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Index[Diary]ドラマ・映画 CSI:科学捜査班 第30話(II-7) 

CSI:科学捜査班 第30話(II-7)

第30話 免罪 兄弟へのレクイエム Alter Boys
Writer: Elizabeth Devine & Carol Mendelsohn
Director: Richard J. Lewis
//Cast//ウィリアム・ピーターセン/マーグ・ヘルゲンバーガー
ポール・ギルフォイル/ジョージ・イーズ/ゲイリー・ドゥーダン
ジョージャ・フォックス
Eric Szmanda/Robert David Hall


夜のラスベガス。道路を疾走する車。線路が電車を通っていて、こんなときに来ないでと言いながらブレーキを踏むが、踏み切りに突っ込む運転士の女性。電車が横に突っ込んでくる。イヤーと声をあげる女性。
線路で解体作業をしている。キャサリンが来て、ジムが説明する。事故が起こったのは20分前、メーガン・トレッドレイ、明日で33歳になる女性。列車に体当たりするとはね、勝てると思ったのかしらと呆れているキャサリン。遺体が中から運び出される。
先に来ていて、現場検証をしているギルのところに行くキャサリン。接触箇所にドアノブがついている。問題はどうして線路に進入したかだと言うギル。あっさりと「むこうに渡るためでしょう」とキャサリン。

電車から降りるキャサリン。保安官が全国の鉄道が遅れるから早く片づけろと言ってきたと、来るギル。でも列車は持ってか入れないとキャサリン。保安官にとっての最優先事項はこの列車の撤去で、二時間に何に撤去しなくてはならないと言って行こうとするギル。どこに行くのか訊くキャサリン。街で死体が発見され、そっちに行くことになったのでここを任せると答えるギル。何人か応援をよこしてと言うが、サラだけだと行ってしまうギル。充分だわ、と呟くキャサリン。

現場に着くギル。防犯防止用のベルが鳴りっぱなし。オライリーが説明してくれる。こんな場所知らなかったと言う彼のあとを着いて行く。アメリカ西部歴史図書館なんて観光マップには載ってないからな、と茶化すギル。ベルが止まる。ベルが鳴った原因を突き止めないとと言うギルにすべて地下室にあり、そこに死体もあると連れて行く。地下室は薄暗く、照明をつけるように言ったんだが、と言うオライリーにこれで全部だろうとフラッシュライトを点けるギル。地下室は管理されていて、本を傷めないためだと説明する。鍵はなく、チェーンソーで開けている。中に入り、遺体を確かめる。被害者は女性。水腫があり、チアノーゼを起こしている。写真を撮るギル。現場の本を撮ると司書のアーロン・プロットに貴重な本だから撮るのを辞めるように言われる。アーロンは警報が鳴ったとき、この地下室に居て、彼女を見ていた。「彼女を見ていたんじゃない、ベロニカにお別れの挨拶をしていた、8時3分にここを出ないといけない、8時10分のバスに乗るから、3ブロック先で。でも日によってはバスが8時8分に来てしまう。だからバス停まで走らなきゃいけないんだ」と言うアーロン。彼女にさよならを言うために地下室に行ッタンだね? と念を押すギル。
アーロン:『さよならベロニカ』『さよならアーロン』ときどき一緒にバス停まで来てくれる
ギル:今夜はバス停まで来てくれた?
アーロン:『一緒に来てくれる?』『いいえ、今日は一人で帰って。まだ仕事が残ってるから』で、彼女のボールペンが机の上をころころ転がって、そして椅子の上に落ちて、床に落ちて、ゴミ箱の手前まで転がって止まった。そしたら水が、水が入ってった。彼女の目の中に。
ギル:汗をかいていたのか
アーロン:ベロニカのおでこから。たくさん。それからベロニカはお腹を掴んだ。手で、両方の。『アーロン』そしてベロニカは初めての表情をした。フランケンシュタインみたいな。それから上下にバタバタしてずっと暴れてた。伯父さんの釣り舟で暴れる鮭みたいに
ギル:痙攣をおこしたんだ
アーロン:何も出来なかった。だってケージは鍵がかかっていたし、僕は鍵を持っていない。
ニックが来て、ギルに声をかける。ウォリックは今窃盗事件を三件抱えているんで、と言う。アーロンに「プラットさん、ちょっと失礼します」と声をかけて、立ち上がるギル。
ニック:オライリーは彼の態度がおかしいと言っていますよ
ギル:多分、自閉症だ
ニック:自閉症? レインマンみたいな?
ギル:レインマンとはまた違うタイプみたいだ。アーロンは高機能自閉症で右脳の働きが非常に優れている。
ニック:主任みたいだ
ギル:現場は地下室だ
地下室に向かうニック。ギルはアーロンの後姿を見ている。

