が、自由を求めて自殺を選んだのではないかと指摘。結局、事件の真相を市橋に隠し通したままのトビオに「こんなこと言ってもわからないか。君は今“自由”だもんね」と追い打ちをかける。
トピックス | 僕たちがやりました
市橋への罪悪感があふれ出したトビオは「俺が殺した」と錯乱状態に。その姿に蓮子(永野芽郁)は、トビオがただならぬ秘密を抱えていることを察する。
同じ頃、父・輪島(古田新太)に愛されていないことを思い知らされたパイセン(今野浩喜)は、輪島への復しゅうに失敗した菜摘(水川あさみ)に「後は俺に任せて」とある決意を告げ…。
一方、飯室の言葉が頭から離れないトビオは、本当の“自由”を手に入れるための道は自首しかないと考え、決意を固める。
翌日、学校に集まった伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセンも時を同じくして、それぞれの思いから自首する覚悟を決めていた。しかし警察に出頭しても、また輪島にもみ消されてしまうと考えた4人は、パイセンの全財産を注ぎ込み“世の中がひっくり返る最高の自首”をしようと計画。
それぞれの逃亡生活を送ってきた4人が、再び心を一つにする。そこでトビオが思いついた作戦とは…。
トピックス | 僕たちがやりました
決行の日を前に、蓮子をデートに誘うトビオ。すべてを打ち明けようとするも言い出せず、言葉少ないトビオに蓮子は胸騒ぎを覚えるが…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:新城毅彦 / 脚本:徳永友一

自首イベ開催に向けての回。

市橋の自死の件で警察が来る。
そこで飯室は初対面を装ってトビオに近づき、追い打ちをかける。
「自由に生きてきた人間ほど不自由に弱いんだってさ。自殺にはいろんなケースがあるけどそれを選んでしまう人達は生きていることが不自由だと感じるらしいよ」
この背景というかBGMというかが、市橋からトビオへのビデオ通話。なので余計に怖い。
正直、飯室役を三浦翔平氏が演るって知ったとき、彼の今までの役柄の印象からあの飯室の粘着質というか、背筋が凍るような不気味さが出るだろうかと疑問視していたのだが、とんだ杞憂で。もう、あのトーンでやられると怖い。

市橋の自死により飯室から更なる呪いをかけられたトビオは蓮子のことを考えられなくなる。トビオの様子から、トビオが爆弾を抱えていることに気付くも、知らないふりをして今まで通りに振る舞おうとする蓮子。しかしトビオは飯室の呪詛から自由になる為に自首を考える。また3人に本当の理由すべては話せない。特に市橋の件は。
父親に愛されていないことだけではなく、その存在までも否定さえたパイセンは父親を見返すために、迷惑をかけて自分に向かせるために自首を考える。
今宵のことを好き過ぎて、今宵に釣り合うように、また子供のためにまっさらになりたい伊佐美は自首を考える。
自分が好きだった時間は「友達」と居る時間。自首をすればその時間を取り戻せると考えるマル。
各々の事情で「自首」を考えた4人だが、普通に自首してもパイセンの父親である輪島に揉み消されるのがオチ。自分達らしい方法で自首をしようと、自主イベントを考える。

原作ではフリーセックスのイベントジャックだったが、流石にドラマでフリーセックスのイベントはヤバいということで、主題歌を歌ってるDISH//の野外ライブをジャック。
そのために紙幣偽造したり、チラシを作ったり、それを配布するドローンを改造したりと大忙し。
そして決行前日。4人で士気を高めようとするが、トビオと伊佐美は行くところがあると先に作業をしていた部室を出る。
「家族との時間が大切やもんな」とパイセン。

トビオは未だに言えていない蓮子のところへ。
やっぱり言えず、遠回しに自分は蓮子には不釣り合いなんだ、とか友達としてはいいけど恋人としては(自分は)ダメと言うが、何かがあると解っている蓮子は中々受け入れようとはしない。
結果、トビオがはっきりと関係を終わらせる。

