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Index[書籍]他小説 『ぼくと彼が幸せだった頃』クリストファー・デイヴィス/福田廣司 訳 

『ぼくと彼が幸せだった頃』クリストファー・デイヴィス/福田廣司 訳

[著者]クリストファー・デイヴィス/福田廣司 訳
[版元]早川書房
[発行]1992.02
[ISBN]4-15-207739-5
[備考]画像をクリックするとAmazonにて購入できます。
※bk1はこちらから

嗚呼…って思ってしまった。
物語的に主人公が過去回想をする進み方で、基本的には順を追って話が進んでいくが、たまに時間が前後することがある。
時代的に、米国でAIDSで死亡者が出、AIDSの存在が表に出始めた頃の話で、主人公のパートナー・テディ(テッド)がAIDSで死亡し、自らもHIVに感染している状態で、過去を振り返っている物語の進み方。
淡々とした中に強烈な色を感じる。
それが「嗚呼」と思った原因。
強烈な色を感じるのに、心に残るものは強烈な感情ではなく、柔らかいものが残る。
だから読み終わった後の第一声が「嗚呼」なんだと思う。

BLやJuneの類は多く読んでいるがゲイ文学とジャンルわけされるものをあまり多くは読んでいないからなんとも言えないが、これは「小説」であるはずなのにどこか「手記」めいたものを感じてしまう。
果たしてそれはが持つ雰囲気のよさからなのか、それとも訳者の腕がいいからなのかは不明。
※このエントリは 2002年06月05日(水) に書いたものです。
過去に読んだBL小説の中の描写に「セックスは快感をわけあえる遊び」とか「いかに楽しむかが問題」「その日の気分次第で相手を掴まえることがステイタスになる」などといったものがあった。
(この表現には違和感を感じたため、詳細は覚えてはいない)
男だろうが女だろうが性欲というものはあるし、性欲に性別は関係ないと思う。
それはゲイだろうがヘテロだろうが関係ない…つまり、相手が同性だろうが異性だろうが当人の性欲には関係しない。
恋人が居ても遊び相手を探すへテロも居れば、一人の人とだけというゲイも居るだろう。
テッド(テディ)は前者のパートナーが居ても遊び相手を探すタイプで、主人公(たぶん、アンドルー)は精神的には後者(つまり、精神的にはテッドだけでいいと思っているが)の実際には不特定多数とその場限りの関係もありな人。
それぞれの見解の違いでケンカをし、生別…再会し、死別。

ひとつの人生のタイプでしかないだろうし、どういうカタチが幸せなんかなんて当人にしかわからないだろう。
所詮、最初に取り上げた意味合いの描写というのは統計学的に多数を占めている意見を一般的なものと考えて、持ち出したに過ぎない…
けど、この作品を読んだとき、どうしてその描写に自分が違和感を感じたががはっきりと解ったような気がした。

それは、ひとつの考え方に過ぎないことを全体的な、絶対的なものとして書いていたからだろう……。
※このエントリは 2002年06月06日(木) に書いたものです。

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