交通事故現場のキャサリンとサラ。急かされるのは大嫌いとぼやきながら何か落ちていないか探していて、保安官はこれを事故で処理しろって? と隣のキャサリンに訊く。上には逆らえない、仕方ないから時間を記録しちゃいましょう、とキャサリン。裁判で争ってやろうかしらとぼやくサラ。そこに飼い犬が入ってくる。名前はマーベリック。住所はこの近く。動物協会に訊いてみようと犬を抱えるサラ。連れて行く。
見たのは遮断機を無視して突っ込んで来た車だけ? と話を訊いているジム。時速90キロで走っていたし、暗かったから見えなかった、オイル漏れを点検していたら何かが見えて、車(SUV)だったと話す運転士。暗かったし、当然車が停まると思っていた、気の毒だけど線路じゃあこっちが優先だと弁明する。ご苦労さん、と解放するジム。そこにサラが犬を連れてやってくる。君の犬か? と訊くジム。これも証拠かもと言って被害者の住所を訊く。ジムが答えると、同乗者が居たの、マーベリックよ、と犬を紹介する。

ベロニカの検視は終わったかな? とアルのところに来るギル。今丁度終わったところだ、と片づけているアル。やっぱりチアノーゼで、酸素が細胞に供給されていなかった。原因は肺がしゅっけつしたため。その際起こる症状も出ていた。血液検査の結果待ちだと言うアルにギルは他殺だと思うんだが、と意外なことを言う。今はまだなんとも、と否定も肯定もしないアル。

現場で証拠を採取しているニック。そこに館長が入ってきて、本を傷めているのが解らないのか? と文句を言い始める。どんなに貴重な本かを語り、ルーブル美術館に行って絵画を触りまくるのか、と説教を始める。ニックはハンター(館長)がオライリーに供述したいそうだ、と切り返す。「供述? まだ何があったのかも知らないのに。確かなのはこれらが優れた古い書物だということだ。唯一無二の」と言う館長。ギルが「だが今は犯罪捜査の証拠でもあるんですよ。やはり唯一無二の」と返す。館長を上に連れて行くオライリー。
ボールペンを拾い上げるギル。
ギル:ニック、いいニュースがあった
ニック:監視カメラはないっすよ
ギル:いいやある。アーロン・プラット。彼の頭のフィルムにすべて焼きついている


現場の写真を撮ったり、証拠を採取するキャサリンとサラ。ヘッドライトの破片を見つけるキャサリン。サラはタイヤ痕を見つけ、キャサリンを呼ぶサラ。急ブレーキをかけたが、滑ったり、空回りしている映像。タイヤ痕は二種類有り、どっちが真実なのか考える二人。

