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Index[Diary]ニュース(2009-2013) 【フィギュア】悲喜交々 

【フィギュア】悲喜交々

3枠目、誰が選ばれても、どちらが選ばれても各々のファンには納得ができなかったでしょう。
確かに全日本での成績は小塚君のほうが上だったし、現在大ちゃんはケガから完全復活はしていない状況で、ソチに間に合うのかという疑念もあるだろう。

しかしフィギュアが他の競技と違って、全日本1本で決めない、決められない理由がある。故に以下のような選考基準が設けられている。

 1.全日本選手権優勝者
 2.全日本2位、3位の選手とグランプリ・ファイナルの日本人表彰台最上位者の中から選考
 3.2の選考から漏れた選手と全日本4位〜6位の選手、全日本選手権終了時点でのワールド・ランキング日本人上位3名、ISUシーズンベストスコアの日本人上位3選手の中から選考
 ※過去に世界選手権3位以内に入賞した実績のある選手は上記を満たしていなくても選考の対象に加える可能性がある。

1は明確。ここに今回該当したのが、男子は羽生結弦、女子は鈴木明子というわけだ。
続く、2ないし3の条件が不透明さへの物議を醸し出しているように思えるが、この条件にこそメダル獲得への配慮をした結果と言える。
まず、この2の条件を満たすのは、男子が全日本2位町田樹、全日本3位小塚崇彦とGPS日本人表彰台最上位(1位)の羽生結弦。但し、ユヅは1の条件で選ばれているため、町田君かコヅ、というところで町田君が選ばれた。

最後の3、2の選考から漏れた全日本3位小塚崇彦、全日本4〜6位は以下、全日本4位織田信成、5位高橋大輔、6位無良崇人。
ワールドランキング日本人上位3名、1位羽生結弦(日本人1位4558)、3位高橋大輔(日本人2位3529)、6位町田樹(日本人3位3067)。
ちなみに全日本3-6(除高橋)の参考順位とポイントは以下、17位小塚崇彦(日本人6位2044)、10位織田信成(日本人4位2344)、11位無良崇人(日本人5位2314)。
ISUシーズンベストスコア2位羽生結弦(日本人1位293.25/GPF)、3位高橋大輔(日本人2位268.31/NHK杯)、4位町田樹(日本人3位265.38/スケートアメリカ)。
ちなみに全日本3-6(除高橋)の参考順位とポイントは以下、12位小塚崇彦(日本人5位230.95/スケートアメリカ)、5位織田信成(日本人4位262.98/ネーベルホルン杯)、14位無良崇人(日本人6位227.22/NHK杯)。

また※の過去に世界選手権3位以内は以下。但し、現役選手のみ。
高橋大輔(2007年銀、2010年金、2012年銀)、小塚崇彦(2011年銀)、羽生結弦(2012年銅)。

さて、長々と過去の成績まで持ち出したのには理由がある。
大ちゃんが日本男子フィギュア界を牽引してきた云々という美談を語りたいわけではない。
日本フィギュアの選考基準が、スピードスケートやスキーと違って単純明快でない理由が、今得点システムにあるから、こうも長々となってしまう。

現在の得点システムはTES(テクニカル・エレメンツ・スコア=技術点)とPCS(プログラム・コンポーネンツ・スコア/別名5コンポーネンツ=演技・構成点)の2つに分かれている。
TESはそれぞれ技の要素(Elements)を種類と難易度によって、基礎点(Base Value)が定められ、出来栄えによりGEO(Grade of Execution)で加減点(-3〜+3の7段階)される。つまりTESは基礎点と出来栄えの合計であり、その日の出来がストレートに反映され、解りやすい。
ちなみに、基礎点の採点をする技術審判は最大3人で、事前提出のプログラムをもとに、判定するが、事前提出の構成と違ったからと言って減点の対象にはならない。

テクニカルコントローラー1名。技術審判員の判定が分れたときの意見を取りまとめる、入力された基礎点のデータに誤りがないか確認する、ジャンプの繰り返し違反などの特殊な違反がないか確認する。
テクニカルスペシャリスト及び、アシスタントテクニカルスペシャリストが1〜2名。要素の種類・レベルの判定を行って宣言、ディダクション(違反行為=転落や落下、ヴォーカル曲使用等の減点行為)の判定、無効になる要素の判定と削除。

2名ないし3名の採点に、9名の演技審判がGEOの採点(-3〜+3)をつける。但し、事前抽選で2名除外し、各エレメンツの最大値と最小値を除外した5名の平均がGEOとなる。
尚、技術審判員・演技審判員共に我々一般人(会場、実況解説者含む)が見ている映像とは異なる映像を見ているため(そもそも設置カメラが違う)、一般人から見れば回転不足に見えてもアンダーローテやダウングレードをとられていなかったり、逆もしかりである。