伊佐美は今宵ちゃんに会いに。これが最後だから子ども(が居る腹)を触らせて触らせてほしいと頼み込み、触れる。
そして子どもの名前は「明日男とかいてトゥモロウな」と勝手に決める。
伊佐美が帰ってから、女の子だったらどうするつもりなんだ、と今宵。

童貞のまま死ぬのもな、ということで残ったマルと風俗で脱童貞したパイセン。
もう一軒行こうというマルに行くところがあることを思い出したと、マルに金を渡して離脱するパイセン。
パイセンは菜摘ちゃんの元へ。けじめをつけるから何も心配しなくていい、と言いに。

一方軍資金を手に入れたマルは別の店はどこがいいかと考えていると声をかけられ、東京進出したうららと再会。
喜び、うららの務める店に行き、パイセンからの軍資金でピンドンを入れるマル。
マルの羽振りの良さに捕まえておけばNo.1もすぐにとれそうと計算するうららは「これからもっと会えるね」とマルを乗せようとするが、マルは乗らず。
笑顔で今日が最後と言い切るマル。

葉山氏がマルを演じることによって、可愛らしい雰囲気に仕上がってるけど、やっぱりえげつない。
パイセンはマルにお金渡しちゃダメなのに、渡しちゃうしさ……
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Index[Diary]ドラマ・映画 NCIS S14E24 Rendezvous(無法地帯) 

NCIS S14E24 Rendezvous(無法地帯)

JUGEMテーマ:FOX
※S14E24のネタバレは勿論、S15E01以降のスポイラーにも触れていますので完全ネタバレです。スポイラーなので実際の放送とは異なる部分も多々あるとは思いますが、安定のネタバレです。

シーズンフィナーレ。安定のクリフハンガー。
クインは降板だが、降板エピはS15(の予定)なので今回は特にさよならクインの雰囲気はなし。
むしろ前回からの流れでマクギーと姿はないもののデライラが空気を持ってっちゃってる雰囲気。
一応クインは「きちんと降板エピを用意する」と公表されているものの、S15のシーズンプレミアはクリフハンガーから。まぁ、後半降板エピにならないとも限らないけど。
新メンバーのMaria Bello(ERのアンナ・デルアミコ)はEp.04から加入予定なので、それまでに降板エピがあるはず。
尚、Mariaの役どころはクインの後任捜査官なのか? とりあえず、アフガニスタンに二度派兵されているので、同じチームならばギブス以来チーム2人目の元軍人。
というか去年の同時期と比べると驚くくらいスポイラーが出ていない。


Navy SEALsはエリート集団だ。どこぞの大学生集団とは大違い。当たり前だけど。
海軍の中でも1%しかなれず、SEALsとしては30歳の誕生日迄と決まっている。
つまり、若いエリート集団だ。
だが、選考段階で未熟な者は落とされる。恐ろしいほどに精神的にも肉体的にもタフな人間しかなれない。
はずなのに、感情的になった挙句浅はかで、ザルな計画を立てている時点でもう……。
人間臭くていいんだけど、SEALsとしてはあかんだろ、と。

マクギーの選択がことごとく、トニーと逆。
教会に踏み込むときはニックに、子どもが生まれるんだから自分が先に行くと言われたが、拒否し、翌朝の救出作戦決行は任務じゃないから強制しないと言ったギブスに対し、拒否した。
そして作戦決行時、ヘリでの脱出の際、マクギーはニックに託し、元から残るつもりだったギブスと共に残った。
身も蓋もない言い方をしてしまえば、マクギー役のSean Murrayは来季(S15)の契約を更新しているので、存命なのは解るけど、このクリフハンガー的な終わり方は心臓に悪い。
これ、契約更新されなかったら死亡フラグなわけで……残されたデライラどうするのさ。まぁ、どう考えてもそうなったらギブスが背負うんだろうけど。