図書館のギル。薬品についてすべてアルカリ性なのかとハンターに訊いている。pH値の極端なものは使わない、古書の紙というのは僅かに酸性だから腐食させないために、軽い塩基性溶液で中和させる程度のものだと説明する。pH7に(する)? と訊くギル。その通りと頷くハンター。イミダゾール、15%のアンモニア溶液、その程度の薬品しかここでは使わない、本の保存が目的だからと言って、価値などつけられないがと前置きして本の価値が解るかとギルに訊く。いいえ、と簡単に答えるギル。対称的にハンターは書庫にある本の説明を始める。興味ないのか、どうして警備を強化しようと考えなかったのかと訊く。特に希少なものは保管室に、この場いある物は持ち出す場合、機械でスキャンされて、記録されるし、本は読書室で読む決りになっているから安全だし、ここでベロニカが作業をしていたから、と必要性がないことを遠まわしに言う。机をの上を見て、この本の復元作業をしていたのはベロニカかと訊くギル。1797年に発行されたもので、そうだと言うハンター。英国の植物学者が書いた書物で、価値は約30万ドルだと手にとるハンター。別に危険な仕事じゃないと付け足す。 
本のチェックをしているアーロン。下ではオライリーがギルに、やっぱりおかしい、変態だと言う。彼は変態じゃなく、高機能自閉症だと訂正するギル。しかし、そうでも彼は現場に居たし、盗癖があると言うオライリー。証拠の本をギルに渡す。
アーロンのところに行き「心臓を袖に引っ掛け、鴉に突かせなどしない。俺はみかけとは違うのだ」と声をかけるギル。
アーロン:オセロ、第一幕、第一場。61と62行目イアリーゴからロドリーゴへ
ギル:その通り。そのオセロがなぜ君の鞄の中に?
アーロン:僕の一番好きなシェークスピアの悲劇だ
ギル:私は『ハムレット』だ。ハンターさんは『リア王』じゃないかな。彼は所有権に拘る人で、貴重な本は地下室に保管し、持ち出すときは記録するそうだから。
アーロン:ハンターさんは僕が嫌いなんだよ
オライリー:図書館の規則を司書が破っていいのか?
アーロン:ハンターさんだっていつも破っている
ギル:本を持ち出すのか?
アーロン:いや、彼はいつも自分のオフィスで昼食を食べる。ニンジン。セロリ。ツナサンド、全粒小麦のパンだ。それに……ベロニカ。
ギル:それにベロニカというのは?
アーロン:彼女が食べるそのサンドイッチをハンターさんが取っちゃう。そしてハンターさんは両手をベロニカの胸に置く。それからハンターさんは舌を入れて(セックスをしている二人を見ているアーロンの映像)
ギル:アーロン、解った。二人は君に気が付いていたか?
アーロンは溜息を吐いてそっぽを向く。

レッカー移動させられる車。車両置き場で事故車を調べるキャサリンとサラ。現場で拾ったフィラメント(ヘッドライト)はガラスは割れているがフィラメントの部分は残っている。拾ったものは事故車の者ではない可能性が出てくる。車体には別の塗装が着いていたり、右のリアタイヤが妙に磨り減っていたり、車内にはドックフードがあったり、足元にはケータイが落ちている。しかしバッテリー切れで確認できず。サイドブレーキがひかれていてもう一台関与している可能性が出てくる。しかし機関士の証言では事故車しか目撃されていない。見えなかった可能性もある。

やっと15分の休憩がとれた、図書館の薬品だなとアルがニックのところに来る。ランプが煌煌とともっているテーブルを見て、これだけ明るくて、大きければ体の部位を並べて全部みられるとしみじみ言うアル。照明のことを気にしている彼に「何か御用なんじゃないですか?」と切り出すニック。何の毒かは解らないがベロニカは毒殺されたと言うアル。
ニック:この薬品からは収穫無し、中身は全部ラベルと一致。イソピルヒルアルコール、15%のアンモニア水、イミダゾール、漂白剤
アル:毒物が特定できれば出所がわかるはずだ。ニック
ニック:ん?
アル:いいテーブルだな
笑って頷くニック。

ラボで調べているキャサリンとサラ。サラが顕微鏡で確かめガラスの付着はないと言う。午後10半よと言うキャサリン。夜間の走行でライトをつけていたらぶつかって割れたガラスがフィラメントに着く、必ずね、と変だと訝しがる。キャサリンはバッテリー切れのケータイを調べている。ガラスが付着していないってことは、消してたってことと付け加えるサラ。キャサリンも顕微鏡を覗く。
キャサリン:黒い車がライトを消してたら
サラ:機関士には見えなかったかもね
キャサリン:それがSUVを。事故か、わざとか
サラ:解らない
キャサリン:どうかしら
そう言って車に落ちていたケータイの電源を入れ、かける。