一方のPCSは以下の5つの項目に分けられる。
 SS(=Skating Skills=スケート技術)…プログラム全体の、スケーティングの質やスピード、その変化など。
 TR(=Transitions/Linking Footwork=要素のつなぎ)…要素と要素の間の、ステップなどのつなぎ。要素への出入りの特所など。
 PE(=Performance/Execution=動作/身のこなし)…音楽に合った身のこなし、スピードの変化、演技をしているか。
 CH(=Choreography/Composition=振り付け/構成)…調和のとれたプログラム構成、またハイライトの分布になっているか。
 IN(=Interpretation=曲の解釈)…音楽を理解し、それに合った動き・表現がされているか。
であるが、上記の区分は男女シングルとペアの区分であり、アイスダンスは同じ略記号を使っているが、分け方が微妙に違うのであしからず。

さて、このPCSは各項目を10点満点で0.25刻みで採点するシステムで、組み合わせ次第で得点が上がるTESと違い満点が存在している。
採点方式はGEOと同じで、演技審判員が採点し、GEO同様事前に2名除外者を抽選し、7名のうち最高値と最低値を除外した5名の平均点に構成点の係数(男子SP1.00/FS2.00//女子・ペアSP0.80/FS1.60)をかけるというものなのだが、これがまぁ、曲者。上がりにくく、下がりやすい。

基本ラインは5点なわけですが、そこから出来によって加減点していくわけですが、毎回毎回5点を基準に考えている審判は居ないと思われます。
選手個々人によって、前回の出来やそれぞれのネームバリューによって、開始基準点は異なっています。そういう不透明な部分があるので、個人的にプロトコルを見るときにはここを重要視していません。
しかも、その日の出来如何というよりも、それまで積み上げてきたものが加味されているので、その日悪くても思ったより得点があるのは、PCSのお蔭ですが、流石に出来の悪い演技を2,3回続けると、一気にがっつり引かれ、そこから戻るのに時間がかかる項目でもあります。
とは言え、フィギュアスケートという競技が、スピードスケートと違い、芸術的な面が得点になる協議である故に、その部分を点数化しなければ競技としての意義がなことを考えれば不透明さは仕方ない。

このPCSを考えると、昨季、今季と精彩を欠いていたコヅには金メダルはもとよりメダルそのものが難しいわけです。
その点、大ちゃんはケガでGPSファイナルを欠場したとは言え、高いPCSを持っているわけで。それは今までの積み重ねの結果であり、日本フィギュアが、全日本一本で決めず「これまでの成績を加味」する理由なわけである。

正直、昨季今季とイマイチだった殿とコヅは「全日本表彰台」ではなく、「全日本優勝」でなければソチは無理だっただろう。

■参考
世界ランキング男子 http://www.isuresults.com/ws/ws/wsmen.htm
男子PBランキング http://www.isuresults.com/isujsstat/pbsmto.htm
世界ランキング女子 http://www.isuresults.com/ws/ws/wsladies.htm
女子PBランキング http://www.isuresults.com/isujsstat/pbslto.htm


余談
ようやくメダル・オン・アイスを見たのだけれども、何をやってくれる、フジテレビめ……町田君の最後の白夜行が(´Д⊂グスン
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!と暴れたくなったじゃまいか。

解説では大ちゃんのアンコールを「意外」と称していたが、右膝、右脛に痛みがある脚でマンボは無理だろう。脚の負担を考えると、妥当な選択ではあったのではないでしょうか。

あと浅田さん、腰に痛みがまた出てきているようですが、いいエキシビジョンでしたねぇ、衣装はともかく。

高橋「小塚の思い受け止める」
 23日閉幕し、ソチ冬季五輪代表がすべて決まった。24日は試合会場のさいたまスーパーアリーナで代表選手らによるエキシビションが行われ、代表選考の重圧から解放された選手たちが、色とりどりのライトに照らされながらあでやかな舞を披露した。

 今大会3位と苦しみながらも、2大会連続となる五輪代表の座を射止めた浅田真央(中京大)は、チャプリンの映画曲「スマイル」で、試合後には見られなかった笑顔。「お正月はこたつで横になったりゆっくりしたい」とも話し、連戦の疲れをうかがわせた。

 大会連覇で初の五輪切符を手中に収めた羽生結弦(ゆづる)=ANA=は「全日本王者だからといって、羽生結弦以上でも以下でもない。ありのままの自分でできることをしっかりやりたい」と宣言。シンガー・ソングライターの指田郁也(さしだ・ふみや)さんの「花になれ」を、水色とピンクの着物をアレンジした衣装で優雅に舞った。

 今大会は5位止まりだったものの、今季の自己ベストなどが評価されて3大会連続の代表入りを果たした高橋大輔(関大大学院)は、選考の結果惜しくも落選した今大会3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)を思いやり、「崇彦も僕も五輪を目指してやってきた。崇彦の思いも受け止め、五輪の演技で示したい」と決意した。初の全日本女王となって五輪行きを決めた鈴木明子(邦和スポーツランド)は「五輪がゴールではなく、次の人生がそこからつながっていく。楽しみ」と期待の弁。町田樹(たつき)=関大=は自ら振り付けた「白夜行」、村上佳菜子(中京大)も洋楽で伸びやかに舞った。
【芳賀竜也】
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