トニーは自分の子どもを優先した。それは母親であるジヴァが居ないから。
マクギーは捜査官であることを優先する。それはまだ生まれていないということと、母親であるデライラが居るから。
子どもには両親揃っているほうがいいとか、両親が必要とか、両親が居なければ、という思想の持主ではないし、両親が居るから幸せとは限らないわけだが、それと親が子どもに対する責任を放棄することは別だし、パートナーに対しての責任を放棄することも別だ。
前回ひょんなことからデライラの妊娠が発覚して、結婚式すっ飛ばして、子どものことを考えなければいけない状態になったマクギーはエピ冒頭のアビーたち女性陣が計画しているベビーシャワーを知ったときも焦っていて、子どものこと嬉しいけど考えられない状態になっていて、その結果仕事に逃げちゃってる感が否めない。
これもまたマクギーなんだけど、マクギーってパーマー君タイプだと思ったんだけどなぁ……家族第一で危険は犯さないみたいな。

S15E01のスポイラーでギブスとマクギーが捕虜になっている画像が出ていたのだが、今の時点で画像出てるということはあまり重要なシーンじゃないということかな。

そういえば、S14で1話分はコルトの件があるとかS13が終わった段階では情報を見かけたのに微塵もなかったなぁ。
忘れた頃にやってくるのかね。
トニーことMichael Weatherlyのドラマも順調続行契約がされてるのでしばらくゲスト出演も無理だし。かと言ってジヴァ関連エピでトニーが居ないのは、シッパーが黙ってないだろうし、意味ないし。
コダミタカ * Category of [Diary]ドラマ・映画*0 Comments * 0 Trackbacks * 
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Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #008 

僕たちがやりました #008

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

あらすじ
ついに蓮子(永野芽郁)とつき合うことになったトビオ(窪田正孝)。飯室(三浦翔平)の「一生苦しめ」という言葉を思い出しても以前のような苦しみには襲われなくなり、幸せの絶頂に浸るが、気がかりなのは蓮子に思いを寄せる市橋(新田真剣佑)のこと。2人の仲を打ち明けようと病院を訪ねるが、市橋の唯一の身内だった祖母が亡くなったと知り、言いそびれてしまう。
一方、伊佐美(間宮祥太朗)は事件の被害者たちへの弔いを終え、意気揚々と今宵(川栄李奈)のアパートへ。ところが、伊佐美の子を妊娠したと告白する今宵に、なぜか別れを切り出されあ然としてしまう。
マル(葉山奨之)は自分を襲った覆面の男の正体を察し、報復に息巻いていた。
トピックス | 僕たちがやりました
パイセン(今野浩喜)は飯室から教えられた情報をもとに、ようやく輪島(古田新太)の居所を突き止める。そこに向かうとパイセンの異母弟・原野玲夢(山田裕貴)が輪島の指示を受け、無防備な男を暴力で痛めつけていた。勇気を振り絞って輪島の前に飛び出し、息子だと名乗るパイセン。だが、輪島から告げられた残酷な事実にがく然とする。
トピックス | 僕たちがやりました
同じ頃、トビオは、市橋が足の完治は絶望的だと医者に宣告されたことを知る。そもそも、全ての原因は自分にあると思い悩みながらも、市橋を支えたいと思い、仲を深めるトビオ。少しの希望を見出すが、蓮子との仲を打ち明けられず、複雑な思いを抱えていた。もんもんとするその様子に気づいた市橋は「言いたいことあんじゃねえのか?」とトビオに声をかけた…。
自分たちの起こした事件に、それぞれの決着をつけようとするトビオたち4人。
そんな彼らを待ち受けているのは、希望か、それとも…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

監督:瑠東東一郎 / 脚本:徳永友一

辛い回。もう、ただただ辛い回。
解っていた展開ではあるものの、ひたすら市橋が「生」に対して、諦めていく様子が辛い。
トビオは蓮子とのことがあって、市橋にうしろめたさを感じているのか、蓮子のことがなければ完全に気づいたであろう市橋の微妙な変化に気づけない、というか気づいているけどそこには自分と蓮子のことがフィルターとしてかかっていて、どういう意味の引っかかりかに気づけない。
気づいたときには時すでに遅し。

今回トビオが起点というよりかは市橋起点で伊佐美(と今宵)、マル、パイセン(と菜摘)の対比だった。
市橋が「生きること」を諦めていく段階を追って、伊佐美(と今宵)の苦悩と葛藤、マルと水前寺の決闘、パイセン(と菜摘)の輪島との対峙が対比されていて、本当に重苦しい。