ニックとギルはアーロンの家を調べている。ニックが調べているのが落ち着かないアーロン。ギルが図書館の本が何冊かあるな、と訊くが、アーロンはニックに「郵便物だよ」と言う。「アーロン、この本はどうした」と訊くが、アーロンは「だめ、ちゃんと分けてるのに」とニックから奪い取る。「明日支払いが二つあるんだ、電気、午前中に郵送しなくちゃいけない」と言って直す。ニックが別の郵便物を取ると「めちゃくちゃにしないで」と言って奪い、元に戻す。近づくギル。
ギル:アーロン。水を一杯もらえるかな
アーロン:ああ、勿論
ギル:ありがとう
ニック:挙動不審ですね
ギル:感情を押さえられないんだ。むやみにかき回されたくないんだろう。みてみろ、綺麗に整頓されている
ニック:サイズ別にねぇ
ギル:それで落ち着くんだ。その秩序を乱されると彼は混乱する
ニック:寝室、見て来ます
水を持ってきて、水の説明をするアーロン。有難うとギル。どういたしまして、とギルを見るアーロン。ギルは手にしていた本を見せ、君が持ってきたのかい? と訊く。「ベロニカだよ」と言って本をとり、元に戻るアーロン。ここに来たのかと訊くギル。デートで来たと肯定するアーロン。意味が解らず訊くギル。ディナーを食べ、DVDを見たと詳細に話すアーロン。寝室を物色しているニックが視界に入り、行こうとする。しかしギルがベロニカと付き合ってたのか、と声をかけると止まる。自分がベロニカとデートしたらおかしいのかなと返す。真剣な表情でいや、でも彼女はハンターさんと付き合ってたんだろう、と訊く。自分だって図書館学の修士号を持っているし、ラスベガス大学の英文学のも持っている。多くの人は、ハンターさんのような人は自分のことを馬鹿にするけどベロニカは違う。自分を愛してた、彼じゃないと言う。そこにニックが「主任。ちょっと見てもらいたいものがあるんですが」と声をかける。ありがとう、と言って水を返す。受け取り、一瞬満面の笑みになるアーロン。しかし、すぐ無表情になる。
寝室に行くギル。遺品ですかね? と布を捲る。ブラシと写真がある。女に二股をかけられて嫉妬したと推測するニック。写真を見るギル。「感情を押さえられないんですよね? 殺意はどうです?」と訊くニック。「『死ななければ次々と男を陥れる』『火を消すのだ。あれの命も』」と言って、隣の部屋で落ち着かないアーロンを見る。


ケータイを分析してもらって、結果を訊くサラ。最後に警察に電話をかけていた。そのときの通話です、と再生する技士。焦っている声。助けて、早く来るように訴え、変なヤツに追われていると言う。彼女の必死な訴えの背後に汽笛の音が被り、声が途絶え、犬の鳴き声が聞こえる。ひとつずつ消していき、状況を分析していく。車は二台あることも解り、SUV(彼女の車)とディーゼル車だと突き止める。一台はサイドブレーキをひいていて、もう一台がふかしていることも解る。無言で出て行くキャサリン。サラが技士に「あなた気に入られたみたいよ」と言って出て行く。

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」を見た? とニックに言うグレッグ。何のことか解らないニック。「被害者の血中にあの映画のキャラみたいなものがあるよ」と分析結果を見せるグレッグ。このスペクトルだと薬物じゃないな、と結果を見て言うニック。大きな異物があると言う。それはたんぱく質で、どこから入ったのかを気にするニック。しかしグレッグは順序が逆、何かをつきとめて、どうして体内に入ったのかを調べると言って棚から資料を取り出す。そこに隠してたエロ本は? と茶化すニック。焦って「どっか行っちゃった」と返すグレッグ。
たんぱく質は66キロダルトンの球状たんぱく質で構造は結合した2つの二硫化合物亜粒子AとBでできていると言うグレッグ。流石だね、と大袈裟に言うニック。
グレッグ:みんな噂してんでしょう。(クリアボードに構造を書き始める)俺はただルックスがいいってだけでここまで来られたのはキャサリンと寝たからだって
ニック:(資料から顔を上げ、無言でグレッグを見る)
グレッグ:こう見えても優等学生会なの。スタンドフォードの。当然の結果だよね
ニック:どんなコネ使ってスタンフォードに入ったんだ?
グレッグ:まぁ、いろいろと。ねぇ、こっち見て。AとBの連鎖が結合して一つの大きな立体構造物を作る。このベータ・シートとヘリックス。
ニック:ようするに?
グレッグ:待って(新しく書籍を確認しに行く)
ニック:これ異種たんぱく質の構造のつもりだよな。植物?
グレッグ:正解。でも具体的に言うとレクチン。(確認し、息を呑む)思ったより悪いよ。リシンだ。生物毒素
ニック:生物毒素?
グレッグ:ああ。B連鎖がグリコシド残物と結合することによって、たんぱく質の貪食が起こり結果毒素を内在化……
ニック:ちょっと、生物毒素って例えば炭疽菌とか天然痘とか? 現場に8時間居たんだぞ
グレッグ:心配しなくていいよ。リシンの症状は2時間で出る。死にいたるまでは48時間もあるんだ
よ。
ニック:ちょちょちょちょちょ、リシンの症状ってどんなんだよ
グレッグ:んー。発汗は?
ニック:うんん
グレッグ:腹痛は?
ニック:いんや
グレッグ:痙攣してる?
ニック:うんん
グレッグ:なんだセーフじゃん。現場はどこだっけ?
ニック:毒とは無縁の西部歴史図書館

