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Index[Diary]ニュース(2009-2013) 【F1】有終の美か記録か 

【F1】有終の美か記録か

一部関係者の間では、セブが強いのではない、レッドブルのマシンが速いのだ、と頑なにセブの実力を認めようとしない人たちが居らっしゃりますが、この8連勝という記録は容易ではない。
その時代、時代によって違い、後世その記録は破られないのではないか、と記録更新の際言われる。
実際は10年経たないうちに塗り替えられたわけだが、2004年ミハエル・シューマッハがフェラーリで7連勝を達成した際、この7連勝という記録は塗り替えられないとまで言われた程だ。

今も当時もフェラーリは1stドライバーと2ndドライバーの立場を明確にしている。「2ndドライバーは1stドライバーの糧になれ」という方針。これは昔、1970年代1980年代の考え方で、1990年代にはもうちょっと古い考え方になりつつ、皇帝が5連覇をしたフェラーリ時代、2000年代には古い考え方となっていた。ちなみに2010年代の今となっては頑なに貫いてきただけあって、フェラーリなら仕方ない考え方としては「有り」となっている。

そんなサポート体制のある状態で皇帝は7連勝した。当の皇帝は数々の記録を打ち立ててきたが、常に「記録は破られるものだ」と言ってきていたが、それを周囲は「破れない記録となるだろう」と言った。
皇帝の言い分の背景には、「F1は進化し続けなければならない」という考えがある。レギュレーションは変わり、それによってマシンも変わる。それはドライバーやメカニックの技術が向上する。そうすればおのずと記録は破られるというものだ。
一方、皇帝が7連勝という記録を打ち立てた2004年というのは、レギュレーションによってチームオーダー禁止となっていた時代(2003-2010)であり、フェラーリ以外のチームでは1stドライバーと2ndドライバーの「立場」が明確に決められてはいなかったため、連勝しているドライバーのチームメイトに対して、指示が出せない、チームメイトの協力なしに記録は達成できないであろう、故に記録は打ち破られないという考えに至っていた。

そんな中、セブは8連勝した。
1st、2ndに格差がないレッドブルで、しかも今季マレーシアGPでの21オーダー無視事件によって協力を得られない状況の中で、だ。
そこで出てくるのが「レッドブルだから」という考え方。
とは言え、レッドブルは本当に周囲が言う程、ずば抜けて速いのだろうか。

レッドブルは2005年からF1に参戦しているが、元はジャガー・レーシング(2000-2004)の参戦権を買い取っての参戦であり、ジャガーはスチュワート親子共同出資のスチュワート(1997-1999)をフォードが買収。
それまでの成績はスチュワード時代3年目に1勝とコンストラクターズ4位と3年でのし上がったが、ジャガー時代の5季は下位に沈んだ。
そこからセブが加入の2009年まで、中堅チームであり、最高順位は3位表彰台が2006-2008季に1季に1回あった程度であった。
それが2009年、セブ加入1年目第3戦中国GP、セブとマークの1-2フィニッシュを始め、5勝を上げる(マーク2勝、セブ3勝)。この年レッドブルはコンストラクターズ2位になり、セブもドライバーズで2位となる。
しかしピット作業に時間がかかり、とれるレースを落としたことも少なくない。正直言ってしまうと、ピット作業にかかる時間は下位チームのまま。どれだけセブがマージンを築いても、1回のピット作業でそのマージンを使い切ってしまうお粗末さ。そのお粗末さによって1年チャンプになるのが遅れたと言っても過言ではない、手際の悪さだった。

そこから一念発起し、ピット作業の繰り返し練習をし、マクラーレンやフェラーリと言った古豪のピット作業が速いチームにひけを取らなくなった。
この実績があるから波紋を呼んだ「他のチームの仕事ぶりは『プールで遊んでるみたいだ』」という過激な発言につながるのだが。
フェラーリしかり、マクラーレンしかり、最初からずっと速いチームなんてない。レッドブルも最初から速かったわけではない。そして栄枯盛衰、やがてはレッドブルも衰退するときがくるだろうし、まだまだ「帝国」と称される繁栄を見せるかもしれない。そこにセブが居続けるかどうかは不明だが。

レッドブルがずば抜けて速いという説に疑問があるのは、やはりこのマークの成績もある。
本当にレッドブルが「ずば抜けて」速いのであれば、常に1-2フィニッシュ、もしくは毎回2人共表彰台という成績を残しているのではないだろうか。
今のF1に面白味をなくしたとマークは言うが、来季はレギュレーションが大幅に変更され、マシンも新しくなる。また一から作る面白さもある。確かに一から作る面倒くささはあるが、マークは今のレッドブルのマシンを作り上げた実績がある。その楽しさを知っているはずなのに、残念でならない。

F1キャリア最終戦となるブラジルGP。ホナーはマークを優先させるとも、セブを優先させるとも明言せず、競わせると言った。
マークとしてはF1キャリア最後を優勝で締めくくる、有終の美を目指していて、セブとしては9連勝を目指しているわけだが。チームとしても悩みどころだろう。
今までRBを造るために尽力したマークと名実ともに9連勝がかかっているセブ。

9連勝という連勝記録としては、F1黎明期にアルベルト・アスカリ(1918.07.13-1955.05.26)が1952年第3戦ベルギーGPから1953年第4戦ベルギーGPにかけて築いた9連勝という記録がある。
ただアスカリの記録は、1953年第2戦インディ500(形式上世界選手権に組み込まれた)をチームが不参加したため、不出場となり、その不出場を除いた記録として7連勝+2連勝=9連勝となっている。
この不出場はドライバーの個人的な理由ではなく、チーム判断であり、別開催のインディ500を形式上選手権に組み込んだためであり、アスカリ自身は不可抗力ということもあり、9連勝とされるようで。

そんな「有終の美」か「9連勝」かという今季最終戦ブラジルGPは今週末開催。
ここで母国GPとなるマッサが覚醒したら、それはそれで面白い。

F1=フェテルとウェバー、最終戦で最後の対決へ
[20日 ロイター] -自動車レースF1の今季最終戦、ブラジル・グランプリ(GP)で、レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)とマーク・ウェバー(オーストラリア)は最後の対決に挑む。

今季総合4連覇を決めたフェテルはシーズン13勝のF1タイ記録、今季限りで12年のF1生活に休止符を打つウェバーは最後のレースでの勝利をかけて戦う。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「ウェバーが最終戦で勝てば最高の別れになる」としながらも、「彼は勝利をプレゼントされるのを嫌うだろう。フェテルも記録を狙っているし、いつも通り、真っ向勝負となる」とコメントした。

ウェバーは今季1勝も挙げていないが、第2戦のマレーシアGPでは終盤、順位を保てというチームの指示を無視したフェテルに抜かれ、優勝を逃した。タイトルがすでに確定した最終戦では、両者ともにチームオーダーを受ける可能性は少ない。
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