伊佐美と今宵ちゃんは、今宵ちゃんが妊娠発覚をきっかけに伊佐美に別れを切り出す。
伊佐美のことは好きだが、子どものためには犯罪者の父親は要らないとまで言う。
別れに対して納得できない伊佐美は扉越しに今宵ちゃんにどれだけ惚れてるかと語るんだけど、その姿が痛々しいし、それを扉越しに聞いてる今宵ちゃんも痛々しい。
個人的には「お父さんがおじいちゃんで、翔君がお父さんになるの」は非常に的確な説明だったと思います。

水前寺に襲撃されて怪我をしたマルは復讐を企てるが、どちらも喧嘩なれしていないのでグダグダに。
「それ(水前寺の手の甲にう○このタトゥ)いれたのは、俺じゃない」と水前寺の逆恨みを指摘するが、水前寺にはもうそんなことどうでもいい。ただマルに恥をかかされたから恥をかかせたいという感じ。
そして似た者同士なのかもと考えて歩み寄ろうとしたマル。
"May I spit on you, my friend?"と水前寺に言われ、笑顔で「イエス」と言っちゃうマル。
どう考えても"my friend"って言われて友達になったと思っています。ありがとうございます。
このシーンってバカって本当罪だな、と実感させられるシーン。
その後 「『ツバを吐いていいですか?』って言ったんだよ。バーカ。誰がオマエみたいなクズと友達になるかよバーカ。でか、いねーだろ友達。その時点で人生負けなんだよ。ゴミキノコ」と捨て台詞を吐いて駆けていく水前寺。
その後、パイセンにかけても、伊佐美にかけても、トビオにかけても電話は繋がらない。
この一連のシーンはマルが「友達」というものを軽んじている、いたのが解るシーンばっか。
簡単に友達になれると思っている+バカだからmy friend?と呼びかけられて、もう友達だよ〜みたいな雰囲気で「オウ、フレンド」みたいな軽いノリでいく。
罵倒されて、友達居るしっという感じでパイセン、伊佐美、トビオに電話かけるけど、(各々が大変だから)一切通じない。
ここで、パイセンに対して今欲しいのは金じゃないんだとか言ってるけど、それってパイセンのことを都合のいい相手としか見ていないから出てくる台詞。
それにしても、伊佐美やましてやトビオによく電話かけられたよな。本当図太い。
そういえば、原作では水前寺に、背中にタトゥを彫られるんだけど、ドラマではさすがに内容的に無理だったのか……。


父親と対面したパイセンだが、拒絶され、否定され、殺されかけてと散々。
菜摘ちゃんが輪島を刺すが、1本(100万円)に助けられる輪島。
ここは二人辛い。菜摘ちゃんはドラマオリジナルキャラということで、彼女の行動がストーリーの根底に影響したりしてはいけないわけで、そうなるとやっぱり輪島はここでは死なないわけで。
小馬鹿にしたような態度をとった輪島が、二人のみじめさをさらに際立たせている。
終盤、パイセンと菜摘ちゃんが一緒に居るのに二人で視線合わせず、ただただそれぞれが何かを見つめているシーンが、台詞はないけど痛々しさが出ている。

どうやって市橋に蓮子と付き合い始めたか伝えるかに困るトビオ。
だが、自分の口から言わなきゃいけないとはちゃんと思っている。
意を決して言おうとしたら、先に市橋の祖母が亡くなったことを打ち明けられたり、ボウリングに誘われたり。
市橋は市橋で、繋ぎとめる祖母の存在は亡くなり、元に戻らない脚の現実を見るためにボウリングやったりと痛い。
トビオはきっかけのためにビデオ通話をするが、それを見終わった市橋が「居るんだろ」と声をかけて、そこにはしっかり扉の陰に隠れたトビオが居るシーンがいい。
何より、そこから先、自分の口で蓮子と付き合っていることを言い、殴られる覚悟で身構えるトビオに覚悟が見られる。今後も市橋と友達でいるために、責任を果たそうとしたトビオ。最低なところもあるけど、責任を果たそうとするところがマルと違う。