監察室に行こうとしていたギル。丁度アルが出てくる。図書館の女性の死因がリシンだと解ったことを言い、意見を訊く。リシンとは考えもしなかったが、それなら舌が炎症していた説明もつくと納得するアル。毒を食べたのかと言うギルに食べたのかどうかは解らないが舌に付着していたのは確かだ、多分粉だと訂正する。

完全防備で図書館の地下室を歩くギルとニック。慎重に現場の物を採取していく。机の引き出しに入っていたポーチの中にコンパクトを見つける。

何か解ったかとライトデスクの上に被害者の所持品を広げているサラのところに来たキャサリン。ジムの聞き込みで被害者はいつも通りの生活パターンだったと言うサラ。違うのは帰宅時、買い物をしたことだけ。買ったのはドッグフード。しかも売っている店は一件だけ。
店に聞き込みに来ているサラとジム。キャサリンは一歩引いている。駐車場が狭くて混雑しているから最近はトラブルが多いと話す店員。被害者の女性に怒鳴ったオヤジが居た話もする。犬の名前は覚えているが飼主の名前を覚えていないし、その男がなんて言ったのかもうろ覚え。別の店員が「殺す気か、このアマ」と口を挟む。しかし彼女はブレーキの音を聞いただけで、現場を見ておらず、その後のやりとりを店内から見ていた。男性が歩いているところにバックしていたメーガンが突っ込もうとする。キレるオヤジ。逆ギレするメーガン。その後クラフト(男性)は見られていることに気づき慌てて車に乗って去った。ちなみにクロフトは近くの会計事務所で働いている。

植物の書物を見ているギル。そこにグレッグが来る。覗き、トウゴマ、別名ヒマ。ヒマシ油はこの実から作ると言うグレッグ。植物学上実ではなく、種だと訂正するギル。そしてその殻がリシンの原料だとつけ足す。そんなことを知っているいのは主任とその本の著者くらい、とニック。三人だ、実際リシンを作った人間が居ると訂正。そこに来るニック。アーロンの本? と訊く。肯定するギル。防護服は着なくていいのかと言われ、アーロンのアパートから持ってきたと答える。だからって安全とは、キッチンでリシンを作ったかもしれない、と不審そうなニック。痕跡はなかったと否定するギル。綺麗に片づけたんだと引き下がらないニック。そして馬鹿にあの男に肩入れしてないかと訊く。出かける準備をしているギル。グレッグが「自閉症なんでしょう」と口を挟むと「普通ならとっくに逮捕している」と言うニック。ギルは無言で睨み、出て行く。

事情聴取を受けているアーロン。勿論リシンは知っていると答え、18世紀に英国で暗殺された人のことを話す。ベロニカの死に方と似ていないか? と訊き、これが君のアパートにあった、しかもこのページから君の指紋が出た、何故? と書物を机の上に広げる。153ページ、もうこの本には触りたくないと目を背けるアーロン。でも触ったんだろう? と語気を強めるギルに何を怒ってるの? と俯く。触ったんだろう? と念押しするオライリー。この本には触りたくない、変な感じだからと興奮する。ベロニカを殺したからだろう? と攻めていくオライリー。僕は愛してた、と主張するアーロンに、ギルは変な感じってどんな感じかな? と訊く。
アーロン:バスの新しい定期券みたいだ、つるつる。ほら触ってみて(ギルの手をとり、ページの上に乗せる)。前は一ヶ月使ったバスの定期券みたいだったんだよ。今は、違う。
ギル:紙の感触が変ったって誰かに話した?
アーロン:話した。ベロニカにこの話をして、ハンターさんにもこの話をした。ベロニカはこう言った「修復したあとは感触が変ることがある」って
ギル:ハンターさんはなんて?
アーロン:こう言った。「アーロン、オフィスから出て行け、昼食の邪魔をするな!」(立ち上がるアーロン)
ギル:そんぼときベロニカも一緒に食事をとっていたのか?
アーロン:固ゆでタマゴ、セロリ、フルーツ・サラダ、アイスティー。ベロニカはダイエット中だよ。もっと痩せたがっていた
ギル:そのときの二人はいつもとどこか様子が違った?
アーロン:違った
ギル:どう
アーロン:ケンカしてた
ギル:アーロン、具体的に話してくれないか。君の見たものを
過去回想。なんだと、と言ってベロニカを張るハンター。この仕事は信用が全てだ、自分を破滅させるつもりなのかと怒っているハンター。時間軸が戻る。
アーロン:そしてベロニカは泣き出した。ハンターさんは怒鳴るのを辞めて、座った。そして食べ始めた。彼は固ゆでタマゴを半分に割って(過去回想。泣いているベロニカがハンターに密着するように座る)机の引出しを開けて、塩を出してベロニカに薦めて。でも拒否された、塩もタマゴもセックスも
考えるギル。

完全防備でまた図書館に来ているニック。デスクの引き出しで塩を見つける。


事情聴取を受けているハンター。毒とは何のことだと訊き返す。ベロニカを死に追いやったリシンのことだ、彼女と昼食を共にしたね、と確かめられる。この塩だ、あらかじめリシンを塩に混ぜておき、彼女がかけるのを待った、と踏み込むオライリー。誤解だ、と否定する。塩を勧めたのを目撃されていると言うと、アーロンのことを信用するのかと馬鹿にしている。目撃情報は信頼できないが、今回のは最も信頼できる、とギル。ベロニカが偽造に気づいた、発覚したらクビだな、と言うが、自分はやってない、ベロニカが偽造したんだ、アーロンのヤツが自分に濡れ衣を着せるとは、とぼやくハンター。「アーロンが本のイラストがおかしいと言いに来たんだ、バスの定期券だと、意味が解らない」と静かに言う。続きを促すギル。言われたページはよくできた偽造で、自分はベロニカに利用されたんだと答える。
どうして偽造のことを黙っていたのかと訊くギル。彼女の死で解決したと思っていた、この仕事は信用がすべてなんですよ。とベロニカが死んだことを特に何も思っていない。むしろ偽造された12冊を処分しようと思っていて、上に報告して保険金を請求するつもりだったと言い、不審がっているギルに自分を信用できないなら信用できるその目撃者に訊けばいいと言う。

図書館の地下室で、ベロニカが居た部屋にギルが居て、フェンスを隔ててアーロンが居る。
ギル:もう一度訊く、何を見た?
アーロン:ボールペンが机の上をコロコロ転がって、椅子の上に落ちて、床に落ちて、ゴミ箱の手前のところで止まった。そしたら水がベロニカの目の中に入っていった
ギル:アーロン。君は映像をそのまま記憶に残すことができる。このケージの中でベロニカが何をしていたか話してくれ
アーロン:それはもう話したよ
ギル:まだ話してないことがあるはずだ。さよならを言う前にベロニカはここで何をしていた
アーロン:カンバスバックを取り出して、そして周りを見回してたんだ
ギル:なぜ見回してたのかな
アーロン:考えて、何か決めようとしていた
ギル:考えて何か決めようとしていたベロニカの様子を聞かせてくれ
過去回想。あたりを見回したベロニカがしゃがんでいたり、たって本を手にし、ペンのキャップを口に咥えて噛む。
時間軸が戻り「ありがとう」と言うギル。

ラボにて。「よっぽボールペンが好きだったらしい」とニック。ベロニカの自宅に大量のボールペンがあり、偽造の道具一式もあったと感心している。傍らにはボールペンを調べているギル。爪を噛む癖がある人も居れば、彼女はボールペンを噛む癖があったんだな、悪い癖だと言う。そしてボールペンの噛み痕を調べる。冷蔵庫の下にこんなのもあったとヒマの実(リシンの原料)を出すニック。
自宅のボールペンからリシンが検出されれば、どこで製造されたのかも、どうやって摂取したのかも解る、と結果に期待しているニックとギル。グレッグに急いでやらせろとボールペンを渡す。

事情聴取を受けているクラフト。真っ直ぐ帰宅した、何の話か解らないと関係ないことを主張する。ジムが面通しに応じるか? と訊くとどうして? と返す。キャサリンが廊下で入るタイミングをうかがっているサラに目で合図する。入ってきて、車を見て来た、今朝借りたレンタカーだと言う。自分の車に乗れないわけでもあるの? と訊かれ、売ったんだとしれっと答えるクラフト。書類は? と訊くと首をゆっくり横に振る。
キャサリン:会計士がレシートを捨てるの?
クラフト:おい、俺の何を知ってるんだ
キャサリン:すぐキレるんですってね