けどトビオの告白は市橋にとっては枷を軽くしただけ。蓮子のことを好意とは別に襲われた件で心配していたであろう市橋。けど支えるトビオの存在があれば……と思っても不思議ではない。
だからこその市橋からトビオへのビデオ通話での台詞だったんじゃないだろうか。

だから余計にあのビデオ通話中にタイミングよく飛び降りた市橋のシーンが辛い。
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Index[Diary]ドラマ・映画 僕たちがやりました #007 

僕たちがやりました #007

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
あらすじ
爆破事件の真犯人は、やはりトビオ(窪田正孝)たちだった――。
飯室(三浦翔平)に真相を突きつけられ、逃れられない罪の意識に苦しむトビオは、校舎の屋上から衝動的に飛び降りるが、骨折だけで奇跡的に命をとりとめる。
トピックス | 僕たちがやりました
トビオが運ばれたのは、偶然にも市橋(新田真剣佑)が入院している病院だった。やけに明るいトビオの振る舞いに戸惑う市橋。実はトビオには、ある決意があった。
「死んだら、それで償おう。でももし生きたら、新しい俺を始めよう―」事件後、どん底を味わった自分は「幸せになってトントン」と言い聞かせ、罪の意識から逃れるように、今までとは違うトビオになっていく。
トピックス | 僕たちがやりました
そんなある日、市橋から蓮子(永野芽郁)への思いを打ち明けられたトビオは、2人の恋を応援すると市橋の背中を押す。一方、心情の変化や入院の事を知らせず、ぷっつりと連絡が途絶えていたトビオに、蓮子は気をもんでいた…。
トピックス | 僕たちがやりました
同じ頃、伊佐美(間宮祥太朗)は飯室が言い放った「一生苦しめ」という言葉に罪悪感をあおられ、事件の被害者たちの家を一軒一軒訪ねては遺影に手を合わせる日々を送っていた。マル(葉山奨之)は事件のことなど忘れたかのように、クラスメートとのんきにカラオケに出かける日常を取り戻していた。パイセン(今野浩喜)は、飯室から「お前は父親に愛されていない」と告げられたことで、「愛」を知らない空虚な自分に絶望。父・輪島宗十郎(古田新太)に会って愛情を確かめようと決意。
一度も会った記憶のない輪島のことが知りたいと、菜摘(水川あさみ)のもとを訪ねるが…。

キャスト

窪田 正孝 / 永野 芽郁 / 新田真剣佑
間宮祥太朗 / 葉山 奨之 / 今野 浩喜 / 川栄 李奈 /岡崎 紗絵
板尾 創路
榊原 郁恵 / 水川あさみ / 三浦 翔平 / 古田 新太

スタッフ

演出:中西正茂 / 脚本:徳永友一

前回屋上からI can fly! したトビオ。
I can fly! は飛び降りて生存している、までがI can fly! たる所以です。
ってこれ解る人どれだけ居るんだか……。

今回は平和な回。もしくはニュー・トビオお披露目の回。あとは楽しいときは永遠とは続かない回。

死んで償う。生きていたら、開き直る。という賭け染みたI can fly! をしたトビオ。
植え込みに突っ込んだので奇跡的に足の骨折と擦過傷だけで済んだ。
入院した先は市橋が入院している病院。
生きていたので、開き直ってキャラチェンかと思えるようなくらい、もしくは目を疑いたくなるようなくらい底抜けに明るく、おバカなトビオ。妹相手にブラックジョークをかましたりする。
だが一人になると吹っ切れていないトビオが顔を出す。

市橋と再会したときは、更にまるで別人のようにハイテンション。
チャラくて、調子に乗ったマルや伊佐美のようであり、またリハビリ担当の理学療法士・ミナミ相手にはどう見ても伊佐美。抜け出すときの警備員に対する対応がパイセンのようなノリだったり。
市橋と友達になり、蓮子のことが好きなのに、自分と一緒だと幸せになれないと蓮子を市橋に託そうと仕向けるわざとらしさ。
と同時に市橋の後押しをするためのようなミナミへの口説き。そして楽しいと無理矢理楽しいと思い込もうとして失敗。