ジムが大急ぎで探して押収した車を調べているサラ。そこにキャサリンが来る。自宅近くの修理工場に車はあった。車は黒のエクスカージョン、ディーゼル・ターボ。割れたヘッドライトを見て「事故車」とキャサリン。「それだけじゃない、被害者の車はシルバー。これどう思う?」とライトで前の部分を照らし、見るように促すサラ。「どう見てもおかま掘っただけじゃないわね」と返し、サンプルをとるように指示。
車内を見るキャサリン。サンプルをとるサラ。車内に入り、転がっているコーヒーのカップを手に取り「カッとなったのはこの所為かもしれない、コーヒーが零れた」と言う。サラも近づく。キャサリンは落ちていたコーヒーの蓋を見つける。「クラフトには似合わない色ね」と口紅がついている部分をサラに見せる。ウィンドウを上げるキャサリン。窓ガラスの両面にコーヒーが付着している。
彼女がコーヒーを投げつけたと推測する二人。信号待ちでクラフトがメーガンに追いつき、二人は罵り合い、メーガンが投げつけた。そこでクラフトが完全にキレて、カーチェイス再開。メーガンは逃げるが、どこまでも追ってくるクラフトに恐怖を覚え、警察に電話した。でもどうにか振り切った。しかしまだ怖くて早く家に帰ろうとしたそこに電車が入って来て止まるメーガン。バックミラーで確認するとクラフトの姿はない。しかし後から現れたクラフトは押し出す。サイドブレーキを引くメーガン。タイヤが空回りする。メーガンを残し、バックするクラフト。メーガンは逃げられず轢かれる。その光景を見ているクラフト。
やるせないキャサリンとサラ。「警部に言ってくる、逮捕するように」と呟くサラ。

ラボで「ベロニカは本物のイラストを抜き取って贋作と差し替え、その本を君の家に置いて行ったんだ」とアーロンに言うギル。アーロンは棚に並べられたサンプルを動かしている。「発覚したら君に罪を着せられるように」と言うとようやくふりかえるアーロン。「ベロニカの意に反し、君は贋作に気づき、ハンターさんに話した」
アーロン:「この仕事は信用が全てなんだ」
ギル:そこでベロニカはハンターさんを殺そうと企んだが、自分が死んでしまった
サンプルを落としてしまうアーロン。謝って拾い出す。いいんだよ、と言って、立ち上がり、自分も拾うギル。
ギル:秩序は美徳
アーロン:そう思う。だから凄く怖かった
ギル:何が?
アーロン:僕とベロニカが恋人になること。でも信じてた。愛されてるって(過去回想、ベロニカとのキスシーン)「この身の上をお伝え願いたい。愛し方を知らずして……」
ギル:「愛しすぎた男」
アーロン:「オセロ」第5幕、第2場、343と344行目
ギル:オセロは妻を殺した
アーロン:僕、殺してないよ
ギル:ああ、殺してない
泣きそうなアーロンに微笑むギル。
アーロンの純粋さ、純真さだけが救いだ。ベロニカには勿体無い。というか、彼女には彼のよさがきっと何度転生してもわからないだろう。自己顕示欲のため、また利益のために利用しようとするなんてアーロンを見下していたハンターよりも最低だ。

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  • 2005
  • 08.19
  • [Fri]
  • 10:05
  • BlogPetのアサヒ
アサヒたちが、中でバスとか、安全とか止まる
アサヒが、英国でいいキャサリンとかイヤーとかいある物は持ち出す
ハムレットは、中で暗かったから目的とか、古い後姿や、アーロンとか走っていたし
ラスベガスで広い盗癖をドゥーダンすればよかった?



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原作厨というか原作至上主義。ネタバレデフォ。単行本派やネタバレ嫌な人は回れ右のブラウザバックかタブ閉じてこのブログの存在を記憶から抹殺。
米ドラは本国放送した時点(寧ろスポイラー出た時点)でネタ解禁だと思っているし、連載漫画は本誌が発売された時点でネタ解禁だと思っているので日本放送だったり単行本派の人には優しくないブログ。
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