病院を抜け出して、市橋とのカラオケシーンはよかった。尾崎豊しばりのカラオケ。
凄い表面上和やかな分、次回が急転直下。

トビオの見舞いに行かないのか? と今宵ちゃんに訊かれる伊佐美。
考え込んでいて適当にあしらったかと思えば、バイトに行こうとする今宵ちゃんを押し倒す。だがリトル伊佐美はおっきせず。
そこからどうしてそういう思考になったのか? と疑いたくなるような、爆破事件で亡くなった被害者10人宅を訪ね、線香をあげるという行脚を始める伊佐美。
行った先でありもしない思い出話と遺族を慰める嘘ばかり吐き、家を出てから路肩で吐く、を繰り返す。
すべては罪悪感からおっきしなくなったリトル伊佐美のため。この行脚が終わればリトル伊佐美がおっきするかどうかも不明なのに。
絵面的には一番後悔していて、一番シリアスに見える不思議。

マルは学校でクラスメートにトビオのことを訊かれるが、落ちたと知ったときだけ暗い表情になるものの、声をかけられれば苦笑しつつ何も知らないと答える。
パイセンと河原で語らうマル。パイセンは父親である輪島に会ってみようと考えているとマルに話す。まずは父親に会わないことには始まらないパイセンは過失とは言え10人の命を奪ったことに対して罪悪感を抱けないと言う。
一方でマルは罪悪感なんてない、と言う。元はと言えば、矢場高生が自分を拉致してガチンコファイトさせたり、リンチして段ボール箱に詰めたことが始まりなんだから、可哀想かもしれないけど罪悪感はないと笑顔で言い切る。
否、マルがターゲットにされたのは、マルの自業自得なわけで、元をただせばマルが「死ねばいいのに」とか言っちゃうから目をつけられたわけじゃん。
そりゃ、自分達が退屈だからって、大人しい生徒を拉致ってきて暴行加えるってことを始めた矢場高の生徒が元凶だけど、それは全体的なことであって、マルの件はマルの口は禍の元の結果なわけで……自分が暴行と辱めを受けたから、相手は死んでもいいっていうのとはちょっと違う。その理論でいけば、マルは水前寺に殺されても文句は言えない。

そして、自分も伊豆に心残りがあるが、先立つものがない、とパイセンに強請る。そこで40万渡すパイセンもパイセンだが。
マルはよくパイセンのことを「パイセン、愛してる」と言っているが、どう受け取っても「パイセン(の金を)、愛してる」なんだよなぁ。金の切れ目が縁の切れ目。

軍資金を得て、予約もして伊豆へと向かおうと浮足立っているマル。
高架下でゴリラのマスクをかぶった何者か(水前寺)に襲われる。
以前は竹刀だったが、今回は金属バット。因みに以前の件は警察沙汰になって、原作では前科がついたため、更に恨みが募って襲ったわけだけど。それでもってマルの背中が大変なことになるだけど、ドラマでは背中の件はどうするつもりなのかね。

パイセンは菜摘に父親のことを訊きに行くが、そこで知らされた事実は会ったことのない父親像を打ち砕くには十分なものだった。
菜摘の父親は町工場を経営していて、銀行からも借りられなくなったところを輪島が貸してくれたが、輪島は最初から焦げ付いて自死するであろうと想定し、保険金目当てで貸しつけたと話す菜摘。
そして両親の葬儀のとき、幼い頃のパイセンと会ったことも明かし、だからこそパイセンに近づけば輪島に会えると思っていた。
パイセンは菜摘に会った記憶も、父親と会った記憶もない。
そして父親が経営しているとされるクラブに出向く。
菜摘はトビオがI can fly! したことで飯室が4人に何かを言ったのではないか、と偶然会った飯室に詰め寄ったが、自分のことは棚上げですか。
菜摘がやった偽証って、結果的に自分も輪島や飯室のように目的のために人の命を二の次にした行為なんだけどね。
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元が腐っているのでナチュラに腐ったことをほざいてるかもしれないブログ。
原作厨というか原作至上主義。ネタバレデフォ。単行本派やネタバレ嫌な人は回れ右のブラウザバックかタブ閉じてこのブログの存在を記憶から抹殺。
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